Bromptonで湯俣温泉晴嵐荘 ≪爽快!湖畔走行編≫ の続き。)

 

湯俣温泉に着いた。

 

吊り橋を渡ると晴嵐荘だ。 

 

湯俣温泉は高瀬川の上流、湯俣川と水俣川の合流点にある。
標高1534メートル地点。
泉質は単純硫化水素泉、泉温は42度ほどで
心臓弁膜症や関節、筋肉の慢性リューマチに効能があるという。

(公式ホームページよ)

http://seiransou.com/

 

ところが、晴嵐荘では朝の内湯の清掃中だった。お兄さんに「少し先の『露天風呂』に入ってきてはどうか」と勧められる。もちろんだ。ここからさらに奥へ向かって噴湯丘の少し手前、歩いて10分くらいのところにあるという。行ってみよう。

 

多分こんなことになると思って、ブロンプトンは晴嵐荘に置いてきた。私は最近、かなり賢こくなってきた。


 

ロープをつたって河原へ降りるとこんな景色だ!

 

少し奥へ進むと川原のあちこちから激熱の湯がブクブクと音を立てて湧き出している。ただ、露天なんて無い。そうか、ここでは露天は自分で作らないといけないのか・・・。究極のマイ秘湯、初体験だ。

 

掘ったり石を積んだりして工夫してみたが、湯と川水のブレンドがなかなかうまくいかない。ここはスコップが必要な秘湯なのか・・・。途方にくれていると、オジサンが「おーい、こっちの露天の温度がうまくいったぞ」と声をかけてくれた。先人の造成した露天風呂をベースに川の水を入れてうまく調整したらしい。オジサン、ありがとう!

 

即席の野天風呂を楽しみながら暫し歓談する。この近所では葛温泉の高瀬館 の湯がなかなか良いとのことだ。また、立山・室堂の『みくりが池温泉 』は素晴らしかったとの話を聞いた。

 

小一時間が過ぎた。温泉通に評価の高い晴嵐荘の内湯も是非試さねばならない。清掃も終わってそろそろ塩梅も良かろう。オジサンに礼を言って、晴嵐荘に戻ることにする。

 

お兄さんに料金を払うと「一番風呂ですよ」。それは嬉しい。そして、評判の内湯だ。

 

これはまた、上等な湯ではないか。鮮度は川原の湯に引けをとらない。

 

窓から空を見上げると。

 

山がこちらを覗きこんでいた。


 

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