ワインは素敵な恋の道しるべ -324ページ目

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

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彼女は最近忙しく、疲れが溜まっているようだ。

そこで、千代田区一番町の治療院を予約した。

私が身体を痛めた時には必ず駆け込んでいる、『江戸鍼灸院』だ。

 

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半蔵門駅を出ると、一番町交差点を左折し、南法眼坂を少し登れば、右側のマンション内に治療院がある。

 

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江戸さんは神の手を持っていると思っている。

ぎっくり腰になった時もすぐに治療してもらい、帰りは元気に歩いて帰った。

ゴルフのし過ぎで手首がひどい腱鞘炎になった時は、外科では手術を勧められたが、江戸さんはメスを入れるべきではないと言って丁寧に治療してくれ、完治した。

 

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施術台の横には、膨大な量のCD。

クラシック音楽を聴きながら暖かい施術台でマッサージを受けるのは、まさに極楽。

マッサージ、整体、鍼、灸を組み合わせ、症状に合った最適な治療をしてもらえるのだ。

 

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まず私が先に1時間20分の施術を受け、彼女の到着を待つ。

彼女が施術を受けている間は、コーヒーを飲みながらのんびり過ごす。

奄美大島の黒糖が美味しいので、コーヒーに入れずにポリポリと齧ってしまう。

 

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彼女の施術が終わると、予約している今夜のお店に向かう。

向かった先は白金高輪のフレンチ、『ラ・クープ・ドール』。

 

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先日、パトモスさんの歓迎会で色々無理を聞いていただきお世話になったので、お礼を兼ねての訪問。

店名の『ラ・クープ・ドール』とは、”黄金の杯”という意味で、シャンパーニュを注いだグラスをイメージしたもの。

 

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開店後すぐに入店したので、一番乗り。

ここでは、カリフォルニアの先駆的日本人醸造家、ナカイ・ヴィンヤードの中井章恵(ナカイ アキヨシ)氏や、人気の醸造家、マボロシ・ヴィンヤード&ワイン・エステートの私市友宏(キサイチ トモヒロ)氏、カリフォルニアのカルトワイン、ダリオッシュの社長、ダニエル・デ・ポロ氏と食事をご一緒したことがある。

 

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キッチンはオープンになっており、坪香絢也(ツボカ ジュンヤ)シェフが率いるチームが忙しく今夜の料理の準備を進めている。

 

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パトモスさん歓迎会の時の料理が美味しかったので彼女にも食べてもらいたいと思い、坪香シェフにその旨を伝え、お任せで今夜の料理をお願いしている。

「ここ、本当に久し振りだわ。シェフがどんな料理を考えてくれているか楽しみね」と彼女も嬉しそう。

 

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テーブルにセットされた小さなブーケがとても素敵だ。

 

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最初のボトルは、シャンパーニュ。

アイ村の名門、アンリ・ジローのエスプリ・ナチュール。

アンリ・ジローは1625年創業で現当主は12代目。

今では日本でも超人気だが、日本に紹介されたのは2006年と新しい。

 

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コルクの状態もとても良い。

Gのマークが入ったミュズレは、黄金色。

 

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グラスに注いだワインも綺麗な黄金色、まさにラ・クープ・ドール。

レモンや青リンゴ、黄桃の香り。

豊かな熟成感を持ち、アーモンド、トースト、温度が上がってくると蜂蜜も感じる。

リザーブワインの比率は50%ととても高い。

セパージュは、ピノ・ノワール80%、シャルドネ20%。

 

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アミューズは、牡蠣のクリームとアオリイカ。

口の中でとろける美味しさ。

 

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もう一つのアミューズは、秋刀魚のリエットとオリーブの枝。

「坪香シェフのお料理、フォトジェニックになったわね」と彼女。

 

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オリーブの枝に、この秋刀魚のリエットを付けて食べる。

 

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温かなパンも届く。

ホイップバターの出され方も洒落ている。

 

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前菜は、豊後水道直送の神経〆天然真鯛のマリネ、柿と生アンチョビのアクセント。

最近は漁業者の方の魚の〆方が向上し、魚が美味しくなった。

 

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モチモチとした食感に旨味が凝縮された真鯛が素晴らしい。

柿のソースも良く合う。

 

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温前菜は、北あかりのポタージュとモンサンミッシェル産ムール貝、トリュフのリゾット添え。

 

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北あかりの温かいスープが注がれ、料理が完成。

 

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野菜を横にどけると、下にはプリプリのモンサンミッシェル産ムール貝。

モンサンミッシェルのムール貝は、小さな身に旨味が凝縮されていて美味しい。

 

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温前菜の付け合わせは、トリュフのリゾット。

鶏小屋から届いたような演出。

 

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トリュフの香りが素晴らしい。

 

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鶉の卵を注ぎ込んで食べる。

円やかで深みのある味わいのリゾットが美味い。

白金高輪のフレンチ、『ラ・クープ・ドール』で彼女と過ごす素敵な夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

 

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ウォーキング中に、真っ赤に色付いた葉っぱを見付けた。

この色を見ると、滞在していたイリノイ州やオハイオ州の秋を思い出す。

10月になると至る所がこの樹(と思う)で真っ赤に染まるのだ。

友人に何と言う名の樹か聞くと、ファイアー・ツリーだと言われた。

一般的には、ファイアー・ツリーは南洋の島で真っ赤な花を付ける南洋桜のこと。

結局この樹の名前は知らない。

 

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広葉樹も色付きが濃くなってきた。

あとひと月もすると、ほとんどの葉が落ちてしまうのだろう。

 

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この樹は既に葉がほとんど落ちている。

日当たりに差は無いのに、この差は何故生まれるのだろうか。

 

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こちらの樹は黄色に赤が混ざったような紅葉。

樹の種類の違いなのか、日当たりの違いなのか、どちらだろう。

 

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この樹は赤が主体で、黄色と緑が混ざっている

見飽きない美しさだ。

 

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銀杏も紅葉が進み、黄金色に輝く。

銀杏の漢字は”銀”だのに、葉っぱが紅葉すると”金”になるとは面白いなどど考えてしまう。

周りの赤松の緑とのコントラストが鮮やかだ。

 

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青い秋空に街路樹の銀杏の黄金色が良く映える。

 

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よし、今朝は頑張ってもう少し歩くことにしよう。

 

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今夜はスペインの赤を抜栓。

カスティージョ・デ・モントロイ、レゼルヴァ、2009年。

 

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DOバレンシアのワイン。

造り手はアルコープ・ラ・ヴィーニャ、1975年設立の、バレンシア・フルーツ取り扱い量No.1の協同組合である。

 

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エチケットの裏側には、DOバレンシアのレゼルヴァであることを証明するシール。

 

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2012年のAWCウィーン国際ワイン・チャレンジで金賞を受賞している。

 

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コルクは比較的新しく、状態は良い。

 

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不透明なガーネット。

熟したプルーンやカシス、レーズンやブラックベリーのニュアンス。

樽も感じる。

円やかなタンニンが心地良いが、余韻は短い。

 

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レゼルヴァなので、熟成期間は36カ月。

この内、樽熟成は12カ月。

ぶどうは、モナストレル50%、テンプラニーリョ50%。

良質で気軽なスペインの赤ワインを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。

 

 

 

 

 

中目黒のイタリアン、『フェリチェリーナ』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。

ここは『アロマフレスカ』出身のシェフが開いた素敵なイタリアン。

フランチャコルタのボトルを空け、ロザートをグラスで飲んだあとは、選んでおいた赤を抜栓。

 

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ピエモンテ州のガリアッソ・マリオが造る、バローロ、トレ・ウティン、2012年。

ガリアッソ・マリオは、1900年代初頭にワイン造りを始めた生産者で、伝統製法による高品質のワイン造りで定評がある。
トレ・ウティンは、バローロ地区の三つの畑のネッビオーロをブレンドして作られたワイン。

 

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重厚な果実味と熟成感と、強いがこなれたタンニン。

これは素晴らしいバローロだ。

カシスやプルーン、ブラックベリーやラズベリー、そしてチョコレートやなめし皮のニュアンス。

ボディは強く、余韻も長い。

アルコール度数は14.5%と高いが、熟成感があるのでアルコールアタックは感じない。

伝統的でエレガントなバローロである。

ネッビオーロの樹齢は50年。

大樽で30カ月間熟成後、更に瓶内で10~12カ月間熟成させてリリースされている。

 

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プリモ・ピアットの一皿目は、瀬戸内産炙り穴子のリングイネ、”秋ナスとアンチョビ・フレッシュハーブ”のソース。

 

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この穴子、旨味が凝縮されて素晴らしく美味い。

パスタより穴子の方が量が多いのには驚き。

穴子でワインが飲めてしまう。

 

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自家製からすみのパウダー。

これを散らして食べると一層美味しさが増す。

 

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二皿目のプリモは、九十九里産ハマグリ、”トロフィエ”、くたくたブロッコリーとドライトマトのソース。

トロフィエはジェノヴァの手打のショートパスタ。

 

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大きなハマグリが5個も入っている。

久し振りに食べるジューシーなハマグリが最高に美味い。

 

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口直しのグラニテ。

何のグラニテかは、失念。

 

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肉料理用にラギオールが届く。

私のラギオールの柄はグリーン、彼女のはピンク。

 

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セコンド・ピアットは、白糠産蝦夷鹿の炭火焼、ロゼ仕立て、赤ワインソース。

ジロール茸やセップ茸等、三種の茸が添えられている。

 

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火入れが素晴らしく、この赤味が食欲を誘う。

白糠産は、蝦夷鹿のトップブランド。

白糠町は、釧路の西隣の海に面した町で、野生の蝦夷鹿の生息地。

 

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蝦夷鹿の隣には、大きなフォアグラの塊。

このフォアグラは、ハンガリー産。

トカイ・ワインを飲みたくなるところだが、バローロにも良く合って美味い。

 

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お腹はいっぱいでも、ドルチェは別腹。

「今夜の料理も素晴らしかったわ。パスタが出なければ、今風のフレンチかと思ってしまうくらい素敵な料理だったわね」と彼女。

「うん、このお店も進化しているね。そして今夜の君も料理に負けず劣らず素敵だよ」と私。

「料理と負けず劣らずなのね」

「ごめん。今夜の君はここの料理よりもっと美味しそうだよ」

「意味不明」

 

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食後のコーヒーが美味い。

イタリアンの時は消化剤としてグラッパを飲むことが多いのだが、今夜はワインをたっぷり飲んだので、食後酒は封印。

シェフとマネジャーに今夜の礼を述べ、店をあとにする。

 

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目黒川は闇の中に沈み、街頭の反射光で辛うじて水面の位置がわかる。

 

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中目黒のガード下と周辺は再開発され、人気のスポットとなっている。

このつけめんのお店『三ツ矢堂製麺』は、先日PEDROさんに『とりまる』で食べた後に連れてきていただいたところ。

あの夜は食べ過ぎ飲み過ぎで、一晩で体重が驚くほど増えてしまった。
 

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今夜入ったお店は、お向かいにある『シティー・ベーカリー』。

もう夜も遅いので、パンはほとんど残っていない。

 

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奥にはバーカウンターがあり、コーヒーだけでなくワインやスピリッツも楽しむことができる。

 

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気が付くと、彼女はレジの前でトレーを持って私を待っている。

BLTサンドイッチ、ルゲラー、そして右上の変わったサンドイッチは何だろう。

名前を聞くと、スパイシー・サバサンドとのこと。

「イスタンブールで食べたサバサンドを思い出すわ」と彼女。

「ガラタ橋で食べたサバサンドは普通の食パンに挟んでたけど、これは見た目もインパクトがあるね」と私。

でも、これ三つで1,800円弱はちょっと高いと酔った頭で考えてしまう。

彼女と過ごす中目黒の夜は素敵に更けて行きました。

 

 

 

 

 

今夜は中目黒で彼女と待ち合わせ。

 

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今夜予約しているのは、『アロマフレスカ』出身のシェフが開いた素敵なイタリアン。

『フェリチェリーナ』は、中目黒駅から歩いて7~8分の距離。

彼女と話しながら歩くのが楽しい。

この二階が目的のお店。

 

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ビルの入り口には、『フェリチェリーナ』の名前が記されている。

店の名前はこの小さな表示と、二階の窓ガラスに書かれた見えにくい店名のみ。

知っていないと来ることが出来ないお店だ。

 

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席は、窓際に外向きに配置されたカウンター席のみで、テーブル席はない。

 

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サービス・カウンターに面した側にも、カウンター席。

ここはあまり使われていないようだ。

 

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私達の席は、窓際のカウンターの一番奥。

落ち着いて食事ができる席を頼んでおいた。

「前回来た時よりインテリアが素敵になったわね」と彼女。

「以前は少しカジュアルな感じだったけど、今は高級感があるね」と私。

 

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最初のボトルは、ロンバルディア州のフランチャコルタを選んだ。

ミラベッラ、フランチャコルタ、ブリュット。

フランチャコルタはDOCG規格のスプマンテで、シャンパーニュと同じく瓶内二次発酵方式で造られ、ミラベッラのブリュットの熟成期間は24カ月。

 

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綺麗な泡立ち。

グレープフルーツ、リンゴ、カリン、バラ、イーストのニュアンス。

ミネラル感もあり、活き活きとした酸が心地良い。

セパージュは、シャルドネ70%、ピノ・ビアンコ30%。

 

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6種のアミューズ。

時計回りで、フリット、コロッケ、小さなフィレ・オ・フィッシュのハンバーガー、芝海老のブリスケッタ、ムース、チーズとトマトのシュー。

素材の詳しい説明を聞いたが、ほとんど忘れてしまった。

 

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ハーブ入りのフォカッチャと、グリッシーニ。

フォカッチャは皮がパリッと焼かれ、中はふわふわで美味しい。

 

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最初のアンティパストは、愛媛産朝〆シマアジ、カルパッチョ仕立て、黒大根とカラスミ添え。

シマアジは好きな魚で、昔は三宅島の沖合の小島に度々釣りに行ったことを思い出す。

質感と歯応えのある白身が美味い。

 

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フランチャコルタを飲み干すと、白をグラスで飲むことに。

好みを伝えると、ソムリエのお奨めは何とロザート。

マルケ州のテヌータ・ディ・タヴィニャーノが造る、ブオナセーラ・シニョリーナ、ロザート、2015年。

 

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初めて飲むワインなので、裏のラベルで情報チェック。

マルケIGTなのだそうだ。

 

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濃いめのロザート。

フランボワーズやレッドチェリーの香り。

酸もある、綺麗な辛口。

セパージュは、モンテプルチャーノ50%、ラクリマ50%。

ラクリマは初めて聞くぶどう。

1167年、神聖ローマ帝国のフリードリヒ1世が飲んだとの記録が残っている古い品種だそうだ。

一度は忘れ去られていたが、マルケの生産者たちの努力によって再興され、1985年にラクリマ・ディ・モッロダルバとしてDOC認定を受けている。

 

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二皿目のアンティパストは、フレッシュ・ポルチーニがあるとのことなので、注文。

イタリア産フレッシュ・ポルチーニのカツレツ仕立て、パルマ産生ハム添え。

 

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衣の中には、もちもちのフレッシュ・ポルチーニ。

香りも良い。

やはりフレッシュ・ポルチーニは美味い。

中目黒のイタリアン、『フェリチェリーナ』で彼女と過ごす素敵な夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

 

三田のスパニッシュ、『カサ・デ・マチャ』で友人たちと過ごす楽しい夜の続き。

 

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ワインはとうとう4本目に突入し、再び乾杯。

メンバーは、KEiさん、nekonekoさん、ハバネロ将軍さんと私。

 

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オーナーのtakiさんが選んでくれた4本目は、評価の高い素晴らしいワイン。

カスティーリャ・イ・レオン州のボデガス・モンテバコが造る、セメレ、リベラ・デル・ドゥエロ、2014年。

ボデガス・モンテバコは、家族経営の小さなワイナリーなのだそうだ。

 

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完熟したカシスやプラム、ダークチェリー、ビターチョコレートのニュアンス。

果実味も豊かで、タンニンはしなやか。

余韻もある素晴らしいボディを持ち、評価が高いのも頷ける。

セパージュは、テンプラニーリョ90%、メルロー10%。

 

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パコおじさんのパエリア。

魚介の濃厚なマラガ風パエリアなのだそうだ。

 

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サワークリームを掛けて食べると、一層味が引き立つ。

美味しいので、パンの底にこびりついた米粒までさらって食べてしまう。

 

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まだ赤ワインが残っているので、生ハムをお願いする。

右半分が20カ月熟成のハモンセラーノ。

左半分がハモン・イベリコ・デ・ベジョータ。

この食べ較べ、美味しく楽しい。

 

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スペインのチーズ4種。

牛が一種、羊が二種、そして山羊が一種。

どの料理も美味しく、ワインも素晴らしかった。

takiさん、お世話になりありがとうございました。

 

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オーナーのtakiさんに見送られ、『カサ・デ・マチャ』を出ると次の店に向かう。

この辺りはディープな田町の飲食店街。

 

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どの店も面白そうで、ついふらふらと入ってしまいそうになる。

nekonekoさんにしっかり付いていかないと、迷子になってしまいそう。

 

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向かった先は、『火鼓壱』。

nekonekoさんとハバネロ将軍さんのブログに度々登場するお店。

今夜は一晩で、行きたかった二軒のお店に行くことが出来て幸せ。

 

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入店すると、前の客が「もう帰るから、ここ座って」と席を立って譲ってくれた。

早速乾杯。

皆さんはサワー、私は日本酒。

 

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お通しが美味しそうなワカサギだったので、思わず冷酒を選択。

石川県の車多酒造が醸す、天狗舞、純米酒 旨醇。

 

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お通しは、ワカサギの唐揚げともずく酢。

どちらも冷酒との相性抜群。

 

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ここに来た目的は、これを食べるため。

まずは、うなぎり。

 

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そして、うにぎり。

 

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あれ、またまたワインが登場。

nekonekoさん、ちょっと飲み過ぎでは、と言いながら、美味しくいただく。

アルゼンチンのトラピチェが造る、アスティカ、マルベック、2016年。

トラピチェは、ワイン生産の聖地、メンドーサに本拠地を構える1883年設立のアルゼンチンを代表するワイナリー。
マルベックのワイン造りで定評があり、以前ブラジル人の友人が日本に遊びに来た時に、マルベックの最高峰、トラピチェ・マノスを持参してきてくれたことがある。
 

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マルベックはフランス南西部のぶどうだが、アルゼンチンで素晴らしい赤ワイン用品種として開花した。

アスティカシリーズは最もベーシックな製品だが、充分にマルベックの美味しさを楽しむことが出来る。

 

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焼いたおにぎりの上に載る、この雲丹の質感がたまらない。

パエリアも食べてきているのだが、うにぎりは別腹。

 

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うなぎりも香ばしい匂いが食欲をそそる。

不思議とワインとも合って美味い。

4人でワイン5本と、ビール中ジョッキと冷や酒を飲んだが、話しが楽しく盛り上がっているので、大して酔いは感じない。

KEiさん、nekonekoさん、ハバネロ将軍さん、素敵な夜にご一緒させていただき、ありがとうございました。

無事終電前に帰り着くことができました。

 

 

 

 

 

 

行きたかった三田のスペイン料理のお店、『カサ・デ・マチャ』にようやく行くことが出来た。

 

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田町駅からお店に向かう。

あれ、まだ18時台なのに、ダイヤモンドヴェールが点灯している。

 

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今夜は、KEiさんとnekonekoさんにお誘いいただいた。

ハバネロ将軍さんと私を加え、4人でのディナー。

 

オーナーのtakiさんとは、アメブロでお付き合いがある。

訪問する旨をお伝えしたところ、美味しい料理とワインを準備しておきますと丁寧な返信をいただいた。

 

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お店に早く着き過ぎたが、既にKEiさんは到着済み。

そこで、二人でスペインのビール、マオウを飲みながら待つことに。

マオウはホップが効いたピルゼンタイプのラガーで、とても美味い。

 

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ほどなくnekonekoさんとハバネロ将軍さんも到着し、まずはマオウで喉を潤す。

そして、カヴァで乾杯。

 

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カヴァのボトルは、カタルーニャ州、ペネデス地方のカヴァス・エル・チャンフラが造る、クロ・ラ・ソレヤ、ブリュット。

 

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爽やかな飲み口のブリュット。

酸とミネラルのバランスも良い。

ぶどうは、パレリャーダ、チャレッロ、マカベオが1/3ずつ使われている。

 

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最初の料理は、前菜4種の盛り合わせ。

 

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小イワシの酢漬け。

イワシの下にあるのはプティトマト。

 

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タコのガリシア風。

スペイン料理のタコは美味い。

 

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ゆで豚のスペイン岩塩添え。

柔らかな豚が口の中でとろける。

 

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スペインオムレツは定番メニュー。

焼きたてを切り分けてくれた。

これだけで結構お腹がいっぱいになる。

 

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4人だと、ボトルがあっという間に空になる。

二本目のワインは、アラゴン州カリニェナのコヴィンカ生産組合が造る、ヴィーニャ・オリア、マカベオ、2016年。

 

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すっきりとした果実味を持ち、酸味とのバランスの良い辛口。

ぶどうはマカベオ100%。

 

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マッシュルームのにんにくオイル煮。

熱々のオリーブオイルからは、素晴らしいにんにくの香り。

 

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玉ねぎの’丸’オーヴン焼きグラティーノ。

玉ねぎの甘みがたまらなく美味い。

 

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ワインは早くも三本目に突入。

カアスティーリャ=ラ・マンチャ州、ラ・マンチャ地方のボデガス・セントロ・エスパニョーラスが造る、アジョッソ・クリアンサ、2013年。

ボデガス・セントロ・エスパニョーラスは、品質向上を狙いとして14の共同所有者によって1991年に設立された革新的なボデガ。

 

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果実味、熟成感、円やかなタンニンが綺麗なミディアム・ボディ。

確かにレベルが高く美味い。

ぶどうはテンプラニーリョ100%。

それにしても、皆さんお酒が強い。

グラスがどんどん空になり、話はどんどん弾む。

 

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肉料理は、若鶏の煮込み。

ソースが何なのかは失念。

アジョッソ・クリアンサに良く合って美味い。

三田の『カサ・デ・マチャ』で友人たちと過ごす楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

11月11日は色々な記念日だそうだ.。

中国では独身の日だが、今ではアリババのバーゲンセールの方が有名になっている

11月11日はポッキーの日でもある。

日本ではあまり盛んではないが、韓国に行くと1週間前から街に綺麗な箱のポッキーや、豪勢な篭に盛り付けられたもの、ピンクのハートが付いた大箱等が山積みになって並ぶ。

恋人同士や友人、家族でプレゼントしあうのだ。

 

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そう言えば我家にもポッキーがある。

これを見てもポッキーがどうかわからない。

 

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先日バンコクで購入したタイ限定のマンゴー味のポッキー。

タイらしく、象が鼻でポッキーを持っている。

 

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裏を返してみると、タイ語で書かれていてやはり読めない。

お土産で友人たちにお配りし、ひと箱残ったもの。


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マンゴーと言えば、ドライ・マンゴーもある。

これもタイ土産で友人たちにお渡しした残り。

 

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こちらはタイ語に英語が添え書きされているので、重要な部分は読むことができる。

 

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今日は折角なので、三時のおやつはドライマンゴー&マンゴーポッキー。

 

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マンゴー味のポッキーと、ドライ・マンゴーに合わせるのは、先日パトモスさんにいただいた白烏龍茶。

 

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長崎の秋月園の製品である。

何故か英語でのみ解説が書かれている。

輸出用か、来日した外国人観光客を意識しているのだろうか。

「神が与え給いし卓越した飲み物」と記されている。

”God”の文字を見ると、聖書の英語版を毎日読んでいた頃を思い出す。

香りが素晴らしいので成分表をよく見ると、白茶、紅茶、レモングラス、烏龍茶がブレンドされている。

 

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ポッキーを食べるのは何年ぶりだろうか。

前回食べたのは、10年ほど前の大分のバーだったような気がする。

このタイ限定販売のポッキー、マンゴー味がなかなか美味い。

珍しくアルコールが登場しない、11月11日の記念記事でした。

 

 

 

 

 

青山の『ブション・アミュゼ』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。

 

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鳩に合わせるワインのペアリングは、アラン・ブリュモンのシャトー・モンテュス・ルージュとのこと。

タナ80%で造られたワインは強すぎて鳩に合わないので、変えてもらう。

選んだワインは、ドイツ、ファルツ地方のフリードリッヒ・ベッカーが造る、シュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)、トロッケン、2013年。

ドイツのピノ・ノワールのトップ生産者のワインである。

フリードリッヒ・ベッカーの畑は独仏国境地帯にあり、2/3はフランス領となっている。

 

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色合いは透明感のあるルビー色。

黒スグリ、ラズベリー、ブラックチェリー、そして樽由来のバニラのニュアンス。

薄旨系のピノである。

5年前にハンブルグに旅した時に、毎晩のようにドイツのシュペートブルグンダーを飲み、すっかり虜になってしまった。

最近は日本にもドイツのピノが入り始めていて嬉しく思っている。

 

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前田シェフにお願いして仕入れてもらった、フランス、ランド産の小鳩。

小鳩の藁焼きに使用した有機栽培の藁が木の皿の隅っこに添えられている。

 

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こんがりと焼かれた腿が美味しそう。

この腿の大きさを見ると、小鳩であることがわかる。

 

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胸肉の中は赤く、血が滴り落ちている。

この血の香りが食欲を誘うのだ。

 

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薬味は、レモンとマスタード。

前田シェフがセップ茸のソテーをプレゼントしてくれた。

 

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彼女の皿への盛り付けも、そこそこ綺麗に出来た。

「美味しい。鳩を食べたいと言うと、すぐに知り合いのシェフに頼んで準備してくれるなんて、嬉しいわ。本当にありがとう」と彼女に言われ、私も嬉しくなる。

 

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食後のデザート・ワインは、ロワール、コトー・デュ・レイヨンのヴィニョーブル・ルコワントルが造る、シャトー・ラ・トマズ・ラブレイ、2014年。

コトー・デュ・レイヨンは、貴腐ワインで有名な産地。

 

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甘いデザートワインだが、リンゴやレモンの爽やかな香りを持ち、すっきりした後味を持つ。

ぶどうの出来の良い年にのみ生産されるワインで、80%は貴腐ぶどうが使われている。

 

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デセールは、ぶどうのグラニテとオレンジのムース。

 

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ぶどうのグラニテの色がとても綺麗だ。

 

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前田シェフ、今夜は色々と我儘を聞いていただき、ありがとうございます。

次回は友人たちと訪問しますね。

 

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店を出ると、表参道交差点を過ぎ、南青山三丁目方面へ散策。

青山に来ると、彼女が必ず行きたがるお店があるのだ。

 

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それは神宮前の高級クレープ店、『パーラ』。

はるばる歩いてお店に着くと、なんと臨時休業。

 

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嘆き悲しむ彼女を慰めるため、近くのコンビニで和栗モンブランのソフトクリームを購入。

コーヒーも飲みながら、しばし休憩。

 

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元気が出ると再び青山通りまで戻り、更に表参道を散策。

 

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とうとう表参道ヒルズまで来てしまった。

明日の朝食用に、サラダとパンを購入。

それにしても、今夜は良く歩いた。

彼女はハイヒールでも歩くのが早い。

これならニューヨークでもよそ者に見えないだろう。

彼女と過ごす表参道の夜は素敵に更けて行きました。

 

 

 

 

 

 

 

彼女が久し振りに鳩を食べたいと言う。

そこで、青山の『ブション・アミュゼ』の前田シェフに連絡し、鳩の藁焼きを作ってくれるようにお願いした。

 

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彼女と表参道で待ち合わせると、青山通りから一本南の路地に入る。

ディーゼルのネオンサインが明るく路地を照らしている。

 

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路地を骨董通り方面に進むと、素敵なレストランが幾つもある。

このお店も来てみたいね、などと彼女と話しながら歩くのが楽しい。

 

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骨董通りの少し手前に、今夜のお店、『ブション・アミュゼ』がある。

ここは一つ星レストラン、『ジョンティ・アッシュ』の進藤シェフがプロデュースしたお店。

進藤シェフと前田シェフは、『ラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブション』で先輩後輩の関係なのだ。

 

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10月に1周年記念パーティが開催され私もご招待を受けたが、残念ながら用事のため参加できなかった。

 

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店の中は、秋の飾り付け。

あれ、まだジャク・オー・ランタンが置かれている。

 

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今夜は、ワインのペアリングでお願いしている。

最初のワインはシャンパーニュ、テタンジェ、ブリュット・レゼルヴ。

シャンパーニュの貴婦人と称される、1734年創業の家族経営のメゾン。

シャンパーニュに288haの自社畑を保有し、シャルドネのグラン・クリュが集中するコート・デ・ブランのぶどうを多く使用していることでも有名。

 

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泡立ちが素晴らしい。

グレープフルーツやライチの香り。

温度が上がってくるとブリオッシュや蜂蜜も感じる。

セパージュは、シャルドネ40%、ピノ・ノワールとピノ・ムニエが合わせて60%。

瓶内二次発酵後、3年以上の熟成を経てリリースされている。

 

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前菜は、インカの目覚めのマリネとモンサンミッシェル産ムール貝。

 

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モンサンミッシェルのムール貝は旨味が凝縮されていて美味い。

 

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二種類目のワインは、ポルトガルの白。

最近、ポルトガルのワインを飲むことはほとんどない。

ポルトガルのワインは、昔は日本にもいっぱい入っていた。

マテウス・ロゼやトレス・マリアスを飲んだことがある方は多いと思う。

キンタ・ド・ソアレイリョが造る、ソアレイリョ、アロー、2016年。

 

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色合いはグレープフルーツ色。

柑橘類の花やトロピカルフルーツの香り。

ミネラルも豊富。

アルコール度数は11%と低い。

ぶどうは、アルバリーニョとロウレイロ。

 

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季節の温前菜は、秋刀魚と秋茄子のブリック焼。

 

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秋刀魚と茄子の食感の組み合わせが面白い。

 

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このバゲット、皮はパリパリで中はしっとり、たまらなく美味い。

作り手が誰なのか聞き忘れたのが残念。

 

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三種類目は、フランスの赤。

スッド・ウエスト(南西地方)、マディランのアラン・ブリュモンが造る、ガスコーニュ・ルージュ、2016年。

アラン・ブリュモンはマディランの地ぶどう、タナ種を用いたワインの素晴らしさを世界に知らしめた功労者で、マディランの帝王と称される造り手。

 

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タナの語源はタンニンだけあって、とても強いワインとなる。

ガスコーニュ・ルージュはタナ50%にメルロー50%のセパージュなので、円やかなボディをしている。

カシスやプルーン、ブラックチェリーのニュアンスに、シガーや黒土を感じる。

アラン・ブリュモンの中では一番普及版のワインだが、充分に楽しむことが出来る。

 

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三皿目の前菜は、フォアグラと無花果のプランシャ焼き。

 

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プランシャ焼きとは、鉄板焼きの事。

 

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濃厚でトロトロのフォアグラは最高の美味。

無花果の甘みとも良く合う。
実は彼女はフォアグラが苦手だが、この料理はソースと無花果と合わせると美味しいので大丈夫とのこと。
青山のフレンチ、『ブション・アミュゼ』で彼女と過ごす楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

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先日の事、お買い物に向かっていると、舗道脇の緑地帯に大きなキノコたちを発見。

三日前にここを通った時には、こんな目立つキノコは無かったはず。

 

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このキノコの塊は、私の握りこぶしよりも遥かに大きい。

それがわずか三日間で成長したということか、と驚く。

今年は松茸は不作だが、他のキノコの成長は良いようだ。

以前、別荘を建てたときに切り開いた森のクヌギを榾木(ほだぎ)にして残った森の中に並べ、椎茸菌を植えたことを思い出した。

椎茸は成長が早く、いっぱい収穫できた。
懐かしい思い出だが、その榾木も随分前に朽ち果ててしまった。
 

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今夜はイタリア、ピエモンテ州のバローロを抜栓。

E.ソリア、バローロ、2011年。

バローロと言えば、イタリアを代表する高級な赤。

それが手頃な価格で販売されていたので、家飲み用に3本購入した内の3本目。

 

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輸入業者が、昨年3月に倒産した食品輸入業者の日食となっているので、倒産後の在庫整理だったので安かったのではと思う。

エチケットにはE.ソリアと書かれており、EとSのイニシャルがエチケットのデザインとなっている。

調べてみると、カーサ・ヴィニコーラ・モランドが造り手のようで、モランドと言えばピエモンテのバルベーラやドルチェットのコスパ・ワインで有名。

 

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カーサ・ヴィニコーラ・モランドが造ったバローロをE.ソリアが販売しているようだが、ネックにはDOCGバローロであることの証書がちゃんと貼られているので、問題は無さそうだ。

 

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グラスに注ぐと、ダークチェリー色。

華やかなベリー系の香りが漂う。

口に含むと、プラム、ダークチェリー、ブルーベリー、ラズベリー、そして炒ったアーモンドやナッツのニュアンスも。

フルボディというほどではないが、熟成感もタンニンも充分。

しばらく時間が経つと、出汁系の旨味も出てきた。

 

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充分に美味しいバローロだ。

オーク樽で24から30ヶ月熟成させているそうだ。

ブルゴーニュ・タイプのグラスを出すのが面倒で、手元にあったボルドー・タイプを使ってしまったことがちょっと心残り。

手頃なバローロを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。