いや~~梅雨だというのに暑いね~~
昨日はブロ友(リア友)の伝馬さんの所で明るいうちから宅飲み。
ヤッパリ明るいうちから飲むのは最高ですね~。
久々に楽しい時間でした。
いつも宅飲み場所にしちゃってすみません。
またやろうね~~。
そういえば宅飲み画像が一枚も無い・・・・。まっ良いかw
はい、NSR250Rレストアその9です。
クランクケースが修理上がってきたのですが、その前にもう一仕事。
カセットミッションのベアリング交換。
あれ?画像がこれしかないな。
まあ要はインプットシャフトとカウンターシャフトとシフトドラムのベアリングの交換です。
30年以上前の機械ですからね、せっかくここまでバラしてるんだからやれる所はやっちゃいましょう。
そして修理があがったクランクケース。
バイク修理のアルミ溶接の専門業者じゃないので、しっかり肉盛りされてれば仕上がりの見た目は気にしませんとお話してましたが、十分な仕上がりです。
元のネジ山を残しつつ肉盛りし、クラックも消してもらってます。
そして新しく肉盛りした部分のタップ立てまでやってもらいました。
ただ、M12P1.25のロングのタップが無いとの事だったので、タップはこちらで用意しました。
これでエンジンが組めます。が、その前にこちらのケース側のミッションベアリングの交換。
さあエンジン組みましょうか!
ケースの上側
クランクベアリングのピンが当たる所もきれいですね。
クランクのセンターベアリングにOリングが付いているのですが、一応こいつも交換。
クランク両サイドのオイルシールをクランクに付けてケースに装着(ここの画像撮り忘れてる)
各ベアリングやコンロッドに2ストオイルをさしておく。
そして上側ケースに液体シールパッキンを塗りかぶせて上下からのボルトを締め付けて腰下完成(ミッション除く)
ボルトに使われているワッシャもスペシャルワッシャみたいなので、すべて交換。
当然だけど、この状態でスルッスルに回りますww
続いてピストン。
今回のクランクケース割れてる事件及び新品ピストン割れてる事件のおかげで追加発注した部品達。
これだけでもウン万円・・・・・。
たまったもんじゃないよね・・・・・。
新品ピストンにリング組んでいきますが、トップリングとセカンドリング間違えないでくださいね~。
修理書ではセカンドリングにエキスパンダが入りますが(MC16)MC21にはエキスパンダは有りません。がその部分は修理書に記載なしです。
ピストンピン・小端部ベアリングも交換して組付け。
こういうのをブログで上げたり、YouTubeで上げたりするのがいけないのかな?
出来る人には有益な情報だったりするけど、タダのド素人が出来る気になっちゃうんだろうね。
だから今回みたいなグダグダな車両が出来上がるんだよ。
しかも、それをどうにもできないからそのままヤフオクに流すという暴挙。
せっかくの車両がゴミだよこれは。
やれると思い込むのは勝手だけど出来なかったからって途中で投げ出しちゃって。
ガキじゃないんだから責任持てよ!
ホント、ド素人は絶対やっちゃダメだから。
DIY・・・・・・だから・言ったじゃないの・やめろって
一応フチコマは整備士だから、それなりの経験が有るからやってるんだけどね。(車だけど)
と、悪態付いてしまいました、ゴメンナサイ m(_ _)m
シリンダ及びピストン各部に2ストオイルを塗りたくってからシリンダにピストン挿入。
シリンダを止めるナットは当然トルク管理しますが一か所だけボックスレンチが入らないところが有り(RCバルブシャフト下)ここはメガネレンチで良い感じに締め付け。
で、この画像の違和感。
一番後ろのスタッドボルト長いよね。
なんで長いのか意味不明?
パーツリスト見ても長くは無い。
手持ちのもう少し短いスタッドボルトに交換して、ヘッド取付。
ゴメンナサイ、これも違和感。
ヘッドをあと60度左に回して取付です。
この後、フロントバンクも同様に組付け。
で、ヘッドのスタッドボルトだけど、フロントバンクも2本短いのが付いてたんですよ。
この一本外した所とダブルナットかましている所。
ここはラジエータの下側を押さえるステーが付くためスタッドボルトが長いはず。
ココ用のボルトは用意してあるので交換。
こんな感じになるのが正解。
なのですが、社外のチャンバーを入れるとここに付くラジエータステーに当たるので、取り外すのが定番みたいなので、この際スタッドボルトも短くしたのかな。
ノーマルチャンバーだけど・・・。
ここで外したスタッドボルトをリヤバンクに使いました。
エンジンは組みあがりです。
エンジンは。
エンジンも降りてる状態だし、フレームもフレームだけになっているし、エンジン乗せるのも重くなっても苦じゃ無いのでカセットミッションも組みます。
まあ、ただ突っ込むだけだからね。これ自体は簡単。
なんだけど、ここでまたド素人がやっつけてるところ発見。
このシフトレバーのカバーなんだけど、取り付けてからシフトシャフトを動かして変速の確認をしていると、なんか擦れ音がする。
外してみると・・・
曲がってるんだよね~、左側ボルト穴の右の所。
どうするとここがこのように曲がるのか?不思議でならないし、確認しながら組めば解るだろって。
幸い買っておいたボルトナット一台分の中にこの部品が有ったので使って事なきを得ましたが、無かったらハンマーパンチで修理して再使用したんでしょうね。
プライマリドリブンギヤも取り付けて・・・・・・・・・て、今までの記事で薄々気が付いている人も居たんじゃないかと思いますが、はい、湿式クラッチから乾式クラッチにコンバート致します。
前のウォーターポンプ交換の画像で乾式のクラッチ側のカバーだと気づかれちゃったかなぁ~~なんて。
ヤッパリNSR250Rに乗るなら乾式クラッチにしたいよね~~。
でもクラッチ関係の部品だけではなく、一番お金のかかるカセットミッション一式も乾式用にしなければならないのは金額的に痛かった。
まあ、インプットシャフトが部品出ればシャフトのみの交換でミッションは済むんだけど、インプットシャフトは廃盤なので、乾式用のカセットミッションAssyを用意しました。
その他プライマリドリブンギヤ・クラッチ関係・クラッチ側カバー他チョコチョコ必要な部品をヤフオクや純正部品及びDMRさんの部品で調達。
で、ここでまた一つ問題発覚。
ヤフオクで落札したクラッチ側カバーなんですが、先日無事ウォーターポンプのシールも交換を終えて、後は付けるだけ~~って思っていたんですがなんと!!!!
ドレンプラグがトゥルットゥルに舐めていて、液体パッキンで突っ込んでありました。
また一つヤフオクの闇が・・・・・・・別出品者だけど。
って言ってても始まらないので、M10のドレンボルトをM12P1.25のドレンボルトにしてしまえ!
M12のドレンボルトならトヨタ車用持ってるし。
で、11mmの下穴を開けて、クランクケース修理時に買ったロングのタップがM12P1.25なのでこれを使って修理しちゃおう!!
なんですが勢いで慎重さが欠けてたんですね・・・・・・
ネジは立ったのですが・・・・ナナメ・・・・・・。
ガスケット入れて締め付けてから裏にオイルを貯めて確認したらヤッパリ漏れてくるんですよ。
でもここまで来たらウォーターポンプのシールも替えてお金かかってるし、新たにカバーを用意するわけには・・・・・・。
苦肉の策ですが下穴をキッチリ真っ直ぐ開け直してヘリサートをぶち込む!
これしか方法が無い!!
で結果、成功でございます!
キックギヤを取り付けてからカバーをエンジンに付けてひとまず完成。
なのですが、ここでもド素人がやってくれてました。
このボルトの回り止めのツメ。起こしてませんでした。
そしてウォーターポンプギヤとクランクケースの間に入るスラストワッシャ入ってませんでした。部品が廃盤じゃなくて良かった。
と、もうひとつ
外して使わなくなった湿式用のカバーなんですが、改めて見てみたらこれですよ。
外す時にキックギヤ関係もバラけたんで、そういうもんだと思ったんだけど、この割れを見ると何か組間違いをしていたんではないかと思われます。
はぁ~~~~~~~~
も~~~~~ヤダ!
とキレてぶちまけたいのですが、良い大人(ジジイ)が取り乱してるところをお見せしてもしょうがないので、一言
出来もしないのに出来る気になってバイクを壊すな!
ライディングもそうだけど無理と無茶をはき違えてるバカが多すぎる。
とりあえずエンジンは組みあがったので、今回はここまで。
次回は、心を落ち着けて進めていきましょうwww