もう1週間程前の話になりますが、第22回村岡ダブルフルウルトラランニングに参加しました。
もう既に1週間経ってますのでおっさんの記憶がかなり曖昧なところはご了承ください。
さて、前日のお話から。
今回車で現地に向かいますがここところマイカーに乗車していなかったのでガソリンが十分に入っていたかな?と思い昼頃に車の燃料チェックに行くと、リモコンでドアが開きません。
「あれ?」と思いつつキーでドアを開いてエンジンをかけてみるもウンともスンとも反応しませんね。
どうもバッテリーが上がっているようです。
ということでJAFに連絡して充電して頂きました。

写真はお仕事を終えて帰るJAFさんです。
結果としてチェックすべくガソリンはほぼ満タンでしたがバッテリーがあがっていたことが分かり行く直前に判明することを考えると良かったです。
ただ、1、2時間バッテリーの充電のために運転して下さいとのこと。
ということでそのままあてのないドライブへ行きます。

とりあえずマクドナルドでドライブスールなどして1時間半程ドライブをして帰宅。
まあ、肉体的疲労がある訳ではないので問題ないですけどあてのないドライブなど就職して車を買った時以来かもしれませんね。
そう考えるとバッテリーが上がったのも悪くないかもしれません?
帰宅後は村岡の準備をして16時に就寝。
そして親から18時半に子機にて電話があり起床。
内容としては基本土日はご飯が出ないので自分で調達するのですが、たまたま食材を買ってきたとのことでその連絡を頂きました。
その後、眠れず12時に自宅を出発。睡眠時間2時間半は少々少ないです。親にマラソンに行く話をしていなかったのが痛かった。
というブログを読んでいる人には興味ないお話しをプロローグとして記します。
出発後車内でおにぎり3つを食べつつ2時20分過ぎに駐車場である村岡中学校に到着。
ちょっと早く着いたようで7~8番目に着きました。

その後、睡眠を試みるも寝着けず3時半になったので受付に行きます。写真はその時に撮影したものです。
少々並んだものの無事受付を終え一旦車に戻り必要なものをリュックに詰め込んで更衣室である体育館へ。
その途中パティオさんから連絡があり難なく合流出来ました。
実はブログを卒業したパティオさんをどう呼ぼうか体育館へ行く道中少し悩んでいましたが結局「パティオさ~ん!」と声を掛けて合流しましたね。
久々にお会いすることもあり色々お話ししながら準備です。
その後、着替えて荷物を預けてスタート地点へ。
途中そのパル彦さん、テズさん、トニさんとすれ違いご挨拶。
何か知り合いに会うと安心感が出ますね、なんとなく。
そしてスタート地点に立つ。
2年振りのスタート地点。夜明け前というあまりないシチュエーションから「こんな感じだったな」って記憶が思い出されます。
その後パル彦さん、テズさんと合流して色々お話ししているといつの間にかスタート時刻となりました。
ラントークをすると時間が経つのが早いですね。
ということでスタート。
| 1~5kmのラップです。 |
| 5:27,5:29,5:56,6:00,6:17 |
まずは商店街を走ります。
5時という早朝。まだ暗い中でのスタートですが、各家の前で応援してくれる町民の皆さんには脱帽です。
私ならこの時間、確実に寝てますね。
まずは下りということもあり5分半くらいのペースは自分的にはよい感じです。
というかいまだウルトラのペースは把握してないので無理せず走るが今日の想定ペースです。
その後、スタート地点の皆さん含めすれ違う人すべてに「練習少ないっすね」的なことを言われましたが流石に自覚していたので2年前の記録を更新しようとは思ってません。
今回の目標は前回出場時というか前回出場したのはとある飲み会で偶然ウルトラ出場ランナーに囲まれて村岡のおもてなしのすばらしさを滾々と教えられて出場したのにお腹をブロークンして全く食べれずだったので今回こそおもてなしを存分に受けるというのが目標となってました。
初挑戦した2年前と比べ明らかに練習不足だったのでタイム更新はもし可能性が出てきたら頑張る程度の思いでしたね。
6~10kmのラップです。
6:56,7:06,6:55,6:45,5:22
緩やかではありますが上りも出てきたので早くもキロ7。
足は元気なので問題ありません。
エイドではフルマラソンと違い立ち止まってドリンク補給。これがウルトラですね。
11~15kmのラップです。
6:31,6:41,6:25,5:28,5:39
15キロでハチ北頂上。ちょっとペースが早いかもしれません。
今回は積極的にエイドで食物GETする予定なのでピッツァを食します。
その後走っているとちょっと胸焼けが。私と相性悪いのでしょうかね。ただバナナほどではなかったですけど。
16~20kmのラップです。
5:14,4:41,4:53,4:53,5:12
下りになりますがキロ5をちょっと切るくらい。
アップダウン(特に下り)は足への負担が?でペースが良く分かっていませんが多分良いペースだと思われます。
21~25kmのラップです。
5:15,5:47,5:19,5:31,6:48
ここの区間は短いながらも対面走行区間。ここで(かなり)前を行くトニさん、テズさんと挨拶を交わします。
お二方ともよい感じです。やはり練習嘘をつきませんね。
26~30kmのラップです。
7:36,7:18,5:21,6:14,5:17
特に発生イベントもなかったので次のラップへ。
31~35kmのラップです。
5:21,5:49,5:23,5:43,6:05
ここは2度目のランナー対面区間です。
前対面したトニさん、テズさんに続いてパルさんともエール交換。交差した時のパルさん笑顔、調子が良さそうです。
一昨年体験しなかった流しそうめんを堪能します。
そんなに長くない竹に先に上流?の人に渡したそうめんが流れてきてそれをすくって食べる。
文章に起こして書くと大したことないのですがなんか結構楽しかったです。
36~40kmのラップです。
6:06,6:18,8:23,6:29,6:35 ここでトイレストップ!出てきて再び走り始めると前を行くテンガロンハット(かな?)のランナー。もしかしてもりもりさんかなと思いつつ声を掛けるともりもりさんでした。私と同じくトイレに入っていたそうです(笑)
41~45kmのラップです。
5:41,5:50,9:16,9:10,13,21
その後ももりもりさんとお話ししながらのラン。話をしながらだと不思議と足が軽くなる感じがします。
その中でミフィーさん、キャマさんと交錯してエールを交わしました。
お二方ともまだまだ元気そうです。
そして蘓武岳に突入。上りではとてももりもりさんにはついていけないのでお別れしました。
が、次のエイドで長めの休憩をしていたので再び遭遇。そしてのりてんさんにもお会い出来ました。
のりてんさんは来週の長崎があるので大事をとってここでDNFとのことでした。
長崎、頑張って下さいね。
46~50kmのラップです。
17:50,12:43,9:51,11:50,12:32
ここで突如眠気が襲ってきました。
初体験です。超眠い。そして眠気から全然前に進まず歩いているランナーにも抜かれます。
ちょっと座って休もうかな?と思っていたら前に偶然座っているランナーさんがいて巡回している車から大丈夫かどうか声を掛けられていました。
ここで私も同様にしゃがむと同じく声を掛けられ弱っている私はもしかしたら車に乗ってしまうかも!と思いここは座らずなんとか歩き続けます。
そしてエイドに到着してその近くで少ししゃがみました。ここなら車に声を掛けられることもないでしょうから。
そして座った少し寝たというか意識が飛んでましたね。その間全く覚えていませんが時間にして5分くらいで意識が戻りました。思ったより早く戻ってきてラッキーです。
復活してしばらく走ると私の名前とゼッケン番号が掛かれた木札が刺さっているのを発見。
上記にプラスしてこの辺に伝わる民話らしき一文が書かれているのですが私のは「丹後の由良で」と書かれていました。
村岡に出場して丹後かと思いながらも一昨年は見逃したマイプレートを見つけることが出来満足でした。
51~55kmのラップです。
8:31,8:06,7:37,8:07,28:10
蘓武岳の頂上前でパティオさんに追いつかれてしばらく並走します。そしてここから下りで楽できる場面で左端膝裏に痛みが出たためパティオさんに先に行って貰いました。
さてコース端に止まって足を確認。左膝裏を揉むと少し痛いです。とりあえず筋を伸ばして再び走り出すもすぐ痛みが出て止まるを繰り返しながら折角スピードが出せる下りでスピード出せずどうしたらよいか葛藤。後約50kmある。スピードが出せる下りでブレーキ。流石に関門に引っ掛かりそうです。
リタイアした方が良いかもと思いながらも現状タイム的には問題ないので走り方を変えることで何とかならないかな?と少し走り方を変えると次は左股関節が痛み出しどうしたらよいか分からないままエイドに到着。
エイドに到着すると整体師?接骨院?かは忘れましたがマッサージのサービスがあるとのことで丁度いいやとそのサービスを受けることにします。すでに3人程並んでましたが後ろに並んでラントーク。待っている間に氷を頂いたので取りあえず冷やしておきます。
この心使い、ありがとうございますですね。
そして私の番が来たので寝転んで問題の左膝裏外側を揉んで貰うと超悶絶!痛いのなんのって!!ここまで走った距離はフルとさほど変わらないのになんでこんなに痛みが出たのか不思議でありません。
しかも今までほぼ痛めたことのない左足。ウルトラは奥が深い。
マッサージを終えついでにそうめんを2杯頂いて先を目指します。
56~60kmのラップです。
8:15,9:01,8:28,8:14,7:50
おおっ、左足が問題なく動くぞ!すげえ!!と思ったのも束の間、エイドから1km程走ると左足裏に痛みが出てきました。
冷静に考えると治るわけないわな(^^;
61~65kmのラップです。
6:40,10:17,7:00,7:42,6:28
その後もごまかしごまかしでたまに止まりつつ下ります。しかし下りでキロ7を超えるとちょっと完走に黄色信号です。
どうしようと思いながら走っているとキャマさんに追いつかれます。
もう限界的な話をしているとキャマさんから最近走ってないですよねとの指摘。そういえばスタート前にテズさんとパル彦さんにも言われたなと思いつつ自覚もあるのでそうですよねと肯定。続いてキャマさんは直前に腸炎を発生して出場も黄色信号だったとのお話を頂く。
練習不足という自業自得で失速している私ですがそのキャマさんに付いて行けず先に行ってもらう。ランナー意識的に負けていると思った瞬間でしたね。
その後、下りの走法で左足はほぼ曲げずで走るとそれなりに走れることが判明。ちょっと不格好に見えますがそれで完走出来るなら問題ありません。下りはこれでいこうと思います。
66~70kmのラップです。
6:28,10:26,10:47,11:23,12:10
エイドに到着すると肉を焼いているなんとも素晴らしい臭いが!但馬牛と書いてある。これは食さなくてはとまだ焼けていない肉をしばし待って一切れ頂きました。柔らくて超美味しかったです。一切れが小さいのはランナーさんの人数からすると当たり前ですが提供して頂けるだけでありがたいです。
71~75kmのラップです。
9:47,9:24,7:02,6:35,7:07
そして長楽寺に到着(この時点で正式距離と自分で測定しているGPSの距離とでは3km程差(GPSがショート)があるのでラップはGPSですがこの記事は正式距離をパンフレットで見て書いているのでもしかしたら距離に多少の前後が出てきているかもしれませんがそこは突っ込まず読んでください)。
相変わらず圧倒する大きさの大仏を見つつその周りを走ります。というか大仏殿のある家屋の中を走らせてくれるお寺の寛大なというか協力的な姿勢に脱帽です。
そして昨年はお腹ブロークンで食せなかったおはぎを堪能しました。ありがとうございます。
76~80kmのラップです。
7:25,7:04,7:21,9:27,11:20
今さらですがただひたすら足の痛みに耐えつつのラン。痛み出してから残り距離が半分以下の20kmとなってやっと完走出来るかなと実感が湧ていきました。
81~85kmのラップです。
8:15,6:41,7:46,7:20,8:40
途中から国道に入り一般道を走しります。応援が増えたので頑張って走ります。ただスピードは出ませんね。
86~90kmのラップです。
7:19,8:43,28:35,15:16,12:05
距離上では91kmでのエイドなのですがラップ上は上記の中に入っているのでここに書きますが長坂エイドでパティオさんと遭遇。そしてロング休憩にはいるというパル彦さんとも遭遇します。ついでに私も少し休憩。
91~100kmのラップです。
13:52,16:37,8:05,6:50,6:49,5:42(GPS時計上では96kmちょいだったのでラップはそこまでのみ掲載)
先程のエイドから9kmでゴールとのこと。内訳的には4km上って5km下って(平地含む)ゴールとのこと。
上りは歩いて下りは足の痛みもありなんとかキロ7をちょい切るくらいで乗り切ります。
ここでミフィーさんに追いつかれ、更にキャマさんにも追いつかれます。
まあ、キャマさんには一度抜かれてその後キャマさんが知らないうちに抜き返していたのでびっくりしていました。(一応、声掛けしたのですが(笑))
そして時間的に暗くなってきたのでスタート前に説明のあった100gのペンライトを借りたかったのですがどこに置いてあるか分からずで結局借りずでゴール。

村岡HPより拝借。
大会:第22回 村岡ダブルフルウルトラランニング
距離:100km 時間:13時間12分51秒(グロス)
:13時間12分46秒(ネット)

ゴール後、素早く着替えてパル彦さんの感動的なゴールを確認。マラソンをやっていてよかったと思った瞬間でした。
走った皆さん、お疲れ様でした。その後、大会前ということで絶っていたコーヒーが丁度無料なので頂いて(まあ、コーヒー断ちといっても1日けですけど)、その後フィナーレとなる花火を見て私の村岡は終了しました。

総括:8、9月の練習不足は分かっていてペースもそれを加味したものでしたがそれ以上に苦しい大会となりました。
やはり走った距離は裏切らない!マラソンは練習が裏付けされるというのを改めて知らされました。
でも楽しく走らせて頂きました。
それは大会関係者及びボランティアの皆さんのお陰です。しかもウルトラマラソンに関わると普段私が走っているフルマラソンに比べて2倍以上の拘束時間と考えると頭が下がります。ホントにありがとうございました。