ブロンプトンでオーストラリアの海岸へ行ってみよう。

 

メルボルンが所在するビクトリア州は、タスマニアを除きオーストラリアで最も南極に近い。それ故、外洋に面した海岸線のほとんどが南極風とともに打ち寄せる強烈な高波に浸食されてできた険しい海食崖なのである。

 

メルボルンの周辺で最も有名な海食崖のシーニック・ルートはグレート・オーシャンロード というところである。名前は知らなくても必ず見たことはある有名な場所だ。ほら、車のコマーシャルで、海沿いの断崖絶壁にあるワインディングロードを颯爽と走る車のダイナミックな空撮映像がよくあるでしょう、それらの映像はまずここで撮影されたものといってよいらしい。

 

但し、グレート・オーシャンロード はメルボルンから最短ルートで片道3時間半以上、ちょっと時間がかかりすぎる。そこで本日は、メルボルンから南東へ車で約一時間半のところにある『George Bass Coastal Walk』に行ってみることにした。バス海峡に面した断崖絶壁に沿って、これまた素晴らしい眺望の遊歩道が10キロ以上にわたり続くというのだ。ブロンプトンを大いに活用できるだろう。

 

という訳で、いよいよM6L-X Raw(三号機) の本格始動である。アンダーソンの数キロ先にあるShelley Beachの駐車場に車を停めて、M6L-XでPunchbowl Beachまでの7.5キロ往還である。

 

[走行データ]

ルート Shelley Beach~Kilcunde~Punchbowl往復

距離 7.5km
最大標高差 66m
平均斜度 全体-0.1% 上り4.9% 下り5.1%
獲得標高 上り152m 下り154m

 

出だしからスゴイ景色である。

 

バス海岸は何十キロも海食崖が連なる。その断崖上にトレイル(遊歩道)が10キロほど続いている。崖下のところどころに美しいシークレットビーチが点在し、干潮のタイミングにあえばビーチ沿いに歩いていくこともできるという。

 

果てしなく続く(ようにみえる)細い道。途中までいって引き返そう。

 

アーチという場所らしい。見下ろすと名前通り『アーチ』があった。波打ち際まで降りられるようだ。しかし波が荒そうな上、磯の岩が滑りそうでもあるし、注意書きには落石注意、高波注意ともある。また、釣り人が波にさらわれるイラストで注意を促している。アブナイ。やめておこう。先へ行く。

 

アーチを過ぎると、アップダウンのある未舗装・草と土の道となった。

 

Kilcundaから3キロ来た。Punchbowl Roadまであと4キロ。

 

さらに登って行った先で突然、展望が開けた。遠くに見えているのは野生のフェアリーペンギンの生息地として有名なフィリップ島 の岬である。

 

ウォーキングの人たち、犬の散歩の人たちに挨拶する。


 

崖っぷちから下を見下ろすとこの眺めである。

 

名勝『パンチボウル』の端っこに到着した。まだ先に数キロ以上続くのだが、本日はここら辺で引き返すことにしよう。

 

Punchbowlの東端は入り江で砂浜になっており、少し波が穏やかなところのようだ。 折り返す前に降りてみよう。 

 

ビーチに降りると眼前に素晴らしい光景が広がっていた。

 

強い波が打ち寄せる砂浜。潮がひき、白い砂浜が広がる。まさに絶景である。

 

素晴らしい春先の海岸サイクリングとなった。

 

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