ブレッド&サーカス・ブログAbsolutely Delicious! -140ページ目

We are all alone・ポテト


ボズ・スキャッグスをご存知ですか。20年以上前、親友の家で徹トラ(徹夜トランプ)の帰り道、神宮外苑を赤いチャリで家に向かっていた。誰かがWe are all aloneを歌っていた。あまりのうまさに思わずチャリをとめて聞きほれた。あと2時間もすれば外苑は早朝ランナーでいっぱいになる時間だ。彼は何度も同じ歌を歌っていた。「そうか」と納得した。彼は誰かを想って歌っていたのだ。うまかった。親友たちはイギリスに、アメリカに、フランスに、トルコにと遠方へ嫁入りしていった。今はもうなかなか会えない。もう一度だけ、みんなで徹トラをしたいとつくづく思う。その、徹トラの夜に親友のボーイフレンドがつくってくれた料理。彼はクニからたずさえてきた「セブンシーズオイル」をつかったが、日本にはない。バターでつくったら、えらくおいしかった。思い出とともにあなたにおしえたい、とってもおいしい料理。「外は雨、僕たちふたりきり・・・」やっぱりWe are all aloneはいい歌だ。

じゃがいも 2個~3個 ゆでてスライス
インゲン  すきなだけ、食べやすい大きさにカットしてゆでておく
にんにく 1/2個、みじん切り
アンチョビー ほんの少なめ、小さくカットしておく
バター 大匙1杯
レモン汁 大匙1杯
このみでパセリのみじん切り
塩、コショウ

じゃがいもはゆでて、やや薄めにスライスしておく。インゲンもゆでておく。かために。テフロンフライパンでバターをあたためにんにくいれてをかおりがでたらアンチョビーをいれる。こちょこちょと小さくなるように木べらでつっつく。アンチョビーの量がきめてなんですが、少なめです。多くなるととたんにだいなしのすごいしろものになるので、慎重にお願いします。
さて、アンチョビーの次にじゃがいもをいれ、いんげんをいれさっさっといためたら、塩、コショウして、火をとめてレモン汁をまわしいれて、できあがりー! レモン汁は意外と多めです。
器にもってパセリをぱらり。う~ん、おいしそう。これはあたたかいうちに、ぜひ、召し上がってください。おいしいよ~。
パンはしっかりしたもので。ブレッドアンドサーカスなら「ポテトクラウン」「サンドイッチライ」がおすすめ。
古い話ばかりでごめんなさい。たいせつなお料理であなたを身近に感じたいブレッドアンドサーカスでした。ありがとう。

みんな大好き! オニオン・スープ


はるか昔、銀座に「ウェスタンカーニバル」をみにいったときのこと。まだファミレスもドトールもなくて。でも、若者だって食事はする。みんなで「ゴハン食べよ」と銀座ど真ん中レストランにはいった。ステーキだオニオンスープだなんだかんだとめちゃくちゃ食べてゴキゲン。しかしレジにて支払いの段になって倒れそうになった。8万円。結局後日払いにいった。オニオンスープが忘れられないが、おいそれとレストランにいけなくて。自宅でつくってたべるようになった。かなり家庭用レシピ、だけど、かなりおいしい。

たまねぎ 大2個、うすくスライスしておく
バター 大匙1
水 2カップ半くらい
ビーフブイヨン 適量
残りパン 適量
パルメザンチーズまたはとろけるタイプのチーズでもだいじょうぶ
ひきたてのコショウ
*上記はひとり分です

大きなフライパンでバターをあたため、たまねぎを15分くらい(黄金色になるまで)いためる。そこに水をいれて、沸騰したらビーフブイヨンを味をみながら適量をみきわめていれていき、とろ火で煮込む。かなり長く。じっくりと。
できあがる前にパンはスライスしてカリッと焼いておきましょう。
スープにひきたてのコショウをぱっぱっといれて、必要なら塩もいれ、できたてスープを器にいれたら「カリッとパン」をのせチーズをかけて、あつあつをいただきましょう。
家庭でつくるにはこれでじゅうぶんおいしいです。ブイヨンはかならず
ビーフをつかいましょう。でないとちょっとちがうものになってしまうので。
パンはブレッドアンドサーカスの「フランスコッペ」がおすすめ。もっちりした白生地のパンか、気泡の大きい白生地のあっさりパンでどうぞ。
スープをもっと気軽に食べてほしい、ブレッドアンドサーカスでした。パンと一緒に!

太陽サンサン、サンドライトマト


これをはじめてたべたとき、こんなおいしいものがあるならだれかはやくおしえてくれなくちゃあ~って思いました。メインにはこないのにすっごく味のある、深みのある脇役で、また本人がそれに徹しているって感じでした。なんだかいとしくなっちゃって、いつもつくって棚においてあげてます。けっこう出番多いんです。パスタにサラダにサンドイッチに料理にってね。

サンドライトマト 1袋
オリーブオイル 保存用ガラス瓶に6~7分目
とんがらし すきなだけ
にんにく すきなだけ、シンスライス(ごくうすく切る)
ハーブ オレガノ、バジルなど ドライ
塩 ほんの少し

お湯をたっぷりわかします。塩をちょっといれてサンドライトマトを一袋全部いれ、ぷくぷくいう感じで5分煮ます。ざるにあげて完全に冷まします。
保存用の瓶にオリーブオイルをいれにんにく、とんがらし、ハーブをいれて完全にさめたサンドライトマトを漬け込めばできあがりです。
オリーブオイルにキャノーラオイルを2割くらい入れると、邪道かもしれないけどかるいものになります。これはこれでちょっと使い勝手がよいです。
サンドライトマトがオイルからはみでているとカビます。ぜんぶしっかりかくれる量のオイルを用意しましょう。さあ、これはチャーハンをはじめパスタにもサンドイッチにも、かなり便利。ラタトウユにも必需品ですよ。昨日の燻製をつかってハニーマスタードのサンドイッチをつくるとき、サンドライトマトをつかいましょう。お部屋はビストロ。しあわせいっぱい。あなたはきっと、またまたパンがたべたくなる!あなたの食卓をハッピー印にしたいブレッドアンドサーカスでした。パンはお好きなものでどうぞ!

Honey-Mustard Sauce ハニーマスタードソース


燻製料理が好きです。ブームですよね。お客様でも自宅で燻製をされるという方が多いです。もちろんブレッドアンドサーカスにもスモークドチキン・ベーコンがあります。このソースは燻製とたいへん相性がいいのですが、他にも鶏肉料理やハムなどにもあいます。サンドイッチをつくるとき、ちょっとハニーマスタードソースをつくってみると・・・ほんと、まいう~なんです。一度ためしてみてください。

はちみつ 1/3カップ
ディジョンスタイルマスタード 大匙2
たまねぎ 1/2個、みじん切り
リンゴジュース 大匙2
七味唐辛子 少々、塩、コショウ

テフロンフライパンにはちみつ、マスタード、たまねぎ、リンゴジュースをいれて弱火で熱しましょう。ぷつっぷつっといってきたら弱火からとろ火にして5分~8分くらい煮つめ(お好み)、塩、コショウ、七味唐辛子で味をととのえれば・・・まいう~ソースのできあがり!
サンドイッチをつくるときにパンにぬっても、具をはさんでいく間にちょっとたらっとしてもおいしいです。塩気のある具と甘味のあるこのソースがすばらしいハーモニーになって忘れられなくなる。ということは、また食べたくなる。ぜったい。
パンは食パンでもなんでもだいじょうぶ。ブレッドアンドサーカスなら「玄米トースト」や「ライコンプレ」などでおためしください。
おいしかったらもっともっとパンを好きになってください。おいしいパンをどこまでも追求したいブレッドアンドサーカスでした。Be Happy?

Mop Up! Warm Salad


菜っ葉サラダです、ひらたく言えば。サワードー(酸味のあるパン)をトーストしてこのサラダを一緒にたべるとおいしい。パンでお皿をきれいにしたくなるので、MOP UPです。たまには菜っ葉を主役にしてしまおう。

グループ1
キャベツ、小松菜、チンゲンツァイ、セリまたは菜の花、すきなだけ洗っておく。

グループ2
ニラ(みじかめに切っておく)、紫たまねぎ、セロリ、カリフラワー、(小さく切っておく)、すきならマッシュルーム(うすくスライス)

味付け
オリーブオイル 大匙3
にんにく 1~2個、みじん切りこまかく
バルサミコ 大匙2~3杯
パルメザンチーズ(市販の筒状容器入で可) 大匙6~もっとすきなだけ
塩、コショウ(多め)

サワードーブレッドを厚めにカットしてトーストしておく。カリっと。
フライパンにオリーブオイルの半量を熱し、グループ1をいためて、器にいれておく。フライパンに残りのオリーブオイルを熱し、にんにくをいれてグループ2をいためてグループ1を入れた器にいれて手早くバルサミコをいれ、パルメザンチーズをいれ、ちょっと多めにコショウをいれ、ザッザッとまぜたら、はい、できあがり。手早く、がポイント。あたたかいうちにぜひ、たべたい。だって、ウォームサラダだし。
酸味のあるパンとたべてみてほしい。ブレッドアンドサーカスでいうなら「デイズム」「プンパニッケル」「サンドイッチライ」などがおすすめ。パンでMOP UPしても、お行儀悪くない、このサラダなら。
あなたのからだを冷えからまもりたいブレッドアンドサーカスでした。