【希望】30年後の立ち食いそば屋さんのはなしです。
一応、このブログでは1994年頃をウロウロしてる設定ですので、30年後の未来に行って、立ち食いそば食べてみた。
俺の「いつもの」
ほとんど毎日、昼飯は「小諸そば」。寮で朝飯を食べたのに、出勤前に「小諸そば」。休日も寮の近くで「小諸そば」。そう、東京での4年間は「小諸そば」一択であった。
しかも、俺のオフィスの隣のビルの地下一階にある「小諸そば」は、第1号店である。
お昼時には列ができることもあるが、麺職人さん1人と2人のパートさんが、極狭のコの字型カウンターで切り盛りする奇跡のお店である。
俺がレギュラーで頼むのは「ジャンボかき揚げせいろ」。二日酔いや体調がいまいちのときは「二枚盛り」の二択である。
そば湯の楽しみ方もここで覚えた。何しろ、日本そば好きになったのはこの「小諸そば」のおかげである。人生の中で、店のおばちゃんから「いつものですか?」と聞かれたのは、ここだけである。4年間で1000食ぐらい食べたのかなぁ。
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