ANIMAL X/杉本亜未
先日本棚の整理をしていたら、出てきたので何年ぶりかな?
掃除を放置して一気に読み返してしまった。
まずどんな話かというと、恐竜に変身出来る血族が密かに
世界中で暮らしていて、そんな彼らを利用したい集団と、それらに振り回される人々の話。
恐竜に変身出来る一族…ダイナソーロイドは雌が生まれにくい為、
どうしても血が濃くなり奇形や障害が出たり、
待望の雌が生まれても繁殖能力がなく、その為彼らは滅亡の危機にいた。
それで科学者と手を組んだ北海道の血族が、嫁用に人工的な雌を作る。
何も知らない男性科学者に投薬し、彼の体を変化させてしまうと。
そこから人種問題、男女の問題(女性差別的な表現も多い)、
北海道や沖縄、中国やオーストラリアの少数民族なども絡めてる深い作品。
血族の雌に対する雄たちの考え方ややる事が酷くて、途中で断念した
読者もいるみたいですね。分かるわ。
雌が少ないから、一夫一妻にはなれない。
あくまでも雌は1人でも沢山の子供を産む為に、雄たちが1人の雌を共有する。
雌の意志は力で抑えられ、暴力を振るう事も自然なようだ。
そんな血族の雌にされてしまった中年にさしかかった青年と、
一回りほど若い血族の青年が主人公。
ちなみに個人的にはこんなガキより、北海道の血族
(この雌は元々彼らの嫁用に作られた)の、白河が好きです(*^ω^*)
この人工的な雌にされた青年っていうのが、非現実的だから 良かったのかな?
彼が初めから女だったら、きっついな~。
いきなり東北の山村に連れて行かれて監禁されて、
おっさんたちとまぐわって子を産めなんて言われて、
拒否したらボコボコにされて、その後は行った先行った先で
俺の子供を産んでくれ~と、時には集団レイプまでされて
産まれた子供は科学者側に誘拐されて…。
流石にこれだと商業誌には載せられないかな?
ちなみに最近文庫版も出たようです。
徳間書店からも出てますが、読む順番は
「荒神の一族(全4巻)」
「大地の掟(全2巻)」
「原始再来(全10巻)」
です(^ω^)
お久しぶりっっ(^ω^;)
ま~たっ!
久し振りの更新となりました。
ブログを始めた時はまだ幼児で、散らかすのが大好きな息子も
早いもんでもう小学校高学年。
相変わらずのチラカシ野郎で、なおかつどうしてこうなったのか…
微妙な乙男(オトメン)になりました。
思えば保育園の時に、お友達に影響されて戦隊やライダーを
見るようになり、そして今は学校のお友達(女の子)に
影響され、ちゃお(今は少女雑誌で人気ナンバーワンだとか。)
を毎月購読し、アイカツにハマり…でも害はないし、いいかなあ(^^;)
で、本屋に行っても私が「リアル」とか「バガボンド」とかを
買い、息子が「俺様キングダム」だの「ナゾトキ姫は名探偵」だの
ちゃおじゃないけど、「夏目友人帳」だの買うという
ちょっとだけ面白い状況です。
女の子がジャンプを買うのはおかしくないのに、
男の子がちゃお買うとなんで変なんだろね。
う~ん。
考えさせられるぞ。
写真はついガンガンやってしまった、ガシャポンのカエルのストラップの一部w
続・星守る犬/村上たかし
「星守る犬」の続編。
本編で汚い身なりの子供が出てきました。
お父さんと犬が、この少年に出会ったのは
お店のパン売り場。
母子家庭の少年は育児を放棄され、生きる為にパンを盗んでいました。
その時、お父さんに見られてしまいますが、残り少ないお金で
パンを買って貰え、一心不乱に空腹を満たす汚い子供。
お父さんと犬と海で遊び、子供らしい楽しい思い出を作りますが
この子は母親の父親である祖父に会いたかった。
もっと幼い時に、2人で暮らしていたおじいちゃん。
この子はもう九州から遠く離れた北海道で独りで暮らす
おじいちゃんの所しか居場所がなかった。
そのためにお父さんの財布を盗む。
それが結果的にお父さんと犬のハッピーが逝くのが早まってしまう事になる。
この子が盗んだお金で電車に乗る姿のみが本編で描かれていた。
続編は捨てられていた子犬時代のハッピーの弟犬の
エピソードから始まる。
身よりもなさそうな、自ら孤独な環境を作る老婆との出会い。
箱の中の2匹の子犬。
健康な子犬はお父さんの娘が連れて帰るが、もう1匹は
生まれつき心臓が悪く、死にかけた状態で老婆と出会う。
旅の途中で、医者に掛かった時のハッピーと対照的に、
チビと名付けられた子犬は最初は病院に行って貰えない。
それでも生きている。
チビという名前も、いつ死んでもおかしくなかったからこそだ。
そのチビは孤独な老人と慎ましい暮らしをし、やがて
他人を寄せ付けなかった老人を変える。
ベタな話だが、作者はただの「犬ってすごいね」的な
浅い感動話にはしない。容赦ない。
その次は、財布を盗んだ少年のその後に移る。 <
星守る犬/村上たかし
去年映画にもなった「星守る犬」「続・星守る犬」を読んだ。
まずリアルで泣いた。
犬が絡まなくても、悲しい…そして恐ろしい話なんだけど
その話が無邪気で純粋な犬目線で描かれているから、
余計に悲しくて恐ろしい。
ごく「普通」の暮らしをしてきた主人公一家。
お父さん、お母さん、小学生の時に犬を拾ってきた娘さん、
そして箱の中に捨てられていた、良く見かける"普通"の雑種の犬との暮らし。
犬を拾ってきた娘が、世話をしなくなるのも良くある話。
良くある結婚生活してるお父さんとお母さん。
ある日、お父さんはお母さんから離婚したいと告げられる。
お父さんが自分の意見を言わないからと。
ふざけんなと思います。
(私は書くのも遠慮したい位、色々あって
離婚したんで。あのまま結婚生活続けていたら
今、生きてないと思います)
と、私も"お父さん"も「は?」という理由で
妻子に去られ、娘の置き土産である犬と残されたお父さん。
まあ、お母さんも寂しかったんでしょうが、
"普通"の暮らしを続けてきたのは、誰のおかげなんかね(-"-;)
そして仕事も解雇され、職安に通うにも
不景気なのと年齢的なもので、新生活に進めず
唯一残された財産である愛車に乗って、
残ったお金を持って、犬を連れ南への旅へ。
犬は幸せいっぱい。
大好きなお父さんと二人っきりで旅をする。
綺麗な景色、楽しい海での遊び(うちの犬も代々海が大好きだ)、
道中美味しいおやつを買ってもらい、
キラキラした目でお父さんを見つめる。
「次はどこに行くんですか?お父さん♪」
「明日は何をしましょうか?お父さん♪」
犬は大好きなお父さんを見る。
毎日一番大好きな人と一緒にいて、とても嬉しい。幸せいっぱい。
前の暮らしの時より、この犬は嬉しいんじゃないだろうか。
そして…
生き物だから病気にもなる。
なんとか手持ちの物をリサイクルショップで売って、
医療費(動物の医療費は高い)を作るお父さん。
希望がなくなった中年男と、貰い手探しはかなり難航する
中年の雑種犬の旅。
前途○○なふたり旅。
やがて、旅の終わりが来ます。
一面
ヘタリア/日丸屋秀和
画像は特に意味のない、うちの亀(女の子)
この作品。
興味はあったんですが、なかなか縁がなく、
ついに読めたぜ!
みたいな。
まず、このブログ主は「エロイカより愛をこめて」が
親子で大ファンでございます。
「親子」
そうなんです♪
本棚に並べたエロイカを、小学生になった
あのチラカシ氏がいつの間にか読んでいて、
「ジェイムズ君は~金持ちだ~小銭を貯めて~城建てたあ~♪」
なんて歌っているんです。成長だなあ。
あ、また話がずれた。
「エロイカより愛をこめて」の、エーベルバッハ少佐の
キャラクターは、まさにこれぞドイツ人!
とは、随分昔から言われてましたが、この「ヘタリア」に
出てくるドイツ人…
「あなたは少佐ですか?」
と、トルコのじゅうたん屋兄弟じゃないけど
そう思いました♪
「ヘタリア」の「ドイツ」。
エーベルバッハ少佐をそのまま置き換えても違和感ゼロ。
エロイカ好きは、そんな「ドイツ」に萌え、
愛すべきバカ、イタリアに萌え、
改めて日本ってスゴいや!と思えました。
この作者は、人種のるつぼであるアメリカのニューヨークで
この作品を描いたとの事。
ネットや本だけの知識でキャラクター構成をしたわけじゃ
ないというのが、この作品の面白さの秘密なのかもしれません。
イタリア軍の歴史をイタリア軍の軍服に萌えながら
(私の軍服萌えは不滅じゃい)辿ると、
なんというか…。
不幸なんですよね。弱くて。
チェーザレ・ボルジアも大好きなんですが、彼も結局…。
(以下自粛。惣領冬実さんの「チェーザレ」オススメ♪)
イタリアと組んだドイツと日本…。
敗戦国になったドイツと日本…。
アレな民族と関わったせいで、戦後も大変なドイツと日本…。
日本人の特徴は勿論、先述のドイツ人のほか、 アメリカ、
イギリス、フランス、スペイン、その他の国民性も
なんかリアルだし、(エロイカもね)歴史の勉強にもなるし、
(ローマ帝国と神聖ローマ帝国の違いがずっと良く分からん
かったんじゃが(汗)この本で簡単に分かった。
学生時代にこの作品があれば…ッ)
学生は勿論、海外の歴史漫画好き、海外を舞台にした作品の
ファンの方などなど結構オススメです。
今のところ4巻まで発売中です。
この本はチラカシ氏(息子)にも読ませよう。
余談
で、とにかく各国の国民性をキャラクターにしている
わけですが、某お隣の国(-"-;)が、たった数コマに
クレーム付けた事でも話題になりましたね。
悲しみは床でのたうち回って云々。
実際、悲しみの表現として、やってんじゃんよ。
ついでに怒りは、腹立ち紛れに火を付ける…とか、
人糞ばらまくとか…さ。
なんかもうね。




