慢性疲労症候群(CFS)の闘病日記 -17ページ目
前の記事:今年何度目かの芝刈り
今日は以前からの計画どおり
気になっていた映画を観ました
ブラッド・ピット主演の
ブレット・トレインです

こちらは「オーデュボンの祈り」で
デビューした伊坂幸太郎さんの
「殺し屋シリーズ」と呼ばれるうちの
2作目「マリアビートル」が原作
2作目から観て話が分かるのかと
心配される方も多い気がしますが
伊坂さんの著作をお読みの方は
ご存じのとおり他作品の人物が
次の作品にちょっとだけ出演する
ということが多い作家さんのため
基本的に何の予習も必要なく
ただただ楽しめる作品です
今回の映画化にあたっては
あの淡々と進む原作の雰囲気を
どうエンタメとして料理するのかと
とても楽しみにしておりました
ネタバレしない感想としては
① 原作ファンも納得
② 登場人物が魅力的
③ ツッコミどころ満載
④ 選曲のセンスが最高
⑤ とにかくクールで痛快
といったところでしょうか
今回は字幕版を鑑賞しましたが
吹き替え版あるあるとして
日本人キャスト真田広之さんは
声優の井上和彦さんが
美味しんぼ:山岡士郎
夏目友人帳:ニャンコ先生
あらためて声をあてています
ご本人の声で鑑賞したいなら
字幕版をおすすめします
鑑賞後は輸入食材店のカルディへ
ちょっとだけ寄り道をしてきました

バニラ風味のコーヒーが気に入り
飲みきったための補充が目的
せっかくなので他の味を購入して
すでに2種試してみましたが
ヘーゼルナッツがとてもよい香り
きび糖との相性も良いので
病状が改善してカフェインが
問題ない方であれば
どうぞお試しください

頭部と肩のお灸を続けているので
人差し指がもぐさのヤニで橙色に
病気発症の1~2年前から現在まで
頭皮が荒れやすくなっていますが
頭部の筋肉の収縮・緊張からくる
血行不良が大きな原因だろうかと
特効薬が開発承認されるのは
果たしていつの日になるのか
吉報を待つばかりです
次の記事:食生活と体重管理
前の記事:飼い猫の葬儀のこと
気温の変化が激しいですね
急に寒くなったかと思えば
今日は再びの暑さでした
そろそろマズイ状況に近いので
仕方なしに芝刈りをしました
芝刈りの際は猫が外に出ないよう
庭との行き来の際に網戸を閉め
注意を払っていたものですが

その必要もなくなりました
というよりもうっかり出してしまい
エサで釣ることも多かったです
ところでお気づきでしょうか
靴下が色違いであることを
干した状態のまま靴下を
選ぶことが多いうえに
蛍光灯が電球色のため
この2色をよく取り違えます
こうなるとこの組み合わせが
もう1組出来あがりますが
本日は休暇を取得しており
どのみち誰とも会わないので
今回は意図的に履きました
芝刈りも残すところあと数回
月日が経つのが速く感じます
これも復職できたからであって
闘病中は長い長いトンネルを
歩いていたような感じでした
復帰してから2年目となりますが
ワクチン接種後やコロナ感染後
動揺の症状が出て苦しむ方が
増えてきているようです
問題はその実態を調査せず
因果関係なしと簡単に患者を
切り捨ててしまっていること
昨日は後遺症に苦しむ患者の
駆け込み寺になっている
後遺症外来の医師を揶揄する
嫌なツイートもありました
自分の経験したもの以外
嘘であるというスタンスには
正直なところ一度なってみたら
いいのにと思ってしまいます
病院から診療拒否され
検査しても異常なしとされ
心の持ちようと誤解され
怠けていると疑われ
職や学業を諦めている
その人達の不安と苦しみは
誰に伝えたらいいのでしょうか
偉い立場の方が発症しないと
国は動かないのかなぁと
ニュースを見るたびに
ため息が出てしまいます
これから台風シーズン到来
気圧の乱高下と気温低下に
注意が必要になります
ここしばらくお灸をしても
歯ぎしりが止まりません
寝る前の頭部と肩のお灸が
睡眠の質向上に有効です
そろそろ手袋やニット帽を
常備しないといけません
皆さまもお気を付けください
(靴下も)
次の記事:映画「ブレット・トレイン」
前の記事:猫の通院と選択について
今回は治療費のことと
葬儀に関することです
2月に病気が発覚してから
通院回数は20回
総額は¥50,380でした
血液検査が\6,000
点滴が\2,500
ステロイドが1錠\150
食事が摂れなくなって以降の
2~3日ごとの点滴代が主でした
ステロイドは免疫が落ちるそうで
抗生剤と一緒に服用が必要です
錠剤を自宅で飲ませるのは
とても大変なことでした
動物病院で口の開け方を
教えてもらい練習しましたが
病院では借りてきた猫状態でも
自宅では弁慶に変身します
なんとか飲ませようとしても
舌を動かして外に出そうとし
苦い薬が溶けてしまいます
そのうち飲んだ振りをして
隠れて吐き出すという技を
覚える始末でした
結局一番効果的だったのは
洗濯ネットに猫をすっぽりと
首以外を包み込み
手足が動かないようにして
飲み込むまで口を閉じる
という方法でした
猫にとっては意味が分からず
「マズイものを飲ませる」
嫌でしかないイベントであり
言葉が通じないのが
飼い主としては辛く感じました
亡くなる前日の夜に初めて
トイレにも行けなくなりました
きれい好きだった猫でしたが
床にしたオシッコの中で
動くこともできない様子に
たまらず泣いてしまいました
いよいよマナーウェアかと
思っていた翌日の早朝に
苦しそうな呼吸をし始め
1時間ほどで永眠しました
口で呼吸をし始めたら
いよいよと獣医師より
話を聞いていたので
声をかけながら
ありがとうを伝えながら
看取ることができました
まずは尿で汚れた身体を
シャンプーで流しました
まぶたと口を閉じさせ
死後硬直が進む前に
まん丸の寝る姿勢に
身体を整えます
こちらは棺桶や
箱などに入らなくなって
しまうからということです
それ以外にも本来ならば
口や肛門などに綿を
詰めるようなのですが
固形物が摂れなくなって
しばらくしてからだったので
排泄するものもなく
念のためペットシーツを
敷くだけにとどめました
ペット霊園の営業開始を待ち
電話で火葬の相談をしました
当日は予約が埋まっており
翌日も仕事の都合で合わず
2日後の午前中に予約しました
問題は夏場の遺体保管
サイトで調べたので血液の多い
腹部と頭部を保冷剤で
冷やしておりましたが
さすがに夏場の2日は
まずかろうとそちらも
相談してみたところ
ドライアイスを勧められました
幸い近くの氷屋で扱っており
3kg以上から購入可能でした
4kgの小さな猫だったので
1日ぶんで5kgを購入します
氷と違い時間で気化するので
1日ごとに購入が必要です
氷屋が近所にない場合は
人間の葬儀屋などから
分けてもらうようです

遺体をドライアイスで冷やすため
後日捨てやすい折りたたみ式の
クーラーバッグを購入しました

小さい猫だったので充分でしたが
大きな猫や犬だと厳しそうです
直接ドライアイスを触れさせると
火傷を起こすそうなので
バスタオル越しに頭部
ベッドのクッション越しに腹部を
冷やすようにしました
外側が結露してしまうので
床にタオルなどを敷いて
おくのが良いと思います

葬儀の際はプラスチック類は
一緒に燃やせないようなので
ベッドやつめとぎに毛布
おもちゃや餌に水などを
写真にしてプリントしました
飼い猫にあてた手紙を用意し
花と餌も大丈夫ですよと
係員の方が教えてくれたので
一緒に火葬してもらいました
霊園の火葬料は猫の場合
\20,000(10kgまで)でした
自治体の火葬サービスも
あると後日聞きましたが
ペット霊園で良かったと
個人的には思っています
その理由としては
①合同の火葬ではない
②骨を部位ごとにきれいに
わけて説明してくれる
③人間と同じように自分で
骨を拾うことができる
④骨壺・骨袋をその場で
購入することができる
などが挙げられます
その他お経のCDを
流してももらえました
ペット火葬の体験談として
ペットの死に動揺して
確認不足で決めてしまい
他のペットと一緒の火葬で
骨を返してもらえなかったとか
ただのゴミ焼却トラックで
運転手の煙草と一緒に
燃やされてしまったとか
大きな後悔をされている方も
中には居るようです
こちらは辞退しましたが
新盆の合同法要も
無料で参加できるそうで
良心的な業者という印象でした
事前に色々と調べておいたので
自分でも驚くほどてきぱきと
全てを進められました
「縁起でもない」と思いがちですが
きちんと見送るためには
元気なうちに検討することが
大事だと感じました
これでひと区切りつきました
何かの参考になれば幸いです
ペットの旅立ちにつきまして
温かい言葉をいただきまして
ありがとうございます
今後は通常運転に
切り替えようと思います

次の記事:今年何度目かの芝刈り
前の記事:四十九日を迎えました
今回は猫の病気の発覚から
治療方針の選択について
お話しようと思います
子猫の頃から大きな病気もなく
病院のお世話になることも
ほとんどなかった猫でしたが
1月末あたりから帰宅しても
出迎えてこなくなりました
寒さのため布団から出るのが
億劫なのかと思っていましたが
そのうち空ぜきが出始めました
風邪を引いたものと考えました
いつの間にかできた皮膚炎を
かゆがって舐めていたので
そちらがメインで受診しました
皮膚炎の状況に加えて
空ぜきをする話をすると
獣医師が頬のあたりを
探り始めました
するとリンパが腫れており
おそらくはリンパ腫であろうと
思いがけない展開となりました
このあたりが腫れていました
おそらくはひと月以上前から
少しずつ腫れてきたはずだと
ご家族で他に誰か気付いて
いたのではと尋ねられました
普段猫が触られたくない箇所は
触らないようにしていました
顔周辺は耳と喉と鼻筋くらいで
頬のあたりはノーマークでした
早期に気付いていれば
手術という手段もあったそうです
ちょうど冬の時期でもあり
顔が冬毛でまん丸の状態で
見た目にも全く気付けませんでした
何もしなければ余命2か月ほど
あとは抗がん剤かステロイドで
寛解を目指すのが定石であり
上手くいったとしてもいずれ
再発するので長くても半年か
7~8か月くらいだろうかと
見通しを説明いただきました
その日は皮膚炎の薬だけを
塗ってもらって帰宅しましたが
とにかくネットで抗がん剤での
治療について調べました
調べてみればみるほど
人により猫により賛否両論
傾向としては寛解した方は
「あきらめず治療をするべき」
苦しい思いを強いてしまった
と後悔されている方は
「そのままそっと看取るべき」
という立場が多かったです
獣医師からも抗がん剤は
強いもので猫は話せないが
相当きついみたいだと
言われていました
ネットで調べてみても猫用の
抗がん剤があるわけではなく
人間用のものを使用します
健康状態を見ながら投与し
効果が出なくなれば
より強い抗がん剤に移行
一時的に寛解しても
健康な細胞も攻撃するので
徐々に弱っていくようでした
何度か通院するなかで
獣医師と相談をすすめ
相当悩んだうえで
第1に高齢であること
第2に長く苦しませたくない
以上の2点のことから
積極的な治療をやめました
そのうち1か月くらいで
食べられなくなってきたので
あらゆるペットフードを買い
口にできるものを探しました

香りの強いものが駄目なようで
まぐろのたたきや
ささみを湯がいてもみましたが
全く手をつけず
無添加の水煮系パウチのみ
かろうじて食べられたので
あちこちで買い集めました
それすら食べられなくなり
空腹なのに食事がとれず
ただただ弱っていく姿をみて
決意が揺らぎました
最後に好きなものを
たくさん食べさせてやりたいと
抗がん剤よりはダメージの少ない
ステロイドの投与を試すことに
運良く2日で劇的な効果が出て
腫れも一時的に収まりました
食欲も戻ってきたので
色々なものを食べさせました
1か月あまりではありましたが
一緒に寝たりすることもでき
いずれ来る永遠の別れのための
準備期間にもなった気がします
看取った現在思うことは
①あらゆる箇所を日頃から
触ってチェックすること
②いつもと違う様子を
気候や年齢のせいと
思わず通院すること
③生き物はあきらめず
最後まで生きようとする
ということです
余計に苦しませたくないと
人間の思考を基準にして
考えたことそれ自体が
余計なお世話だったのかと
今では思っています
次の記事:飼い猫の葬儀のこと
次回は葬儀関連について
お話する予定です
長文にお付き合いくださり
ありがとうございました
前の記事:愛猫に関するご報告
しばらく投稿を控えておりましたが
四十九日まではやめておこうと
自分の中で決めただけのことで
予想よりは元気に暮らしています
まだこちらに居るだろうからと
水替えと餌やりも
トイレもベッドも
「行ってくるよ」も「ただいま」も
これまで通りだからでしょうか

餌を餌皿にあけていますが何しろ
減らないのでにおいがこもります
ラップする方式にしましたが
お供えは開封しなくていいらしく
今後は袋のまま週に1度とか
月命日あたりに縮小するつもりです
変化したことと言えば
ドアを開けておかなくてもよく
侵入禁止エリアも解除
椅子を奪われることもなく
爪とぎガードの心配もなく
毛玉を踏まないように
気をつける必要もなく
花を活けても延命剤入りの
水を飲まれる心配もなく
花瓶の転倒リスクもなく
ブログの投稿中に
妨害されることもありません
生活のあらゆる場面で
不在をひとつひとつ
受け入れていくような
ひと月あまりでした
夢も2度ほど見ました
胸の上に乗って顔を
ペロペロと舐める
いつもの様子でした
すぐに夢と気付きましたが
そのまま抱きしめて
生前ならザラザラ回避で
顔を背けていましたが
されるがままにしました
慰めに来てくれたものと
ありがたく受け取りました
ひと区切りつきましたが
今回初めての経験となった
治療についてのことや
葬儀についてのことは誰かの
役に立つかも知れないので
記録として残そうと思います
タイトルで分かるように
しておきますので
見るのがつらい方は
スルーしてください
ではおやすみなさい
次の記事:猫の通院と選択について

