44才Mrガチぼっちの「ありのこ」です。
ごきげんいかがでしょうか?
アニメ「16bitセンセーション ANOTHER LAYER」の第3話を観ました。
タイトルは「もう一度みんなに会いたくて!」
2023年から1992年に意図せずしてタイムリープ。
そして1992年から2023年に意図せずしてタイムリープ。
2023年に勤務していたゲーム会社に戻る。
主人公・秋里コノハちゃんがこのようなタイムリープをします。
2023年に戻ったら仕事がつまらなくてしょうがない。
「1992年に戻りたい!あのアルコールソフトでゲーム制作をしたい!」と思います。
主人公・秋里コノハちゃんは1992年の方がやりがいがあった。
いくらデバイスで苦労しても。
仕事においてやりがいは大切なんですね。
しかし「やりがいのある仕事」をできる労働者はほとんどいません。
「やりがいのある仕事」をしている勤め人はキセキです。
勤め人に選択権はありません。
これ、20年以上国家公務員として勤め人をしてきた私はよーーーーく知っています。
2023年の秋里コノハちゃんを見てみましょう。
2023年の秋里コノハちゃんは小さいゲーム会社に勤務しています。
しかし秋里コノハちゃんが思うようなゲームは製作されません。
なぜか?
2023年のゲーム業界は美少女ゲームの大作を作っても売れないから。
零細のゲーム会社に「秋里コノハちゃんが好きなタイプのゲームを作る」という選択肢がありません。
ではもっと大きなゲーム会社ならどうでしょうか?
大手ゲーム会社なら「秋里コノハちゃんが好きなタイプのゲームを作る」ということもあるかもしれません。
しかし秋里コノハちゃんがこのゲーム製作を担当できるかどうかは分かりません。
大手会社には人事(じんじ)というのがあります。
人事異動(どのプロジェクトを担当するかを含む)は会社が決めることです。
日本の組織において「本人の意向」が反映されることはかなりマレです。
大きい組織が本人の意向を聞いて人事(じんじ)を決めていたら収拾がつかなくなるから。
そして法的にも厳しい。
特に正社員の場合は採用時の雇用契約書に「この仕事しかしません」と細かく規定されているケースはマレだと思います。
となると「労働者は使用者がに言われたままどんな仕事でもやる」というのが基本になります。
労働者が「この人事異動はひどすぎる!」と裁判に訴えても負ける確率が高い。
労働者が勝てるのは「いくらなんでもそれはないだろう」と裁判所が認めてくれたかなりごく少数です。
なぜか?
日本の正社員を解雇するのは難しいから。
難しい言い方をすれば「解雇規制が厳しい」と。
裁判になった場合、今度は労働者が有利になります。
「その解雇(クビ)はダメ」となるケースが多い。
裁判所は「解雇は認めない。なんとか仕事を与えて雇用しつづけろ。その代わりどのような人事異動をするかは会社はかなり好きにしていい」という考え方です。
「クビにならないけどどんな仕事をするかは会社が決めるので従いなさい」となります。
ということで
2023年、ほとんどの勤め人(労働者)はやりがいのない仕事に従事しつづける
ということになります。
この「仕事にやりがいがない」状況がFIREブーム(=金持ちになってとっとと退職しようぜ)を生み出したのだと思います。
ちょっと前に流行りましたよね、FIRE(Financial Independent Retire Early)って。
秋里コノハちゃんはFIREではなく「1992年に戻りたい!あのアルコールソフトでゲーム制作をしたい!」と思ったわけです。
「やりがいありまくりの1992年アルコールソフト社に戻りたいィィィ!」と19才の秋里コノハちゃんは思っています。
アルコールソフト社の労働条件なんて関係ありません。
秋里コノハちゃんはタイムリープできますが、現実の若者はタイムリープできません。
となるとタイムリープできない若者たちは「やりがい搾取」にはまる危険性があります。
本人が納得すれば労働環境が悪くてもいいじゃないか?
そう言われれば反論できません。
しかし「やりがい搾取」は一種の洗脳状態です。
使用者(会社)側に都合の良いようにこき使われているだけという見方もできます。
若い皆さんは注意しましょう。
アニメ「16bitセンセーション ANOTHER LAYER」の第3話に話を戻しましょう。
2023年から1992年に意図せずしてタイムリープ。
そして1992年から2023年に意図せずしてタイムリープ。
2度タイムリープして2023年に無事戻ってくることができた秋里コノハちゃん。
もう1度過去にタイムリープしますが、1992年ではなく1996年にタイムリープ。
4年間の時間差があります。
この4年間の差は大きいです。
何が大きいのかと言うと「Windows95が発売されている」こと。
一般家庭にパソコンが普及し始めるのは「windows95」の登場以後です。
「windows95」の95は1995年のことです。
私は1979年生まれです。
その私は「windows95が発売されて大騒ぎしていた」のを覚えています。
マスコミで大騒ぎしてました。
windows95発売日にお客さんが行列。
ドラクエ発売日みたい。
YouTubeで探すとその時の報道が残っています。
このYouTube動画を見ているとおもしろい。
「なんとインターネットでも物が買えるんです!ファックスを送ってください!」と言っています。
河野太郎氏がファックスを目の敵にしている時代から見るともはやノスタルジーです。
1995年の状況・・・私は「windows95?何それ?窓なの?」と思っていました。
いや本当ですよ。
ドラクエ発売日に並ぶのは分かるけどwindows95発売日に並ぶのは分からないと。
私の周りでも「windows95?知らなーい」って感じでした。
「16bitセンセーション ANOTHER LAYER」でもWindows95が発売されたばかりの1996年に戻ったというのが重要なようです。
具体的にどのように重要になっていくのか?
今日放送の第3話も楽しみです。
今日のブログ記事は以上です。
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今日の遠征
— ありのこ/Mrガチぼっち無職 (@arinoko1979) October 18, 2023
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