特定非営利活動法人C.O.N -29ページ目
高齢のお母さんのエサやりが、
大変な苦情になってしまって、、、
と、困り果てた
娘さんから相談があり、
とりあえず現地へ。
この寒さでは、
猫の姿は、
どこにもありません。
おばあさんが、
エサをあげている場所は、
踏切の間際でした。
話しを聞いてる間も、
何本も電車が通り、
カンカンと警報音が
鳴っています。
ここで、
黒猫の親子が
待っているそうです。
ちょっと歩いただけで、
手が痛くなる寒さの中、
こんな危険な場所で、
エサを待つ2匹。
猫たちは、
この踏切を
渡るのだろうか、、
なんだか
今日は、
無力です。
高齢者さんが
救急車で
運ばれました。
その方が、
犬を飼っている事に気付いた
福祉の方が、
現場に駆けつけていた警察の方に
伝えましたが、
犬は管轄外、
という事でした。
実際、
取り残されたペットが
死んでいたという事例も
珍しくないのです。
福祉の方にとっても、
犬猫は『管轄外』
だろうと思いますが、
何とかしようと
動いてくれる
現場の方々がいて、
救われる
命があります。
なので、
私たちは猫の団体ですが、
『管轄外』とは、
言えないのです。
3ヶ月が過ぎましたが、
高齢者さんは、
戻ってこれるのかどうかも
わかりません。
一時預かりをお願いしている
ボランティアさんから、
久々にカットをしてもらった
小太郎の写真が届きました。
(まるで別犬)
皆さんの協力で、
小太郎は、
元気です。
里親さんから
猫さんの近況が
届きました。
ジローくん。
2年前の61匹多頭崩壊から
レスキューした猫さんです。
あまり使いたく
画像ですが、、、
レスキューし、
その後、
多くの猫たちは
心優しい里親さんに、
迎えていただき、
ご覧の通り、
幸せに
暮らして
くれています。
夏には、
こんな写真も
送っていただきました。
本当に
穏やかで
幸せそうな
表情です。
命と向き合う活動は、
苦しみや悲しみも
絶えませんが、
前に進んでいかないと、
と、思います。
12月13日(日)13時〜16時
本日、定例会。
課題が山積みなので、
議題びっちりの3時間で、
何とかメドはたちました。
その後、
野良猫の不妊手術の相談で
現地調査へ。
この地域の老人会会長さんで、
C.O.N理事の方に同行してもらって、
ついでに、
自治会長さんの所にも
お話ししに行ってきました。
いきなり、
猫さんいっぱいの路地を発見。
そこから流れて、
猫たち一家が
相談者さんの庭に
やってくるようです。
車も多く、
猫が轢かれている事も
度々あるそうで、
見てられないと。
秋に生まれた子猫たちが、
そこそこの大きさになってます。
年を越したら、
また出産です。
ボランティアさんや住民が、
ノラ猫の不妊手術をしている気配はなく、
手付かずの地域みたいです。
まずは、
町会長さんの承認をいただき、
相談者さんの庭にくる子たちの
不妊手術を行う事になりました。
平成19年に、
ノラ猫の不妊手術助成金ができて、
来年は15年目となりますが、
助成金の存在を
知らない方が多く、
驚きます。
助成金を
知らないってことは、
不幸なノラ猫を減らす
市の取り組みを
知らないということです。
不幸なノラ猫を減らす助成金は、
ボランティアのもの
ではないと思います。
そこで暮らす
地域の人たちのために
活かされこそ、
だと思うのです。
「猫が弱っている!
病院に連れて行ってくれ!」
連れて行くのは可能ですが、
費用は出せますか?
「こないだの人は、
病院に連れて行って
不妊手術してくれたんや!
なんで、できへんねん!」
不妊手術は、
市の助成金使えますが、
ケガの治療とかは、
助成金が出ませんので、、、
「あんたじゃ話にならん‼︎
上のもん出せーーー‼︎‼︎」
上のもんて、誰やねん、、、
私たちはボランティアなんです!
と言い返したいのも我慢し、
捕獲が重なり、
次の捕獲時間に少し遅れたら、
「猫にエサやりましたから、
不妊手術とかもう結構です」
と言われたり、
先方の思い違いで
キレられることは、
もはや日常。
相談を受ければ受けるだけ、
動けば動くだけ、
理不尽な逆ギレに遭遇する
ハメになる。
今日、
東京のある公益財団の
事務局長さんと
やり取りをしていたところ、
動物虐待の相談が、
沢山くるんだけど、
叱られる事も多いんだって。
いずこも同じ?
それは無理なんですよ。
できないんですー
と、終わりにすれば、
楽ちんなんですけどね。
行政がやらなくても、
誰かが、
やらないと、
猫も、
人も、
困るでしょ。
早朝、高齢者さんのお宅の
たくさんの猫の不妊手術のサポートをして、
そのあと政策要望会。
そして、
猫のフン被害でお困りの
現地調査。
なかなか、
ハードな一日
ですが、
あちこち回って
お話しを聞いていきます。
現地調査は、
イロハのイ。
現地を見ないで、
対策は
語れないです。
苦情者さんの
お話しだけでは、
現場のホントの事情は、
わからないものです。
少し前の報告に
なります。
尼崎市の動物愛護基金へ、
たくさんの
ご寄付をいただきました。
尋常でないお忙しさの中、
わざわざ尼崎まで足を運んでくだり、
貴重なメッセージもいただきました。
これまでも、
ありがたいご縁をいただいて
困難な扉が開かれたように、
また一つ、
動物への想いが
つながって、
長年の重い扉が開きます。
行き場の無い
犬猫たちのために。
人も、動物も、
幸せな社会をつくるために。
尼崎市動物愛護基金へ
ご寄付を、
本当にありがとうございました。
心からの感謝を
本年も、
ふるさと納税は、
動物たちのために
お願い致します。

尼崎市動物愛護基金

高齢者とペットの安心プロジェクト
お申し込みは、
『高齢者とペットの安心プロジェクト』の
ご案内を、会員の皆さまへ送付しました。
尼崎市の
ふるさと納税です。
ごめんなさい。
返礼品はありませんが、
行き場を失う
犬猫たちのために、
小さな一歩ですが、
ふるさと納税をお願いします。
ふるさと納税のお申し込みは、
ペットと高齢者の問題や
多頭飼育の問題の件で、
何かとアドバイスをいただいている
地域の会長さんのところへ、
資料を届けにきました。
この地域は、
平成19年ノラ猫の助成金が
できた頃から、
TNRを取り入れていて、
猫の恐ろしい繁殖力については
既に理解されているので、
多頭飼育崩壊についても
話しが早いのです。
C.O.Nで関わった
多頭飼育崩壊の一覧を見て、
こんなにあるのかと
驚いていました。
それでも、
これは氷山の一角
なのですが。
小一時間、
バッチリコロナ対策をした
子供食堂の方で
意見交換を
させていただきました。
ここの子供食堂には、
子供たちが50人も
集まってくるそうです。
コロナで閉鎖中も
早くオープンしてと
道ゆく子供に
せがまれるくらいの
大人気の存在。
犬猫は二の次という
ありがちな発想は無く、
この地域の
合同避難訓練での
ペット同行避難は、
今年で5年目になりました。
地域の課題は地域で解決、
を長年、実践しておられます。
お知恵拝借です。
神社さんが
市の助成金を活用して、
ノラ猫対策をされてます。
市の野良猫対策活動
講習会も受講され、
今日は第二回目のTNRです。
近所のお寺さんも
お願いしたいとのことで、
捕獲範囲が広がりました。
神社内のフン掃除、
かなり大変な事になっているのですが、
そこはぐっと我慢して、
TNRを進めてくれています。
この辺りは、
車も少なく、
土も木もあって
猫にとっても
住み心地の良さそうな
地域ですが、
捕獲してみると、
健康状態が
かなり悪い子も多く、
やはり外猫生活は
過酷です。
こうしたノラ猫が
減ってくれること、
できれば全部が
家猫になれる日がくることを
願いながら、
活動しています。
陽が落ちて
シンとした境内に
時折、
手を合わせる人たちの
姿が見えます。
平和的解決を選んでくれる
神社さん
お寺さんには、
感謝です。

