9月に入り、春の気配が感じられるようになってきた。M6L-X RawでMain Yarra Trail(メイン・ヤラ・トレイル)を走ってきた。メイン・ヤラ・トレイルとはYarra川沿いにメルボルン中心j部から北東方向へ全長40キロメートル以上続くサイクリング・遊歩道である。



[走行データ]

ルート: Coryの店 (Velo Cycle)からEltham駅

距離:38.3キロ

 

今日はブロンプトン部品の修理の相談でCoryの店に立ち寄った。S2Lのスペア後輪のAxle Shaftのナット部分が約8ミリほど折損したのである。重要部品である上に、S2Lはあまり荒く使用していないので不思議である。折れたのはタイヤ交換中であったのだが、走行中でなくてよかった。

 

その帰りに、M6L-Xの試し乗りとして、Velo Cycle のあるイーストブルンスウィッグからYarra川へ向けて走り、Main Yarra Trailに入ってトレイルを30キロほどさかのぼってみることにした。

 

メルボルンでは庭木として椿(カメリア)人気である。ヤラ川沿いの邸宅街では3軒に1軒ぐらいが椿を植えている。
 

 

高級住宅街を抜けてメイン・ヤラ・トレイルへ。

 

9月に入り、オーストラリアでは春の訪れが感じられるようになった。 一斉に春の花が咲き始めている。

 

住宅地の道端に群生していた自生のクロッカスの花。

 

これも道端に群生していた植物である。スパティフラムではなく、カラ(Calla lily)というサトイモ科の植物らしい。

 

桜も満開だ。日本ではないのでソメイヨシノでなく、山桜っぽい。


 

すると、なぜかカンガルー発見!メルボルンから車でたった30分ぐらいの郊外なのになんで?

 

接近してくる私の姿を見て逃げ惑うカンガルーたち。スマン、私、あなた方を襲うとか食べるとかそういうつもりでは・・・。


丘の上で休憩。

 

グラベル(未舗装)の道を走る。影が伸びてきた。

 

このあたりからヤラ川がところどころで急流になってくる。カヌーの練習をする人たちを見かけた。この競技自体、リオ・オリンピックで羽根田卓也選手が銅メダルをとって号泣していたニュースで初めて存在を知ったのだが、オーストラリアでは盛んなようだ。皆、アマチュアなのだろうが結構じょうずである。 それにしても、メルボルン市内から車で30~40分のところに駐車場完備の練習場があるのはすごい。

 

ずいぶん大きいハトと思ったらオウムであった。

 

白いオウムの群れだ。当地ではオウムやインコは野鳥なのである。日本のペットショップにいるおとなしいオウムと違って、ワイルドでうるさい連中だ。ギャーギャー啼くし、固い嘴と鋭利で長いツメを持つ。郊外の住宅地や畑ではカラスのような害鳥なのである。

 

これも野鳥のオウムかインコである。

 

牧場に一本の桜の木。映画の一シーンのようだ。

 

ずいぶん日が長くなったがもう午後6時だ。暮れてきた。

 

Elthamの町が見えてきた。Eltham駅から電車で帰ろう。

 

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