先日、2025 板橋Cityマラソンに参加してきました。
12月初旬に会社を退職しようと決めた時、有給消化もあるし旅行込みでどっか走れないかなとRUNNETで検索した時にまだ募集していたのが上記大会でした。
エントリー後、EXPO駅伝と同じ日で家の近所を走ると知った時はちょっとエントリーしたことをちょっと後悔しましたが、結果マラソン帰宅後に録画した駅伝を見て大会で走ったことある道やコロナ禍で会社の命令で自動車通勤をしていた時に使っていた道などめっちゃ知っている道をランナーが走っているだけで楽しかったです。
この大会、事前にゼッケンと参加賞を送付してくれるので前日受付はなし。

参加賞は冷感タオル(右上)。他は協賛企業からボールペンとか入ってました。
そしてパンフレットはDL制となっていました。
今風なのですが、完走証のQRコードやこのパンフレットのQRコード、その他協賛企業のQRコードもそのパンフレットの中に入っている元々冊子として作ったもののようです。
多分ほとんどの人はスマホにDLしてそのまま使用すると思うので紙媒体前提ではなく出来ればリンク先へ移動出来る方法にして欲しかったです。個人の感想ですが。
前日はのんびり行動で午後14時くらいに新幹線で移動。東京駅で在来線に乗り換えて埼玉県の川口駅に到着。
この駅から大会最寄り駅までは乗り換え1回含んで約15分と超近い。板橋区って埼玉県寄りなんですね。
まあ、東京の地理はほぼ分かりませんが板橋区の位置取りは何となく記憶しました。
無事チェックインして荷物を置いて再度夕食のため外出。
日高屋へ。

名前は知っているものの私が住んでいる地域に店舗がない(と思われる)ので駅を出るときにこの店を見た時に行こうと決め打ちしてました。

メニューを見ると350gの野菜が摂れる野菜たっぷりタンメンが一番人気とあるがここは中華そばと半チャーハンのセット。炭水化物祭りです。
中華そばは見た目通りあっさりしていて、チャーハンも結構あっさり系で共においしかったです。
その後、ホテルに戻って明日の用意をしながらのんびり過ごし22時30分くらいに就寝。
当日。
6時起床。カーテンをめくると天気予報通り雨が普通に降っていた。
最終追切の金曜日に走っている時にハムストリングスにちょっと痛みが出ていたのでこの天気を見ると走りたくない気持ちが出てきました。
でも、折角東京まで来たので走らない選択肢はないなと朝シャワーで気持ちを切り替え。
その後ホテルの朝食を胃袋に入れて部屋に戻る。結構強めの雨が既に降っていたので出来ればトイレはホテルで済ませたいと思い、出し尽くしてからホテルを出ました。
雨もあり駅から15分くらいのところ雨で人が渋滞。30分かけて会場入り。ちなみに8時5分に到着。

会場は雨で8時なのにどんよりとしている。
ちなみに写真にある長蛇の列は男子更衣室に入る列で、スタート約1時間前ながら最前列の更衣室も最後尾も写真に入り切れていないくらい長蛇の列となっていました。
この長蛇の列から本来ならスタート時点で並んでいないと失格らしいのですがその後走ってもOKみたいな放送が流れていました。この辺の柔軟な対応は素晴らしいです。
私は毎回中に着てくる派なので更衣室を使わないのですが、今回雨ということで普段は会場で着るアームカバー&カーフタイツも装着し、シューズも最初から大会シューズ(ランナーズチップ付)で会場入り。
後は服を脱ぐだけなのですがザーザー降りの雨の中、傘を片手の作業は結構難儀しました。
そして防寒はいつもだと頭と腕が出る部分をカットしたビニール袋で防寒対策しているのですが、今回雨が結構激しく降っているので初めて100均の膝下まであるカッパを着ることにしました。雨ということで念のため持ってきてよかった。
荷物を預けてアップをしつつ整列したのはスタート20分前。Bブロックということもありスタートゲートからは少し離れていますね。そしてさすがカッパはいつものビニールより暖かい。
それでも濡れたシューズの中は既に感覚なく、濡れた手袋を着けた手は感覚があるものの冷たい。
ゲスト紹介では三津屋君が着ているTシャツを脱いで上半身裸になって気合の「ん~やってみよう!」でみんなに発破をかけていた。寒いのに素晴らしい!
そしてスタート。
スタートからの遅れは39秒。寒くてスタート時はチェックせず走った後での確認。
STERT~5km 5:14,4:16,4:19,4:14,4:19 (22:39)
道路が水たまりだらけで全員がよけながら走っていることもあり結構な渋滞で最初の1kmは5:14。ここ10年程見たことない最初のラップを叩き出した。
スタート時から雨が小雨となったので1kmくらいでカッパポイ捨て用に設置されていた段ボール箱にカッパを脱いで入れました。
その後は渋滞も緩和されサブ3前後のペースで流れました。
6km~10km 4:09,4:11,4:14,4:11,4:17 (21:10)
特に特記事項なく走る。そして余程深い水たまり以外気にしなくなる。
11km~15m 4:15,4:15,4:17,4:10,4:12 (21:16)
並走しているランナーに裸足の方がいたのでしばし目線が下に行く。
15kmで第一エネルギー摂取。
16km~20km 4:14,4:10,4:14,4:18,4:14 (21:15)
この大会は行って帰っている荒川河川敷の往復コース。なので折り返しがほぼハーフの距離。
なのでこの距離になると折り返したランナーとすれ違います。
その先頭が超向かい風の中走っているのを見て今は追い風の恩恵を受けているのだなと理解する。
そして2番手集団にはカッパをきたまま走る人が出てきて、その後もそこそこカッパをきたままの人が走っているのを確認した。
そしてそのカッパが風に超あおられてなびいていた。
タイムが早いのに負荷となるカッパを着たまま走るのはそれくらいカッパが大事なのだろう。
その後もすれ違うランナーが折り返しに近づく程カッパ率が増えていき、サブ3手前くらいからはカッパを着ているランナーの方が多かった。
私の中で走る=雨具や防寒具は脱ぐという方程式は見直す必要ありだなとインプットされる。
21km~25km 4:16,4:27,4:34,4:59,4:52 (23:14)
折り返して向かい風で速攻失速。
前々日の右ハムストリングスに痛みが出ていたことを考えると結構もった方かもしれないと思いながら前のランナーとの距離が開いてきました。
22kmで第二エネルギー摂取。あんまり意味ないかもしれませんが一応。
追い風では感じませんでしたが向かい風は超寒く感じる。
カムバック!カッパ!!と思いながら早々にカッパを捨てたことを後悔する。
ただこんなことを考える私はまだ心に余裕があるのだと今になって思う。
26km~30km 4:58,5:04,5:04,5:30,5:32 (26:25)
ところどころ救急避難用のテントがあるのだが通過時に中を見ると毛布と銀マットにくるまったランナーで埋め尽くされていた。
たまに道端でも毛布を被されたランナーとおぼしき小山があった。
今更ながら今日は厳しいコンディションだったと思い知らされる。
ちなみに手はかじかんでいて給水のコップを取ることもままならない状態。
両手で抱え込むように給水しました。
その後は手のかじかみから給水及びポケットにあるエネルギー摂取をすることはありませんでした。
31km~35km 5:54,6:19,7:13,7:43,6:28 (33:58)
30kmを超えて途中歩いてしまう。両股関節が痛い。
もっと歩きたいのが本音だが歩くと超寒い。走っても寒いのだが足の痛みに神経がいくのか若干ましです。
そして歩いて頭をよぎってしまったのがゴールまでの距離計算。
仮に残り10kmとしてキロ6なら60分、キロ7なら70分だが、歩くとキロ10以上なので100分以上。
足も痛いのですがそれ以上に寒い!歩くと距離が縮まっている感じがしないのでリタイアしてしまいそう。
折角東京まで来てリタイアは論外だなと再び走り始めました。
途中ペースランナーさんも車いすに毛布を被されて運ばれていた。
過酷ですね。
36km~Goal 7:08,6:48,6:49,7:09,7:21,7:07,7:18 (35:27+15:39)
37kmでラップを見ようとしたらGSKウオッチ画面いっぱいに四角で中に文字が書いてある注意が出ていた。
しんどいので何が書いてあるのか読まなかったが画面の真ん中に四角が出ていて数字が見えない。
まあ、今タイムはどうでも良いのですが気を紛らわす1つのツールとして失ったのはつらいです。
ちょっと歩くこともあるもこの寒い中応援してくれる方から元気を頂き再び走り出すを繰り返しなんとかゴール。

(グロス) 3:41:03
(ネット) 3:40:24
2011年から走り始めて13年。ワースト5のタイムでした。
まあ、そんなときもあるよね。
ゴール後、係の人が駆け寄ってきて大丈夫ですかと声を掛けられました。
そんな悲壮な顔してたんでしょうかね。
ホントはニンジンをぶら下げられた馬の如く超釣られたかったのですが大丈夫ですとカッコつけてやせ我慢しました。
ちなみに今回は雨で必要ないサングラスはずっと頭の上でした。
今週末くらいに見れるオールスポーツでの苦悶の表情であろう写真が逆にちょっと楽しみ。

ゴール後、完走メダル。

ドリンクを頂く。オイコスが2つあるのはゴール後すぐと着替えて会場を出るとき再び配っていたので頂きました。
後、この寒い中暖かいスープを頂いてほっとしました。
ただ、シャーベットは申し訳ないですがスルーしました。今日が次の日のように暖かいと逆の対応だったかもしれません。
荷物を受け取って着替えのテントへ。
ここに来るまで泥道を歩いてきたのでテント内はそこそこ泥だらけでした。仕方ないけど。
勿論私のシューズも泥で真っ黒です。
まずは用意していたけどカッパを着て出番のなかった防寒用ビニールを下にひいて泥を回避し手のかじかみと足のつりに悪戦苦闘しながらなんとか着替えて大会会場を後にしました。
ちなみに真っ黒のシューズは歩いている途中にちょっと深めの水たまりがあったのでそこに浸かって見た目は綺麗にしました。
総括:
板橋シティマラソンは完走率96%以上という走りやすい触れ込みでしたが今回は少し悪いかもしれません。
ただ、今回調べてみると開催者側から完走率とか出走者の数字ってでてきてないようです。少なくとも2023,2024年はなかったです。
ちなみに2024年との完走者の人数だけで見てみると、
2024年 完走者数:9036人
2025年 完走者数:5601人
上記はRUNNETの完走者(タイム有)を合計した数字です。
で完走者は前年比約62%。 雨でDNSした人が2024年より多いと思うので一概にはいえませんが救護テントで満杯の救護者や完走者数だけ見るとよくて完走率80%くらいかな?
ちなみに出走者数を仮定して計算するとスタートすることなく危険したDNSが前年より千人増と過程して前年が96%の完走率とすると9036人の完走者から逆算して96%だと約9400人が出走。
そこから雨のため1000人DNSしたと仮定し今年は8400人が出走したとすると5601人の完走者で完走率は66%となる。
とすると実際70~75%くらいかな。
それも天候の問題が全てでHPで事前に防寒対策の注意喚起を行い、救護活動(これは私が見た範囲ではあるが)に忙しくしている運営側は本当にご苦労様でした。
反省点としては走る以外の雨対策は考えてましたが肝心のランでの雨対策は何も考えず何とかなるだろうと高を括ってました。
今にしてみれば雨の日の服装とか調べて対策しておけばよかったです。
せめてカッパ脱がなければと思います。
今回、こんな悪コンデションで厳しい中運営して頂いた大会関係者の皆さん、そして心折れた私に最後まで走り続ける勇気を頂いた応援していた皆さん、本当にありがとうございました。
おまけ
(本文以上の長さです。このブログはランと釣りと銭湯縛りのブログなので大会の続きって体で記します)
大会後バスで大会最寄り駅2つの内1つ浮間舟渡駅に送って頂き、バス下車時に目に付いた松屋で昼食。
松屋で明日の東京観光をするにあたりどこで宿泊するかスマホで調べ浅草近辺かなと会員に入っているホテルを調べると空き有。
今の時間だとアーリーチェックインで丁度いいかと15時チェックインにて予約。
その後、無事ホテルについてお風呂で温まりました。超やすらぐ~。
特に足首から下は結局スタートからずっと冷たいまま今に至っていたのでお湯に慣れるのに時間がかかりました。
お風呂から上がり今日の夕飯と明日の東京観光をどうしようかとベッドでゴロゴロしながらスマホを駆使して調べます。
調べると東京の名物に深川めしというのがあるらしい。
ということで釜めしむつみさんへ。

趣のある店構えです。
店員さんの説明で釜めしは30~50分かかるとのことなので釜めしがくるまで他にも頼みました。

いつも食す居酒屋よりちょっとお上品な見た目ですがすごくおいしかったです。
釜めしはメニューに深川めしがなかったので深川めしの具材があさり(貝類)と野菜らしいのであさりをチョイスしました。
途中釜めしのおこげを店員さんがこそぎ落としてくれて最後までおいしく頂きました。
まあまあ値は張りましたが大満足でした。
帰りに浅草寺を見学。

ライトアップされて綺麗です。
翌日
昨日より1時間30分遅れで起床。ホテルで朝食を頂きました。
さすが東京、朝食で食べている人16人中日本人は私ともう1人だけで後は海外から来た観光客でした。
そして9時15分頃にチェックアウト。
目的駅までは2駅ですがここは電車に乗って移動。
電車にて以前テレビで見た歯医者が扉に貼ってあったので撮影。

記憶だと関東のあちこちに兄弟で看板を出している歯医者だったかな。
下車後こちらへ。

東京スカイツリー!
前日予約でチケット購入しました。開園10分前に列に並びその後10分程でエレベーターに乗れました。。
思ったよりスムーズに乗れました。
写真は天望回廊(地上450m)からの撮影(右上、中央上)とそこから少し下に降りるときのエレベーターの天井(中央下)と降りたところにあった床面がカラスの足場の写真(左下)です。
山の頂上からの景色の方が標高もあり凄いのですが都心でタワーに登ることで眼下にこの景色を見れるというのは十分価値ありですね。
惜しむらくは私が東京の地理に疎い点でどこに何があるか、何が見たいかみたいなのがほぼなかったことでしょうか。
30分くらい景色を堪能して下山。

はとバスだ。今回は考えてませんでしたが計画して上京すればありかもしれない。

グッズ販売とかやってました。次の日試合なので盛り上がっているんでしょう。
次は歩いて浅草へ。

これ記憶にあるぞというアサヒビール本社。
時刻は11時15分くらい。少し早いのですがお昼にします。
こちらへ。

もんじゃ焼きです。人生初体験です。
おすすめを聞いてそれを頼みました。
焼いたことないですと伝えると店員さんが焼いてくれるシステムのようで一安心。
店員さんに手際よく焼いていただきました。

ホテルで朝食を少々食べ過ぎたのでちょっと量が多なと思いながらもおいしく完食。ごちそうさまでした。
次は上野へ。おなか一杯なので電車で移動します。
その途中、

すしざんまい。これは大阪にもあるのですが戎橋にしかないので私は初めて見ました。

浅草寺の参道。超混んでますね。ちなみに昨日の夜は下の感じ。

20時で店か閉まっているから当たり前なのですが落差が凄いです。

人人人ですがさっきの参道との違いは人力車の人達がたくさんいたことでしょうか。
残念ながら私が通過する間に人力車に乗っている人は見れませんでした。
そして上野へ。

西郷さん。

上野動物園。
月曜日は休館日でした。後、東京国立博物館も。両方とも行きたかったのに残念。

上野公園の不忍池。
漫画「キン肉マン」にてロビンマスクとアトランティスが戦った場所です。
ロビンマスクが優勢な試合運びの中、アトランティスが卑怯な手で得意な水の中(この場合池の中)におびき寄せて勝ったという私の記憶上では聖地巡礼No.1な地です。
その後、

年末によくテレビで見たアメ横へ。
食料品や服やカバンなど色々売ってました。
思っていたより道幅が狭かったです。
さて、本当はここで観光はほぼ終わりだったのですが、上野動物園と東京国立博物館がお休みということで時間が余りました。
ということで移動。東京は観光するところが多いのでちょっと探すとすぐ出てきますね。
電車に乗って新宿へ。

先日閉館したスタジオアルタです。
そして都庁。

展望室には手続きなく上がれます。荷物チェックはありましたが。
展望室は確かに高いのですが東京スカイツリーを上った後だとちょっと物足りないです。
順番逆でしたね。
ここから徒歩で次の目的地へ。
目的地途中で、

デザインチックなトイレがありました。
公園でも観光地でもない場所にトイレが設置されている。東京凄いな。
そして明治神宮に到着。

お賽銭してお願いしておきました。
その次は、

竹下通り。人が多すぎてほぼ素通りです。
そして渋谷へ。

忠犬ハチ公と渋谷のスクランブル交差点です。
人の進めが青になるのを3回ほど見てましたがその度に大量の人達が横断歩道を渡っていた。
横断歩道を渡った後に戻ってきて再び横断歩道わたってんじゃないかというくらい人が多かった。
さて、ここからは昨日考えた予定に戻って電車に乗ります。
サラリーマンの聖地、新橋です。

こちらで昼呑み(16時半なので夕呑み?)です。
新宿から渋谷まで結構歩いたのでもんじゃで満杯だったお腹は結構減りました。

新時代さん。てっさんのブログで見た気がしますが。
ハイボール1杯150円はお安い。
材料のまま出てきて自分で混ぜるポテトサラダ(写真左中央(混ぜる前)→その下(完成))は面白かったですね。
その後、電車に乗って東京駅から新幹線で大阪へ。マラソン含めて楽しい2泊3日でした。

3/17(月)の歩数。
マラソン翌日で疲労困憊な足の割にはよく歩きました。