今夜は中目黒で彼女と待ち合わせ。
今夜予約しているのは、『アロマフレスカ』出身のシェフが開いた素敵なイタリアン。
『フェリチェリーナ』は、中目黒駅から歩いて7~8分の距離。
彼女と話しながら歩くのが楽しい。
この二階が目的のお店。
ビルの入り口には、『フェリチェリーナ』の名前が記されている。
店の名前はこの小さな表示と、二階の窓ガラスに書かれた見えにくい店名のみ。
知っていないと来ることが出来ないお店だ。
席は、窓際に外向きに配置されたカウンター席のみで、テーブル席はない。
サービス・カウンターに面した側にも、カウンター席。
ここはあまり使われていないようだ。
私達の席は、窓際のカウンターの一番奥。
落ち着いて食事ができる席を頼んでおいた。
「前回来た時よりインテリアが素敵になったわね」と彼女。
「以前は少しカジュアルな感じだったけど、今は高級感があるね」と私。
最初のボトルは、ロンバルディア州のフランチャコルタを選んだ。
ミラベッラ、フランチャコルタ、ブリュット。
フランチャコルタはDOCG規格のスプマンテで、シャンパーニュと同じく瓶内二次発酵方式で造られ、ミラベッラのブリュットの熟成期間は24カ月。
綺麗な泡立ち。
グレープフルーツ、リンゴ、カリン、バラ、イーストのニュアンス。
ミネラル感もあり、活き活きとした酸が心地良い。
セパージュは、シャルドネ70%、ピノ・ビアンコ30%。
6種のアミューズ。
時計回りで、フリット、コロッケ、小さなフィレ・オ・フィッシュのハンバーガー、芝海老のブリスケッタ、ムース、チーズとトマトのシュー。
素材の詳しい説明を聞いたが、ほとんど忘れてしまった。
ハーブ入りのフォカッチャと、グリッシーニ。
フォカッチャは皮がパリッと焼かれ、中はふわふわで美味しい。
最初のアンティパストは、愛媛産朝〆シマアジ、カルパッチョ仕立て、黒大根とカラスミ添え。
シマアジは好きな魚で、昔は三宅島の沖合の小島に度々釣りに行ったことを思い出す。
質感と歯応えのある白身が美味い。
フランチャコルタを飲み干すと、白をグラスで飲むことに。
好みを伝えると、ソムリエのお奨めは何とロザート。
マルケ州のテヌータ・ディ・タヴィニャーノが造る、ブオナセーラ・シニョリーナ、ロザート、2015年。
初めて飲むワインなので、裏のラベルで情報チェック。
マルケIGTなのだそうだ。
濃いめのロザート。
フランボワーズやレッドチェリーの香り。
酸もある、綺麗な辛口。
セパージュは、モンテプルチャーノ50%、ラクリマ50%。
ラクリマは初めて聞くぶどう。
1167年、神聖ローマ帝国のフリードリヒ1世が飲んだとの記録が残っている古い品種だそうだ。
一度は忘れ去られていたが、マルケの生産者たちの努力によって再興され、1985年にラクリマ・ディ・モッロダルバとしてDOC認定を受けている。
二皿目のアンティパストは、フレッシュ・ポルチーニがあるとのことなので、注文。
イタリア産フレッシュ・ポルチーニのカツレツ仕立て、パルマ産生ハム添え。
衣の中には、もちもちのフレッシュ・ポルチーニ。
香りも良い。
やはりフレッシュ・ポルチーニは美味い。
中目黒のイタリアン、『フェリチェリーナ』で彼女と過ごす素敵な夜は続きます。














