実用試験クリアです!
市販品みたいに見栄えはよくありませんけど、見た目よりはガッチリ付いてます。
強度も実用性も問題ありません。(今のところ…ですが)
ただ、峠攻める感はゼロですね。
まあ、リターンライダーですので、安全運転に努めます。
土俗村蔘鶏湯。
できたてほやほやのパスポートを握りしめて関西空港から、韓国・仁川(インチョン)空港へ。

ところで俺はこれまで、カルチャーも料理も含めて韓国にまったく興味がなかった。足を踏み入れるのも今回が初めてだ。
若い頃、仕事で韓国を相手に農水産物の輸入貿易はやっていたが、ほとんどが下関支店の扱いだった。
恥ずかしながら、ソウルがどの辺にあるかすら知らず、地図を見て「おお、北朝鮮の近くなのか」と驚き、「釜山は日本の対馬のすぐそばじゃないか!」と認識する。そして仁川空港のデカさにもビビる。
出口付近で、日本輸出振興会ソウル事務所長の前田さんが待っていてくれた。
襟の「Jeero」バッジですぐに分かった。
「大阪ビジネスコンサルタンツの山本です。所長自らお出迎えいただき、恐縮です」 「遠路、大阪からお疲れさまです。商工連の小里さんとは、昼食会場で合流します」 「分かりました。よろしくお願いします」
繁華街の大通りから、少し路地に入ったにぎやかな店。看板には「土俗村蔘鶏湯」とある。
「チキンスープの店ですかね?」と俺は能天気に聞いてしまった。
「トソッチョン・サムゲタン、蔘鶏湯(サムゲタン)の名店ですよ。平日でも行列ができるほどの人気店です。
参鶏湯は、鶏肉と一緒にもち米や高麗人参、かぼちゃの種、栗、ナツメなど、栄養満点の具材を煮込んで、柔らかい鶏肉と濃厚なスープを存分に味わえる料理です」
「へぇ〜、生まれて初めて食べますよ。楽しみだなあ」
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K3。面白いじゃないか。
ゴールデンウィーク真っ盛りの晴天の日、俺は初めての峠、K3にやってきた。
「こんな峠道、本当に存在したんだな……」
思わず、俺は心の底から感嘆する。
常識では到底考えられないような、峠ライダー垂涎のコースだ。
よくまあ、平成も令和もまたいだこの時代に、こんな道路を造ったもんだ――心底、驚かされる。
そんなことを思っていると、遠くからKawasaki Ninja ZX-25Rの、あの滑らかな4気筒サウンドが聞こえてきた。
「お、森君だな。」
視線の先、森君が、相変わらず見事なライディングで、ヘアピンカーブを軽やかにこなしながら、こちらに向かってくる。
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次は海外。
福井出張の余韻もようやく冷めた4月のある日の午後、千崎部長のデスクに呼ばれた。
「山本副部長は、当然パスポートを持ってますよね?」
「それが、あいにく…コロナ禍もあって切らしておりまして…」
「おやおや、上海駐在経験のある国際派の山本さんともあろう方が…」
「勘弁してくださいよぉ、部長」
「早速、明日にでもパスポートを申請してください。次の出張に必要ですから」
「海外ですか?」
「そう、インバウンド”の最新トレンドをつかんでほしいのですよ」
「韓国ですか?」
「その通り!ソウルに飛んでください。」
部長には言わなかったが、俺は中国に駐在したことはあるが、韓国には一度も行ったことがない。
なんとなく、最近の日韓関係やら政治の混乱を見ていると、気が進まなかったというのが本音だ。
「韓国語はわかりませんけど…」と俺は言った。
「向こうでは、日本商工連合会ソウル事務所長の小里鉄矢さんと、日本輸出振興会ソウル事務所長の前田直樹さんとランチセッションしてください。オール日本語です。それ以外はフリーですから、ロッテタワーでもどこでも観光してきてください。ちなみに、小里さんも前田さんも、私の古くからの友人ですので、ご安心を」
「分かりました」(部長の人脈、すごいねぇ)
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最初からやり直し!
やっぱり、全体にバランスが悪い。
納得がいかないので最初からやり直し!
分かりますか?端は2枚重ね、中央部はさらに1枚足して3枚重ねにしました。
化繊太ベルトも鉄部品でがっちり噛みこませました。
この改良により、強度は完璧です。
このフレームに、とりあえず、職場でタダでもらった非常持ち出し用カバンの下両端のプラスティック部品を結束バンドで固定します。(今のところ頻繁な取り外しは考えていないので)
真上から見たところです。前方の取り付けは、同じく結束バンドにしました。
後ろは、アルミの金具です。
う~ん。やはり、美しくはないわな!
擦り傷防止の緩衝シート貼りました(ズレてるけど)
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これ、毎回はやばいな。
週明けの月曜日、昼近くになり、千崎部長の席に報告に向かった。
「黒龍は旨かったですか?」部長は書類に目を落としたまま言った。
「はぁ、部長、ご存じなんですね。」
「えぇ、まぁ。」千崎部長は、さも当然のように答える。どうやら福井の日本酒事情にも詳しいらしい。
部長が顔を上げた。
「出張報告書は簡単で結構ですが、今後当部から顧客への提案書に使えそうな素材やキーワードは、しっかり文書に残しておいてください。」
「分かりました。」
それから俺は、法人クレジットカードの利用明細を恐る恐る庶務の榎本さんに提出した。内容は、JRのチケット代やホテルの清算など、結構な枚数だ。その最後の一枚が、あの「ステーキ鐵船」の明細だったわけだが。
樫本さんがその金額を見て、「うわっ!」と叫んだのが聞こえた。俺は、何事もなかったかのように、9階の社員食堂へ逃げるように階段を昇って行った。
「あの金額で経費処理できるんだろうか?」と、自分でもちょっと心配になりながら、昼定食を食べる俺であった。
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K3なんて聞いてないよ~。
それから、家族で九州旅行に行った話なんかをしていると、森君がふいに言った。
「山ちゃん、今度、K3を一緒に走ってみない?」
「おいおい、冗談きついぜ。ここらはK1とK2の二本だけだろ?K3なんて聞いたことないぞ。リターンライダーだからってバカにすんなよ。」
「違うってば!もともと、地元民しか使わない細い道だったんだけど、観光客の分散用に道路幅を拡張して、中央線も引かれて、今じゃ立派な道になってるんだよ。10年くらい前にさ。」
「ほんとかぁ?」
俺は半信半疑で尋ねた。
「ほんとほんと!」
そう言いながら、森君はスマホを取り出して、こそこそと操作を始めた。
「ほら!」
差し出された画面を覗き込む。
「ええっ?」
地図に映るのは、まるでサーキットのように曲がりくねった道路だった。
「すごいだろ?俺様の言ったとおりだろ~!」
「うーん、本当に知らなかったよ。K3ができたなんて……」
「天気のいい次の週末、午後一でK3集合な!」
「わかった。次はK3で会おう!」
俺は森君と固い約束を交わした。
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