センターから犬1匹の引取り

 本所からパピヨン♂の引取り。搬送はブンママさん、ありがとうございます。

 引取りに関しては、かなり悩んで、会のスタッフに意見を聞いたり・・・・

 やっと心を決めて本日の引取りとなった。

 悩んだわけは、ワンワンワン~がかなりあること。

 センターで見ていただいていた限り、よく吠える。そして、抱っこされたりされることにかなり抵抗。

 オレ様気質もあると思うが、去勢してあるにも関わらず、なかなか難しそうな子に思える。

 センター内と外に出てからは、ずいぶん変わる子が多いが、このパピヨンはどうだろう。


 ●パピヨン♂ジャック 推定5~6歳

  去勢済・ワクチン等は近日実施


  パピヨン♂


  パピヨン♂ パピヨン♂

  しばらく、ゴッドハンド・カコさん宅で様子を見ていただくことになった。

  ちょっと寄り目? なんとも愛嬌のあるお顔。

  カコさん、よろしくお願いします。


    パピヨン♂ジャックの様子はこちらで  → ●晴れときどき仮ママ



 -----

 昨年のこの時期に比べたら小型犬の収容が減っている。

 その代わり、処分持込犬が増えたように思うとセンターの担当者の方がおっしゃっていた。

 猫の処分持込は、相変わらず多い。

 この日は、9匹の成猫が処分持込された。(すべて同じ飼主ではない)

 年齢を聞くと、まだ8ヶ月くらいの子が3匹、1歳半が2匹、3歳が1匹、1~2歳が2匹、そしてもう1匹年齢を聞くのを忘れたが1匹。

 一番若い8ヶ月くらいの子3匹の引取りも考えたが、我が家はキャパシティいっぱい。

 里子に出したい保護猫は基本的にゲージ生活なので、それが長期になることも可哀想・・・。

 増えすぎて困ったゆえに持込んだ方もあったそうだが、最初の子に避妊去勢さえしておけば、こうして処分に送られる子がいなかった・・・ 悲しく繰り返される処分。

 当会は猫の保護体制がまだ整っていないので、1匹里親さんが決まったら1匹・・・という感じで、成猫の引き取りは細々と続けているが、こうして毎週毎週、助けられない命がほとんどで、なんとか体制をもう少し頑張って作っていかないと・・・と考えている。

一緒に帰ろう -手作りclub-


販売日:7/12(木)21時 ~ 7/18(水)21時

ショップURL: http://bunbun4.web.fc2.com/


皆様からいただいた収益金の中から、材料費・諸経費等を差し引いた金額を動物愛護団体に寄付させていただきます



手作りclub


 素敵なアクセサリー&グッズがたくさんあります。

 皆さん、是非覗いてみてくださいネ音譜


 第3回の収益金15000円を5月21日付で当会にご寄付いただいています。

 手作りclubの皆様、ありがとうございます。


丸刈りブラザーズ


スマイル&新入りシーズーくん。

シーズーくんは、あの凄い毛玉 の王子です。

我が家に来て最初の2~3日は、可哀想なくらい大人しかったのですが・・・・

3日目くらいから、私が仕事から帰ってくると控えめに尻尾を振ってお出迎え、

5日目くらいからは、お帰りワンワンの声つきで。

1週間過ぎると、全身で喜びワンワン~もするようになりました。

お散歩は大好きで、匂い嗅ぎとマーキングに忙しい。

(でも室内トイレは、ちゃんとシートで完璧です)

そして我が家にきて10日も過ぎると・・・・

時々、猫を追いかけるように・・・・(攻撃はしませんが気になるようです)

他の新入りワンにも威勢よく、結構、地が出てきた感じです。

最初の暗いお顔から、だんだん表情が出てくるようになったのは、良いことです。


スマくんは、マイペース歴 3年10ヵ月

この時期、カイカイが酷いので、ちょっと辛そう・・・。


Mダックス♂アッシュ、トライアルスタート! 7/5~


  詳細は追って記載します



Mダックス♀百々、トライアルスタート! 7/8~


  詳細は追って記載します



子猫♀のんの、トライアルスタート! 7/4~


  詳細は追って記載します



CATNAPフリマ@光が丘公園

 お天気にも恵まれたフリマでした。

 たくさんの方にご来場・お買い上げいただき、ありがとうございました。

 フリマ責任者のペリさん、お手伝いしてくださったスタッフの皆様、お疲れさまでした。

 私は12時前に現地到着で、午後から(売れない)売り子でちょっとだけお手伝い。


 以下、光が丘フリマ責任者のペリさんからの報告です。


 売上  142,655
 募金   22,730
 経費 △ 20,700
 _________________________________

 合計  ¥144,685

 ご来場くださった皆様、売上募金のご協力ありがとうございました。
 スタッフの皆さんお疲れ様でした。

                                   フリマスタッフ



千葉県動物愛護センター見学

 東京以外の地域の現状を知るため、千葉県動物愛護センター の見学へ。

 参加者は、私とスタッフ10名の総勢11名。


 東京都はセンター収容動物の譲渡に関しては、現在、登録団体が14団体あり、譲渡事業が進んでいる。

 その背景には、収容犬の半分が小型犬であり、保護場所を確保しやすく再譲渡(里親さん)先を見つけやすいこと、子犬の収容が少ないこと、収容数(捕獲・持込)自体が他県よりも少ないこともあるだろう。

 猫の譲渡については、犬ほどは進んでいない。

 成猫の里親探しは時間がかかること、収容される子猫は生後2ヶ月以下で乳飲み子も多く育てることが困難であること、状態の悪い子も多いことなどがある。猫のボランティアに関わっている方々は、普段から地域猫活動(野良猫の避妊去勢、遺棄された猫の保護等)を行っている方が多く、必然的に自分たちの住む地域での活動がある。地域猫活動があるからこそ、センター収容される猫たちが、現状の数に留まっているともいえる。


 千葉県の収容動物の現状はどうだろうか・・・・。


 センター訪問は午後1時。

 最初にセンター事業について担当者の方からご説明をしていただいた。

 質疑応答も含めて、約30分。


 収容・引取頭数は年々、減少しているとのこと。

 平成8年の収容・引取頭数に対しての致死処分数は、犬18,118頭、猫11,473頭

 平成17年の収容・引取頭数に対しての致死処分数は、犬7,017頭、猫7,856頭

 しかしながら、この期間の譲渡数は、ほぼ横ばいで、平成17年の譲渡数は犬385匹、猫171匹。

 1割にも満たない。

 詳細は犬・ねこの致死処分の現状 を見てください。


 平成19年度(2007年4月)から、団体・個人ボランティアへの譲渡 に門戸が開かれた。

 今年度は既に登録団体・個人への譲渡が、犬30頭、猫308頭が行われているとのこと。

 ほとんどは子犬・子猫であるが、センターで一般譲渡できなかった子たちの命が繋がっている。

 説明の後は、施設の見学。

 

 ●譲渡用に保護されている子猫たち


 譲渡用の子猫たち 譲渡用の子猫たち

 
 スタッフのあいだからも「可愛い~」との声があがる。

 未来を掴んだ子猫たち。


 写真に撮れなかったが、処分待ちの子猫たちは別の部屋に置かれていた。

 まだ生後1ヶ月ちょっとの子猫たち3匹の姿が見えたが、この子たちは今日の子猫の引取頭数が多ければ、夕方5時くらいに処分するとのこと・・・・。



 ●収容犬舎

 収容犬舎の入口には、マイクロチップリーダーが設置されている。

 犬舎に入れる前に必ずここを通すとのこと。


 マイクロチップリーダー


 2006年6月~導入して、今までマイクロチップを装着していたのは、犬1頭のみとのこと。

 収容犬は首輪がついている子も多く、元飼い犬だと思われる子も多いそうだが、収容されて家に戻れる子は、ほとんどいない。

 マイクロチップが入っていれば、戻れたかも知れない。

 当会では、2006年12月~すべての保護犬猫にマイクロチップ装着をすることにしたが、未だに、必要ない、可哀想、異物を入れたくない、そんなことで管理されたくない、うちの子は絶対に大丈夫だから入れない・・・・様々は声を聞く。でも、犬猫に絶対の安全などない・・・・と私は思っている。

 思いもよらない事態が起こることもあるし、地震などの災害があれば、どうなるのか。

 

 そして、犬たちが収容日ごとに入れられている犬舎。

 1部屋・1部屋がとても広い。 

 千葉のセンターでは、子犬も小型犬も中型犬も大型犬も、収容日によって、同じ犬舎に入っている。

 東京のセンターでは考えられないことだが(子犬・小型犬用の犬舎があり、個々にゲージに入っており、中型・大型犬も出来る限り、1頭1頭が、別の犬舎やゲージに入れられている)、それだけ収容数が多く、個別管理が難しい環境なのである。


 入口の手前から新しく入って来た子たちの部屋になっている。


 ・7月5日収容の子たち(7月11日期限、12日処分)

 収容犬舎 収容犬舎


 収容犬舎


 どの子も静かでおとなしい。

 餌箱の中にいる子犬は、生後2ヶ月くらいだろうか。

 こんな小さな子が収容期限まで、ここで生きられるのだろうか。


 ・7月4日収容の子たち(7月10日期限、11日処分)

 収容犬舎 収容犬舎

 とても人懐こいセッター。人が通るとこうして傍にくる。


 収容犬舎

 パピヨンがいた。ずっとこうして部屋の隅にじっとしている。

 怖くて動けないんだろう。


 ・7月3日収容の子たち(7月9日期限、10日処分)

 負傷犬のため、別の部屋にいた。


 ・7月2日収容の子たち(7月6日期限、10日処分)

 収容犬舎 収容犬舎

  ラブラドールの後ろにいる茶色の子たち、まだ生後7~8ヶ月くらいだろうか。

  人を見ると尻尾を振って近づいてくる。


 収容犬舎 収容犬舎

   このラブラドール♀は、とても性格もよく温和そうな感じ。

   今まで何頭も子犬を産んだようだ。


 この子たちがいるのは、最終日の犬舎だ。

 センターの処分日は、月曜以外の平日(火~金)とのことで、この最終部屋にいる子たちは、10日(火)の朝、処分に送られる。

 この部屋には、午後遅くに、回収車で送られてきた子たち、3頭が追加で入れられた。

 1頭は両目が白内障で真白。若い収容犬が近づくと、雰囲気を察してか唸った。

 1頭は、高齢犬だろうか。若い収容犬たちに追い立てられて、体をガクガク震わせながら、部屋の隅に立ちつくしている・・・・。処分の火曜日まで、辛い時間を過ごすことに涙が出そうになる。



 ・隔離中の子犬

 子犬♂

  引取希望のある子犬は、別部屋に隔離され、2週間の検疫がある。

  パルボの感染を完全に避けられないため、感染して死亡する子犬も少なくないとのことだった。

  この子の命が繋がりますように・・・・。

 

 ●処分施設

 収容犬舎を見たあとは、処分施設の見学。

 写真撮影は禁止だったので写真はないが、処分施設に入るなり、焼け焦げたような臭いがしている。

 最終日の部屋にいる子たちは、通路を通って処分機に誘導され、そのまま炭酸ガスにより致死処分となる。

 処分機の中の犬猫は、大きなバスタブのようなステンレス製の箱に落とされ、焼却炉へ。

 炭酸ガスによる致死処分は、苦しみを伴う処分。

 酸素が無くなっていくことに苦しみながら、10~15分くらいは存命する子も多いとのこと。

 今日見た子たちのほとんどが、もう来週には、この世にない命。


 ------

 センターに行って、今日ほど、自分の無力を感じた日はなかった。

 今の私たちには、今日センターで会った子たちの命を繋ぐことが出来ない。

 今日見た光景が、明日もあさっても、1ヵ月後も2ヵ月後も、延々と繰り返されているのである。

 東京都のセンターであれば、当会は小型犬であればどんな子でも引取る気持ちでいるので、高齢や状態の悪い子であっても処分に送られる子たちは、ほとんどいない。

 中型犬・大型犬は、大きい子を積極的に引き受けてくださる団体があるし、特定犬種のレスキュー団体もある。

 それでも処分に送られる子もいるが、命を繋げるバックヤードの存在は大きい。

 

 しかし、収容犬のほとんどが中型犬以上のMIX犬たちであり、その子たちに手を差し出す前に、子犬の処分持込が多く、子犬でさえ、引受先がなくて処分に送ることもあるという千葉県のセンターの現実。

 どんなに性格の良いMIX犬がいても、保護場所や里親探しの問題を考えると、子犬優先の引取りになり、成犬にまでは、なかなか行き着かないだろう。

 子猫の収容も多く、この日は回収車で運ばれてきた子猫は36匹。

 先に収容されていた子猫3匹とともに、39匹が処分された。

 多い日は50匹の子猫の処分があるという。毎日繰り返されている・・・。

 

 成犬・成猫だからこそ、引取りたい。

 人間から酷い扱いを受けていても、最期まで人間を信じ、尻尾を振っている子たち。

 迷子になっても家に戻れず、飼主の迎えもなく、収容犬舎で恐怖に震える子たち。

 使い捨てのモノのように遺棄されて収容された子たち。

 病気になっても適切な治療を受けられず、挙句に遺棄・処分持込される子たち。

 この子たちに、新しい幸せを見つけたい。

 そう思っていても、片方には子犬がいて、子猫がいる。

 同じ命を天秤にかけて、どちらかを選ばなくてはいけないとなれば、それは人間都合ほかならない。

 でも、続けていかなければならないのだ。

 

 千葉県のセンターだけではなく、他県の現状も同じだろう。

 開かれた門戸。 しかし、厳しい現実。

 私たちに何が出来るのか、それをこれから考えていきたい。

 困難だとあきらめずに、1匹ずつでも繋げる命があれば、ゼロではなく1+1+1・・・・だ。

 この現状を1人でも多くの方に知っていただくために、発信できることがあるはず。
 現状を変えたいという気持ちがあれば、たとえ少しずつでも前進する。


 見学に行ったスタッフの方々のブログにも、千葉のセンターについて書かれている。

 胸にグッとくる叫びがある。

 どうか読んでください。

 

   ・小梅さん

   ・えむこさん

おはぎさん

   ・ansakuさん

   ・pruuさん

   ・ペリさん

   ・かにさん

  ・kotajijiさん

   ・ナツママさん





センターから犬1匹の引取り

 本日は城南島支所から黒ラブ♂の引取り。

 搬送はタグチさん、ありがとうございました。


 ●ラブラドール♂黒 推定8~10歳  体重28キロ

  健康チェック済・血液検査(問題なし)・フィラリア抗原検査(-)・近日ワクチン・去勢予定


黒ラブ♂ 黒ラブ♂

 普段、大型犬の引取りはほとんど出来ない当会だが、この子を引き取ったのは、ちょっとしたワケがある。

 この子は、もう1匹の子と一緒にセンターに処分持込された。

 片方の子は命が繋がった。

 それを思うと、この子だけが処分に送られることに胸が痛んだ。

 高齢犬だが、性格は良い子なので、ご理解のある里親さんが見つかりますように・・・・。


7/8追記

 一時預かり先にすでに移動しています。

 黒ラブの飼育経験のあるタグチさんのお友達のおうちです。

 近況は時々、写真送っていただき掲載します。

 里親様は募集中ですので、よろしくお願い致します。



シーズー♂ミッチー、トライアルスタート! 7/1

 4月26日、センターから引取ったシーズー♂ミッチーが7月1日から千葉県のKさんご家族のもと、トライアルスタート。

 預かりママの小梅さん、コーディネーターのansakuさん、ありがとうございました。


 ミッチートライアル ミッチートライアル


 我が家にも短い間でしたが滞在していたミッチー。

 少しでも一緒に暮らすと、一段と気になります。

 でもミッチーは、我が家でも、ずっと良い子でしたよグッド!

 

   詳細はこちらのブログで  → ●ミッチー預かり日記 (みつけて、ミッチー)

 トライアルが無事に終了しますように・・・。



マリアを送って・・・・

 いつも保護犬猫がお世話になっている回向院へマリアを連れていきました。

 マリア、天国でノンビリしてね。

 

 マリア


 センターから引取った時は、あちこち骨折痕のような骨の変形があり、特に前足が曲がっていたので、ピョコピョコと歩いていました。片目は見えず。顔も変形していて、下顎の先も無く・・・・

 夜中に何度もワンワン鳴き続ける日が1年くらい続きました。

 ここ2年近くは、だいぶ落ち着いて夜寝るようになりましたが、今までどんな暮らしをしてきたのかと胸が痛くなりました。

 長い間、頑張ったね、マリア。



ハービーへのお花 回向院


ハービーへと送っていただいたお花。

Mダックス♂プリンスくんの里親さんのHさん、ありがとうございました。

おうちに飾っていましたが、回向院に来ることになったので、ハービーに届けてきました。

ハービーのこと、気にかけてくださってありがとうございました。



保護犬・マルチーズ♂ 去勢のため病院へ

 回向院でマリアを見送ったあと、カコさん 宅にステイさせていただいているマルチーズ♂のお迎え。

 カコさんお世話になりました。

 午後、去勢のため、世田谷の協力病院に連れていきました。

 電車移動中、キャリーの中でワンも言わないおとなしさ。

 とっても良い子で移動でしましたよ。


 マルチーズ♂


 さて、実はハイパーなマルくん。室内トイレも出来ません。

 誰に一時預かりをお願いしようかな~と考えていたところ・・・・

 ハイパー元気くんでトイレトレーニングも必要・・・ときたら、Jenny。さんかもビックリマーク

 

 これからの様子はこちらで  ●イヴくん預かり日記(Heartwarming Days)


 Jenny。さん、よろしくお願いします。


 ・・・・で、今日は動きまわる1日。

 世田谷の協力病院をあとにして、フリマ会場へ。

 案の定?会場到着は午後2時半を過ぎ、もう店じまいの直前です(汗

 


フリマーケット in 高島平団地公園・噴水広場

 以下、フリマ隊長のペリさんからのご報告です。


 高島平駅前ということで、人足の多さを期待したのですが、出店数も10軒くらいと少なく、

 今ひとつというところでした。

 売上  ¥77,180
 募金  ¥20,700
--------------------
 合計  ¥97,880

ご来場くださった皆様、売上募金のご協力ありがとうございました。
スタッフの皆さんお疲れ様でした。
物資を提供してくださった皆さん、来週の光が丘では更なる売上を目指して頑張りたいと思います。

                                             CATNAPフリマスタッフ


 皆様のご協力で10万近い売上・募金がありました。

 本当にありがとうございました
 いつもフリマのお手伝いをしてくださるスタッフの皆様、蒸し暑い中、お疲れさまでした。

 

 -------

 悲しいことがあった時は、家でじっとしているよりも外に出ているほうが気が休まる。

 何をするでもなく、街中を歩いたり、普段入らないような喫茶店で読書にふけったり。

 そうやって時間が過ぎるのを待っている。
 次はキャラメルの番なのかなぁ・・・と漠然と覚悟しているが、なんとかこの夏を乗り切って欲しい。

 

マリアの旅立ち

 保護犬・マリアが午後2時、天国に旅立ちました。

 ほとんどゴハンを食べなくなって1週間。

 3日前からは、スポイトであげるスープや水も、少し時間をおいて戻してしまうような状態で・・・・

 もう持ち直すだけの体力はありませんでした。

 

 センターから引取ったのが、2004年9月30日。

 我が家で2年9ヶ月過ごしました。

 マリアにとって細々と命を繋いだ時間でした。

 決して良い環境とは言えない我が家で、申し訳なかったのですが、見送らせてくれたこと、マリア、ありがとう・・・という気持ちです。


 マリア・亡くなる前日


 この写真は亡くなる前日の夜に撮った写真。

 もう動くこともほとんどなく、下痢もあったので、お尻の下にシートを敷いています。


 今までマリア基金などで応援してくださった皆様、ありがとうございました。

 マリアには抗がん剤など特別な治療をすることはしませんでしたが、サプリメントなどで、少しでも苦しみが緩和するようにとお世話をしてきました。

 皆様からの応援の基金、大事に使わせていただきました。



 ------

 マリアが亡くなってから、心身ともに消耗してしまったのか、ブログにアップする気力がありませんでした。

 ハービーのこと、マリアのこと、諸対応もあり、ここ数ヶ月、毎日の睡眠は4~5時間という日が多く、睡眠時間よりも、精神的に疲労したことが多くあって、どっと疲れが出たようです。

 

 ブログも後追いで書いてますが、少しずつ追いつきます。

センターから犬3匹の引取り

 本日は、多摩支所から2匹、城南島支所から1匹の引取り。

 多摩支所からの搬送はタグチさん、城南島支所からの搬送はペリさん 、ありがとうございました。


 3匹ともトリミングはカコさん にお願いしました。カコさん、お仕事中、ありがとうございました。

 みんなキレイに生まれ変わりました。



 ●シェルティ♀ウェンディ 推定10歳 体重10.8キロ(理想8キロ)

  小柄ですがウェイトオーバーです。要ダイエット。

  初めて会う人にも物怖じしない子です。すぐにお口ペロペロする甘えん坊です。

  ※処分持込犬

  

  健康チェック済(心雑音なし)・血液検査済(問題なし)・フィラリア抗原検査(-)

エコー検査(心臓・腹部)済(問題なし)

  白内障なし・ワクチン近日・避妊手術は、もう少し体重が減ってから。


  シェルティ♀


  シェルティ♀ シェルティ♀


  病院での診察も大人しくて良い子です。

  高齢犬には見えず、毛並みもキレイで、今まで大切に飼われていたであろうと思います。

  どうして処分持込されてしまったのでしょう・・・。

 ●ポメラニアン♂うす茶 推定10歳~  体重2キロ

  健康チェック済(心雑音なし)・血液検査済(問題なし)・フィラリア抗原検査(-)

  健康状態をみて去勢・ワクチン予定

  白内障あり(中程度)・歯がありません。


  ポメラニアン♂ ポメラニアン♂


  ポメラニアン♂ ポメラニアン♂

  

  ポメラニアン♂

  プチ預かり?ママが迎えにきてくれました。


  左:いっぽ & 右:新入りポメくん いっぽ

  僕も診察があったんだよ、でも待ちくたびれて、もうネムネムだよ・・・ チビは元気だなぁ・・・


  いっぽ  里親募集中・いっぽ


    これからの新入りポメくんの詳細はこちらのブログで → ●チャイ&いっぽ&エルザ預かり日記




 ●シーズー♂白茶 推定5~6歳  体重5.6キロ(適正体重)

  健康チェック済(心雑音なし)・血液検査済(問題なし)・フィラリア抗原検査(-)

  近日、去勢・ワクチン予定

  左目がドライアイ(継続して点眼等が必要)


  とにかく酷い毛玉の塊の状態で・・・・

  どれくらい放置すればこうなるのか・・・


  シーズー♂ シーズー♂


  少なくとも1年以上は、何のケアもなく放置されていたはず。

  手足はフェルト状でオシッコや水が染み込み、お尻の周りには乾燥したウンチがいくつもぶら下がっています。

  かろうじて目が見えているような状態・・・・

  手足の先が腐っていないか、尻尾の先はあるのか・・・ 


  シーズー♂ シーズー♂

  

  まずは顔まわりからバリカンで刈り上げていきます。

  すごい着ぐるみを着ているような状態。

  両目が見えてほっとしました。


  シーズー♂ シーズー♂


  ひたすら刈ります・・・・


  シーズー♂


  多少、イヤイヤする元気も出てきたシーズーくん。

  頑張りました。


  シーズー♂ シーズー♂


  やっと重たいフェルト状の毛を全部カット。すっきり。

  でもシーズーくんは、自分に何が起こったのか、よく理解していない様子。


  シーズー♂のカットした毛

  新聞紙の見開き山盛りのカットした毛。これだけで1~2キロはありそうです。


  シーズー♂ シーズー♂


  夜、病院まで搬送していただきました。カコさん、ありがとう。

  シャンプーして足先や顔まわりを整えてもらって、ピッカピカ。

  ビクビクしていますが、気持ちよさように丸くなっている姿に、本当に良かったね~って皆、思いました。

 
  今までどんな扱いを受けていたのかわかりませんが、顔の表情がとても暗い・・・。

  周りを気にしながら、おどおど、びくびくしています。

  しばらく我が家に滞在するので、のんびり気侭にしてもらいますね。


  トイレが室内トイレシートで完璧。

  ちゃんと飼われていた時期があるということが、余計に辛い・・・。


センターから犬1匹の引取り

 今日は本所からマルチーズ♂の引取り。

 搬送はブンママさん、ありがとうございました。

 詳細は追って記載します。


 ●マルチーズ♂推定3歳  ※一時預かり先募集

   ※センターで高齢犬と聞いていましたが、動物病院の健診の結果、まだ若い犬でした。

     歯石もほとんどついていません。目も問題なし。

   健康チェック済・血液検査(問題なし)・フィラリア抗原検査(-)・近日ワクチン・去勢予定

   体重3.3キロ(痩せています) 理想4.5キロくらい 大柄のマルチーズ

   元気いっぱい。じっとしていません。誰にでもフレンドリー。

   他の犬にも問題なし。


マルチーズ♂


   6/30追記

   after

   足先の毛玉も酷かったので、カコさん にトリミングをお願いしました。

   足長スレンダーのマルチーズくん。


   マルチーズ♂



-----

明日は多摩支所から犬2匹の引取りを予定しています。

酷い状態の子もいます。

情報は順次、掲載予定です。