出生から死亡時までの戸籍謄本を取り寄せる | それでも実家は売れました。 〜施設に入所した親の家の片付けと見守り介護日記〜

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片道6時間の実家に暮らす母を近くに呼び寄せることになったのは、息子の小学校入学の一か月前。ドタバタの引越しから施設入所、物と思い出がいっぱいのまま空き家になった親の家の片付け。たった1人で270kmの道のりを何度も通い、家族の歴史と初めて向き合います。 

親が亡くなった後、

 

出生から死亡時までの戸籍謄本の取り寄せ

 

は、初めにクリアしておきたい

ちょっと面倒な手続きです。

 

私も今までに

 

■父が亡くなったとき

 ・銀行口座の払い戻し

 ・実家の名義変更(父→母へ)

 ・株式の名義変更(父→母へ) 

 ・生命保険の請求 など

 

■実家の介護用リフオームの補助金を受けるとき

 (家の名義が亡くなった父のままだった)

 

■母の引越し手続きの時

 

■兄の生命保険満期手続きの時

(婚姻した兄妹は委任状が必要)

 

■実家の売却のとき

 

などに、提出するように言われ

何度も取り寄せたことがありました。

 

 

生まれたときの戸籍は

時間が経過しても

内容が変わらないはずなのに

 

 

「発行日から三カ月以内のもの」という

指定があったりして、

その都度取り直しをいわれます (-_-;)

 

 

しかも手数料が他の書類に比べて高くて

ちょっと面倒なので、

早めに手続きしておくと後がスムーズです。

(謄本ってただのコピーやのにね)

 

 

 

「出生から死亡までの戸籍謄本」とは

 

「出生」(生まれたとき)の届出によって

戸籍に記載され、

 

「死亡」(死んだとき)の届出によって

戸籍から除かれるまでの間の

全ての戸籍をさします。
 

 

「婚姻」の届出によっても

夫婦の新しい戸籍が作られます。

 

また「転籍」(本籍を移転すること)の届出によって

他の町に本籍を移すと

新しい町に新しい戸籍が作られます。

 

(本籍地と住所は一致してないことも多く

引越しをしていても、そのまま

前の町に置いてある場合もあります

 

ココがますますヤヤコシイ(^-^;)

 

 

 

<戸籍謄本の郵送申請の仕方> 

  ~ アラ50普通の主婦編 ^^ ~

 

STEP1 親の本籍地のある市役所のホームページを見る

    *亡くなった時点の本籍地から

    *不明の場合は本籍地の記載がある

     住民票の写しで確認できます

 下矢印    

 

STEP2 戸籍の申請書をダウンロードし記入する

    *記入例・必要書類も確認する

    *まず書けるところを書いてみます 

 下矢印

 

STEP3 わからないところ、あやふやなところは電話で聞く

    *どこにチェックしたら

    「出生から死亡までの戸籍謄本が

     もらえるか」明確ですか?

    *戸籍が何通にわかれているか

     わかりますか?

    *金額はいくらかかるか

     わかりますか?

    *戸籍の筆頭者は誰か

     わかりますか?

    *どっちに誰の名前を書くか

     わかりますか? 

 下矢印

 

STEP4 必要書類を用意する

    *免許証のコピーなど 

     郵便局で定額小為替と

    返信用切手を買う

    *手数料も必要

 下矢印

 

STEP5 申請書・必要書類・定額小為替

    ・返信用封筒を郵送する 

 

 

*死亡届を提出してから、

 戸籍に反映されるまで約1~2週間

 かかりますが、先に手続きは可能です

 

 

 

これだけでも面倒ですが、

出生から死亡時までの戸籍が

一つの市役所でとれることはまれらしく、、

 

 

本籍地が途中で移転している場合は

一つ前の本籍地の市役所を辿って

STEP1から繰り返すことに、、 

 

 

 

申請書は市役所によって書式が異なります

 

 

私の母の「出生から死亡までの戸籍謄本」は

母の生まれた町一カ所に、

ずっとあってくれて助かりました。

 

 

ただし、生まれた町の町役場は、

市町村合併によって既になくなっていて

隣町の市役所に吸収合併済、、^^;

 

 

 

私はSTEP3の電話確認するところで、

自分や母の生年月日を伝えるなどして

本人確認した上で、

事前に戸籍の通数と料金を教えてもらい

記入することができました。

 

(事前に教えてくれない役所もあるそうで、

「多めに入れて、余ったら返します」とか

言われることも、、

返されてもね~ ( ̄▽ ̄))

 

 

返信用の封筒も大き目

(定形外でA4の入るもの)

切手もちょい多めに貼って送りましたが

 

届いたときには料金不足の

請求ハガキも一緒についてました~

 

それでも送ってくれて 

ありがとうです ^^

 

 

 

母の一生分の戸籍謄本は

全部で4通に分かれていて

 

750円×3通+450円×1通=2700円

 

これが1セットの料金

 

 

結構、高いですよね、、

これを提出先ごとに何セットも用意してたら

すぐに万円です、、

 

 

提出した後、コピーをとって

返却してくれるところも多いですが、

返ってくるまで次の手続きできないのも

時間がかかるし、、

返信用封筒を用意するのも面倒、、

 

 

とか思うと、

つい何セットも請求したくなりますが

もったいないのでここは1セットの請求で

 

 

新しくできた

「法定相続証明情報制度」を活用することにしました。

 

つづきます。

昔の手書きの戸籍って、見るとしみじみしちゃうよね

 

 

 

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