遺言執行者によるゆうちょ銀行相続手続き | それでも実家は売れました。 〜施設に入所した親の家の片付けと見守り介護日記〜

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片道6時間の実家に暮らす母を近くに呼び寄せることになったのは、息子の小学校入学の一か月前。ドタバタの引越しから施設入所、物と思い出がいっぱいのまま空き家になった親の家の片付け。たった1人で270kmの道のりを何度も通い、家族の歴史と初めて向き合います。 

母は、生前に 私たちのために

「公正証書遺言」を残してくれていました。

 

 

遺言書を作成したときの話はこちらで

→ テーマ ◇資産整理・公正証書遺言

 

 

遺言書の中には

「遺言執行者=私」と指定されています。

 

遺言執行者とは、簡単にいうと

相続が遺言書通りに実行されるよう

手続きを行う人のことです。

 

 

2時間ドラマみたいに

凄腕弁護士とかは誰もやってこないのね

、、全部自分でやります (^-^;

 

 

父が亡くなった時には

「遺言書」のようなものは全くなかったので

相続人である母・兄・私が話し合って

すべてを母の名義に変更

 

各銀行指定の承諾書にサインと押印をして

その時の手続きも代表して私が行いました。

 

 

父・母・兄の戸籍を引越し前の町に

置いたままだったので

戸籍謄本を取り寄せるのも手間取りましたし、

 

何セットも取り寄せすぎて、だいぶん

もったいないことをしました。

 

 

戸籍謄本の郵送での取り寄せ方はこちら ↓

 

 

当時私はマシなハンコも持っておらず

印鑑登録もしていなかったので(^-^;

 

印鑑を作るところからスタートし、

まず市役所へ印鑑登録を行いました。

 

その後、母・兄・私全員の

印鑑登録証明書や住民票を取得し、

実家近くの銀行をまわるという

結構面倒な手続きになったことを

記憶しています。

 

 

今回は、私と兄の二人が相続人で

あらかじめそれぞれが何を相続するか

遺言書で明確にされているので

 

「遺言執行者」の私が

迷いなく

手続きを始めることができました。

 

 

がんばって「公正証書遺言」

残してくれた母に感謝です。

 

 

また、ゆうちょ銀行の場合、

日本全国にたくさんの窓口があるので

何度か引越しをしたりしていると

昔々に作った通帳が旧住所地に

埋もれていることがあるそうです。

 

ゆうちょ銀行に貯金があるかないか

わからない

 

旧姓・旧住所の別口座があるかも

 

記号番号が不明だけどたぶんあるはず…

 

といった場合は 相続人が指定の

「貯金等照会書」を提出すると

調査をしてくれるそうです。


詳しい記入例あります ↑

 

私も母の旧姓や生まれ故郷などで、

一旦すべて照会をかけてもらいました。

 

結果、母が持っていた通帳以外には

何もなかったですけどね、、(^-^;

 

 

 

<ゆうちょ相続手続きに必要だった書類>

 

 ・遺言書

 ・法定相続一覧図の写し

 ・貯金等相続手続き請求書

 (ゆうちょ銀行指定の書式)

 ・お取引目的等の確認のお願い

 (ゆうちょ銀行指定の書式)

 ・遺言執行者の印鑑登録証明書

 ・遺言執行者の本人確認書類

 ・母の通帳、キャッシュカード・印鑑

 

 

ゆうちょ銀行

相続の手続き詳しくはこちらで ↓

 

相続手続きに

 

・公正証書遺言
・法定相続一覧図

 

この二つがあるとやはり手間は

とても軽減されました。

 

 

法定相続一覧図 作成の方法はこちら ↓

 

ま、なくても親切な職員さんが

丁寧に教えて下さいますけど、、^^

 

相続に必要な書類は一括して

「貯金事務センター」での

処理になるのですが

 

提出先は書類一式を揃えて

近くのゆうちょ銀行の窓口です。

 

そうすると

提出時に不備がないか、その場で

窓口の方が確認してくれます。

 

 

お近くの郵便局さん、

普段から顔を出して、

顔なじみになっておくことが

手続きが一番スムースにいくコツかもしれませ~ん

 

最近は郵便局っぽくないモダンな黒の通帳もあります

 

 

 初めての方は、こちらからどうぞ → 

 

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