【希望】30年後の立ち食いそば屋さんのはなしです。(つづき)
一応、このブログでは1994年頃をウロウロしてる設定ですので、30年後の未来に行って、立ち食いそば食べてみた。
「ジャンセ!、ジャンセ!」
さて、本当に久しぶりの一人での東京出張である。 となれば、昼は「小諸そば」に行くのが自然な流れだ。 残念ながら京橋店には行けなかったが、スマホで検索からの最寄りの「小諸そば」の暖簾をくぐる。まず目に入るのは食券機。昔は現金後払いだったけど、令和の時代ではこれが当然。二枚盛は・・・と、450円。この物価高の折、頑張ってるねぇ。
「ジャンセ、ジャンセ」… あれ、見つからないぞ。近くにいたパートさんに「すみません、ジャンセ…あ、ジャンボかき揚げせいろそばのことですが、ボタンどこにあるのでしょうか?」と聞いてみた。「うちのメニューにはありませんねぇ」とそっけない答えが返ってきた。
大きめの店舗なのに「ジャンセ」がないの? これは店選びを間違えたかな。腑に落ちなかったが、しかたなくニ枚盛のボタンを押した。
二枚盛を食べながら、スマホで「小諸そば ジャンボかき揚げせいろ」と何度も検索してみたが、何もヒットしなかった。

あんなに旨かった、奇跡のメニューが消えてしまったのはなぜなのだろうか?
自分の中では七不思議の一つである。
(注)小諸そばの「ジャンボかき揚げ」ではありません(イメージ)
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