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cb650r-eのブログ

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半年前に、CB650R e-clutch を注文したような。

 

「BOXER」に行こうとしたが…。

 

 その日の夕方、寮の駐車場からバイクを出してエンジンをかけようとした。
 

 「ギュル。ギュール。」
 まずい、バッテリーが上がっている。
 独身寮の前の道は、緩やかだが、長い下り坂になっている。
 「1発勝負だな」と心で思いつつ、イグニッションキーをONにして、ギヤをsecondに入れて、クラッチを切った状態で、全力でK75を押した。
 勢いがついたところで素早く跨り、クラッチを一気に戻す。
 「かかれ。たのむ。」
 「カ、カ、カ、ブル。ブル、ブルーン」
 「かかった、」すぐにクラッチを切って、ニュートラルに戻し、アクセルをいつも以上に、吹かした。
 「ラッキー。」そのまま「BOXER」に向かった。

 高井戸の「BOXER」まで、エンストしないよう丁寧なクラッチワークを心がけた。
 店に到着すると江口つぁんは店の外に立っていた。
 「バッテリー、ダメになったろう」江口つぁんから声をかけてきた。
 

 「まじで、なんで分かったんすか?」
 

 「いや、今、分かった。」「前回来た時とクラッチワークが全く違う。」
 「絶対にエンストさせませーんと、お前のクラッチワークが言っている。」
 

 「さすが。そこですか。」
 

 さっさと、降りやがれ。俺は忙しいんだ。

 

 このブログの内容はフィクションです。 実在の人物や団体などとは関係ありません。

 

 

 

 

 



 

半年前に、CB650R e-clutch を注文したような。

 

「BOXER」に電話する。

 

 土曜日の朝10時過ぎに独身寮2階の食堂にある10円玉式の公衆電話で「BOXER」に電話をかける。
 「あ、江口さんですか?」
 「K75の山本です。明日、タイヤ交換したいんですけど、大丈夫ですか?」
 「ボーナスは出たんかい」
 「はぁ、一応」
 「じゃあ、バッテリーとクラッチワイヤ、オイル、フィルターも交換だ」

 「言っとくが、タイヤはメッツラーかコンチ(ネンタル)の2択だからな、今日の夕方6時にきやがれ。それまで、バッテリーの初期充電をしといてやる。金を忘れんなよ。」
 「はい、わかりました」と言って電話を切った。余った、10円玉が2枚落ちてきた。

 

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【希望】30年後の立ち食いそば屋さんのはなしです。(つづき)

一応、このブログでは1994年頃をウロウロしてる設定ですので、30年後の未来に行って、立ち食いそば食べてみた。

 

「ジャンセ!、ジャンセ!」

 

 さて、本当に久しぶりの一人での東京出張である。 となれば、昼は「小諸そば」に行くのが自然な流れだ。 残念ながら京橋店には行けなかったが、スマホで検索からの最寄りの「小諸そば」の暖簾をくぐる。まず目に入るのは食券機。昔は現金後払いだったけど、令和の時代ではこれが当然。二枚盛は・・・と、450円。この物価高の折、頑張ってるねぇ。

 

 「ジャンセ、ジャンセ」… あれ、見つからないぞ。近くにいたパートさんに「すみません、ジャンセ…あ、ジャンボかき揚げせいろそばのことですが、ボタンどこにあるのでしょうか?」と聞いてみた。「うちのメニューにはありませんねぇ」とそっけない答えが返ってきた。

 大きめの店舗なのに「ジャンセ」がないの? これは店選びを間違えたかな。腑に落ちなかったが、しかたなくニ枚盛のボタンを押した。 
 二枚盛を食べながら、スマホで「小諸そば ジャンボかき揚げせいろ」と何度も検索してみたが、何もヒットしなかった。



 あんなに旨かった、奇跡のメニューが消えてしまったのはなぜなのだろうか?
 自分の中では七不思議の一つである。

 

(注)小諸そばの「ジャンボかき揚げ」ではありません(イメージ)

 

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【希望】30年後の立ち食いそば屋さんのはなしです。

一応、このブログでは1994年頃をウロウロしてる設定ですので、30年後の未来に行って、立ち食いそば食べてみた。

 

俺の「いつもの」

 

 ほとんど毎日、昼飯は「小諸そば」。寮で朝飯を食べたのに、出勤前に「小諸そば」。休日も寮の近くで「小諸そば」。そう、東京での4年間は「小諸そば」一択であった。
 しかも、俺のオフィスの隣のビルの地下一階にある「小諸そば」は、第1号店である。


 

 お昼時には列ができることもあるが、麺職人さん1人と2人のパートさんが、極狭のコの字型カウンターで切り盛りする奇跡のお店である。

 俺がレギュラーで頼むのは「ジャンボかき揚げせいろ」。二日酔いや体調がいまいちのときは「二枚盛り」の二択である。

 そば湯の楽しみ方もここで覚えた。何しろ、日本そば好きになったのはこの「小諸そば」のおかげである。人生の中で、店のおばちゃんから「いつものですか?」と聞かれたのは、ここだけである。4年間で1000食ぐらい食べたのかなぁ。

 

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半年前に、CB650R e-clutch を注文したような。

 

EVANTIにて

 

店の雰囲気BGM(音量注意)

 

 「今度の日曜日は空いてるか?」小川次長が訪ねた。

 「富士五湖巡りですか?」

 

 1993年の東京支店赴任以来、季節が良い天気の日には、月に2回ぐらいは富士山方面にツーリングしている。

 

 「明後日は天気よさそうだから、5合目まで行こう」

 「いいですね。ただ、5合目に近づくと、空気が薄くなって、途端にエンジンが不調になるんですよね」と言うと。

 「そればかりは仕方ない、それだけ、K75のフューエルインジェクション(燃料噴射装置)の精度が高いってことじゃないか。」と小川次長が返す。

 

 ここに来るときは、余り仕事の話にはならない。もっぱら、バイクの話か次何処にツーリングに行くかのお話だ。

 

 「あ、タイヤ交換しなきゃ。」真ん中の溝もなくなりかけていたのだ。

 「明日の土曜日、『BOXER』にいってタイヤ新しくしときます。」

 


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半年前に、CB650R e-clutch を注文しました。

 

EVANTI

 

就業時間は、朝8:45から夕方5:45分までである。月末月初を除けば、社員は皆、だいたい6時頃には退社する。
私だけは、毎日、その日の外為伝票を全て精査して、取引先のクレジットファイルを読んで帰るので、一人残業して8時ぐらいに退社する。ときどき小川次長が付き合ってくれたり、打合せをしたりする。

休日前には、飲みにも誘ってくれる。店は、決まって「バー・エヴァンティ(EVANTI)」である。京橋の隣、銀座1丁目にあるビルの地下1階にある、全く目立たないイタリアン・バルである。軽い食事もたべられ、ここの「田舎風パテ」は最高である。夏は「石川県産の岩ガキ」は絶対に食べたい逸品である。

 


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昔、CB650R e-clutch を注文しましたが、夢かもしれません。

 

作られる数字
 

 表向きは複数社による共同送金だが、実態は元住商事が単独で行う送金だ。その米ドル資金を各社が円をドルに換金し一社に集中させる、それが「ジョイント送金」だ。

 会計処理の際、輸入取引としては200万ドル、さらに円建ての国内被仕向送金としても2億440万円が記帳される。単純な電話取引一つで、外為取引高は約4億円にも膨れ上がるわけだ。

 確かに、外為法や会社法には社内記帳の細部について明確な規定はない。しかし、東京支店の「お局」こと平野さんが平然と言う。「元住商事が一括で輸入報告書を提出するから、国際収支統計上の問題もないのよ。」

 俺は反射的に声が出た。「ただの『張りぼて』いや、架空取引じゃないですか?」

 「何言ってんの、ジョイント送金って立派な名称があるし、お金も動いてるし、為替差益だって出てるわけだし。」平野さんは、素人相手のように言い放った。

 明らかに異常だと感じるこの取引を、無視することはできない…。


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【希望】30年後の電気バイクのFunpanニュースです!

 

一応、このブログでは1994年頃をウロウロしてる設定ですので、

30年後の未来に行って、バイク事情を調べてみた。


ホンタが「EV Fun Concept」を発表! 初の電動スポーツ車として2025年に発売予定

 

【コメント】

ホンタはナンバーワン二輪車メーカーとしてEVであってもNo.1を目指しています。どんなとこでも勝ちたいっていうのはやっぱりホンタにはあるんですよ。


 

社長:カッコいいでしょう。
女性:社長~。もっと安くして~。

 

30年後のホンタ。本気度がすごい。やっぱり世界ナンバーワンバイクメーカですね。

未来の若者は、絶対これほしいよね。最高!

 

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昔、CB650R e-clutch を注文しましたが、なるべく思い出さないようにしています。

 

ジョイント送金
 

 週に数回かかってくる外為取引の電話。その多くは、大手商社や密接な取引先の商社カネミツからだ。

 「ジョイント仕向送金の連絡です。幹事会社は弊社元住商事、参加企業はカネミツ、関西貿易、御社(大阪貿易)の計4社ジョイント。総額850万ドル、うち弊社250万ドル、残り3社は均等に200万ドルずつ。仕向地はオーストラリア、送金目的は火力発電所向けの石炭パウダー輸入。輸入報告書は元住商事が一括で報告します。本日のTTSは102.20円、スプレッドは5銭です。2億440万円は本日外為円決済、ドル資金はチェース東京支店へのカバーでお願いします。」



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昔、CB650R e-clutch を注文しましたが、なるべく思い出さないようにしています。

 

やめるにやめられない

 

 「それは、為替差益『ゼロ』っていうことですか?」と思わず驚きを隠せなかった。「でもね、手数料は規定通り5,000円もらえるの。」平野さんは平然と続けた。
 数十万ドルの送金を行っても、1件あたり5,000円しか儲からないのか……。しかし、そもそも、大西洋漁業はなぜ元住銀行に直接送金を持ち込まないんだろう?

 山ちゃん、そろそろ俺の出番かな。背後から小笹さんが声をかけてきた。手には大西洋漁業のクレジットファイルを持っている。おもむろにそれを開くと、流暢な口調で話し始めた。

 「当店東京支店の開設は昭和57年(1982年)。新規開設に際して、当時の松岡社長は、元住銀行本店(大阪)を通じて東京営業部を紹介してもらったんだ。ここからは、大きな声では言えないが、当時、大西洋漁業は元住銀行に恩義があって、元住銀行は新規開業祝いとして、年間を通じて一定額の輸入L/Cや外国送金を大阪貿易東京支店に持ち込むよう依頼したわけ。それが脈々と11年間受け継がれているわけだが、外国為替取引の条件は、大西洋漁業の業容拡大と業績回復に伴い、どんどんシビアになっている。」

 「そういうことですか。」つまり、採算性がなくなっても、取扱高を維持したい東京支店としては、やめるにやめられないということか、と俺は心の中でつぶやいた。

 その後、上場企業との取引は、そのほとんどが不採算であることが分かった。

 

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