前の記事:猫の通院と選択について

今回は治療費のことと

 

葬儀に関することです

 

2月に病気が発覚してから

 

通院回数は20回

 

総額は¥50,380でした

 

血液検査が\6,000

 

点滴が\2,500

 

ステロイドが1錠\150

 

食事が摂れなくなって以降の

 

2~3日ごとの点滴代が主でした

 

ステロイドは免疫が落ちるそうで

 

抗生剤と一緒に服用が必要です

 

 

錠剤を自宅で飲ませるのは

 

とても大変なことでした

 

動物病院で口の開け方を

 

教えてもらい練習しましたが

 

病院では借りてきた猫状態でも

 

自宅では弁慶に変身します

 

なんとか飲ませようとしても

 

舌を動かして外に出そうとし

 

苦い薬が溶けてしまいます

 

そのうち飲んだ振りをして

 

隠れて吐き出すという技を

 

覚える始末でした

 

 

結局一番効果的だったのは

 

洗濯ネットに猫をすっぽりと

 

首以外を包み込み

 

手足が動かないようにして

 

飲み込むまで口を閉じる

 

という方法でした

 

猫にとっては意味が分からず

 

「マズイものを飲ませる」

 

嫌でしかないイベントであり

 

言葉が通じないのが

 

飼い主としては辛く感じました

 

 

亡くなる前日の夜に初めて

 

トイレにも行けなくなりました

 

きれい好きだった猫でしたが

 

床にしたオシッコの中で

 

動くこともできない様子に

 

たまらず泣いてしまいました

 

いよいよマナーウェアかと

 

思っていた翌日の早朝に

 

苦しそうな呼吸をし始め

 

1時間ほどで永眠しました

 

口で呼吸をし始めたら

 

いよいよと獣医師より

 

話を聞いていたので

 

声をかけながら

 

ありがとうを伝えながら

 

看取ることができました

 

 

まずは尿で汚れた身体を

 

シャンプーで流しました

 

まぶたと口を閉じさせ

 

死後硬直が進む前に

 

まん丸の寝る姿勢に

 

身体を整えます

 

こちらは棺桶や

 

箱などに入らなくなって

 

しまうからということです

 

それ以外にも本来ならば

 

口や肛門などに綿を

 

詰めるようなのですが

 

固形物が摂れなくなって

 

しばらくしてからだったので

 

排泄するものもなく

 

念のためペットシーツを

 

敷くだけにとどめました

 

 

ペット霊園の営業開始を待ち

 

電話で火葬の相談をしました

 

当日は予約が埋まっており

 

翌日も仕事の都合で合わず

 

2日後の午前中に予約しました

 

問題は夏場の遺体保管

 

サイトで調べたので血液の多い

 

腹部と頭部を保冷剤で

 

冷やしておりましたが

 

さすがに夏場の2日は

 

まずかろうとそちらも

 

相談してみたところ

 

ドライアイスを勧められました

 

幸い近くの氷屋で扱っており

 

3kg以上から購入可能でした

 

4kgの小さな猫だったので

 

1日ぶんで5kgを購入します

 

氷と違い時間で気化するので

 

1日ごとに購入が必要です

 

氷屋が近所にない場合は

 

人間の葬儀屋などから

 

分けてもらうようです

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遺体をドライアイスで冷やすため

 

後日捨てやすい折りたたみ式の

 

クーラーバッグを購入しました

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小さい猫だったので充分でしたが

 

大きな猫や犬だと厳しそうです

 

直接ドライアイスを触れさせると

 

火傷を起こすそうなので

 

バスタオル越しに頭部

 

ベッドのクッション越しに腹部を

 

冷やすようにしました

 

外側が結露してしまうので

 

床にタオルなどを敷いて

 

おくのが良いと思います

葬儀の際はプラスチック類は

 

一緒に燃やせないようなので

 

ベッドやつめとぎに毛布

 

おもちゃや餌に水などを

 

写真にしてプリントしました

 

飼い猫にあてた手紙を用意し

 

花と餌も大丈夫ですよと

 

係員の方が教えてくれたので

 

一緒に火葬してもらいました

 

 

霊園の火葬料は猫の場合

 

\20,000(10kgまで)でした

 

自治体の火葬サービスも

 

あると後日聞きましたが

 

ペット霊園で良かったと

 

個人的には思っています

 

その理由としては

 

①合同の火葬ではない

 

②骨を部位ごとにきれいに

 

わけて説明してくれる

 

③人間と同じように自分で

 

骨を拾うことができる

 

④骨壺・骨袋をその場で

 

購入することができる

 

などが挙げられます

 

その他お経のCDを

 

流してももらえました

 

 

ペット火葬の体験談として

 

ペットの死に動揺して

 

確認不足で決めてしまい

 

他のペットと一緒の火葬で

 

骨を返してもらえなかったとか

 

ただのゴミ焼却トラックで

 

運転手の煙草と一緒に

 

燃やされてしまったとか

 

大きな後悔をされている方も

 

中には居るようです

 

 

こちらは辞退しましたが

 

新盆の合同法要も

 

無料で参加できるそうで

 

良心的な業者という印象でした

 

事前に色々と調べておいたので

 

自分でも驚くほどてきぱきと

 

全てを進められました

 

「縁起でもない」と思いがちですが

 

きちんと見送るためには

 

元気なうちに検討することが

 

大事だと感じました

 

 

これでひと区切りつきました

 

何かの参考になれば幸いです

 

ペットの旅立ちにつきまして

 

温かい言葉をいただきまして

 

ありがとうございます

 

今後は通常運転に

 

切り替えようと思います

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