センターから犬2匹の引取り

 今日は本所から犬2匹の引取り。搬送はブンママさん、ありがとうございました。

 今年1月からの東京都動物愛護相談センターからの犬の引取りは、今日でちょうど60匹になります。


 ●コーギー♂茶白 推定4~5歳 体重10キロ  ※預かり先内定

  去勢・歯石除去・5種混合ワクチン・マイクロチップ装着・検便済

  とても人懐こい子です。

  コーギー♂ コーギー♂

 

  センター収容は6月末だったが、引受先がなく、当会も預け先がなかった。

  センターに1ヶ月ほどの長逗留をさせてしまいました。

  これからかだらをゆっくり休めて、良いご縁を探そうね。


  ●Mダックス・ロング♂黒茶 推定5~6歳 体重8.7キロ  ※預かり先内定

   去勢済・血液検査済・フィラリア抗原検査(-)・近日ワクチン・マイクロチップ予定

   体重5キロサイズなのに、かなりのウエイトオーバー。

   歩くことは出来るが、かなりノロノロで辛そう・・・。

   Mダックス♂ Mダックス♂

   病院で長く伸びた爪のカットと、足回りの毛をカットしていただく。

   トリミングの時間が調整つかなかったので、とりあえず、そのまま我が家に・・・。

   他の犬にも猫にもまったく問題ない温和な子。


   とりあえず、ダイエットを頑張らないと、ヘルニアや足への負担が心配。

   こんなに太らせてしまって飼育放棄(遺棄)というのは、酷いことだと思う。

CATNAPにゃみりー。里親会
 生後2ヶ月~3ヶ月の子猫たちが15匹前後、成猫3~5匹が参加します。

 参加猫の詳細は追ってお知らせします。

 皆様、是非、可愛い子猫に会いに来てください!



にゃみりー。里親会


お問合せ先の携帯番号は、当日10時半~15時半しか繋がりません。

青砥駅(京成線)からの道順がわからない場合にお電話ください。

スタッフがお迎えに伺います。


千葉県動物愛護センターからの引取りが始まります
 今月6日、千葉県動物愛護センターへ見学 に伺い、千葉の収容犬猫の現状について、このブログでも紹介させていただきました。
 見学に行く前から、私たちに何か出来ることがないだろうか・・・そう思い始めていたのは6月。
 傍らで、これからの一歩のための準備を進めながらの、先日の見学でした。
 私たちに出来ることは限られていますし、小さなことですが、門戸が開かれたセンターの譲渡事業が地域で活性化することを願って、微力ながらお手伝いをさせていただくことになりました。
 
 このたび団体登録申請が正式に受理され、引取団体としての登録が完了致しました。
 今後は、当会の千葉在住スタッフが活動の柱になり、センターからの引取りを進めていくことになります。
 千葉支部として、6月に立上げ準備を始めたばかりで、体制を整えるのはこれからです。
 今月末に千葉支部スタッフミーティングを行い、今後の活動について皆で検討していきます。
 今後、千葉在住スタッフの募集、一時預かり家庭の募集等、広く皆様にご協力をお願いすることになりますが、どうぞよろしくお願い致します。
 8月上旬に千葉支部体制について、このブログでご報告をさせていただきます。
 
 東京都動物愛護相談センターからの引取りは、今まで同様、続けていきます。
 どのセンターから引取った犬猫でも、当会の保護犬猫として、皆で協力しあって、良いご縁が見つかるように頑張って行きます。
 
 
 千葉県動物愛護相談センターから6匹の犬を引取りました。
 一時預かり・里親さん募集開始します。応援よろしくお願い致します。


 ●子犬♂茶黒(茶太) 生後4ヶ月 体重6キロ 成犬時12~15キロの見込み
   引取時5.1キロ 5種混合ワクチン1回目済・検便済
   とても人懐こく元気いっぱいです。
   室内トイレシートはトレーニング中。


   茶太♂4ヵ月 茶太♂4ヵ月


   茶太♂4ヵ月 茶太♂4ヵ月


   預かり日記はこちら → ●茶太くん預かり日記(ママさがし)


   kotajijiさん宅でお世話になっています。

   センター収容時にパルボに感染しましたが、回復してこんなに元気に!


   7月6日のセンター見学の記事で写真を掲載している子です(写真左)

   子犬♂ 収容時の茶太

    右の写真は収容動物情報に掲載されていた写真。

    なんとも寂しそうな横顔に見えて、この子のことが気になって連絡しました。

    銚子市収容だったので、「銚子の子犬」と呼んでいました。


 ●子犬♀茶(朱里) 生後2ヶ月 体重3.2キロ 成犬時12~15キロの見込み
   引取時2.4キロ 5種混合ワクチン1回目済
   パルポ感染中だったので当会にて入院治療を行う。現在、回復して元気いっぱい
   人を見ると鼻をキュンキュン鳴らすほど。
   人懐こく甘えん坊。


   朱里♀2ヶ月 朱里♀2ヶ月


   朱里♀2ヶ月 朱里♀2ヶ月


   プチ?預かり日記はこちら → ●朱里ちゃん預かり日記(旅の途中~ほんとうのおうち探し

   この子もセンター収容時、パルボに感染。

   まだ小さいので、ちょっと心配でした。

   引取り後すぐに入院。インターフェロンと24時間の輸液で生還。

   

   7月6日、センターに見学に行った際に、大きな犬に混じって広い犬舎の餌箱の中にいた子犬。

   センターの担当者の方に早く出して別の部屋にして欲しいとお願いしましたが・・・・

   隔離部屋が満員ですぐには無理とのことで、収容5日目にして大部屋を出ましたが、

   やはりパルボ感染の危機は免れませんでした。


   収容犬舎

    この子を見ているだけで涙が出そうでした


   一緒に写真に写っている白い犬は、いえ、あの日会ったほとんどの子を救えませんでしたが、

   この子はたくさんの命に支えられて助かりました。


   今は猫屋敷に近づいている?ナツママさん宅に滞在中です。


 ●シーズー♀白茶(かのこ) 推定7~8歳 体重4.6キロ
   血液検査(問題なし)・フィラリア抗原検査(+)
   5種混合ワクチン済・マイクロチップ装着済・ヒート中なので1ヶ月後に避妊手術
   フィラリア陽性のため治療開始(通年のフィラリア予防薬投与で対応)
   右目に角膜炎あり(白濁しており光を感じる程度)、左目は問題なし
   独立心がありマイペース。無駄吠えいっさい無し。室内トイレシートOK。
   手のかからない大人しい子。飼主持込処分犬。

 

   シーズー♀かのこ シーズー♀かのこ


   シーズー♀かのこ

   

   預かり日記はこちら → ●かのこちゃん預かり日記(小梅ロマンチカ)


   この子は飼主の処分持込犬です。

   千葉のセンターでは、収容犬で小型犬はほとんどいませんが、処分持込では時々いるようです。

   トリミング後の丸刈り姿から想像するに、ひどい状態だったと思います。

   
 ●パピヨン♂茶白(フィル)  推定2歳 体重4.6キロ ※一時預かり先募集
   去勢・5種ワクチン・フィラリア抗原検査・マイクロチップ装着済
   気を許した人には甘えん坊。初めて会う人には警戒心あり。
   犬の飼育経験があるご家庭で、小さなお子さんのいないご家庭を希望。


   パピヨン♂フィル


   この子の写真はまだたくさん撮っていないので、携帯写真の1枚だけ(汗

   動物病院に預かっていただいています。

   猫に攻撃的なところが見られるそうなので我が家には置けず、預かり先を探しています。

   慣れるととってもフレンドリーで、お座り&伏せはできます。

   でもとって臆病なので、初めて会う人や、いきなり知らない人に触られるのはダメ。

   怖いので、唸ったり、恐怖からお口が出ることも・・・・。

   私は2回目に会ったときに、もう手をペロペロしてくれて、3回目はご覧のとおり。

   ちゃんとこちらを見てくれます。


   収容犬舎

   
   この子も7月6日にセンターにいました。

   ずっと怯えて動けなかった子です。


 ●Mダックス・ロング♂チョコタン(茶豆) 推定1歳半 体重3.5キロ ※里親決定
   フィラリア抗原検査(-)、近日、去勢・ワクチン予定
   引取時より後肢に問題あり。歩けるが後肢弱い。レントゲン検査済。


   茶豆♂ 茶豆♂

     写真左:茶豆    右:りりちゃん        茶豆  お友達ダックス  りりちゃん

   この子を引き取ったのは、後肢がヨロヨロして歩行がままならない状態だったからです。

   処分持込犬とのことでした。

   引取ってすぐに我が家に連れ帰りましたが、こちらの病院では、レントゲン検査に大きな異常はなし。

   軽度のヘルニアを起こしたのかも・・・・とのことでした。

   引取後、日に日に足の調子はよくなり、たまに転びながらも普通に20分くらいのお散歩も可になりました。

   

   チョコタンなので、すぐにRYOさんのことを思い出し、彼のことをお話をしました。

   心配が全くない子ではないのでお願いするのも申し訳なかったのですが、早々にトライアル開始し、

   おうちの子として迎えていただけることになりました。

   RYOさんが信頼おける先生に診せてくださり、小さい頃から日に当たらない生活をしてきて、

   成長期のビタミンD不足が原因とのことでした。

   これから普通の生活を送ることによって、筋肉もついて、きっともっと良くなることを願っています。

   RYOさん&ご主人様、茶豆くんのこと、よろしくお願いします。
   


 ●ラブラドール♀うす茶(メイ) 推定8歳 体重25キロ ※一時預かり先募集
   避妊・歯石除去・5種ワクチン・マイクロチップ装着済
   血液検査(問題なし)・フィラリア抗原検査(+)
   乳腺腫瘍があり、避妊手術時に切除済(腹部の乳腺腫瘍)
   フィラリア陽性のため治療開始(通年のフィラリア予防薬投与で対応)
   おとなしく落ち着いて優しい女の子。無駄吠えなし。
   他の犬とも問題なく過ごせます。


   ラブ♀メイ ラブ♀メイ

   

   ラブ♀メイ

   この子は7月6日のセンター見学で最終日の部屋にいました。 

   月曜は処分がないので、7月10日の朝には処分に送られるはずでした。

   スタッフのペリさんから連絡があったのが9日。

   自分がしばらく預かるので引き出してもらえないかと・・・・・。

   正直、迷いました。

   この子がどうだということではなく・・・・

   あの日、最終日の部屋には、まだ若い生後半年くらいのMIX犬の姉妹3匹、ほか、若犬2匹。

   引き取れるキャパシティがあるなら、若い子を引き取るほうがいいのではないかと。

   3匹は無理でも1匹だけでも・・・・。

   でも、預かり出来る環境に会った子を選ぶことも、必要な選択なのです。

   大きくても大人しく温和な子なら手がかかりません。

   元気いっぱいでバタバタしている子は、高齢犬の多い家庭には不向きです。

   同じ命をどう扱ったらよいのか、この日も、残りの子たちが処分された日も、今でも心に残ります。



 正直、千葉の収容動物情報 を見るのは辛いです。

 東京都のように、引き取られる子・引取れる子のほうが遙かに多い状況と、ほとんど引き取れない現状。

 ただサイズが違うだけで、運命が別れる。

千葉の収容動物情報で、犬の大きさ「」と書かれていても、成犬ばかりではなく、生後4~6ヶ月くらいの、ちょっと大きくなった子犬もたくさんいます。

 写真をクリックしてみていただけると、いかに幼い子たちがたくさん収容されているかわかります。

 いつか、この現状が変わることを願うだけではダメなのかも知れません。

 今週、別途、千葉県動物愛護センターから、子犬・子猫の引取りを予定しています。



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 私自身、犬猫の保護を初めて6年になります。最初は個人で捨て猫を保護したことから始まりました。
 それ以前に、我が家にすでに捨て猫・野良猫から保護して家族として迎えた子がいましたので、特に新たな保護活動と呼べるレベルではありません。以前は、拾って育てることを、取り立てて「保護した」とは言わなかったように思います。

 「保護」という言葉が犬猫に使われ始めて浸透したのは、動物愛護が広く世間に謳われ始めてからでしょう。

 「保護をして新しい飼い主さんを見つける」 この一連が継続したものを「保護活動」というのでしょうか。
 
 インターネットの中で色々な犬猫問題を知ることになり、わからないことばかり、ただただ命を救いたいと、無謀・無知だった私に、多くの方からアドバイス・サポートをいただき、今があります。


 その中で学んだことの一つに、「地域の問題は地域で」ということでした。
 地域での問題は、地域住民が関心を持ち、考え、行動していかないと、誰かの手が入って、一瞬、表面だけキレイになっても、根本的に解決に至ることは難しいと感じています。
 事実、多頭飼育崩壊現場にレスキューに入っても、そこにいる子たちは助かりますが、結局、その場所から犬猫がいなくなるだけ、どこかから愛護団体が来て助けてくれたと、それだけで終わってしまいがちです。


 命を繋ぐレスキューは、私は必要だと思っていますし、時間があってからだが動くなら、どこにでも飛んでいきたい気持ちです。その気持ちは、今でも変わりません。
 でも、そのレスキューが行われたことが、だた良かったという結果だけに終わらず、その地域に住む方の意識に何かを残すものであって欲しいですし、そういう活動にならないといけないでしょう。


 千葉県動物愛護センターからの引取りを検討する際に、千葉県在住の方に関心を持っていただき、この現状を知って欲しい、そしてどうすれば良いか考えていただくには、どうすることが一番いいのだろうか・・・と考えてきました。
 会として、千葉県を活動拠点とする千葉支部を立上げ、県在住者の方に活動に参加していただき関わっていただくことで、より多くの県在住者の方に現状を知っていただく機会が出来るのでは・・・と思っています。

 これを機会により広報・啓蒙活動も進めていきたいと思います。
 

ビス vs ベリー

 我が家に4か月近くも?逗留しているチワワ・ロングコート♂ビズ と、可愛いお客様ベリーのお遊び風景。

 ちなみに私が遊びに誘わないと、両者が遊ぶことはありませんでした・・・。

 ベリーは遊びたそう、でも、ビズは、ほかの犬に遊びを仕掛けることはありません。

 ビズもまだ若い犬ですが、マイペースです。


 ビズ&ベリー ビズ&ベリー

      ロープの引っ張りっこ!                 ビズの勝ち!

 ベリー   負けたけど、楽しかったよ音譜


 そして、バタバタ激しい動画・・・・・

  私の声が消せたら、アップします(汗



 


にゃみり~

小さな命を救うネットワークに猫専用部門が発足! 

当会はセンターからの引取りが活動の軸となってから、猫の引取りは細々と続けてきましが、センター収容猫の保護・引取り、野良猫の避妊去勢等を積極的に進めていくために、猫専用部門を作ることになりました。 

活動地域は、東京・千葉・埼玉とし、特に地域分けして線引きせず、今、出来る人が出来る事を!動ける人が動こう!という考えです。 


猫専用部門の家長(総括)は、皆さんご存知?猫のことならこの人に!のかにさんです。

かにさんとは、私が保護した子猫の里親さんになっていただいてからの長いお付き合い。

今までもセンターから引取った子たちの一時預かりを何十頭もしてくださって、たくさんの小さな命が繋がりました。  


CATNAPにゃみりー。の「にゃみりー」は、にゃんこふぁみりーの略。名付け親は、家長のかにさん。

これからネットワーク作りをしながら、少しずつでも現状を変えるために、そして1匹でも多くの子の命が繋がるように前進していきたいと思っていますので、どうか応援よろしくお願いします。  


CATNAPにゃみりー。立ち上げに伴い、猫の里親会を実施します。 


CATNAPにゃみりー。里親会 

 日時:8月5日(日)10時~15時(予定)

 場所:東京都葛飾区 京成線・青砥駅そばの会場 

 参加猫:子猫10匹~、成猫5匹(予定)

   ※参加猫は、CATNAPにゃみりー。の保護猫のみ


 詳細が決まりましたら周知させていただきます。


 幸せみっけ!

 
 早く僕たちを見つけてネ!


 

 <番外編>里親会には出られない家野良な子たち


 白キジ♂ブルー 推定4歳

 ブルー   

     2005年3月3日 センター引取り  ※7月19日の記事参照


 キジサビ♀うらら 3歳半

 うらら うらら

    2004年3月26日 センター引取り


 三毛♀ビビ 5歳

 ビビ ビビ

     2002年6月 狭山市で保護

 
 他の猫たちは、また写真を撮ったら紹介します。


センターから犬3匹+猫1匹の引取り

 本日は多摩支所から毛玉マルチーズ♂2匹と、城南島支所からチワワ♂+成猫♀の引取り。

 搬送はタグチさん&ブンママさん、ありがとうございました。


 夜、動物病院にマルチーズ2匹の引取りに行き、病院が混んでいて、帰宅が22時30分・・・・(涙

 センターから即、トリマーさん宅に搬送していただき、キレイさっぱり丸刈りになったマルチーズたち。

 2匹とも体重2キロ、小さい。そして2匹とも、トイレ理解してない?(汗

 あの酷い毛玉と、似た子が同時期に収容されていること・・・・繁殖犬だったのかも知れない。

 今日のところは、寝るところもオシッコするところも同じみたいですが、そのうち覚えるよネ。


 ●マルチーズ♂

    写真左:推定5~6歳 体重2キロ 血液検査(問題なし) フィラリア抗原検査(-) 7/29去勢予定

    写真右:推定7~8歳 体重2キロ 血液検査(問題なし) フィラリア抗原検査(-) 7/29去勢予定

    ※2匹とも7/19 レボリューション塗布済


  マルチーズたち


  トリミング前は2匹ともこんな毛玉状態でした。

  毛玉マルチーズ  この子は上の写真の左側の子



  ●チワワ・ロングコート♂推定4~5歳 体重3.9キロ

    血液検査(問題なし)・フィラリア抗原検査(-)・5種混合ワクチン・マイクロチップ装着済

    近日、去勢・チェリーアイ手術予定


  チワワ♂ チワワ♂


  とても臆病な子でセンターでもゲージの奥に入ってしまって出てこなかった子。

  でもセンターでの環境では、そういう子は多い。

  無理に引っ張り出そうとしたら、恐怖でガウしちゃう子も・・・・。

  引き出してゆっくり様子を見れば、驚くほどに甘えん坊になったりします。


  
  ●三毛猫♀推定5歳

   エイズ白血病検査(-)・近日ワクチン・避妊予定

   足の怪我の治療中

   半長毛のとても味のある色合いの子。とっても大人しい、穏やかな性格。


  三毛猫♀ 三毛猫♀

  後ろ足を怪我して、長い間、センターで治療を受けていました。

  だいぶ回復してきたので、当会で引取、治療を継続することになりました。



 足の怪我といえば・・・・

 一昨年の3月(2005年3月3日)、城南島支所から負傷猫を1匹、引取ったことを思い出した。

 左前足が手首のちょっと上で折れていて、近づくだけで恐ろしく威嚇して、とても手に負えない。

 多分、生粋の野良くんだったのだろう。人への警戒心と不信感が満載。

 センターで見て、あまりの怖がりように、なんとか引き取って、人は怖くないよとわかって欲しかった。

 もちろん、センターではやめたほうがいいと言われたが、気になって仕方ない。

 なんとかなる!と思って引取り、すぐに病院に搬送して、去勢等の医療措置とともに、足の治療をお願いした。しかし、大人しい猫なら、右前足の骨折を直して(すでにだいぶ固まっていた状態だったが)、その後の治療ケアが出来るが、こんな状態の子には手術は出来ても、その後の消毒とか治療が出来ないと言われ、骨折はそのままになった。

 我が家に連れ帰ってもゲージの中ですごい剣幕。

 骨折で曲がっている箇所を床に着くので、その部分が化膿してくる。

 食事に抗生剤や化膿止めを混ぜつつ、2~3ヶ月が経過して、やっと状態が落ち着いた。

 それから室内フリーにしているが、人間は怖い・嫌いでも、猫同士はどんな子にでも優しく穏やかな子。

 彼が他の猫にケンカをしかけたことは一度もないし、どんな猫でも、一番に友達になってあげるのが彼。

 あれから2年4ヶ月余りが過ぎて、表情はだいぶ穏やかになったものの、やっぱり私が近づくと逃げるのだが、まぁ、我が家には、ブルーのような家野良的な性格の猫が他にも4頭いるので、 大きな病気さえしなければ、猫同士、自由気侭に過ごしてくれれば良い。


 ブルーの最新の写真は、後でアップします~。





埼玉県動物指導センター見学
 7月6日の千葉県動物愛護センター見学に引き続き、本日は、埼玉県動物指導センターの見学へ。
 参加者は、私とスタッフ9名の総勢10名。
 自分たちの住んでいる地域の収容動物の現状を知ることは、とても大切なこと。
 当会には埼玉在住の登録スタッフが現在19名。うち6名が本日参加。
 
 埼玉県動物指導センターへは事前に見学申込をしていたので、当日、担当職員の方が資料をご準備の上、センターの組織や担当区域、施設概要、動物愛護普及啓発業務、動物の正しい飼い方普及啓発業務(収容業務含む)、アニマルセラピーボランティア提携業務等について、順を追ってご説明していただいた。


 センター冊子 センター冊子
 
 センター業務の中で特にアニマルセラピーボランティア提携業務では、50数名の登録ボランティアスタッフがあるとのことで、社会福祉施設などへの動物介在活動が平成18年度実績では35回。施設からの希望も多く、人も犬も足りない状況だとのこと。


 譲渡事業は、在県者への一般譲渡が、平成18年度実績では犬194頭(成犬36頭・子犬158頭)・猫43頭(成猫6頭・子猫37頭)。子犬・子猫は、収容犬猫から譲渡に適している(月齢・健康状態・性格等)子をセンターで管理し、特に子犬は最低でも1ヶ月くらい様子を見てから一般譲渡するとのこと。センターで管理できる頭数の制限もあるので、子犬が足りない状況で、子犬の譲渡希望者は3ヶ月待ちだそうだ。
 子犬の処分数は、平成18年度が660頭、子猫が3400頭余という数字が出ているので、決して、子犬・子猫の収容数が少ないわけではないが、乳飲み子であったり、状態が良くなかったりして、すべての子にチャンスがあるわけではない。
 特に猫は、譲渡希望者が少ないとのこと、また犬は年々処分数が減っているが(それでも年間3300頭ほど)、猫は横ばいで、年間4500頭前後の処分があるとのことだった。


 詳細はセンターのHPで → ●埼玉県動物指導センター


 センター業務の説明後、施設の案内をしていただいた。
 譲渡待ちの子犬たち、センターのふれあい教室や介在活動で活躍する犬猫たち。
 生を約束されている子たちの顔は明るい。


 ●譲渡待ちの子犬たち

 譲渡待ちの子犬 譲渡待ちの子犬


 譲渡待ちの子犬


 ●センターでお世話されているウサギ

 うさぎ


 ●ふれあい犬猫たち

 ふれあい犬 ふれあい犬


 ふれあい犬


 ふれあい猫 ふれあい猫


 その後、処分施設の見学。
 この日は午前中に処分が終わっていたため、目にしたのは収容中の熊谷保健所管轄の犬たちだけで、他に犬はいなかった。ガランとした大きな犬舎だけ。側面が処分施設に繋がっている。
 あまりにキレイな状態だったので現実味がなかったが、きっと朝には、たくさんの犬たちがここにいたのだろう。
 (写真撮影は不可だったので、写真はありません)


 埼玉県動物指導センターには、収容犬猫舎というような、一定期間、収容犬猫を保管しておく施設はない。
 各地域で収容された犬は、その地域の管轄の保健所に収容され、最低3日間の公示期間があり、飼主が見つからなければ埼玉県動物指導センターに移送される。移送=致死処分ということになる。処分は、毎週、水・金とのことだったので、移送されて0~2日で処分されることになるのだろう。
 県内の13の保健所で犬の収容・捕獲業務が行われているとのことで、飼主不明の子犬・子猫なども収容される。
 飼主自身が処分持込する場合は、直接、指導センターが受付窓口となる。


 さいたま市・川越市は独立行政なので、それぞれの市において収容業務を行っているので、県動物指導センターが扱う犬猫は、さいたま市・川越市以外の市町村となる。


 ●さいたま市動物ふれあいセンター

   収容動物の団体譲渡を行っており、既にいくつかの団体が登録し、引取りをしている。

   

 ●川越保健所

   詳細はまだヒアリングしていないが譲渡事業は行われていない様子。


 

 東京都や千葉県のように、再譲渡を目的とした個人・団体ボランティアへの譲渡事業が現状はまだ確立されていないので、収容犬猫たちの命が繋げられるチャンスは本当に少ない。
 最低3日間の公示期間では、もし迷子犬だったとしても飼主が探し出せるだけの時間には足りないだろうし、インターネット等で収容動物の情報や写真が公開されていないので、どういう子たちが収容されているのか、各保健所1件1件に問合せをしないとわからない。
 ずっと訴え続けられている公示期間の延長、そして情報開示の整備、色々な課題がある。
 
 センター業務は、年々、事業所の統廃合が進み、どこのセンターも人手不足・予算不足だとおしゃっていた。
 収容動物舎が必要であれば施設を作る予算が必要になるし、収容動物情報の公開には、写真撮影をしデータ加工し、インターネット上に公開するのであればWeb作成もしなければいけない。
 収容期間を一定期間取るのあれば、お世話をする人員も必要となる。
 譲渡事業を広く進めるのであれば、それに対応する人員も必要となる。
 国から譲渡を推進するようにお達しがあったが、実現に至るには数々のハードルがある。
 
 私たちに出来ること・・・。
 自分の住む地域のセンター・保健所の現状をよく知ること。
 そして、変えていきたいと思うこと、必要と思うことは、地域に住む方々が行政に声を届けること。
 昔は不可能だと思われたことも、たくさんの声が届いて、年々、少しずつでも前進している。
 あきらめないで、一歩ずつでも。
 人にも動物にも優しい社会になりますように。


 埼玉県動物指導センターの皆様、お忙しい中、お時間を作っていただき、本当にありがとうございました。


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 当会スタッフの西園寺さんのブログ に、国会議員の茨城県のセンター視察、そしてドイツの保護施設について紹介されていますので、こちらも是非、ご覧ください。
 目を覆いたくなる写真もありますが、これが毎日、全国で繰り返されている現状なのです。
 ※7月17日、18日の記事です。


 書きたいことがたくさんありすぎて、まとまった文章にならずに申し訳ありません。

 西園寺さんのブログに書かれていたように「保護動物を迎えるのは人として当然の行為」

 そうなるように、これからも私たちに出来ることを続けていきます。


■保護猫・三毛♀さんご、トライアルスタート!



■Mダックス♀ティアラ、トライアルスタート!





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なんだかメモ書きのようなブログで申し訳ありません。

更新が追い付いていかないのですが、時間がある時に詳細を記載します。


新潟県中越沖地震で被害にあわれた被災地の皆様。

どうか1日も早い復興とご家族の健康を願っております。


我が家はマンションですが、かなり揺れました。

揺れが長かったので、どこかで大きな地震があったのでは・・・と心配しました。

犬猫たちは、意外に知らん顔でしたが・・・・。


保護犬・中型MIX♂大知、週末預かり先へ

 長い間、動物病院預かりでお世話になっている中型MIX♂大知ですが、週末だけ、ご家庭内で様子を見てくださる方というお話があり、昨日14日~17日朝まで、お預かりをお願いしました。

 大知は中型犬ですが、室内飼育できる里親様を希望しています。

 室内での暮らしぶりがわからないと、いろいろご不安なこともあるかと思っていましたので、こうして様子を見ていただけることは、大知にとって、一時預かり先や里親様の幅が広がります。

 週末だけでもお預かりできますと手をあげてくださったkeikoさん、ありがとうございます。


 大知 大知

 上の腰に巻いているのは、特製マナーバンドです。

 室内でのトイレは、半分くらいは成功している様子。頑張れ、大知!


 大知の週末お預かり日記はこちら → ●レオとベベのワンワン日記

 お散歩隊のうるる隊長のブログはこちら → ●うるるのお散歩日記


 大知は中型MIXといえど、体重8キロ台。

 手足は長いですが、そんなに大きな子ではありません。

 是非、実物の大知に会ってください~。


保護犬・シーズー♂ナッツ、一時預かり先へ移動

 本日、去勢等の医療措置を終え、預かり先に移動。

 我が家で2週間逗留していたナッツ王子、手のかからない良い子でした。

 去勢していないのにトイレがシートで完璧、マーキングも無しっていうのは、ポイント高いね。

 (でも、未去勢でマーキング王だったような子も、去勢後、2週間~2ヶ月で、ほとんどトイレ完璧になりますから、皆様、ご安心を・・・・)

 

 シーズー♂ナッツ

 
 tomomoさん、ナッツのこと、よろしくお願いします~

 預かり日記はこちらです → ●ナッツくん預かり日記

 我が家ではアマアマでしたので、気になることがあれば引き締めてください(汗

保護猫2匹・避妊手術のため病院へ

 1月31日、センターから引取った猫たち、ようやく本日、避妊手術・・・・。

 引取り後、白キジ♀こうめが風邪で体調を崩したり、その後も何度か避妊手術の予約を入れていたが、センターからの引取犬の移動の関係で手術予約を犬を優先して譲ったりして・・・・ どんどん日延べする日々。

 途中、発情期もあり、ミャンミャンと鳴く声に申し訳ない気持ちもありながら、なかなか連れて行けなかったのだが、ようやく体調も万全で手術へ。

 2匹とも小ぶりで可愛い子たち。

 これから良いご縁を見つけるべく、加速しますアップ


 くるみ こうめ

    くるみ♀1歳  体重2.4キロ             こうめ♀2~3歳  体重3.2キロ

   とにかく小さい&細い&元気いっぱい       くるみのお母さん猫のよう

   食べても太らない体質なのかスレンダー     甘えん坊で人懐こい子

   エイズ白血病検査(-)                エイズ白血病検査(-)

   ワクチン2回接種済                  ワクチン1回接種済

   マイクロチップ装着済                 マイクロチップ装着済
 

  7/15~、ナツママさん宅でお世話になります。

  2匹の詳細は、これからこちらのブログで → ●旅の途中~ほんとうのおうち探し~


  我が家で半年近くゲージ暮らしだったので、これからノビノビできるね。

  ナツママさん、よろしくお願いします。

保護犬・シーズー♂ナッツ・去勢手術のため病院へ

 6月29日、センターから引取った毛玉シーズーくん、明日の去勢のため、今日から病院預け。

 寂しそうにクンクン鳴いてましたが、明日、預かりママが迎えに来てくれるからね!

 「ナッツ」という名前は、預かりママのtomomoさんがつけてくださいました。

保護犬・シェルティ♀ウェンディ、長期預かり先へ移動

 プチ預かりしていただいていたシェルティ♀ウェンディ、今日から長期預かりのおうちに移動。

 たまさん 、2週間のお預かり、ありがとうございました。

 新しい預かりママのFさん、ウェンディちゃんのこと、よろしくお願いします。

 kiccoさん 、お届けの立会い、ありがとうございました。


 ウェンディ

  ウェンディ&ブレッキーくん(預かり先の先住犬シェルティさん)


 新しい日記は、こちら → ●ウェンディちゃん預かり日記


今週の可愛いお客様!?

 お見合いが終わるまで、我が家に逗留することになりました。


 ベリーくん


 我が家では、お留守番の時はサークルですが、それ以外の在宅時は、室内フリーです。

 久しぶりに会ったから覚えていないかな~

 ちょっと緊張気味ですが、すぐに馴れるでしょう~。


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 今日は犬猫の搬送で、ロッキー預かりママMikoさんにお世話になりました。

 朝からありがとうございました。

 チワワ♂ロッキー の去勢の相談も兼ねて、一緒に病院に行ったのですが、ロッキーは心雑音もあり、年齢も、もう11歳なので、去勢手術は見送ることになりました。

 eriさん、ロッキーの爪切り&肛門腺絞りもありがとう。

 eriさん宅でトリミングを終えたシーズー♂ラムくん にも出会いました。

 ラムくん、もうすぐトライアルです。

 とみママさん、あとしばらくラムくん、よろしくお願いします。