これに伴い、しばらく閉鎖となっていたANAスイート・
ラウンジも新装開店となった。
ここのところビジネス・ラウンジの奥に作られた仮設のスイート・ラウンジを使用していたが、料理もワインも限られていて楽しくなかった。
早速、朝シャン。
テタンジェ、ブリュット・レゼルヴ。
熟成感と酸味のバランスが良い。
瓶内二次発酵後、最低3年間のセラー熟成を経てリリースされている。
セパージュは、ピノ・ノワールとピノ・ムニエが合わせて60%、シャルドネが40%。
トリプルクリームのバラカはシャンパーニュにとても良く合う。
白ワインは、ブルゴーニュのメルキュレイ、シャトー・ド・シャミレ、2009年。
メルキュレイに本拠地を置くネゴシアン、アントナン・ロデの製品である。
深い熟成感を持ちながら、酸とミネラルのバランスが良い。
美味いといっても、もうすぐ搭乗なので飲み過ぎは厳禁。
菜の花のお浸しが、季節感を演出する。
数時間のフライトだが、搭乗前にシャワーを浴びておくと機内で気持ち良く過ごすことができる。
それに、朝のワインを洗い流し、また新たな気持ちで機内のワインを楽しむことができるのだ。
ANAのラウンジのシャワー・ルームには、5つ星ホテルにも匹敵するアメニティが揃っている。
資生堂ル・モンドールの、シャンプー、コンディショナー、ボディ・ソープのセット。
数日間の旅行だと、これで充分なのだ。
さて、そろそろ搭乗です。
では、行ってきます。