（Bromptonで湯俣温泉晴嵐荘 の続き）
湯俣温泉晴嵐荘は、高瀬ダム堰堤から約10キロの地点にある。4.5キロ地点で林道が途切れ、そこから先は登山道となる。
最初の『高瀬隧道』（第一トンネル）を抜けると、すぐに次のトンネルがある。
『わもり沢隧道』（第二トンネル）だ。
第二トンネルを出ると湖畔の道となる。
東沢岳を源流とする東沢を渡ると、次は『東澤隧道』（第三トンネル）だ。短いが照明がない。
ふり返ると雄大な景色だ。不動岳、船窪岳、さらに遠くに針ノ木岳、そして右手に七倉岳が見える。
林道終点の駐車場が現れた。
ここからは登山道だが、まだ行けそうなので行ってしまおう。
平坦な走行可能箇所も多いが、ブロンプトンで来たことを後悔する担ぎ必須の箇所も多数あり、ここらで、ブロを置いていくかどうか選択を迷うところである。しかし、全国のブロンプトン秘湯ファンのため、今日は最後まで行ってしまおう。
やはり何とか行けそうだ。歩きでは時間がかかりすぎて堪らん。
ダムから約6キロ地点、名無避難小屋に到着した。当初はここにブロンプトンをデポして、そこからは徒歩でと考えていたが、タクシーの運転手さんの「名無から先も結構平坦なところが多いから自転車でも大丈夫なのではないか」との言葉に従って、晴嵐荘までブロで行くことにした。
最後のトンネルだ。照明はないが50メートル程度の短いトンネルだ。
もうちょいのはず。
川の水は感動的に清冽だ。しかしまだ見えてこない。
道が細くなってきた。
晴嵐荘が見えてきた！
（ブロンプトンで湯俣温泉晴嵐荘 ≪驚愕！マイ秘湯編≫へ続く）
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