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HWD+e's Best50 Maneuvers ③

40位、ミスター・レスリングⅡのボストンクラブ

パット・パターソンやリック・マーテルのケベッククラブでも有名な、クラシックを代表するサブミッション。南部ではラバーメン・ジョニーの代名詞。ジョージアで鳴らしたハンセンが、AWAチャンプになったのもこの技。ミスター・レスリングⅡはニーリフトとともに、この技をシグネイチャにして北米タイトルをほぼ独占した。

39、ニック・ボックウィンクルのショートアームシザース

名AWAチャンプ、金狼ボックウィンクルが、チャレンジャーの活発な動きをいさめるように、前半戦の構成を託した名代のクラシックムーヴ。ニックはこういう技からフライングクロスボディからドロップキックから、スリーパー、パイルドライヴァー、ボストンクラブにフィギュアフォーと、正規の古典技と正規の反則の全てを引き出しに整理して保有した、職人のプロフェッサー。

前半のしつこ過ぎるショートアームシザースに煮を燃やした挑戦者は焦り、やがてそれを乱戦へとつなげさせられて、あげくレフェリーなどが巻き込まれて、ノーコンテストに至るという、ニックの常套手段を組み立てる精密部品。

クイットもできず、ただ押さえつけられて動きを封じられるという、正に正しいプロのレスリングの正技。軽量ジグラーなどは、持ち上げられること込みで、これの使い出を生かすべき。

38、パット・オコーナーのロールアップ

当時世界最高のテクニシャンと言われた、ニュージーランドからやって来た羊の皮を被った虎、技聖パット・オコーナーが世界を制した、逆回転エビ固めローリングバッククラッチホールド。器用に柔らかい体を回転の過程で入れ替えて押さえ込む。ジグラーがよくタイツを掴んで決めるが、ジグラーなどはこういう技を脅かしとしていくつも持つと、来たるべき世界の座も安定味が増す。

37、グレート・ムタのドラゴンスクリュー

片足の膝から下にだけ、全体重をかけてねじ切り切ろうとするという、恐ろしい片足タックル。ねじ切られないため、相手は無残にも竜巻踊りを踊らされる。名匠藤波教授の若き日の作品だが、代々日本の有志達によって受け継がれ、進化にも派生にも余念はない。

ムタ武藤は、日本最高のフィギュアフォーの使い手。そして日本のリック・フレアーと米ファンに称される藤波のこの技を、ニークラッシャーとして繋げた新連携のダイレクター。

今後古典フィギュアフォーがどのように使われていくか。少なくとも日本では、ムタ以前に戻ることはないだろうと思われる。もしトリプルHが喝して復帰するとしたら、ブロックを倒すのは誰のどのマヌーヴァが相応しいだろうか。

36、ロジャー・スミスのサンセットフリップ

いつどこでその熟達した技術を披露していたのかは完全に正体不明の、本物のプロのマスクマン、ロジャー・スミスが、外国で外国人を、素顔で斬って落としまくった、電撃の高速テクニック。

70年代には既に古くなっていた技なので、今時そんじょそこらのキッズがやろうとも、技とも認識されない技だが、テリー・ファンクが日本での最初のリタイアイヴェントのフィニッシュに選んだのは、トップロープからのこの技で、87年にロン・ガーヴィンがフレアーを撃破ったのも、ダイヴ式のこの技。

スミスは、この基本テクニック一発で、極東のファンにその名前と存在を刻み付ける。本腰を入れてしっかり使うスミスのような者が現れれば、復権すること請け合いのグッドマーヌーヴァ。リードのビッグ・サンセットフリップ然り。

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HWD+e's Best50 Maneuvers ②

45位には、後藤洋央紀の昇天を。

初見、天山を強烈に叩き付け葬った時の衝撃は凄まじく、凄まじ過ぎて問題も浮上するなとも瞬時に。実際あれ以来、あれほど衝撃的な破壊力の昇天を見た憶えもなく、一時ははっきりとマイルドなもので定着し掛けた。

現在、改として、かつての強烈さを少し取り戻しているが、まだ改良中なのだろう。合気道臭がやや濃いが。

44位にも、日本の棚橋の、スリングブレイドを。

そのパーソナリティとともに、他が真似するのが非常に困難と思わるる、これもやはりオリジナリティには溢るる、良くも悪くも棚橋らしい、ライトでポップな二段首折り落とし。高度なパフォーマンスなのだろうが、それがまたフィニッシュにならないところも棚らしく。

43位にも、日本の藤原の、ツイスティングヘッドシザースホイップを。

脇固めはつまらない技だと思うが、カール・ゴッチ→ビル・ロビンソンと続くこの欧流テクニックは、藤原の一番見たいと思わせる技。これは藤波やタイガーマスクのように、ただアスレチックに遂行してはつまらない。さぁやるぞ見てろと見栄を切り、よっこらせとけれんたっぷりに、理屈を説明するように段落を付けて教授するのが、正しいやり方。

42位、アステカの流星スペル・アストロの、トペ・レベルサ。

現在メキシコ系で最も有名な技は、元世界ヘヴィー級王者ミステリオの代名詞619。しかしこの、ロープにもたれている相手をロープを使って蹴るというテクニックは、これはダブルの反則行為を伴う大反則技である。

もう最近は気にもされていないが、トップロープから飛び降りて攻撃するなどという行為は、これは70年代のNWAなら、即刻DQ負けとなるムーヴ。マスカラスは85年のセントルイスのWWFのショーで、ダイヴィングボディプレスでDQ負けしたことがある。これに比べればフレアーがロープに脚を掛けてエビ固めするなどというのは、可愛らしすぎて反則とは呼べないくらい。

野暮なこととは百も承知で言うと、これは、レスリングの技とは言えない。シンカラのトップロープから回転して道連れ飛び込みする変な技など論外もいいところ。

ではメキシコ系の飛び技ではどんなものがグッドなのかというと、アストロのこの、転がってきた隕石が、目の前で急に下から突き上げるようにポップアップしながらぶち当たってくるという、非常にユニークでユーモラスな、ヘッドアタックのような技。ファンタスティックな技とはこういう技のことを言う。

41位には、カート・アングルのアングルスラム。

WWEの50には、アンクルロックの方が入っていたが、いつも言うようにアンクルロックには、何の面白味もないと思っている。ジャック・スワッガーにもこれを使わせていることから、アマレスの技なのかとも思われがちだが、アマレスでこんなことをやれば反則で、アングルもスワッガーも、アマチュア時には発想もしたことのない技だろう。アンクルロックにアングルがこだわる必然はこれといってない。

これをマット界で使い始めたのはNHBプレーヤーのケン・シャムロックで、以来同じようなものと誤解されている?アマレス上がりに、意味不明にも使い回しをされている。しかしこれは逆関節技なので、質のいいレスリング技とはもちろん到底言い難い。

アングルの技でいいのはアングルスラムの方。理に適った投げ方と斬新な角度の説得力。この技と正調ベリートゥベリースープレックスが危険だというエクスキューズはあるものの。

しかしオリンピック予選スラムなどという泥棒は、ネーミングからその姿勢から精神から、全てチャンプであることの品位を自ら貶めている。

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HWD+e's Best50 Maneuvers ①

WWEのTVの企画で、ベスト50マヌーヴァーズなどというのが少し前にあったようで、面白そうだなと見始めたら、あっという間に二時間観てしまった。

上位にはやはりWWEの近年のスーパースターズのそれが並べられていて、それはそれとしていいのだけれど、これはこれとして、こっちでも私見で、そうゆうのを作ってみたくなる。

やってみた。

まず50位には、スティーヴ・カーンのジャーマンスープレックスホールドを。

今はNXTレスリングのオーナーという形になっているのかのスティーヴ・カーンは、スキナーとしてWWFで活動したが、その前はご存知ファビュラスワンズ。そしてその前は、フロリダでマイグ・グレアムと勢力を二分した、JRヘヴィー界きっての名コンペティター。日本で藤波と競り合ったジャーマンスープレックス合戦は、日本JRヘヴィー史の土台を作り上げたと言っても過言ではない。カール・ゴッチ→ヒロ・マツダ連綿の古典芸。

49位には、マーク・ヘンリーのワールドストロンゲストスラムを。

ヘンリー限定の、一代巨鉈刀になってしまうだろうが、レスリングの技として、とても正しい形のスラム技。

48位。ニコライ・ヴォルコフのシングルアームネックハンギングツリー。

ウォッカを飲んでロシア民謡を美声で奏でる、心優しき北方の巨人、白熊ヴォルコフのシグネイチュア。白熊はこれを片手で軽く差し上げた。今でもチョークスラムより受ける可能性もあるが、そのフォームに問題もあるのかもしれない。

47、ヴァーン・ガニアのスクリュードロップキック。

スリーパーホールドの達人、10タイムスAWAチャンプ、ミネソタの虎ガニアだが、ガニアならスリーパーよりこの技に目が行く。踊るような助走からクリッと体を捻り飛び上がり、回転しながら連発で放つスクリュードロップキック。グレッグも同じようなフォームのドロップキックを使ったが、親父ほどふわりという浮遊感に乏しかった。ブランゼルのハイジャンプのものもすばらしかったが、こちらには独自性というものがあった。

46位、クリスチャンのキルスイッチ。

これも独自性という意味では特筆に値する。サーフボードの体勢から逆向きに体を入れ替えて、首を使ってDDTをかますという、けれんの利いた最新式のフォアヘッドバスター。クリスチャンの体型が生かされた、技のベストカップリング賞。クリスチャンはこの技をよく考え出した。容易に真似されないシロモノだという点にも、拍手を送りたい。

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gd knows

ある暑い日、アイスクリームを求めてストアへ。

250ジャパニーズイェン。3ドルちょっと。ほんの小さなアイス一個に、3ドル20を使う東京の夏だ。ドル札4枚が消えるのである。ブレウズ時代なら1,150円か。笑けて来る。考えてみれば、アメリカ旅行者はコーラ一本飲むのに、日本では2ドルが懸かる。マイケル・ダグラスはフォーリングダウンでコーラ一本が65セントだと言ってキレていたが、それどころの話ではない。

アイス一個が250円なのはこの国では20年前から同じ。しかしプラザの時分ならそれでも1ドルのものに、20年振りに来日した米観光客は、750円を払っている気分になるのだろうか。

フルカラーのWWFマガジンに、1,180円を払っていたあの頃。本国でも$3.75=930円ぐらいはしたのだから、高いとも思わなかったが、今なら$6.99で550円のこの本を、街の洋書屋はいくらで売っていくら儲けているのだろう。

$1.75のリングスレスリング誌を680円で買っていた82年。今オークションでは$9.99の値がついているが、この地では99イェンしか上がっていない。この地ではアメリカ人は、$1.75じゃコーラも飲めない。

NWAレジェンズのサイトに、70何年のシャーロットコロシアムのチラシが。リングサイドが6ドルとのこと。スミソニアンだとすれば2,000弱だ。今ではインディーでも$10は取るが、12年の10は800弱。

70年代のシャーロットコロシアム、リングサイド6ドル、セミがUS戦で1万2千満杯。12年何とか厚生施設、10ドル、アリックアンドリュー何とか、20人。アメリカの田舎とはいえ、オバマが大会で指名されたとか言ってる都市だ。いくらなんでもだ。高杉の息子だってもっとマシな環境で戦うことだろう。フードスタンプ5千万人?。来年からは種々の行政費用もカットされる。シャーロットコロシアムが今は何という名になっているかは知らないが、あのUFOみたいな名物建物は今でも、シティオブシャーロットの所有としてあるはずた。何とか厚生施設など、貸し出しも滞るかもしれない。しかしこれが現在の、アメリカの実際の等身なのだと思う。

暮れだとも言われていた債務上限再引き上げ。形を変えて行われたQE3で回避されるのかもしれない。20年前のその時点で、もう返せないと大騒ぎされていた双子の赤字は、いつの間にか聞かれなくなっていったが、どこへ消えるわけもなくそこにいて、大きくなっていた。もう誰もどうすることも出来ず、引き上げなんてマズイという声すら聞かない。QEいくつとやり続けて、どうなるものかも分らない。燃料とフーズは自前で行けるから、どうともならないのかもしれない。経済学者がメカニックだったら飛行機は落ちまくっているのにもかかわらず、イコノミスツ達はまだ偉そうに、経済学か何かを語ろうとする。

再引き上げとなれば、ドルが下がらないというのもおかしいので、また一応は下がるのだろう。本物のニセ札を刷るということだから、ニセ札を持っていても仕方はない。それで有事に強いUSドルラルのための尖閣だと・・・勘弁勘弁、資源なら共同開発で賛成だ。わざわざアメリカが遠くからこじらせるために出張ってくる必要もない。

ロムニーだとか夫人が美人だとかなんとか、言ってみたところでアメリカはこの様だ。何を何しての指名のお祭り騒ぎかも分りゃしない。100万の雇用が何をどうするものなのかも、何も分らない。クリントが出て来ようがクリントンが何を言おうが、アメリカの大統領になど、歴代何も出来ていなかったのだなということと、アメリカにはもはや何も出来ないのだなということしか分らない。誰彼がプレジデントになればFRBが自国債を引き受けなくて済むようになるなど、考えも付かない。

去年分裂したNWA中西部に続き、MACWもCWFハリウッドも離れる。アメリカ本体が分裂しないなど、誰が言えよう。

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signature move

62才バックランド登場、ロスペローかビーンかというような一時のキャラもそのままに、細くなったサイを大きめの青パンツから目立たせて、ひょこひょことタックル歩いてチキンウイングを決める。

細くなって小さくなっていたなぁ、腹は出ていなかったけれど。あれではジャンピングパイルドライヴァーもハイアングルアトミックスパインブレイカーも、とても出来はしないだろうなぁ。ハイアングルのアトミックドロップが見られるのかと一瞬でも期待した甘ったるさに辟易の巻。いつを生きているのかと。

ジャンピングパイルドライヴァーもアトミックドロップも、ジャパニーズレッグロールも出来なくなったチキンウイングだけのバックランドは、なんとつまらないレスラーだったのか。90年代に、大きくなったPPV市場で売られたギミックだけのミスターバックランドは、80年の2万のMSGの中だけで売られたバックランドの、欠片すら有していなかったように思う。302ポンドのパテラを背中まで吊り下げるように上げたハイアングルのアトミックドロップなど、それは凄かったものだ。

例によって、我々はそんな若鷲を嫌ったのだけれど、あれはいい嫌い方だったと今もって思う。ボブは嫌うに値するスーパーベビーフェースだったなぁと。

果たして今、猪木を打ちつけたジャンピングパイルドライヴァーなど、WWEで受け付けてくれるのかなとも思う。昨今のWWEは本当に、少しでも危険な技はすぐに暗黙の彼方に消える。スワッガーがRAWでオーヴァーヘッドスープレックスを見せたのはいつのことだろう。前方へ落とすベリートゥベリーすらたまにしか見せない。代わりに使うアンクルホールドは、言うまでもなく、チキンウイングのようにくそつまらない技に相違ない。

マクギリカティーも、相伝のヘニング家宝を、一向に使わない。あれも受けたがられない技なのかもしれないが、マクギリカッターの方が高級なパフォーマンスだとは、誰も思わないだろうに。

シナのAAも最初は、スピコリドライヴァーだった。シンカラの変な技を変えてさらに簡単にしたのは、それは正解だろうが・・。

エゼキルも、彼の最も凄いパフォーマンスだと思われる、ローラン・ボックのようなボディスラムを、使わせてもらえない。マッキンタイアのバックブリーカーは危険そうなので仕方ないと同意するが、日本なら禁止せずに使え、彼はスターになっているかもしれない。

パンクのGTSというフィニッシュは、レスリングのチャンプのシグネチュアとして低品質の、変な技だと思う。ロリンズの踏みつけもしかり。アルベルトのアームバーとて、回転を入れているとはいえ、ただの柔道技ではないか。こんな技が受け入れられて、Mr.Pの伝説技が世にないのはおかしくはないか。

シグネチュアムーヴは正にシグネチュアなのであって、これが決まれば組み立てが決まり全てが決まる。全てが平均以下だと思っていたDDPは、ある日突然ダイヤモンドカッターを開発し、一気に売れてチャンプにまでなった。

オーエンハートに顔の似たスレーター。何かラフライドのようないいオリジナルを考案すれば、オーエンがシャープシューターを手にした時のように、光が見える。

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