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cb650r-eのブログ

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君は…。

 

続いて入ってきたもう一人の女性にも、見覚えがある。

――ああ、やっぱり。大阪貿易時代の同僚、大杉さんだ。

 

 

「大杉 多香子です。よろしくお願いします」

「大杉さん? たしか2015年の大阪貿易と関西貿易の統合のとき、退職されたって聞いてたけど」

「ええ、あのときはいったん退職して……今回は10年ぶりの出戻りです」

「へぇ……」

あとで聞いた話だが、大杉さんはその後、ジェトロの関西の事務所で副所長として外為の知見を活かしていたらしい。なかなかの実力者だ。

「天野さんの肩書は地域戦略部・次長。大杉さんは主任調査役だ。二人とも、よろしく頼みますよ」

と千﨑部長。

「はい!」

と声をそろえて返事する天野さんと大杉さん。さすが、息もぴったりだ。

「さあ、戦力は揃った。早速ミーティングを始めるぞ」

部長は朝からずっと上機嫌だ。よほど今回の人事に手応えがあるのだろう。
 

このブログの内容はフィクションです。 実在の人物や団体などとは関係ありません。

あなたは…。

 

9時を少し回ったころ。

部室のドアがノックされた。

「どうぞ」

と、樫本さんが応じる。

ドアが開き、二人の女性が入ってきた。

先頭に立っていたのは――えっ?
「天野さんじゃないか。平成二年入社の、あの天野さんだよね?」

 



思わず声が出た。同期の彼女とは、久しぶりだ。

「千﨑部長、本日よりお世話になります。天野 亜希です」
そして、俺に向かってにっこり笑う。

「山本副部長、お久しぶり。平成二年の入社30周年同期会以来かしら」

相変わらず、冷静、沈着さは変わらないな…。

天野さんは新人時代、広報・宣伝部門に配属され、目覚ましい実績を上げたのち秘書課へ異動。秘書課長まで務めた後、ここ10年間は人事部副部長として手腕を発揮し、更にここ5年間は部内昇格により、当社初の女性人事部長として確固たる存在感を示してきた。まさに、当社における女性管理職の象徴的存在である。


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待望の増員

 

6月2日(月)。

出社すると、千﨑部長が俺と成瀬代理を席に呼んだ。

「待望の増員だ」

開口一番、そんな言葉が飛び出した。

「わずかではあるが、マネタイズの種もようやく芽を出し始めてる。このタイミングで一気にテコ入れしていきたい」

それはそうだ。地域振興なんて、どこも似たようなことをやってる。その中で一歩抜け出すには、今しかない――そんな部長の気合が伝わってくる。

「さて、そこでだ。この地域戦略部に、圧倒的に欠けているものは何か?」

千﨑部長の目が鋭くなる。問いかけに、成瀬代理がすぐに応じた。

「……女性の視点ですね」

「その通り!」

部長がパッと成瀬代理を指差して、まるでクイズ番組の正解発表のように声を張った。

「人事部に掛け合って、即戦力の女性管理職1名と主任調査役1名。今日から来てもらうことになった」

「どなたですか?」俺もつい身を乗り出して訊ねた。

「まあ、それは来てからのお楽しみってことで。どちらも間違いなく優秀だぞ」

珍しく上機嫌な部長。さては、よほど自信のある人材なんだろう。

 

 

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ある晴れた日曜日

 

6月。
梅雨の合間を縫って現れた、貴重な晴れ間。日曜日の昼下がり。

俺は和歌山県伊都郡高野町、高野山にある峠道――通称「K-1」に来ていた。
道の途中、小さな休憩所。脇には飲み物の自販機が一台。



 

そこに、見慣れた2台のバイクが停まっていた。
グリーンのKawasaki Ninja ZX-25R。そして、SUZUKIのモタード、DR-Z400SM。
そのそばで、ライダーたちが肩を揺らして笑っていた。

俺は静かに、2台の横に愛車――HONDA CB650Rを滑り込ませた。

「よ、山ちゃん。元気そうだな。K-3で会って以来か?」
「そうだな……言われてみれば、ちょっと久しぶりかもな」

森君だ。ZX-25Rのオーナーで、相変わらずの笑顔。

 



「それにしても山ちゃんのCB、だいぶ独特なスタイルになってきたな。フロントフェンダーに餃子返しみたいなのついてるし、サイドバッグもなんだかヨレヨレじゃん」

俺は苦笑いしながら、持ってきたペットボトルのお茶を一口すする。

「まあ……“普通のおじさんツーリングライダー”ってやつだからさ。森君の言う通りな」

すると、SUZUKIのライダーが俺に向かって軽く頭を下げた。

「はじめまして。竹田といいます」

 

年齢は……俺より若いか? けど、丸坊主のせいでよく分からない。

「この人、K-1じゃ昔からの顔役みたいなもんでさ。しかもこのモタード(SUZUKI DR-Z400SM)がとんでもなく速いんだわ」
森君が畳みかけるように言ってくる。



「へぇ、そうなんだ」
俺は肩をすくめ、お茶をもう一口。

そんなやり取りの最中、森君が声をかけてきた。

「山ちゃん。俺たち、K-1をひとっ走り行ってくるけど、どうする?」

「うーん……俺は今来たばっかだから、ちょっとゆっくりしてるよ」

そう言って、2人を見送る。

モタードがフロントフォークを大きく伸ばし、今にもウイリーしそうな勢いで加速。
そのすぐ後ろを、Ninjaが鋭く追いかけていった。

……数秒。
山には、再び静けさが戻っていた。

 

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カスタム完了。(フロント編③)

 

● ペットボトル ホルダー

材料費:約110円
主部品:自転車用のペットボトルホルダー(ダイソー)

 

<原因・理由>
・夏のツーリングに重宝するかなぁ(テスト未済)

 

<ひとこと>
・落ちたら大惨事。パンツゴムで固定。


落下防止加工済

 

 

まるで純正パーツのようなステイの固定部分

 

 

 

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グランフロント大阪&ナレッジキャピタル

 

小野:「この施設には約260のショップ&レストラン、さらに『ナレッジキャピタル』という知的価値創造拠点があります。

 



現地では、ナレッジキャピタルの運営に携わる岸原さんにご案内いただきましょう」



ナレッジキャピタル代表 岸原 博信 氏

岸原:「ようこそ、ナレッジキャピタルへ」

「ここは“知とアイデアをつなぎ、新しい価値を生み出す場”です。

科学、技術、アート、ビジネス——分野の違う人たちが集まり、交流して、化学反応のように新しいものを生み出す。そういう場所を目指しています」

 



▷具体的な取り組み


科学・技術を“体験”できる展示スペース

学生も参加できるワークショップやイベント

最先端の研究成果を展示する企業・大学のブース

実証実験やユーザー共創のラボ空間

山本:「これは……本気ですごいな」

成瀬:「会社に戻ったら、早速視察受け入れのプログラム案を作って部長に提案しましょう」

山本:「了解。なんだか、やっと俺も街づくりに関わってるって感じがしてきたよ」

 

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カスタム完了。(フロント編②)

 

● クラクション誤動作防止材

材料費:0円
主部品:模型用燃料パイプ(シリコン製)

    を小さく切って縦に割いたもの

 

<原因・理由>
・クラクションを誤って鳴らしてしまう
・特に冬、厚手のグローブをしていると、ウインカーキャンセル時に誤って「ビー」

 

<ひとこと>
・スイッチのプッシュ・フィーリングを固めに調整。以降、誤鳴らしほぼ無し。

 

 

 

※ 詳細はバックナンバー探してみてくださいね。

 

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エリアマネジメントとは?

 

 

 

成瀬:「続いて、“エリアマネジメント”の考え方についても教えていただけますか?」

小野:「はい。エリアマネジメントとは、住民や企業が主体となって地域を管理・運営していく取り組みのことです。

昔は行政が街づくりを主導していましたが、今は人口減少や財政難の影響で、それが難しくなってきました」

小野:「ただ、取り組む上で大きな課題がひとつあります」

成瀬:「それが“フリーライダー問題”ですね」

小野:「その通りです。自分は何も負担せず、他人の努力の成果だけ享受する人のことです」

【フリーライダーの実例】
「たとえば、ある商店街で店舗のオーナーたちが協力して清掃活動をしていたとします。ところが、すぐ隣の店は何もせず、でもきれいな通りの恩恵だけを受けてお客さんが増える。これが典型的な“タダ乗り”です」

山本:「なるほど……ちょっとモヤモヤしますね」

小野:「だからこそ、“日本版BID制度”のような、公平な負担と協力を前提とした枠組みが必要なんです。これは任意参加ではあるけれど、地域全体で『みんなでやろう』という合意形成を促すことで、フリーライダー問題の抑制につなげています」

小野:「百聞は一見に如かず、ですね。今回は時間の関係もありますので、これから『グランフロント大阪』をご案内します」

 

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大阪版BIDってなんですか?」

〜エリアマネジメントの現場に潜入2~



四菱総合研究所 小野(この)主任調査役

 

山本(俺):「……ところで、なぜ今この制度が必要なんですか?」
 

小野:「いい質問ですね。理由は大きく三つあります」

【なぜ今、BID制度なのか】
自治体の財政が厳しく、行政サービスだけでは限界がある

商業地の空洞化・高齢化が進んでいる

観光客の増加で、混雑・マナー違反など新たな地域課題が発生している

小野:「こうした状況の中、民間と地域が主役になって“自分たちの街は自分たちで守る”という姿勢が求められているんです」

成瀬:「では、大阪での導入例にはどのようなものがありますか?」

小野:「梅田やミナミ(心斎橋・難波)では、すでに地域企業や地権者が連携し、エリアマネジメント組織を立ち上げて活動しています」

成瀬:「つまり、大阪版BIDとは、地域が未来をつくる新たなまちづくりモデルということですね。民間・地域・行政が協働し、持続可能な都市を目指す取り組み……

小野:「はい、その通りです。非常によく整理された表現だと思います」
 

 

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大阪版BIDってなんですか?」

〜エリアマネジメントの現場に潜入!~

 

 

成瀬:すみません、小野主任調査役。副部長の山本は、当部に着任したばかりですので、制度の基本からご教示いただけますか。


四菱総合研究所 小野(この)主任調査役

 

小野:承知しました。
まず、BID制度とは「Business Improvement District」、つまり「ビジネス改善地区」の略称です。
ただし、日本では法制度上、アメリカやイギリスのように直接的な導入が難しいため、大阪市は独自にアレンジした「大阪版BID制度」を構築しました。

【大阪版BID制度の特徴】
地元の合意形成を重視
・地域の事業者や不動産オーナーが主体となって課題を共有し、議論を重ねます。
・そのうえで、エリアマネジメントの具体的な計画を策定します。

協力金は任意(=強制ではない)
・海外では法的に負担を義務化できる国もありますが、日本ではそれができません。
・したがって、大阪版では「共感による自発的出資」が前提となっています。

行政との連携
・大阪市が制度設計や手続き支援を行い、地域活動をサポートします。

【主な取り組み例】
公共空間(歩道・公園・駅前など)の清掃・美化

街灯や防犯カメラの設置

地域イベントの企画・運営

外国人観光客向けの案内体制強化

空きビル・空き店舗の利活用 などですね。

 

 

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