私が利用することにした
「法定相続情報証明制度」
もうちょっと
簡単なネーミングにしたら
利用する人も増えるのではないかと
思うのですが、、(^-^;
2017年に新しく始まった制度で
父が亡くなった13年前には
まだありませんでした。
市役所にもこんなポスターが貼ってます
(法務省HPより)
これまで相続関連手続きを行うとなると
手続きごとに、各銀行などから故人の
「出生から死亡までの戸籍謄本」を
用意するように言われ、
手間や時間もかかりました。
戸籍謄本の申請の仕方はこちら ↓
親世代は謎の
「銀行さんとのおつきあい」も
あったりして
複数の銀行や郵便局に少しずつ
預金しているケースも
通帳の記帳も長いことされてなくて
手間とお金をかけてやっと
払い戻しをしたら
残高1000円以下だったりとか、、(^-^;
預金口座は生前にできるだけ
一つにまとめておくのが良いのですが、
できなかった場合は
こちらの制度が便利です。
銀行以外にも、
・株式の名義変更、
・年金の手続き
・不動産(家・土地)の名義変更・売却
・生命保険の払い戻し
などでも故人の
戸籍謄本を必要とされる場合が多いです。
この制度を利用して
「法定相続一覧図」を(自分で)作成し、
登記所に申請すると
認証文つきの かっちょいい「写し」
何枚でも無料で発行してくれます。
しかも、
その写しは「A4一枚」だけ
コピーをとるときも
戸籍謄本の束みたいに何枚もあって
ホッチキス止めされたりしてないので
とても助かります。
<法定相続一覧図 交付までの流れ>
~ アラ50普通の主婦編② ~
STEP1 法務局のホームページを確認する ↓
STEP2 必要書類を用意する
*亡くなった人の出生から
死亡までの戸籍謄本
(1セットは必要なの)
*亡くなった人の住民票の除票
*相続人全員の戸籍謄本と住民票
*申出者の証明書写し
よりわかりやすい簡単な説明はこちら ↓
https://houmukyoku.moj.go.jp/homu/content/001331399.pdf
(法務局HP)
STEP3 「法定相続一覧図」を
ダウンロードし作成する
✳︎家族構成別にフォーマットが
用意されてます。(Excel形式)
住民票に記載してある通り作成
(法務省HPより)
<注意点>住所の漢字・番地等を
住民票の記載とピッタリあわせば、
やり直しはさせられないはず
(旧字を使わずやり直しさせられた人→私)
STEP4 「申出書」をプリントアウトして
記入する
*記入例を見て記入します
*まず書けるところを書いてみます
(かなり親切な法務省HPより)
STEP5 わからないところ、あやふやなところは電話で聞く
*管轄の登記所に聞きます
STEP6 必要書類と「法定相続一覧図」
と「申出書」を管轄の登記所へ郵送
約一週間程で、認証文つきの
「法定相続一覧図の写し」
が必要枚数分手元に届きます。
、、、うーん
なんだかこれ余計に面倒じゃない?
こんなん自分でできる?
やっぱ、そう思いました?
いやーできますよ ^^
やってみると
年末の医療費控除の申請より
ずっと簡単ですし、
これさえ作っておくと
後の手続き全般が本当に楽になります。
この書類さえ見せれば、
市役所も銀行も年金事務所も
スーイスイです。
(何かこのおばちゃん、良く知ってるやん
、、みたいな目で見てくれます)
しかも
申し出から写しの発行までタダですから
(何回も言う)
タダが好きすぎるアラ50主婦(^-^;
ちなみにこの戸籍謄本の取り寄せから
法定相続一覧図作成の申し出までを
司法書士さん等に依頼することもできます。
(費用1万~10万位らしいですわ)
つづきます。
誰か私にもお給料下さーい、、って思っちゃうよね
初めての方は、こちらからどうぞ → ★