特定非営利活動法人C.O.N -31ページ目
本日は、
猪名寺自治会にて、
野良猫対策活動講習会
でした。
今回から説明のスライドが
リニューアルされていて、
とても分かりやすく、
皆さんからも好評でした。
尼崎市の野良猫の
不妊手術助成金は、
実は大半が
動物愛護基金から出ています。
つまり、
これ以上不幸なノラ猫を
増やさないように、
という皆さまからの寄付のおかげで、
私たちは沢山の猫の不妊手術が
できています。
という事で、
動物愛護基金の説明と
パンフレットの
配布もありました。
愛護センターの講習の後、
推進員の尼ゃんさんから
具体的なTNRの方法について
説明がありました。
尼崎市のノラ猫助成金を使うには、
①講習会への参加
②地域の代表者の活動合意
と2つの必須条件がありますが、
会長さんからゴーサインも出ましたので、
今日参加した住民の皆さんは
両方クリアです!
これで助成金を使って、
ノラ猫の不妊手術が始められます。
自治会でサクサクできるようになるまでは、
広報チラシや病院の予約など
推進員がサポートします。
こちらの自治会は、
日頃から
色んな地域課題に、
積極的に取り組んでいて、
猫トラブルでも、
知恵を出し合いながら、
地域力で、
取り組んでいただけそうです。
相談→講習会までの流れ
■6月
猪名寺地域の方から
相談2件、苦情1件入る。
↓
現地調査
↓
愛護センター経由で自治会長にアポ
↓
会長の所へ活動説明に伺う
(*愛護センター職員さんの同行も可)
↓
■7月
ノラ猫対策説明会
・愛護センターによるノラ猫対策説明
(センター職員)
・具体的なTNRの方法
(動物愛護推進員)
・質疑応答
↓
◾️8月19日
尼崎市ノラ猫対策活動講習会
・愛護センターによるノラ猫対策説明
(センター職員)
・質疑応答
・具体的なTNRの方法
(動物愛護推進員)
地域での
ノラ猫対策活動講習会。
オススメいたします。
福祉関係の方からの
相談がありました。
お一人暮らしの
高齢者さんが、
猫を飼っておられるのですが、
なんだか、、、
いっぱい
いるみたいなんです。。
いっぱい?って
どれくらいですかね?
わからないんです💧
ひとまず、
分かる範囲で、
不妊手術の有無や
頭数などの
確認をお願いしました。
これまでこういう連絡は、
多頭飼育崩壊になったり、
飼い主さんが亡くなったり、
とことん
どうにもならない状態に、
なってしまってから
でしたが、
福祉の現場の方々が、
猫のことで何かしら危機感を
感じてくれていることで、
変わってきました。
つながり始めた気がします。
さらにその先、その先へ。
不幸な命が生まれる前に。
心配のお問合せもあったので、
その後のことを報告します。
一週間ほどの入院治療のあと、
子猫たちは元気に
ご飯も食べれるようになりましたが、
目の方の改善は無く、
眼科の専門治療が可能な病院で、
診てもらうという事になりました。
この件でもともと現地調査にも
同行してくれていた尼にゃんさんが
行きつけの枚方の動物病院へ
連れて行ってくれました。
深刻な状態だけれど、
現段階では小さ過ぎて
手術も無理との診断。
3匹はそのまま、
尼にゃんさんの施設に移って、
投薬と一日5回、
5本の眼薬を5分おきに、
というかなり手間暇のかかるケアを
受けています。
猫たちの様子はこちら。
保護猫カフェふみふみ☆彡
かなり、良くなってきたようです。
スタッフの皆さんの
丁寧で繊細な
5匹の子猫は、
現地調査の時には、
3匹になっていました。
母猫が子育てをしていて、
高齢者さんも、子猫が
カラスやイタチに狙われないようにと
気にしていたそうですが、、、
外は本当に過酷です。
こんな事なら
早く保護しておけば、、
という思いは、
常にあります。
が、
ボランティアは皆、
許容範囲を超えて
沢山の猫を抱えていて、
場所がないー
仕組みがないー
ずっとその繰り返しです。
安定的に、
一時保護、譲渡ができる仕組みは、
本当に無理なのか、、、
高齢者さんに、
母猫の不妊手術の連絡を入れました。
他にも2匹メス猫がくるそうです。
いずれにせよ、
これ以上、
不幸な命を産み出さないことー
そこへつないでいく事が、
今、私たちにできる
最低限の役割です。
数日前まで
暮らしていた部屋に、
普通の生活の跡は無く、
もう戻ってこないであろう
飼い主が
残した猫が一匹。
食器棚の上から
怯えきった様子で
こちらを
見ていました。
幾度となく、
こうした現場に、
足を踏み入れていると、
色々な思いが
湧いてきます。
高齢者さんの病状が悪く、
近々にも長期入院、
或いはそのまま帰ってこれない
可能性がある。
となると、
ペットはどうなる?
危機感をもった
福祉の方から
この段階で連絡が入りました。
事前の打ち合わせなどが
できていた分、
倒れて緊急入院と連絡が入った時も、
想定内で動けました。
お互いの顔が見えている事も
大切な事だと思います。
2016年
真夏の
なりふり構わず、
議員さんにも
現場に入ってもらい、
色んな人を巻き込みながら、
多頭崩壊対策は、
少しずつ
進んできました。
市が取り組みを始めた事で、
福祉の現場の皆さんの理解も
違ってきた気がします。
ただ、、、
どうしても必要なのに、
どうにもならない。
それが、
一時保護の機能を備えた
施設です。
ボランティアの
受け入れは極限状態。
ごく一部のボランティアに
重い負担が
のしかかっています。
これ以上、
見て見ぬふりはできないと
思います。
次回は、
『少し進んだ対策』について、
振り返ってみます。
で、
何度でも
みんなで考えていくしか
ないと思います。
令和2年度第2回理事会
8月9日(日)13時〜17 時
小田北学習プラザ
▼協議内容
尼崎市動物愛護センターの施設整備について
尼崎市ノラ猫不妊手術助成金について
尼崎市ノラ猫対策活動について
尼崎市動物愛護基金について
17 時、
福祉関係の方と
待ち合わせ。
相談は内容は、
一人暮らしの高齢者さんの家に
やってくるノラ猫たちのこと。
子猫が産まれ、
だんだん増えてきた、
家の中でも子猫を産んで、
このままだと大変なことに
なるかもと思って、
連絡したのですが、、、
とのこと。
何度かやりとりをして、
今日は現地へ
状況確認にやってきた。
高齢でお一人暮らし。
玄関周りに
たくさんの猫がいた。
福祉の方から
聞いていた
子猫は?
3匹かたまって
コンクリートの床の隅っこで
うずくまっていた。
目は潰れ脱水もひどく、
今日治療受けさせないと、
多分もたない・・・。
最初の相談から
ひと月ほど過ぎて、
乳飲み子も
里親探しができるかも、
というつもりで
様子を見にきたが・・
現場は、
いつも想定外のことだらけ。
こんなふうに、
日々、
行き場のない猫、
保護を必要とする猫、
負傷動物が、
あふれてくる。
役所に相談した人は、
口を揃えて言う。
確かに、
処分の可能性もあるし、
その説明も
仕方ないかもしれないが、
よほどの苦情者以外、
殺されると思ったら、
そこで話しは終わってしまう。
そこが
一番のネック。
引き取らない時こそ、
適切なアドバイスや
継続的なサポートが必要、
と思う。
これまでに、
尼崎で起こった
数々の多頭飼育崩壊でも、
飼い主やその関係者は、
結構早い段階で、
役所に連絡をしている。
が、
結果的に、
見逃された。
その時点で手立てがなかった
ということかもしれないが、
数匹の猫が、
のちに50匹、60匹となって
自分のところへ戻ってくると
分かっていれば・・・
どうだろう?
人も猫も、
沢山、
沢山、
犠牲になっている。
今も。
その教訓を
対策につなげなければ
と
切実に思う。
駅前で
子猫の鳴き声がしていて、
カラスが狙ってました。
通勤途中、
そのまま出社したものの
心配で、、、
いろいろ考えて、
命なので、
自分が飼おうと思うのですが、
何とか捕まえられないですか?
なんとかしてあげたいんです。
その連絡から
1か月近く
土砂降りの大雨が
何回もあって、
もう死んじゃってるかもと
思ったこともありましたが、
本当に良かった
スタッフの皆さん、
諦めず、
ねばってくれてありがとう

お疲れさまでした。

ノラ猫対策説明会。
今日は
婦人会さん主催です。
こちらの婦人会さんは、
日頃から活発に地域の活動を
されています。
なので、
ノラ猫増えた、
苦情も増えた、
それなら対策やってみよう
というところまで、
話しの早いこと。
まずは、
愛護センター職員さんから、
ノラ猫対策活動の説明が
ありました。
続いて質問コーナー。
皆さんからはTNRの質問が
多かったので、
推進員から『実践編』を
お話ししました。
現場のニーズに合わせて、
スライドも
毎回リニューアルしています。
こちらの地域、
10 年以上前に一斉TNRを
されています。
その時のこと。
コワイ系の苦情者と一触即発。
傷害事件になりかねないと
近くの交番に駆け込み
お巡りさん立ち会いのもと、
愛護センターの職員も
途中参戦し、
大バトルになりました。
当時は大荒れも、
しょっちゅうでしたが、
もう、
そんな場面に
出くわすことは
なくなりました。
ノラ猫の一斉不妊手術、
やってみようという事に、
なりました。
地域のことは、
地域で解決する。
私たちは、
その事を、
少し
お手伝いするだけです。
という事で、次は、
婦人会主催で
ノラ猫対策活動講習会が、
開催されます。
引き続きリポート
します。
尼崎市では、
野良猫の不妊手術をする場合、
手術費の助成が受けられます。
その条件は2つ。
1. 野良猫対策活動講習会を受講すること
2. 地域の代表者の合意を得ること
です。
で、
地域の合意って何?
というと、
『活動合意書』に、
地域の代表者=町会長さんの
サインをもらえばOK!
なのですが、
この地域の代表者の
合意で、
問題が勃発しています。
ま、もともと
勃発はしていたので、
大きく表面化した
ということです。
町会長さんのサイン(合意)が、
どうにもこうにも、、、
もらえない。
きちんと説明しようとしても
頭ごなしに怒鳴られたり、
条例違反のエサやり行為を
うちは許可しない!
とか、、言われちゃうそうです。
サインがもらえなければ、
助成金は使えません。
その地域は長年、
ボランティアや住民が、
自腹で手術をしています。
助成金はたっぷりあるのに、
今後もずっと
そうするしかないそうです。
あらためて、
地域の合意って
なんでしょうか?
不妊手術をし、
ノラ猫を減らすことに反対!
という住民は
いるのでしょうか?
そう言えば、
子猫は春の風物詩、
楽しみなんだから、
不妊手術はやめろ、
なんて住民も
過去にはいましたが、
そんな意見も含めて
合意を得てね、
ということでしょうか?
他方、
猫の存在そのものが嫌だ、
世の中から猫なんて抹殺しろ!
って人だっています。
実際、活動の中で
毒エサまきもありました。
現場は
さまざまです。
私たちにとって
一番大切な事は、
不幸なノラ猫をなくすこと。
誰かに、
その責任を押しつける
合意という言葉が、
不幸なノラ猫を
増やしていませんか?
突然、
住まいを失って
高齢ワンコと猫さんと
テント暮らしになった
お兄さん。
なんとか
住むところが
見つかりました。
ワンコは高齢なので、
お家の環境が整うまで
もうしばらく、
保護先ですが、
早速、猫さんは、
飼い主さんの元へ。
一時保護先では、
ずっとシャーシャーで
一瞬も触れなかった
あのマリアちゃんが、
元気でね、
マリアちゃん。
飼い主さんとワンコと
いっしょに、
ずっと幸せでいてね。
犬と猫とテント
