毎年恒例の高知酒蔵巡りの旅 | ワインは素敵な恋の道しるべ

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白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

5月のこと、毎年恒例の高知酒蔵巡りの旅の続き。

メンバーは、高知のかずみさん、そして訪問者は、しづちゃん、mayuさん、京さん、えみさん、私。

安芸郡の南酒造場を出ると、途中二か所ほど観光し、次の蔵に向かう。

 

到着したのは、香南市赤岡にある高木酒造。

しづちゃんと私はここに来るのは三回目。

他の皆さんは初訪問。

今回は残念ながら、五代目も六代目もお仕事で外出されていて、不在の中での訪問。

 

ところが、事務所の中に入ってびっくり。

出張のはずの五代目がにこやかに迎えてくれた。

出張が取り止めとなったのだそうだ。

ショーケースの中には、蔵を代表する酒が展示されている。

 

壁際に並べられているのは、販売用の酒。

 

半円形のテーブルに着き、五代目の説明と試飲の始まりを待つ。

 

蔵の五代目で高知県酒造組合理事長でもある高木直之さんが蔵と製品の紹介をしてくれる。

しづちゃんと私は、五代目とは東京で販売会の度に毎年2回ほどお会いしているので気心が知れている。

五代目はテニスの上級者で、高知県のシニア大会での優勝経験もあり、ウインブルドンにも試合観戦に度々行かれている。

 

高知酵母と製品の関係図などは、英文表記。

高知に立ち寄る海外からのクルーズ船のオプショナルツアー先に高木酒造が選ばれている。

 

いよいよ試飲の始まり。

 

豊能梅 純米吟醸 いとをかし CEL-24。

高知酵母のCEL-24はカプロン酸エチル系の酵母。

使用米は松山三井など、精米歩合は60%、日本酒度は-10と甘口だが、綺麗な酸があるので飲み飽きしない美味い酒。

 

五代目の友人の漫画家、正木秀尚さんが”いとをかし”が生まれた経緯を漫画にしてくれている。

 

豊能梅 純米大吟醸 龍奏。

この酒が生まれたエピソードも面白い。

 

高知県産吟の夢を40%まで磨き、高知酵母CEL-19/CEL-11で醸された、気品のある美味い酒だ。

 

龍奏を醸す吟醸蔵の扉には、正木秀尚さんが描いた龍奏の擬人化キャラクターの絵。

女性の髪は梅の五弁の花を表現している。

(これは前回訪問時に撮影。)

 

続いては、豊能梅の新シリーズ。

豊能梅 純米大吟醸 響香(ひびか)。

 

使用米は高知県産吟の夢、精米歩合は50%、使用酵母は高知酵母のAC-95。

AC-95はカプロン酸エチル系と酢酸イソアミル系の香りをほぼ等量に生成する酵母。

日本酒度+3の芳醇な旨味を持つ酒。

 

同じく新シリーズの、豊能梅 純米吟醸 宵宵(よいよい)。

 

使用米は高知県産米、精米歩合は60%、使用酵母は高知酵母のAC-95。

日本酒度+5の切れの良い祭り酒。

 

続いては、土佐金蔵 特別純米酒。

高木酒造がある赤岡に居住した狩野派の絵師、金蔵(通称、絵金さん)の名を冠した酒。

しづちゃんと私は、毎年7月にここ赤岡で開催される「絵金祭り」を観に来たことがあり、そして東京のサントリー美術館で開催された「絵金展」も観に行っている。

 

高知県産土佐麗(または吟の夢)を60%まで磨き、高知酵母の宇宙深海AAー41/宇宙ACー17で醸した切れの良い酒。

 

「絵金祭り」の記事はこちら。

 

 

 

「絵金展」の記事はこちら。

 

 

続いては、夏限定の定番の酒。

豊能梅 土佐の夏純吟。

 

使用米は松山三井、精米歩合は60%。

使用酵母は高知酵母のAC-95とCEL-19。

この酒は毎年必ず購入している。

「絵金祭り」での振舞い酒でもある。

 

試飲の最後は、ゆずジンジャーリキュール。

柚子の香りと生姜の辛みが心地良い。

試飲を終わると、皆さんそれぞれ気に入った酒を購入。

私は、リブランドの新商品、響香と宵宵を購入。

 

今回は試飲だけで蔵見学は行わなかったので、以前初訪問した時の蔵見学記事を張り付けておく。

各種設備は、この訪問時より数多く更新されています。

 

 

壁に貼られている、坂本龍馬の船中八策をもじった宴中八策が面白い。

”酒国土佐人たるもの”に続き、

第一策:自らの酒量をわきまえ、後輩らから憧れられる飲み方を心掛ける

第二策:飲めない者や弱い者も「なかま」にするも、無理強いはしない

第三策:運転をする者も「なかま」にするも、飲ませはしない

第四策:20歳未満の者も「なかま」にするも、飲ませはしない

第五策:宴席にて議論は成すも、誹謗中傷・アルハラ・暴力行為はしない

第六策:万一泥酔者が出た際は、一人にせず適切な初期対処を取る

第七策:酒類の規制や健康被害や健康効果等の正しい知識を得るよう努める

第八策:「世界一宴が楽しい酒国土佐」を全世界に発信することに尽力する

と内容を読めば、私はもう土佐人かもしれない。

 

最後に五代目と記念撮影。

皆さん、購入した酒を手に持っている。

私が撮影したので、私は写っていない。

友人たちとの楽しい高知酒蔵巡りの旅は続きます。

 

 

かずみさんの記事はこちら。