母は、生前に 私たちのために
「公正証書遺言」を残してくれていました。
遺言書を作成したときの話はこちらで
遺言書の中には
「遺言執行者=私」と指定されています。
遺言執行者とは、簡単にいうと
相続が遺言書通りに実行されるよう
手続きを行う人のことです。
2時間ドラマみたいに
凄腕弁護士とかは誰もやってこないのね
、、全部自分でやります (^-^;
父が亡くなった時には
「遺言書」のようなものは全くなかったので
相続人である母・兄・私が話し合って
すべてを母の名義に変更
各銀行指定の承諾書にサインと押印をして
その時の手続きも代表して私が行いました。
父・母・兄の戸籍を引越し前の町に
置いたままだったので
戸籍謄本を取り寄せるのも手間取りましたし、
何セットも取り寄せすぎて、だいぶん
もったいないことをしました。
戸籍謄本の郵送での取り寄せ方はこちら ↓
当時私はマシなハンコも持っておらず
印鑑登録もしていなかったので(^-^;
印鑑を作るところからスタートし、
まず市役所へ印鑑登録を行いました。
その後、母・兄・私全員の
印鑑登録証明書や住民票を取得し、
実家近くの銀行をまわるという
結構面倒な手続きになったことを
記憶しています。
今回は、私と兄の二人が相続人で
あらかじめそれぞれが何を相続するか
遺言書で明確にされているので
「遺言執行者」の私が
迷いなく
手続きを始めることができました。
がんばって「公正証書遺言」を
残してくれた母に感謝です。
また、ゆうちょ銀行の場合、
日本全国にたくさんの窓口があるので
何度か引越しをしたりしていると
昔々に作った通帳が旧住所地に
埋もれていることがあるそうです。
ゆうちょ銀行に貯金があるかないか
わからない
旧姓・旧住所の別口座があるかも
記号番号が不明だけどたぶんあるはず…
といった場合は 相続人が指定の
「貯金等照会書」を提出すると
調査をしてくれるそうです。
詳しい記入例あります ↑
私も母の旧姓や生まれ故郷などで、
一旦すべて照会をかけてもらいました。
結果、母が持っていた通帳以外には
何もなかったですけどね、、(^-^;
<ゆうちょ相続手続きに必要だった書類>
・遺言書
・法定相続一覧図の写し
・貯金等相続手続き請求書
(ゆうちょ銀行指定の書式)
・お取引目的等の確認のお願い
(ゆうちょ銀行指定の書式)
・遺言執行者の印鑑登録証明書
・遺言執行者の本人確認書類
・母の通帳、キャッシュカード・印鑑
ゆうちょ銀行
相続の手続き詳しくはこちらで ↓
相続手続きに
・公正証書遺言
・法定相続一覧図
この二つがあるとやはり手間は
とても軽減されました。
法定相続一覧図 作成の方法はこちら ↓
ま、なくても親切な職員さんが
丁寧に教えて下さいますけど、、^^
相続に必要な書類は一括して
「貯金事務センター」での
処理になるのですが
提出先は書類一式を揃えて
近くのゆうちょ銀行の窓口です。
そうすると
提出時に不備がないか、その場で
窓口の方が確認してくれます。
お近くの郵便局さん、
普段から顔を出して、
顔なじみになっておくことが
手続きが一番スムースにいくコツかもしれませ~ん
最近は郵便局っぽくないモダンな黒の通帳もあります
初めての方は、こちらからどうぞ → ★