気がついたら個人的なブログになってそうですので、この辺で気を引き締めて
「幻のラム」といわれるペールラバを、他のサイトからコピー&ペーストで
あたかも自分が書いたような感じにして紹介したいと思います。
シンプルなラベルこのラムは、カリブ海のマリーガラント島のポワソン蒸留所で、おじいさんが一人でコツコツと造っていたラムで、
指定した畑から運ばれてきたサトウキビを搾り、醗酵させ、蒸留し、味わいがまろやかになるまで熟成し、59度まで加水するのですが、その加水の方法が独特なのです。
溜めておいた雨水を混ぜ、おじいさん自ら手でぐるぐるとかき混ぜ、
ぺろりと舐めながら調整された、まさに手造りのラムです。
近代的とは言い難い昔ながらの設備で作られているこのラムは、この島の風土のせいだろうか、あまりにも小さな蒸留器で簡素につくられているせいなのか非常に複雑な風味を楽しめます。
しかし味わいが良いため、フランス本国への輸出需要が高まりフランス投資家に買収されました。
おじいさんが造っていた、ほとんど手造りの味わいから、蒸留器や設備のほとんどが入れ替えられ、全く新しいものとして、違ったラム造りが始まっているそうです。
カリブ海の海賊達が飲んでいた時代の味を造り続けたラム職人のおじいさんの勝手なイメージ 笠智衆