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特定非営利活動法人C.O.N

地域猫活動、公営住宅とペット、ペット防災、多頭飼育崩壊、高齢者とペット問題など、人と猫にまつわる様々な社会課題に取り組んでいます。高齢者とペットの安心プロジェクトは5年目になりました!人と動物が共に生きる、ワンウェルフェアの実現を目指しています。


尼崎市のノラ猫対策活動講習会が
9月26日に開催されます。





8月27 日
これと同じ講習会が、
地域の婦人会主催で
開催されました。












ノラ猫が増えて
困ってるんです、、、



民生委員さんからの
最初の相談から約1ヶ月。



その間、
社協主催での説明会、
婦人会主催での説明会。
そして、出張ノラ猫対策活動講習会と。



実に三回も、
ノラ猫の会合を
開催されました。



ノラ猫問題を
なんとかしないと!という
婦人会長さんの熱意です。



講習会に参加した地域の皆さんは、
助成金を使ってTNRができるようになり、
近々、一斉TNRを行うそうです。



実施チラシの配布や
動物病院の予約や
TNRの段取りなどは、



日頃からこの地域で活動している
尼にゃんさんがサポートしてくれます。



ノラ猫の繁殖を止めて、
猫トラブルの無い
地域社会を目指します。






私たちは、
不幸なノラ猫のいない
社会を目指します。






福祉の方から相談のあった
高齢者さんの玄関先で産まれた子猫たち。
衰弱して、目がつぶれて、
本当に大変でした。


一匹のシャム柄の子は、
全く目が見えませんが
保護猫カフェふみふみさんの施設で、
驚くほど元気いっぱいに
育っています。



皆さんの
小さな命への想いの
おかげです。



今日は、その子猫たちの
お母さん猫のTNRです。



不妊手術の費用は、
尼崎市の助成金を使います。






尼崎市の助成金を使うには、
地域の町会長の『合意』が必要ですが、
それほど難しいものではなく、



尼崎市が推進する
野良猫を減らすための活動(不妊手術等)を
行うことを了解した
という感じの『合意』です。



という事で、
まずは愛護センターから、
町会長さんに連絡して
活動概要を伝えてもらい、



先週、私たちは、
町会長さんのお宅へ伺って
状況説明をし合意書へサインを
もらってきました。



前もって愛護センターから
説明をしてもらっているので、
とてもスムーズです。



準備万端。



今朝、高齢者さんに連絡を入れたら、
ちょうど福祉の方が訪問中で、
今後の流れを説明しました。



子猫3匹は既に
ふみふみさんで
保護しているので、



残る猫たちは、
お母さん猫、
おばあさん猫(?)
中猫の茶トラと
合計3匹です。



これ以上増えなければ、
そんなに大きな問題は
起こらないだろうと思います。



福祉の方の相談が
不妊手術につながって
良かったです。








多頭飼育崩壊も、
野良猫問題も、



早期発見、
早期支援、
が一番効果的な手立てです。











翌日、不妊去勢手術を
無事に終えて
猫たちが戻ってきました。












痩せ過ぎていて
手術できなかった子が
4匹いましたが、
みんな元気そうで、
高齢者さんも、
安心した様子です。








猫たちが手術に行ったあと、
奥の部屋に
まだ3匹が残っていたそうで、、



急いで次の手術の予約を
入れましたが、、、



かなりお腹が大きいです滝汗


地域でノラ猫問題
解決しませんか?

野良猫対策活動講習会
9月 29日(火)
午後2時〜3時30分  
会場:兵庫県動物愛護センター




尼崎市では地域が主体となって
不妊手術を行い、
野良猫による被害を減らす活動を
推進しています。

▷雌猫1匹の避妊手術に上限1万 1000円
▷雄猫1匹の去勢手術に上限 6,000 円
を助成しています。


助成金を受給するには、
講習会を受講してください。
*申込み不要


▼お問合わせ
尼崎市動物愛護センター
TEL 06-6434-2233




市営住宅で、
ペットは飼えないから、
外でノラ猫を飼うような活動は
認められません。



はぁ??
と何回でも
言いそうになりますが、、



公営住宅の
ノラ猫問題に関わってきて、
度々言われた言葉です。








さて、
今日は久しぶりに公営住宅へ。
ノラ猫対策の説明会です。



役員の皆さんは、
客観的な立場でノラ猫問題を
理解されていますが、



一部の住民の方から苦情が入っており、
会長さんは板挟みのご様子です。







具体的にどこにどのような
猫被害が出てますか?
と聞いても、
今日は苦情の方がいなくて、
話が先に進みません。



この団地の猫たちは、
みんな不妊手術が
終わっているそうです。



それ以外は、
近所の多頭飼育のお家から
流れてくる猫たちが沢山いるとか。



参加者の方からは、
どれがノラ猫で飼い猫か分からない
という発言もありました。



地域の中に、
中外飼いで、
しかも不妊手術してない
飼い猫がいると、



いくらノラ猫を手術しても、
新規参入が絶えず、



全然減らないやん!



という事になります。







会長さんからの提案で、
あらためて、
苦情の人にも参加してもらって
みんなでノラ猫問題について
話し合いをする事になりました。






 

高齢者さんのお宅

20匹以上の猫が未手術でした。

 

 

のらねこさんの手術室さんに

サポートしていただき、

1回目の不妊手術を終え、

2回目の不妊手術。

 

 

・・・・・

の予定が、

 
 

 
 
赤ちゃんが
産まれてしまいました  えーんえーんえーん
 
 
 
 
 
 
 
 
個体識別もできず、
奥の部屋に逃げられると
捕獲できない状況です。
 
 

 
前回、
取り残しの猫さんが、
出産汗
 
 
 
 
 
 

高齢者さんは、
子猫はかわいいなぁ照れ
とか言いながら、

こちらの空気を読んでか、
若干、申し訳なさそうなトーンです。
 
 
 
 

 
 
 
福祉の方からの相談に、
とりあえず、
このパンフレットを渡してもらって
手術にこぎつけましたが、
 
 
 
人と
猫と、
人生いろいろです。
 


 
猫が幸せでいるためには、
飼い主さんが
幸せでいてくれないと、



と、
当たり前のことを
しみじみ思う
今日この頃です。
 
 
 
あれやこれやと立て込んで、
blog更新も追いつきませんが、、


本日は公明党政策要望会へ
参加させていただきました。






これまで要望をあげてきた
動物愛護センターの整備など
進捗状況を報告するとともに、



多頭飼育対策、官民連携、
マイクロチップなど、
国、県、市とそれぞれ要望を
お伝えしました。






久しぶりに中野議員に
お目にかかりました。



経産大臣、内閣府大臣、復興大臣と
3つの政務官を務める激務の中、
愛護法改正においても
大変なご尽力をいただき、
8週齢規制や動物虐待の厳罰化など
見事な改正が実現しました。



そしていよいよ、
数値規制の攻防も大詰めのところ、
中野議員には、
最後の最後の強力な一押しを
お願いしました。














福祉関係の方から相談の
一人暮らしの高齢者さん。



とりあえず、
福祉の方に、
パンフレットをお渡しし、
不妊手術をすすめてもらうよう
お願いしたところ、



すんなり
OKが出たそうです!



尼崎市には、
ノラ猫の不妊手術助成金は
もちろんのこと、
多頭飼育崩壊防止を目的とした
不妊手術助成金もあるので、



条件に該当すれば、
助成金が使える可能性がある事も
伝えましたが、
費用はご自分で出せるとのこと。



この段階でなかなか
進まないのが普通なのですが、



福祉の方が、
高齢者さんと身内の方に
しっかりとお話し
してくれたのだと思います。
助かりました。



頭数は15 頭ぐらい。
予約を入れて、
いっしょに室内捕獲と送迎も
お願いしました。



いつもながら、
これだけの対応をしてくれる
動物病院の存在は、
ありがたいと言う言葉では
言い表せないくらい
本当にありがたいです。






手術当日、猛暑の中、
遠方から高齢者さんの身内の方も
立ち合いに来てくれました。
福祉の方は、会議のため遅れて来られます。



高齢者さんは、


最初に飼った猫が
不妊手術の数日後に
亡くなり、、、


病院に行ったけど
すごく苦しんで、、
本当に可哀想だった、



と、話していました。



そのトラウマが、
手術をためらわせ、、、



こうして増えてしまった
原因だったのかもしれません。







必要な人に、
必要な情報が
届けられること。



その大切さを、
毎回、毎回、感じています。



もっと早く
不妊手術ができていれば、
沢山の猫は死なずに済んだし、
飼い主さんにも
もう少し穏やかな日常が
あっただろうに、、、



と、
毎回、毎回、思うのです。



痩せている子が多く、
リスクが高いと判断した場合は、
手術しない事など、



のらねこさんのスタッフさんから
丁寧な説明を受けて、
猫たちは、
手術へ向かいました。




ふと、
『ひまわり』のことを
思い出して、



探してみたら、
ほぼ初版の動画が
見つかりました。



当時、
何度も何度も見たのに、
今も同じ気持ちで、
泣けてきます。



ほんのついこの間まで、
日本では
殺処分が正義で、
生かす事は許されない、
そんな時代がありました。







頑張っていた
センターの職員さんは、
辛いと言って、



最後、
子猫を一匹連れて、
辞めていきました。




まだまだ、
不条理に命を奪われる
犬猫は沢山いますが、



生かす選択肢が
与えられている今、




行政にも
私たちにも、
できることは
たくさんあります。




それは、
とても幸せな事だと
思います。