カスタム完了。(フロント編②)
● クラクション誤動作防止材
材料費:0円
主部品:模型用燃料パイプ(シリコン製)
を小さく切って縦に割いたもの
<原因・理由>
・クラクションを誤って鳴らしてしまう
・特に冬、厚手のグローブをしていると、ウインカーキャンセル時に誤って「ビー」
<ひとこと>
・スイッチのプッシュ・フィーリングを固めに調整。以降、誤鳴らしほぼ無し。
※ 詳細はバックナンバー探してみてくださいね。
エリアマネジメントとは?
成瀬:「続いて、“エリアマネジメント”の考え方についても教えていただけますか?」
小野:「はい。エリアマネジメントとは、住民や企業が主体となって地域を管理・運営していく取り組みのことです。
昔は行政が街づくりを主導していましたが、今は人口減少や財政難の影響で、それが難しくなってきました」
小野:「ただ、取り組む上で大きな課題がひとつあります」
成瀬:「それが“フリーライダー問題”ですね」
小野:「その通りです。自分は何も負担せず、他人の努力の成果だけ享受する人のことです」
【フリーライダーの実例】
「たとえば、ある商店街で店舗のオーナーたちが協力して清掃活動をしていたとします。ところが、すぐ隣の店は何もせず、でもきれいな通りの恩恵だけを受けてお客さんが増える。これが典型的な“タダ乗り”です」
山本:「なるほど……ちょっとモヤモヤしますね」
小野:「だからこそ、“日本版BID制度”のような、公平な負担と協力を前提とした枠組みが必要なんです。これは任意参加ではあるけれど、地域全体で『みんなでやろう』という合意形成を促すことで、フリーライダー問題の抑制につなげています」
小野:「百聞は一見に如かず、ですね。今回は時間の関係もありますので、これから『グランフロント大阪』をご案内します」
このブログの内容はフィクションです。 実在の人物や団体などとは関係ありません。
「大阪版BIDってなんですか?」
〜エリアマネジメントの現場に潜入2~
山本(俺):「……ところで、なぜ今この制度が必要なんですか?」
小野:「いい質問ですね。理由は大きく三つあります」
【なぜ今、BID制度なのか】
自治体の財政が厳しく、行政サービスだけでは限界がある
商業地の空洞化・高齢化が進んでいる
観光客の増加で、混雑・マナー違反など新たな地域課題が発生している
小野:「こうした状況の中、民間と地域が主役になって“自分たちの街は自分たちで守る”という姿勢が求められているんです」
成瀬:「では、大阪での導入例にはどのようなものがありますか?」
小野:「梅田やミナミ(心斎橋・難波)では、すでに地域企業や地権者が連携し、エリアマネジメント組織を立ち上げて活動しています」
成瀬:「つまり、大阪版BIDとは、“地域が未来をつくる新たなまちづくりモデル”ということですね。民間・地域・行政が協働し、持続可能な都市を目指す取り組み……」
小野:「はい、その通りです。非常によく整理された表現だと思います」
このブログの内容はフィクションです。 実在の人物や団体などとは関係ありません。
「大阪版BIDってなんですか?」
〜エリアマネジメントの現場に潜入!~
成瀬:すみません、小野主任調査役。副部長の山本は、当部に着任したばかりですので、制度の基本からご教示いただけますか。

四菱総合研究所 小野(この)主任調査役
小野:承知しました。
まず、BID制度とは「Business Improvement District」、つまり「ビジネス改善地区」の略称です。
ただし、日本では法制度上、アメリカやイギリスのように直接的な導入が難しいため、大阪市は独自にアレンジした「大阪版BID制度」を構築しました。
【大阪版BID制度の特徴】
地元の合意形成を重視
・地域の事業者や不動産オーナーが主体となって課題を共有し、議論を重ねます。
・そのうえで、エリアマネジメントの具体的な計画を策定します。
協力金は任意(=強制ではない)
・海外では法的に負担を義務化できる国もありますが、日本ではそれができません。
・したがって、大阪版では「共感による自発的出資」が前提となっています。
行政との連携
・大阪市が制度設計や手続き支援を行い、地域活動をサポートします。
【主な取り組み例】
公共空間(歩道・公園・駅前など)の清掃・美化
街灯や防犯カメラの設置
地域イベントの企画・運営
外国人観光客向けの案内体制強化
空きビル・空き店舗の利活用 などですね。
このブログの内容はフィクションです。 実在の人物や団体などとは関係ありません。
「大阪版BIDってなんですか?」
〜エリアマネジメントの現場に潜入!~
5月下旬の月曜日の朝一、俺と成瀬代理は千﨑部長に呼ばれた。
「いよいよマネタイズの準備ですよ。」
千﨑部長が言う。「大阪版 BID 」の視察申し入れが全国から殺到しているらしい。四菱総合研究所や大阪エリアマネジメント社じゃ、とても受入れを捌ばききれずに、外部委託を始める。そこに我が社も参加することにした。
成瀬代理が答える「わかりました、山本副部長は「大阪版 BID 」をごぞんじですか?」「申し訳ないが、聞いたことがあるような、ないような…その程度。」
「分かりました。」
「さっそく、四菱総研の小野さんにアポを取ってレクチャーを受けましょう」
数日後、大阪の梅田にある四菱総研の事務所を、俺は成瀬代理とともに訪問した。
一通りの挨拶を追えて、本題に入ることにした。
このブログの内容はフィクションです。 実在の人物や団体などとは関係ありません。
北広島市は素敵な街 !
時間はあまりなかったが、俺は安積さんに売りをお願いして、北海道日本ハムファイターズの新球場「エスコンフィールドHOKKAIDO」を核とする「北海道ボールパークFビレッジ」も見学させてもらった。
JR北広島駅前の商業施設が「tonarie(トナリエ)北広島」だ。プロ野球北海道日本ハムの試合日には、エスコンフィールド北海道へ観戦に訪れる多くのファンが利用し、市民からも駅西口ににぎわいをもたらす新しい街の拠点だ。
北広島市は、札幌市と新千歳空港の間に広がるなだらかな丘陵地帯にあり、豊かな緑の環境、ゆとりの土地空間、整備された交通網など自然と都市機能が調和した街だと実感した。
帰りも安積さんが空港まで送ってくれたので、短くも充実した一日を過ごすことができた。。
伊丹に戻る飛行機の中、俺は思った。
(旅費はかかったけど、いい出会い、いいアイディア、そして、旨いものに出会えた出張だった。)
銀行の空き店舗の活用。
「ここです。」
と安積さんが指さす。

「北海道では人口減少が進み、銀行支店の統廃合も加速しています。そんな中、空き店舗を活用して『子どもの第三の居場所』をつくる事業を始めたんです。まずはここ、北広島市から。」
「家庭や学校に居場所のない子どもたちのための放課後施設として、また、食育支援、読書活動、子育てサークルなどにも活用されています。」

「北海銀行としても、ATMの存続による顧客サービスの維持に加え、保有不動産の収益化にもつながります。人口減に歯止めをかけるべく、子育て支援の充実に取り組んでいきます。今後も地域社会のパートナーとして、貢献していきたいと考えています。」
安積さんがまとめた。
「なるほど。素晴らしい取り組みですね。このアイディア、全国にも広げられそうです。」
「いただいた資料を基に、うちならではの提案書をまとめてみますよ。」
BOYS, BE AMBITIOUS !
食事を終え、安積さんの運転で北広島市へ向かった。
<車中の会話>
「実は、空港に着く前に千﨑部長から私に電話がありまして。」
「え?」
「『うちの山本に旨い昼飯をごちそうしてほしい』って、ご連絡をいただいたんですよ。」
「うちの千﨑部長と知り合いなんですか?」
「ええ。何年か前、札幌で開かれた地域創生フォーラムで知り合いました。温泉街の再生をテーマにした分科会で、千﨑さんがモデレーターをしてたんです。その後、ススキノに飲みに行きましてね。めちゃくちゃ話が面白かったですよ。」
「へぇ、そんなことがあったんですか…」と俺は答えた。
「その時、結構な金額をごちそうになってしまって。ようやく『借り』を少しだけお返しできました。」
「いやぁ、すっかりごちそうになってしまいました。恐縮です」
俺は恐縮してお礼を言った。
その後、車を走らせながら、安積さんが北広島市の名前の由来を教えてくれた。
「明治17年(1884年)、広島県広島市南区段原出身の和田さんたちが、野幌原野に移り住んだんです。やがて大きな集落に育ち、米の生産量は北海道一を記録しました。その功績を称えて、仲間たちの故郷にちなんで『廣島村』と名付けたんですよ。」
「へぇ~、そんな歴史があったんですね。」と俺が相槌を打つと、
安積さんは、さらに話を続けた。
「ついでに言うと、あの『BOYS, BE AMBITIOUS(青年よ、大志を抱け)』の名言を残した場所もココ。札幌農学校(今の北海道大学)のW.S.クラーク博士ですね。
「えぇー! それもココ絡みだったんですか。」
俺は素直に驚いた。
「意外と知られてないんですよねぇ。」と安積さんが笑う。
30分ほどで北広島市に到着した。