クソゲーオブザイヤー2008(動画 21分)
某2ちゃんねるのスレッド内で、その年に出たクソゲーの中からキングオブクソゲーを決めるというネタスレがある。
クソゲーコレクターも兼ねる住人達が来る日も来る日もクソゲーについて議論を交わす不毛なスレッドですが
クソゲーをいち早く知ることもできるため、下手なゲーム雑誌のクロスレビューよりよっぽど信頼できる(笑)
なお、2ちゃんねる内でおすすめゲームを聞くことはお勧めしない。必ずクソゲーのタイトルも混ざっているからだ。
さて、動画も見終わったと思うので7英雄の話題に戻りましょう。
いや、すごいです。突出したクソゲーがないのではなく、どれも突出したクソという7英雄。その名に恥じません。
ちなみに俺は全て未プレイです。したがって俺の主観はあまり入れません。(ただし動画や画像に対する突っ込みはあり)
ダメジャーは2本まとめて最後に取っておくとして、まずはこれから

『奈落』こと【奈落の城 一柳和、2度目の受難】から行きます。
ジャンル:推理アドベンチャー
(要点)
・操作性の悪さ、酔う3Dマップ、グラフィックに埋もれる重要アイテム・・・とシステム回りがダメ
・推理物なのに解読できない暗号、総当たりで潰せる推理、フラグを立てる作業がファミコンゲーム並にめんどくさい・・・と推理物として成り立っていない。
・オチがタブー
・死んだ人間が蘇り『テキストがまだない』と言ったり、バグが多い。
最近のゲームとしてはクソゲーですが、一昔前のゲームは割とこんなん多かったと思います。
3D酔いは何気にきつい。
「テキストがまだない」関連、バグはさすがにイラッとしますねー
(参考画像)


シュールすぎて背筋が凍るわ(((゜д゜;)))
【大奥記】『大奥』『ドム』

RPGで言うところの村人に話しかけるだけのゲーム。
会話によってフラグを立て、並みいるライバルを蹴落とし大奥でのし上がっていくのだ。
操作性やシステム回り、キャラグラフィックを一新し、逆転裁判並の申し開きの場を設ければ評価も違ったかもしれない・・・
その場合、まったく違うゲームになりそうですが。
ちょこちょこダッシュがホバー移動になるのはちょっと見てみたいですね(ガンダム脳)

なんだこの能面のようなヒラメ顔は!!ここは竜宮城か!?( ̄□ ̄;)
【ジャンライン】

ジャンル:麻雀
バグが多いから修正パッチを配布→パッチで逆にゲーム内容が悪化したという画期的なゲーム
(パッチ前)
・クソゲーにつきものと言われるフリーズバグは標準装備
・ルール上見えるはずの牌が一部伏せられている。
・点数の計算がおかしい
・社員ボイス販売
・ランキング対戦中に誰かが落ちると強制終了
(パッチ後)
・フリーズが多発するようになる。(メニューでもフリーズする)←改悪
・ゲーム中に右ボタン押しっぱなしで意図的にフリーズ出来る。必殺ちゃぶ台返し!!←改悪
・一部のバグ未修正。←悪いまま
何のためのパッチだよ・・・(゜д゜;)
そして、新たなバグ
『亜空カン』(動画)
・4カンで流れないどころか、5カン目まで確認出来た。王牌の処理はどうなっているのか不明。
・上家の切った牌を大ミンカンしたら、下家の手牌の左端の牌が晒した牌に紛れ込んで、自分は多牌で下家が小牌に。
・これにより一列に並ぶ牌が増えた結果、幾つかの牌同士がめり込んで融合するような描画に。
↑
(麻雀を知らない人向けの説明)
麻雀は[三枚一組]を4つと[二枚一組]を一つの計14枚で役作るという基本がある。
・三枚一組は数字が順番にならぶ(123)か同じ牌が3つ集まればOK/最後の二枚一組は同じ牌
・多牌とは、ポーカーで例えると普通は手持ちのカードが5枚なのに何故か6枚持っていると同じ
・小牌とは、ポーカーで例えると普通は手持ちのカードが5枚なのに何故か4枚持っていると同じ
ジャンラインはカードの横取りまでしちゃう。
通常麻雀ゲームの優劣は操作性やAIの思考、演出などで決まる。
しかし、このジャンラインは多種多様なバグ、麻雀のルールを理解していない人が作ったようなルール改変によって、異次元のクソゲーと化した。
さすがはこの年のファイナリスト。凄まじい実力だー( ̄Д ̄;;
【神代學園幻光録 クル・ヌ・ギ・ア】『通称:ヌギャー』

ジャンル:アドベンチャーRPG
・転生學園シリーズの絵師をパッケージに起用し、タイトルも似せて同作品のファン層を狙ったが、本編に関連性は一切なく、学園物ですらない。
・出会った瞬間に恋人になるというスピーディーな電波シナリオで、クリアまで僅か6時間。
・ラスボスを含め殆どの戦闘が麻痺させてオートで済む。
・合体技では痛々しい掛け合いと共にシュールな静止画が15秒間表示され、
・決め台詞は「ゆゆうじょうパパワー!」(=友情パワー)と壮絶にずれる。
常に低品質ながら一線は越えないという定評があったIF(アイデアファクトリー)だが、
今作はコンセプト、シナリオ、システム、など「どこを切ってもクソ」という隙の無さで、
購入者をして「買って数千円をドブに捨てたいのなら、実際にドブに捨てる方が時間の浪費が無いだけ建設的」
とまで言わしめた。
Q・このゲームは面白いですか?
A・買うな
ワロタwww
パッケージ詐欺。寒いシナリオと、これぞ正統派クソゲー!購入者の悲痛な叫びが聞こえてきそうです・・・「ぬぎゃー!!ヽ(`Д´)ノ」
【プロゴルファー猿】 『猿』『PV詐欺』

ジャンル:プロゴルファー猿なりきりゲーム(意味不)
『ワイは詐欺や!プロモーション詐欺や!』←秀逸すぎるwww
・ファミ通のクロスレビューで3/3/3/3と歴代最低タイの12点を叩き出した恐るべきゲーム。
・さらに4点以上をつけたレビュアーがいないゲームは史上初。
・更にレビュアーの一人山本ペンキに「現代で、こういうゲームに出会えるのは、ある意味貴重」という名言を出させた
・任天堂のソフト分類より、「スポーツ」ではなく「プロゴルファー猿なりきりゲーム」(後に「バラエティーゴルフゲーム」となっている。
・誰がどう打っても数ヶ所しかない定位置に球が落ちるという双六のようなシステム
・開始からエンディングまでは約10分
・発売前にも関わらず買い取り価格1500円(定価6,090円(税込))
・実はPVに出てくるキャラやホールが全部
恐るべきバンナムのキャラゲーの破壊力!
それではプロモーション詐欺の手口をどうぞ。
猿PV(動画)
トリを飾るのは先発から抑えまで見事に完投した2作品。
【メジャーWii 投げろ!ジャイロボール!! 】『ダメジャー』

ジャンル:ドラマティックアクションベースボール
・1球1球の投球にもデモを流し、見事に一試合2時間以上という野球のプレイ時間を再現してみせた。
・投げられた瞬間ストライクかボールか判ってしまう、男らしいバッティングシステム
・ストーリーを圧縮しすぎて原作ファン以外お断りのADVパートもなかなか味わい深い。
【メジャーWii パーフェクトクローザー】『ダメジャー2』『2008大賞』

ジャンル:フルアクション3Dベースボール
システム関連もウザいとのことだが、特筆すべきは数え切れないほど存在するバグの嵐。
・バットが稀に消えたり伸びたりする(通称:如意バット)
・キャッチャーやピッチャーが謎のレーザー光線を照射する事がある。
・吾郎の首が反転する(恐怖映像)
・たまにグラブをはめてるほうの手でボールを投げる
・試合中1塁ベンチに打球が飛んだが、人が誰も居なかった(怖い怖い怖い)
・内野ゴロを打った時どこからともなく「アウト」と何者かの声がするが塁審はいない(その内誰もいなくなるんじゃ・・・)
・明らかにエラーしたのにアウトになった
・1アウトのはずが2アウト(通称ジャイロキャッチ)
・サヨナラ負けしたのに優勝したことになる(えっ!?)
・つーか主審とバッターが時々ピッチャーに背を向けてる(酷いwww)
この画像で変なところがあります。いくつあるでしょう?

間違い探しできるくらい酷い・・・
画像まとめ
首反転(動画)
宇宙打法(動画)
センター前キャッチャーゴロとかもうムチャクチャや
元のセリフ
「ストライクをボールに、アウトをセーフにされたら…野球にならねーんだよ!」
改変コピペが秀逸
「メーカーをタカラトミーに、開発をドリフにされたら・・・ゲームにならねーんだよ!」
原作は大好きなんだけどなー。さすがにこれはいらない(T▽T;)
タカラトミーはゲームソフト開発事業から手を引いたそうです・・・(。-人-。)合掌