親が亡くなった後、
出生から死亡時までの戸籍謄本の取り寄せ
は、初めにクリアしておきたい
ちょっと面倒な手続きです。
私も今までに
■父が亡くなったとき
・銀行口座の払い戻し
・実家の名義変更(父→母へ)
・株式の名義変更(父→母へ)
・生命保険の請求 など
■実家の介護用リフオームの補助金を受けるとき
(家の名義が亡くなった父のままだった)
■母の引越し手続きの時
■兄の生命保険満期手続きの時
(婚姻した兄妹は委任状が必要)
■実家の売却のとき
などに、提出するように言われ
何度も取り寄せたことがありました。
生まれたときの戸籍は
時間が経過しても
内容が変わらないはずなのに
「発行日から三カ月以内のもの」という
指定があったりして、
その都度取り直しをいわれます (-_-;)
しかも手数料が他の書類に比べて高くて
ちょっと面倒なので、
早めに手続きしておくと後がスムーズです。
(謄本ってただのコピーやのにね)
「出生から死亡までの戸籍謄本」とは
「出生」(生まれたとき)の届出によって
戸籍に記載され、
「死亡」(死んだとき)の届出によって
戸籍から除かれるまでの間の
全ての戸籍をさします。
「婚姻」の届出によっても
夫婦の新しい戸籍が作られます。
また「転籍」(本籍を移転すること)の届出によって
他の町に本籍を移すと
新しい町に新しい戸籍が作られます。
(本籍地と住所は一致してないことも多く
引越しをしていても、そのまま
前の町に置いてある場合もあります
ココがますますヤヤコシイ(^-^;)
<戸籍謄本の郵送申請の仕方>
~ アラ50普通の主婦編 ^^ ~
STEP1 親の本籍地のある市役所のホームページを見る
*亡くなった時点の本籍地から
*不明の場合は本籍地の記載がある
住民票の写しで確認できます
STEP2 戸籍の申請書をダウンロードし記入する
*記入例・必要書類も確認する
*まず書けるところを書いてみます
STEP3 わからないところ、あやふやなところは電話で聞く
*どこにチェックしたら
「出生から死亡までの戸籍謄本が
もらえるか」明確ですか?
*戸籍が何通にわかれているか
わかりますか?
*金額はいくらかかるか
わかりますか?
*戸籍の筆頭者は誰か
わかりますか?
*どっちに誰の名前を書くか
わかりますか?
STEP4 必要書類を用意する
*免許証のコピーなど
郵便局で定額小為替と
返信用切手を買う
*手数料も必要
STEP5 申請書・必要書類・定額小為替
・返信用封筒を郵送する
*死亡届を提出してから、
戸籍に反映されるまで約1~2週間
かかりますが、先に手続きは可能です
これだけでも面倒ですが、
出生から死亡時までの戸籍が
一つの市役所でとれることはまれらしく、、
本籍地が途中で移転している場合は
一つ前の本籍地の市役所を辿って
STEP1から繰り返すことに、、
申請書は市役所によって書式が異なります
私の母の「出生から死亡までの戸籍謄本」は
母の生まれた町一カ所に、
ずっとあってくれて助かりました。
ただし、生まれた町の町役場は、
市町村合併によって既になくなっていて
隣町の市役所に吸収合併済、、^^;
私はSTEP3の電話確認するところで、
自分や母の生年月日を伝えるなどして
本人確認した上で、
事前に戸籍の通数と料金を教えてもらい
記入することができました。
(事前に教えてくれない役所もあるそうで、
「多めに入れて、余ったら返します」とか
言われることも、、
返されてもね~ ( ̄▽ ̄))
返信用の封筒も大き目
(定形外でA4の入るもの)
切手もちょい多めに貼って送りましたが
届いたときには料金不足の
請求ハガキも一緒についてました~
それでも送ってくれて
ありがとうです ^^
母の一生分の戸籍謄本は
全部で4通に分かれていて
750円×3通+450円×1通=2700円
これが1セットの料金
結構、高いですよね、、
これを提出先ごとに何セットも用意してたら
すぐに万円です、、
提出した後、コピーをとって
返却してくれるところも多いですが、
返ってくるまで次の手続きできないのも
時間がかかるし、、
返信用封筒を用意するのも面倒、、
とか思うと、
つい何セットも請求したくなりますが
もったいないのでここは1セットの請求で
新しくできた
「法定相続証明情報制度」を活用することにしました。
つづきます。
昔の手書きの戸籍って、見るとしみじみしちゃうよね
初めての方は、こちらからどうぞ → ★