こんにちは。
副業女子サポーター、
見た目とココロのコーディネーター、
咲良美登理です
年末、日経新聞に
政府の働き方改革の記事が出ていましたね。
副業女子サポーターとしては
見逃せない記事です
どのような内容かというと、
正社員の副業について、
政府の指針が「原則禁止」→「原則容認」
に転換される。
具体的には以下の三段階で進められる。
①モデル就業規則を年度内にも改定し、
副業や兼業を認める内容を盛り込む
②複数企業で働いた場合の
企業の社会保険料負担のあり方などの
ガイドラインをつくる(来年度以降)
③人材育成のあり方をより実践的なもに
改革する(成長戦略に明記)
とのこと。
ふむふむ〜。
まずは枠組みをゆるやかに変える
ということかな。
別に、副業禁止にしたら罰則があるわけでも、
副業した人に不利益な取り扱いをしたら
罰則があるわけでもなさそう。
とはいえ、今後は、
あまりおおっぴらに副業禁止すると
世の中からズレた感が出そうですね。
副業は、
社員にとっても会社にとっても
メリットがある、
と私は考えます。
まず個人での話。
会社に勤めていても、自分のやりたい仕事に
必ずつけるとは限らない
転職だって同じ。
こんなはずじゃなかったって
転職を繰り返してっんどん年収下がる人、
実際いますし
だったら、
会社勤めで安定的な収入を得つつ、
副業でやりたいことにチャレンジしたらどう
しかも、副業すると、
結果として視野が広がります
例えばコツコツ定型業務をやっていた人が、
自分の商品を売るために
マーケティングを勉強したり、
営業の大変さを理解したり
営業職で、
事務作業は別の人にやってもらってた人が、
副業ではすべての工程を担当することで、
決まったことを決まった通りにやることの
大変さを実感したり
会社と自宅の往復しかしてなかった人が、
いろんな勉強会に行って
色んな人に出会って
考え方が広くなったり人脈ができたり
そう言った経験って、
必ず会社の仕事にも
いきてきます
結果として、
会社でも評価が上がったり
やりたい仕事がまわってくる
可能性もあります
ちなみに私の実体験としては。
まず、副業する中で度胸がつきました。
やりたい仕事はやりたいと
申し出るようになりました。
(それまではそんなこと言っちゃいけないと
勝手に思い込んでた)
役員とも物怖じせず話せるように
なりました。
(それまではしどろもどろで
会話が行方不明になってた)
あと、「売る」「集客する」ことの
大変さを実感しましたし、
学んだことを自分が講師となって
社員研修に反映したりもしました
昇進も昇給もしました
私の場合は、もともと「副業したい」
から始めたわけではなく、
「学びたい、いかしたい」から始めたので
尚更かもしれませんが、
「副業したい」から始めても、
同じ効果があると思います
もちろん、
会社の情報は守る、
会社の仕事に悪影響を与えない、という
最低限のルールは守る必要があります
その上でなら、
副業は会社にとっても
メリットの大きいものだと
思います。
なぜなら
副業=超実践的研修だから
研修費をかけられない会社も、
副業させたら社員が勝手に成長します
社員が成長したら、
うちの会社出て行っちゃうかも
という心配もあるかもしれません。
しかしながら、これからの時代、
副業禁止の会社は優秀な人にとっては
ツマラナク映って、
就職先として選ばれないリスクの方が大きい。
労働人口はどんどん減少して、
優秀な人材は既に奪い合いの状態ですから。
副業を禁止している会社も、
一度あらためて考えてみるきっかけに
今回の政府の指針がなれば、
と思います