ちらっとワシントンDC出張中。

20代なら喜んで行った立て続けの出張も10時間を超えるフライトはきつい。

この後、ロンドンへ行く。

でも、家族や友人に会えるので嬉しい😃


DCに来ると会う70才の心臓医の友人。

友人と言うには、大先輩。

世界的に有名な医師。

手術からは離れたけれど、講演やライブケースの指導で忙しく飛び回っている。

時々、目覚めた時に自分がどこにいるのかわからない時があると言う。

旅に慣れた彼も流石に弾丸出張はやめて観光も楽しんでから戻る様にしているそうだ。

私も一時期そんな時が有ったけれど、身体に悪いので長距離フライトを伴う出張は、最低行って帰って一週間は取る。



アメリカ入国時、いつもビクビクする。

9.11の直後、失敗をやらかした。

と、言うよりは、緊急事態で空港の対応がいきなり変わっていたからだ。


テロ発生時は、インターンをしていて東京にいた。

授業が始まるのでアメリカに戻らないといけなかった。

大惨事で空港が閉鎖になっていた。

再開後、すぐの国際線でとりあえず行けるシカゴへ移動した。

機内でもらった水のペットボトルを手荷物に入れたまま降りた。


飛行機を降りると直ぐに手荷物検査が設けられていた。

ペットボトルは、持ち込みが禁止になっていた。

検査までに飲み干すか、捨てておかないといけなかったらしい。

いきなり出来たルール。

そんなの知りませんよ。

機内でのアナウンスも無かった。

まあ、緊急事態だから止むを得ない。

でも、何故、ペットボトルがダメなの?


係の大柄な女性、バッグからペットボトルを取り出し、無言で手招き、別室に連れて行かれた。

まあ、態度悪いったら、、、犯罪者扱い。

ペットボトルは未開封だったので没収のみ。


IDとパスポートを見せた。

海外渡航歴が多くて怪しまれた。

でも、家族状況やら色々を説明し、どう見ても私は善良な若者。テロリストには、見えない。

20分程度で解放された。

他にも別室送りになった人々が沢山いた。


解放前にお気に入りのバッグ👜に何やら、クリームみたいな物をベタベタ塗られた。

それ何ですか?と聞いても答えない。

調べても何だったのかわからない。


きっと、要注意者としてセキュリティで反応するのではないかと思う。

別室に連れて行かれた間、パソコンで入力するらしき係官、私のIDやパスポートは見ているものの、何も記録していないのがわかった。

入力の振り😆

緊急対応でオーガナイズされた感も無く、急で彼らもどうしたら良いのかわからなかったのだろう。


ただ、バッグに塗られた物が気持ち悪いので解放直後に捨てた。


記録され無かったし、バッグは捨てた。

そもそもビクビクする理由は何も無い。

あれから時間も経過したし、アメリカが記録を残しているはずも無いけれど、

未だにアメリカ入国時にはびくつく😅


最近は、空港に行く度に色々な手続きが変わっている。

スマホや機械で手続きできてしまう事が増えた。

便利になった様で実は、リスクは増えているのでは?と思う。

ヒースローでは、日本のパスポート保持者は、18歳以上は、eGate利用。自動化だ。

イギリスでは、ETAが始まったけれど、それが安心なのかよくわからない。

先日の出張でこれを知らずに着いた日本人が申請しておらず、別室送りになった。

知らないと言うのは、怖い。


9.11前、アメリカの国内線の移動は、非常に緩かった。アメリカだけではなかっただろう。

搭乗ゲートまで見送り出来た。

ボーイフレンドが飛行機のドアまで見送りに来た事も出来た空席が有れば、搭乗出来てしまえそうだった。


現在においては、昔話。

もっと見送りゆっくりしたいよなーと思う。


アメリカは、前から出国時にはスタンプ無しの去る者には、興味無い国だったけれど、今は多くの国でスタンプはなくなりつつある。

スタンプを見て思い出に浸る事は無かったけれど、いつどこに行ったかわからなくなるので自分で記録している。

国を跨いで引っ越しする際のビザの申請などに渡航記録が必要となる場合が有るからだ。

言えばスタンプを押してくれるそうだけど、手続きが有るらしい。面倒だ。


簡略化されたり、面倒が増えたり。

アンテナが不可欠。