それでも目指すは古豪のいる場所。〜19年ぶりの関鉄竜ヶ崎線、キハ532初乗車⑦ | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

▶︎もうちょい歩く。古き良き街と古豪を求めて


さて、車両基地を巡り終えて竜ヶ崎駅に戻ってみた。

竜ヶ崎駅の駅舎は、かつて訪問した時とほとんど変わっていない。

駅前広場も広く取られ、かつての古き良き地方の交通結節点の趣を今に伝える。


駅前に2拠点もあるタクシー会社も、また乙なもの。

…但し食べ物屋は土曜日ということもありお休みか近くに見当たらず、食事難民化。

これもまた地方のあるあるに巻き込まれる形になってしまった。

何より、名物の龍ケ崎コロッケにもありつけなかったのは残念!


駅舎には、竜ヶ崎線の説明板も。

竜ヶ崎線は龍ケ崎市の“市民遺産”として、大切にされているようだ。

ただ“竜鉄”なんていう呼称は、常磐線沿線には他に“流鉄”もありちょっと紛らわしい。

もっともそれは、鉄道好きな人にしか分からない事柄ではあるのだけど。


晴れた昼の竜ヶ崎駅内は、節電も兼ねてか蛍光灯は消灯。

もっとも、こういった駅は昔は多かったような。


かつて駅外に掲げられていた駅名看板は、現在は構内に掲げられ保存されている。


改札が開くのは、到着4分ほど前から。

いの一番に改札を抜けて撮った写真。


ホームの駅名看板は少し近代仕様。


そして…

12:57、到着。


ゆっくり入線してきて、12:57きっかりに扉が開いた。お見事!


降車客は極めて速やかに改札を抜けて、三々五々散っていき…

待っていた乗車客は極めて速やかに乗り込み、座席を確保。


それを3分の間にこなすと、また佐貫に戻っていく時間になる。


また老体に鞭を打ちつつ、奮走!


そして…


二度目の入地駅。


ちょっと、今の自分には堪能するのは10分じゃ足りなかった。

タイムリミットが近づく中で、もう少し、無人駅との戯れの時間を取る。