C2M#モーターショウ

C2M#モーターショウ

セリカとシトロエンがメインのミニカーコレクション
I t ' s A l l R i g h t .

 

シトロエン Cメティス

 

2006年のパリサロンで華々しくデビューしたシトロエンの4ドア4シーター・クーペのコンセプトカー、Cメティス(シー・メティス)です。このイメージのまま2007年に登場を控える次期C5となることを密かに期待しましたが、流石にそれは実現しませんでした。

 

メティスとは混血や融合を表すフランス語で、「ハイブリッド」を意味し、ディーゼル・エンジンで前輪を、ホイール・イン・モーターで後輪を駆動する四輪駆動となっています。

 

フロントのドアはガル・ウィング、リヤは後ろヒンジのシザーズ・ドアとなっているのは、他に類の無い大きな特徴です。

極端に短かいリヤのオーバーハングや、凹面形状のリヤウィンドウ、後ろ下りのルーフなど、ザ・シトロエンな要素もテンコ盛りです。

 

美しくも荒々しいスポーツカーのようなボディのそのサイズは、全長 4,740mm、全幅 2,000mm、全高 1,240mm、長いホイールベースは 3,000mm に達し、軽量化が図られた車両重量は 1,400kg に抑えられています。

 

このミニカーはノレブ製のシトロエン公式グッズで、43分の1スケール。美しいイラストの描かれた豪華な化粧箱に収められています。

一番推しのコンセプトカーでどうしても欲しくて、結構な高額でヤフオクに出ていたのをちょっと無理して落札しちゃいました。

 

 

バットモービル 1989

 

映画「バットマン」は1989年に衝撃をもって第1作目が公開されました。監督は鬼才ティム・バートン、主演マイケル・キートン、ジョーカーはジャック・ニコルソンがユーモラスに演じました。

当然、映画館へ観に行きました。2回ぐらい行った気がします。

 

マイケル・キートンの特徴的な口元で、絶対ブルース・ウェインがバットマンだと判るはずなのにバレないところとか、スリル満点の映画でした。

 

大のバットマン・ファンだというプリンスが映画のために楽曲を提供したのも、プリンス・ファンのボクとしては大いに気になったところで、実際に使われたシーンでは音楽が全然その場面とマッチしていなくて、これまたハラハラが止まりませんでした。

 

プリンスの「バットマン」とリミックス版の「スキャンダラス・セックス・スイート」は、いまだにカーステで聴いている、ボクの超お気に入りなヘビロテCDです。

 

このミニカーは、トミカサイズのマテル・ホットウィール製。スケールは不明ですが、実車の全長が約6.6mなので78分の1でしょうか。

映画に登場するバットモービルの色がマット・ブラックであるのに対し、このミニカーはダーク・グレーのパールっぽいマットです。

 

 

ホンダ・シビック タイプ アール

 

シビック タイプRは、2021年6月にフル・モデルチェンジして11代目となったシビックをベースとするハイ・パフォーマンス・バージョンで、2022年9月から販売が開始されました。

シビック タイプRとしては6代目となります。

 

モデル名「R」の由来は「レーシング(Racing)」の頭文字。

そして、速さを追求べきとする企画案「赤派(Red)」の頭文字だと説明されています。

 

全長4,595mm、全幅1,890mm、重量1,430kgは、ベース車から45mm長く、90mmワイドで、10kg軽量。

全高1,405mm とホイールベース2,735mm は変更ありません。

 

今回のシビックはデザインが一気に大人っぽくなり、特にサイド・ビューは実際よりもかなり長く見えるため、以前までのコンパクト・カーのイメージはすっかりなくなりました。

 

このミニカーは2022年12月発売のトミカで、64分の1スケール。

ミニカーの常で、ワイドボディはデフォルメされて誇張されることが多い中、このトミカは実車に近いブリスター感が再現されているため好感が持てます。

 

 

シトロエン C4(サルーン)

 

初代 C4(シー・フォー)は2004年のパリサロンで公開後、同年11月にヨーロッパで、2005年6月に日本でデビューを果たしました。

2006年まで製造されたクサラ(Xsara)からの直系の後継モデルとなります。

 

3ドアのクーペもラインナップされ、WRC競技用のベース車に採用されました。セバスチャン・ローブによって、2007年のデビュー戦から2010年まで、C4で参戦した4年間すべての年でドライバーズチャンピオンを獲得しています。

 

2008年にフロントバンパー周辺のデザインを大幅に変更したマイナーチェンジを経て、2010年6月のフルモデルチェンジまで、シトロエンとしては短めの6年間でありながら世界中で100万台を売り上げた後、2代目 C4 へ移行しました。

 

初代 C4 の実車はサルーンしか見たことがありませんが、ミニカーはクーペしか持っていませんでしたので、このサルーンのミニカーを入手したときには、思わずガッツポーズをしたとかしなかったとか。

 

このミニカーはノレブ製の3インチ・トミカサイズで、紫っぽいミディアムグレーのボディがフランス車っぽくて洒落れてます。

あまり見かけない特徴として、ウラ面に「138ch - 202km/h」(馬力と最高速度)の刻印があります。

 

 

シトロエン C4

 

2020年にヨーロッパで初お目見えし、2022年1月には日本でも販売が開始された3代目のシトロエン C4(シー・フォー)です。

 

クロスオーバーSUVのボディ形状を持ちながら車名にそれを表すものが付かない所から、このカタチが新しいシトロエンのスタンダードとなる事を予感させるモデルとなりました。

 

また、シトロエンでは初の市販 BEV(バッテリー電気自動車)となる ë-C4 も同時販売。ガソリンエンジン車やディーゼルエンジン車も選べ、要求レベルの高い日本ユーザへの幅広いニーズに応えています。

 

特にボディデザインにおいて、そのサイドビューのグラスエリア形状が往年のシトロエンGS をオマージュしている事が、シトロエン・ファンの間で大いに話題となりました。

 

このミニカーはノレブ製の64分の1スケールで、シトロエンのオフィシャル販売品です。

 

メインカラーの水色は日本では「ブルー アイスランド」と名付けられているメタリック色です。ただ、ミニカーの箱には「Olbia Blue」と書かれているので、フランス本国では違う名前で呼ばれているのかも知れません。

 

シトロエン ë-C4 X

 

C4 X(シーフォー・エックス)は、2020年(日本では2022年1月)にフルモデルチェンジして販売中であった3代目 C4 のセダン版で、同年6月にリリースされました。ë-C4 X(イー・シーフォー・エックス)はそのBEV(バッテリー電気自動車)モデルです。

 

C4 X も ë-C4 X も残念ながら日本への正規輸入はされていません。

 

C4 がハッチバックであるのに対し、C4 X は独立したトランクを持つ3ボックスで、後方へ 240mm も延長されたトランクの容量は C4 の1.34倍を誇ります。

 

ボディを後方から眺めると、シトロエンらしいアヴァンギャルドな印象の C4 に比べ、C4 X のそれは比較的トラディショナルで、シトロエンのラインナップにおいては逆に斬新であるとも言えます。

 

フロントのオーバーハングが長く、リヤの方は極端に短かいという、前世代のシトロエンのデザイン・セオリーとは異なる C4 X は、シトロエン愛好家ではない、普通の感覚の日本人にはウケが良いかも知れないので、正規輸入されていないのはやっぱり残念です。

 

このミニカーはトミカ・サイズのマッチボックス製で、ボンネットが開く仕様になっています。しかし、個体差なのか、僕のミニカーでは少し(20度ぐらい)しか開きません。

 

 

 

シトロエン C5 X

 

C5 X(シーファイブ・エックス)はシトロエンの新たなフラッグシップ・モデルとして2021年4月にデビュー、日本へは2022年10月にガソリンモデル、2023年春にはプラグイン・ハイブリッド(PHEV)モデルが上陸を果たしました。

 

内外装デザインは、サルーンのエレガンスとステーションワゴンの実用性そしてSUVの力強さを融合させたと説明されています。

とはいえ、シトロエン・ラインナップ中においてはさほど新しさを感じるものでは無く、また、随所にオールド・シトロエンを思わせるディテールさえ感じ取れます。

 

サスペンションには全車にプログレッシブ・ハイドローリック・クッション(PHC)が採用され、PHEVモデルにはPHCのダンピング特性を電子制御で変化させるアドバンスド・コンフォート・アクティブ・サスペンションが初搭載されています。

 

このミニカーはノレブ製でトミカサイズ、64分の1スケールです。

1年半前にヤフーショップで¥2,200(送料無料)だったところ、クーポンなどを駆使し¥800ほどで入手しました。

 

トヨタ・クラウン(クロスオーバー)

 

16代目となるクラウンは、1955年1月発売の初代より永年守り通してきたセダン・ボディから脱却し、カテゴリーに囚われないという意味合いの強い「クロスオーバー」というサブネームを付けて、2022年9月に販売がスタートしました。

 

4種類の異なるデザインのボディで展開される、その第一弾となったクラウン・クロスオーバーのスタイルのトピックはやはり後半部分。ルーフからトランク・フードまで滑らかなカーブを描くファストバック風の4ドアクーペ・スタイルを大胆に採用しています。

 

特にリヤ・ビューはガラリと雰囲気を変え、トヨタ自動車のフラッグシップにしては攻め過ぎと感じるギリギリを狙った絶妙な斬新さに気持ち良ささえ感じます。

 

このミニカーは今朝トイザらスで買ってきたばかり。本日発売だったトミカの新車で、初回特別仕様であるレッド&ブラックのバイカラー・ペイント版です。スケールは66分の1。

 

実車だと一番安いグレードでも500万円ぐらい無いと買えませんが、ミニカーは500円でお釣りが来ました。

 

日産フェアレディZ

 

2002年12月にフルモデルチェンジした6代目Z34型のマイナーチェンジ後期型という形で、2020年に姿を現したRZ34型のフェアレディZです。日本では2022年4月からデリバリーがスタートしました。

 

型式上はマイナーチェンジではあるものの、ボディについては全面が刷新。そのフォルムは原点に立ち返るべくS30を忠実にオマージュしたものとなり、テールランプはZ32からインスパイアされたデザインが採用されました。

 

それはまさに、皆が待ち焦がれていた懐かしいウルトラ・ヒーローのフル・リマスター版であったため、それまでの時代によるニーズの変化から低迷の一途だった人気が一転し、注文が殺到しました。

 

気になる実車のボディサイズは 全長4,380×全幅1,845×全高1,315、ホイールベース2,550mmで、2シーターのみとなります。

 

このミニカーは2022年1月に発売されたトミカで57分の1スケール。2022年2月22日にトイザらスでゲットしました。

 

日産フェアレディZ

 

1989年(平成元年)7月、抜群に美しくも迫力のあるスタイルをまとい4代目となって登場したZ32型フェアレディZは、コンセプトカーのMID4-II 用に開発された 3.0L V6 ツインターボ・エンジンをフロントミッドシップに搭載し、日本で最初に280馬力を実現した量産スポーツカーでした。

 

バブルの絶頂期に開発されたため、シャシーは4輪マルチリンク・サスペンションに日産の電子制御4輪操舵システムのスーパー・ハイキャスを搭載するなどとても豪華。

 

また、ボンネットやブレーキ・キャリパーにアルミ合金を使用するなど軽量化にも注力され、車両重量は1.5t ほどに抑えられています。

 

僕が初めてのマイカーを購入した1991年春、候補にはしていないながら、フェアレディZも大いに気になる存在で、ZG乗りの友人からも新しいZを勧められていたものです。

しかし、モア・モア・マネーが必要だったことや、車格が身の丈に合わなさ過ぎるため、まだまだ自分には高嶺の花だ思っていました。

 

これから先、もし(あくまでも「もし」)あと5台のクルマに乗り換えることが許されるなら、今なら、次はZ32のオーナーになるのも悪くないと本気で思います。

 

このミニカーは、UCCのボトルコーヒーのおまけ「FAIRLADY Z コレクション」全8種の一台で、72分の1スケールのダイキャスト製プルバックカーです。