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ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


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バンコクで行きつけのイタリアンに行くことにした。


目的の店は、スクムヴィット通りのアソーク駅とプロンポン駅の中間にあるイタリアンのお店、『ヴェラ・ナポリ』。


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まだ時間が早いので、店の中は閑散としているが、あと1時間もすれば満席となる人気店。


何時もはもっと遅い時間に来るので、このメイン・ルームは満席で、奥と隣にある第二、第三の部屋のテーブルに着くことが多い。


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料理を注文する前に、パンとオリーブオイル、バルサミコ酢がテーブルに届く。


自分好みに調合し、パンに付けて味わいながら料理を待つ。


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4月ともなると、バンコクはもう夏。


冷えたハイネケンで喉の渇きを癒す。


タイではシンハが有名だが、飲み過ぎを防ぐためか、大瓶が無くなってしまった。


中瓶では何本も注文しなければならないし割高になるので、大瓶があるハイネケンを選んだ。


ハイネケンと言ってもタイで生産されているので、高価ではないのだ。



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バンコクのビアグラスは、大瓶1本で丁度2杯分の大きさ。


三人でビール大瓶を1本注文しても、決して三つのグラスに分けて注ぐようなことはしない。


二つのグラスに目いっぱい注ぎ、空の瓶と空の三つ目のグラスを指さしてどうするかと問い掛けられるだけ。


だから最初から二本の大瓶を注文するのだ。



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前菜が届く。


シーフード・サラダ。


オイル&ヴィネガーのシンプルなドレッシングが美味い。


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そしてプロシュート。


この盛りの良さが嬉しく、ここに来たときは必ず注文する一品。




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二つの前菜を皿に取る。


これは美味そうだ。


となると、ワインが欲しくなる。


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と、丁度良いタイミングで白ワインが届く。


トスカーナのDOCG、ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノ、2010年。


カステッロ・ディ・クエルチェートの製品。


ワイナリーはキャンティ・クラシコ地区にあり、スーパータスカンのチニャーレで有名。


チニャーレとはイノシシのことで、エチケットにもイノシシの絵が使われている。



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美しい黄金色。


2010年と熟成が進んでいるので、ヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミニャーノにしては少し色合いが濃いかもしれない。


口に含むと、フレッシュな香りの中に、甘い果実香と熟成香が心地よく調和している。


ぶどうはDOCG名と同じく、ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノ。


クエルチェートでは有機栽培されたぶどうを使用している。


バンコクの中心街にある、『ベラ・ナポリ』での楽しい夜の続きは、また明日。






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バンコクの朝。


どうしても時差のせいで朝早く目が覚める。


そこで朝食レストランが開くのを待って、朝ごはんを食べに行く。


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旅先での朝食は、何時もサラダ中心。


旅行中の体調管理は大切なのだ。


一皿に20数種類の食材を盛り込む。


野菜だけでなく、干した果実や海藻、豆腐、スモークドサーモンやチーズも入れている。


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飲物は、フレッシュ・コーヒー、グァヴァ・ジュース、オレンジ・スムージー。


朝は水分を多めに摂取することにしている。




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サラダを食べ終えると、麺も食べたくなる。


タイの麺は美味いので、毎日でも麺の種類とトッピングの種類を変えて楽しむことが出来る。


そして、こんなに多様な薬味で味を調整し、自分好みの麺を造ることが出来るのだ。


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これが出来上がり。


幅広麺に、チキンボールが乗っている。


朝から炭水化物の麺は食べるべきでないとは思いながら、美味いのだから仕方がない。


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食後は、グリーク・ヨーグルト。


塩味で固めの、しっかりとしたヨーグルト。


シロップ漬けのフルーツを少しカップにとり、その上にグリーク・ヨーグルトを乗せる。


これだからホテルの朝食は楽しいのだ。


さあ、今日も一日頑張りましょう。




バンコクに到着した。


迎えの車に乗り、ホテルに向かう。



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宿泊先は、最近の定宿、『フォーポインツ・バイ・シェラトン』。


バンコクの中心街、スクムヴィット通りのソイ15にある新しいホテルだ。



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部屋は決して広くは無いが、機能的で設備が新しいのが嬉しい。


そして、キングサイズのベッドのマットレスがとても上質で寝心地が良いのだ。



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バスルームとベッドルームの間の壁が開くようになっている。


バスタブに浸かったまま、TVを見ることができるのだ。




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バスルームにTVのスピーカーが付いているので、TVの音量を上げなくても楽しむことができる。


奥には大きなシャワールームがあり、朝はこちらで朝シャン(もちろんシャンパーニュではなくシャンプー)が出来るのだ。


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部屋でしばらく涼んだ後は日常の疲れを癒すため、マッサージに出かける。


ここが行きつけのフレンズ・マッサージ。


歩いて2分の場所にある。


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こちらがが私の担当。


私はタイ語が出来ず、彼女は英語も日本語もできないので、名前も知らない。


でも、私の凝りのツボは心得ていて、足裏マッサージもタイ古式マッサージも上手いのだ。


足裏マッサージ1時間、タイ古式マッサージ1時間の合計2時間で、約1500円。


チップを入れても2000円弱という安さが嬉しい。


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機内で食べ過ぎたが、マッサージをすると小腹が空いてきた。


そこで、近くの屋台でスープヌードルを食べることにする。


この店は人気で、歩道に置かれたテーブルは何時も満席。


屋台のおじさんに注文を伝え、席を確保して麺の出来上がりを待つ。



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テーブルの上には、薬味が置かれている。


写真には写っていないが、水に活けて鮮度を保ったパクチーも置かれている。



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出来上がった麺が届く。


フィッシュボールの激辛麺。


涙が出るほど辛いが、これが美味いのだ。


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屋台は、セヴンイレヴンの前にある。


そこで麺を待つ間に、缶ビールを買っておいた。


チャーンの350ml間で、約100円。


麺が約120円なので、今夜の夕食は合わせて220円。


でも、美味しければそれで満足。


こんな夕食も楽しい、バンコクの夜でした。








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今までは、日中にバンコクに飛ぶには、成田空港に行かなければならなかった。


それが羽田空港増便のお蔭で、昼の便も深夜の便も羽田空港発着となったのだ。


これはとても便利。


家から空港までの移動時間も運賃も、半分以下で済むようになったのだ。


まずはシャンパーニュ。


シャルル・ド・カサノヴ・ブリュット・テート・ド・キュヴェ。


年間3百万本の生産量を誇る、フランス第二位のシャンパーニュ・メゾン。


観ている映画は、「アナと雪の女王」。


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シャンパーニュと共に、アミューズを味わう。


ラウンジで軽く食べてきているので、この位の量が嬉しい。



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前菜もシャンパーニュで通す。


パテとサラダがとても美味。





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前菜を食べ終えると、赤ワインに切り替える。


バンコク線には、ボルドーと南アの赤が搭載されている。


南アの赤は何度も飲んでいるので、ボルドーの赤、シャトー・リュガニャック、2011年を選ぶ。


リュット・レゾネ(減農薬栽培)のぶどうを用い、タンニンと酸のバランスの良いしっかりとしたボディをしている。


シャトーはアントル・ドゥ・メール地区にあり、セパージュはメルロー50%、カベルネ・ソーヴィニヨン48%、プティ・ヴェルド2%。


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この桜のパンが美味しい。


バケットと共に、お代わりをしてしまう。




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パンのお供は、バターとオリーブオイル。


それに黒胡椒や粗塩を付けて食べても美味いのだ。




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メインは、パルマハムで巻いたチキンのソテー、グレモラータソースと岩手ナイアガラワイン風味のソース。


赤ワインに良く合って美味い。



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メインの後半は、次の赤に切り替える。


と言っても、グラスに入ったワインの写真のみでは区別はつかない。


セダーバーグ、メルロー・シラーズ、2010年。


甘い果実の香りを持ち、強く奥行きの深いボディ。


セパージュは、メルロー60%、シラー40%。




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さらに赤ワインと共にチーズを楽しむ。


最新の映画とチーズとワイン、これが長距離フライトの楽しみ。



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食後は、デザートとコーヒー。


コーヒーのお供のゴディヴァのチョコレートも楽しい。




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ゆっくり映画を愉しみながら、食後酒を味わう。


ベイリーズ・オリジナル・アイリッシュクリーム。


この甘さがたまらない。


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しばらく映画を愉しむと。小腹が空いてきた。


到着前に軽食を注文。


今日の軽食は、きつねうどん。


そしてお供はマス・ピコサ・ホワイト・ネッド・グッドウィンMW・セレクション、2013年。


今日も楽しい、羽田/バンコク線の旅でした。






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3月末に新しい羽田空港国際線ターミナルがオープンした。


これに伴い、しばらく閉鎖となっていたANAスイート・

ラウンジも新装開店となった。


ここのところビジネス・ラウンジの奥に作られた仮設のスイート・ラウンジを使用していたが、料理もワインも限られていて楽しくなかった。


早速、朝シャン。


テタンジェ、ブリュット・レゼルヴ。



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ふんわりと漂う甘い花の香り。


熟成感と酸味のバランスが良い。


瓶内二次発酵後、最低3年間のセラー熟成を経てリリースされている。


セパージュは、ピノ・ノワールとピノ・ムニエが合わせて60%、シャルドネが40%。





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シャンパーニュのお供は、サラダと白カビチーズのバラカ。


トリプルクリームのバラカはシャンパーニュにとても良く合う。


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白ワインは、ブルゴーニュのメルキュレイ、シャトー・ド・シャミレ、2009年。


メルキュレイに本拠地を置くネゴシアン、アントナン・ロデの製品である。












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良く冷えたブルゴーニュも美味い。


深い熟成感を持ちながら、酸とミネラルのバランスが良い。


美味いといっても、もうすぐ搭乗なので飲み過ぎは厳禁。












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和食もちょっとお腹に入れておく。


菜の花のお浸しが、季節感を演出する。





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ワインと軽食のあとは、もうひとつの朝シャン。


数時間のフライトだが、搭乗前にシャワーを浴びておくと機内で気持ち良く過ごすことができる。


それに、朝のワインを洗い流し、また新たな気持ちで機内のワインを楽しむことができるのだ。






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ANAのラウンジのシャワー・ルームには、5つ星ホテルにも匹敵するアメニティが揃っている。






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資生堂ル・モンドールの、シャンプー、コンディショナー、ボディ・ソープのセット。


数日間の旅行だと、これで充分なのだ。



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そして化粧水や乳液、歯ブラシに髭剃りもある。


さて、そろそろ搭乗です。


では、行ってきます。






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丸ノ内の『グランドセントラル・オイスターバー』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。


選んだ赤ワインが届く。


ピノ・ノワールにしようかカベルネ・ソーヴィニヨンにしようか迷ったが、北部のワシントン州のカベルネを選んだ。


スノークォルミー・ヴィンヤーズが造る、カベルネ・ソーヴィニヨン、コロンビア・ヴァレー、2007年。


スノークォルミー・ヴィンヤーズは、1981年設立の、数々の受賞歴を持つプレミアム・ワイナリー。


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冷涼なワシントン州で造られたカベルネがどんな味なのか、期待が膨らむ。


香りはベリー系で、豊かな果実味を感じる。


口に含むと、自然なぶどうの味わいを残しながら、酸とタンニンのバランスの良い洗練されたボディ。


「美味しい」と、彼女も高評価。




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ニース風サラダ、マグロのレア・グリル添え。


ちゃんと玉子も添えられている。





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メインは、仔羊のグリル、オレガノ風味のパン粉焼き。


赤ワインがしっかりしているので、仔羊を選んだのだ。




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もうお腹はいっぱいなので、デザートは省略したかったが、彼女は何食わぬ顔でチーズケーキを注文。


一口食べさせてもらったが、・・・美味い。



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そこで私もシナモン・アップルパイを注文。


アメリカ系のお店だけあって、大きさも充分。




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「今夜は食べ過ぎたわね」と、彼女。


「でも美味しかったね。今夜の君も素敵だよ」と、私。


丸ノ内の夜は、静かに更けていきました。






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彼女と過ごす、丸ノ内マイプラザにある『グランドセントラル・オイスターバー』での素敵な夜の続き。


メニューを検討しながら、何を食べ、何を飲もうかと話していると、最初のグラス白ワインが無くなってしまった。


そこで、二杯目の白を注文。


1杯目がソーヴィニヨン・ブランだったので、2杯目はシャルドネを選ぶ。


ドリーミング・ツリー、シャルドネ、2012年。


カリフォルニア、セントラル・コーストでシミ・ワイナリーが造るシャルドネ。


圧倒的な果実味を持つ、素晴らしい辛口。


オーク樽熟成は9か月。


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今夜のおすすめのオイスター4種を注文。


一番右の小さな牡蠣がアメリカ産で、大きな残り三種が国産。




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ワシントン州のクマモト。


アメリカの牡蠣と言っても、実は日本の種が多いのだ。





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北海道の厚岸。


今年は北海道産の牡蠣が不作だそうで、この厚岸も見た目は良いが例年のようなクリーミーさには少し欠ける。




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ワインと牡蠣だけでは酔いが回ってしまうので、パンも一緒に食べる。


このパン、シンプルだがなかなか美味いのだ。



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兵庫県の赤穂。


今年の赤穂はなかなか美味い。


シンプルにホースラディッシュで食べる。



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長崎県の九十九島。


身がぷりぷりで美味い。


大きすぎて一口で食べるのに苦労する。



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ムール貝のハーブガーリックバター。


冷たい生牡蠣ばかり食べていると、暖かい料理も食べたくなる。


昨年末のサンフランシスコ旅行でも彼女と一緒に生牡蠣と暖かいムール貝を食べたことを思い出す。


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もう一皿、暖かい料理を注文。


ここには衣を付けた牡蠣フライと素揚げがあるが、衣付の方が好きだ。



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タルタルソースを付けて、熱々の牡蠣フライを口に運ぶ。


とてもジューシーで美味い。


フライが乗っているのは、牡蠣殻。


彼女と過ごす丸の内の楽しい夜の続きは、また明日。






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今夜は彼女と、丸ノ内のマイプラザにある『グランドセントラル・オイスターバー』で待ち合わせ。


時間があったので、隣の丸ノ内パークビルにあるブリック・スクエアを散策。



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日の入りも遅くなり、夕方のブリック・スクエアもまだ明るく、春を満喫することができる。


そうだ、ブリック・スクエアのレストランはどこも人気があって予約が取りにくい。



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ちょっと寄って、来週の彼女との予約を取っておこう。


三菱一号館の美術館にも立ち寄りたいが、今日は彼女を待たせる訳にはいかない。




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ブリック・スクエアを出て、隣のマイプラザに入る。


エントランス内も、春の装い。


この奥左側の明治生命館の下に、今夜のお店がある。


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明治生命館は、重要文化財に指定されている。


そんな歴史的建造物の下に、素敵な空間が広がっているとは素敵だ。



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地下に下ると、目の前に『グランドセントラル・オイスターバー』がある。


ここは、ニューヨークのグランドセントラル駅の地下にある店の東京店なのだ。


ニューヨークの『グランドセントラル・オイスターバー』には、随分通ったものだ。


昔は通路が薄暗く怖かったが、今では美しく再開発されている。



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ちょっと余談だが、『グランドセントラル・オイスターバー』の横を抜けて先に進むと、こんな素敵で豪華な通路に出る。


この先にあるのが、『センチュリー・コート』で、フレンチ、和食、そしてバーを利用することが出来る。



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店の中は、ニューヨークの本店を再現している。


東京の最初の店は品川にあり、この丸の内が2号店なのだ。



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驚いたことに、支配人に案内されて席に向かうと、彼女が既にメニューを見ながら白ワインを飲んでいる。


急いで時計を見るが、待ち合わせまでまだ5分ある。


「早かったね」


「私が先に着いているなんて、驚いたでしょ」


支配人に彼女のグラスを指さし、「同じものを」と注文する。


ガイザー・ピーク、ソーヴィニヨン・ブラン、2012年。


ガイザー・ピークはソノマにある老舗ワイナリー。


多くの受賞歴を持つ優良ワイナリーである。


さて、料理とボトル・ワインの選択はこれから。


その続きは、また明日。





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桜の花見の季節が過ぎ、日に日に暖かくなる。


私のベランダにも春が訪れ、植木が一斉に芽生える。


このぶどうの苗は、カリフォルニアの幻ワイナリーのピノ・ノワール。


オーナーの私市さんと食事をした時にいただいた鉛筆ほどの大きさの苗が、二年目にはこんなに大きくなった。



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芽を良く見ると、花芽と思われるものも出てきている。


これは楽しみだ。





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隣のブルーベリーには、こんなに花がいっぱい咲いている。


白い釣鐘状の花だが、幾つかは紫がうっすらとかかっている。


今からは海外に出る時は水をたっぷりと与え、水切れに注意をしなければならない。


海外旅行も最大一週間に限るようにしよう。



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ぶどうとブルーベリーの下にある鉢では、苺の苗が白い花を付けている。


春になり、とても賑やかになったベランダです。








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久し振りの小倉で、久し振りの店を訪れた。


その店は、『UEDA』。


もう随分長いお付き合いになる。


事前に訪問する旨を伝えておいたので、私のボトル2本がカウンター上に準備されていた。


まずは、上田マスターにご挨拶。


初めてお会いした時からほとんど変わらず、本当に若々しく、年齢を聞くと大抵の人は驚く。


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最初の一杯は、タリスカー30年。


タリスカーは、スコットランド西方海上に浮かぶスカイ島にある唯一の蒸留所。


これはその最高峰のモルト。


創業は1830年で、「宝島」の作者、R. L. スチーブンソンが「王者の風格」と絶賛したことでも有名。



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強いヨード香を持ち、深い熟成感を持つ素晴らしい逸品。


こんなシングル・モルトを飲んでいると、普通のウイスキーでは物足りなくなってしまう。


今夜はストレートで飲んでいるが、アルコール度数が57.3度と強いので、ツワイス・アップにしても香りが開き、とても美味い。


「おや、今夜のグラスはベルヴェデールですね」


「ちょっと見ただけでそれがわかる方は、他にはいらっしゃいませんよ」


上田マスターとのこんな会話も楽しい。


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「ちょっと珍しいモルトが手に入ったのですが、試してみますか」


「これは素晴らしい。アイラ島に8つある蒸留所のひとつのカリラですね」


カリラとはゲール語で「アイラ海峡」の意味。


アイラ島の大手の蒸留所は南部か西部にあるが、島の北東部、スコットランド本島の方角を向いた場所にこのカリラとブナハーベンがある。


そして原料の大麦は、私が大好きなポート・エレンで精麦されたものを使用している。


このボトルはディスティラーズ・エディションだと思うが、スモーキーなフレーヴァーで、リッチでスムースな素晴らしいモルトだ。


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今夜最後の一杯は、これもアイラ・モルトのブルイックラディ。


ブルイックラディは1881年創業。


その125年記念ボトルで、世界食後酒コンテストで優勝したもの。


モルトは1970年のもので、世界で2502本しか存在しない貴重なボトルである。




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木箱を開けてボトルを取り出すと、空き通ったガラス瓶なので残量がよくわかる。


何となく寂しい気もするが、もう3年くらい掛けてちびりちびりと飲んでいるので、そろそろ飲み空けた方が良さそうだ。










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ブルイックラディは、アイラ・モルトの中でも優雅な味わいをしている。


特に1970年のモルトとなると、あの強烈なヨード香もまろやかとなり、世界最高の食後酒に選ばれた理由がわかる。













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『UEDA』を出ると、ホテルへ戻る。


のはずが、途中にあるラーメン屋さんの香りがあまりに良いので、ついふらふらと店の中に入ってしまう。


禁断の飲酒後の豚骨ラーメン。


今夜だけは自分を甘やかすことにする。


何時も楽しい、小倉の夜でした。