今回のテーマは「医学部医学科合格する人は暗記が徹底している!?」です。

一見医学部受験に暗記が関連していることに驚かれる方も多いと思います。

暗記といえば、世界史の地域名や戦争名や年号、日本史でいえば年号暗記、時系列把握、文化史といった文系社会を思い浮かばれる方も多いと思います。

しかし実は医学部受験に成功している人の多くが、暗記を徹底していることがわかりました。


それは、三重大学医学部医学科に合格した生徒を取材したときでした。彼は高校内でも定期テストは3本指に入るような成績をとっていました。もともと文系志望でしたが、家の職業の兼ね合いで医学部を志望することになります。文系志望であった為、理科は生物を選択していました。

彼は、高校1年生の夏以降医学部に合格するように完全理系型の学習スタイルが始まりました。得意の英語は徹底的に極め、全統記述模試では偏差値70を切ることなく、数学と化学と生物の演習を極めていきます。もともと才能があったかのように、理科や数学の成績も偏差値68を切ることなく、マーク模試と記述模試でも常にA判定でした。

一見相当優秀に見える彼も1つの弱点が存在していました。それは「社会」です。彼の社会嫌いは半端なく、1192年には室町幕府ができたと本気で信じているくらいです。国立を受験する彼にとって社会は切っても離せない状態になります。彼は高2の時点でセンター社会の選択に強い迷いを感じるようになります。英語・数学・理科・国語(相当得意です。)・・・社会はいつも・・・

一見それだけ他の科目ができるならば社会ぐらい暗記すれば何とかなるよとアドバイスしたくなる人も多いと思います。


結局、高2の冬に行われた進路調査で彼は決断した。彼は地歴B科目が主流である中、敢えて

現代社会を選択した。つまり、公民系を選択したことになります。地理Bが主流であるなか、満点がきわめて難しい現代社会を選択した彼の作戦はのちに大成功を生むことになります。


高3になって、彼は得意な英語は温存した状態で、数学ⅢCと化学Ⅱと生物Ⅱの演習量を徹底的に増やしていった。平日の学習時間は10時間を超えて、休日は16時間学習していた。

彼は現役合格なので高校に通いながらの受験で考慮すると相当大変であったことは目に浮かんでくる。彼は生物選択なので、生物の暗記にも同様に苦労していた。

生物の暗記量は物理のおおよそ1.8倍といわれている。(コンピューターで調査)

物理の場合、微積分すれば誘導できる公式も多く存在している。そのため実質の暗記量は物理の6倍程度あることは想定される。


彼は高3の夏休みも同じような生活をして、数学ⅢC、理科・・・・高3夏に受験した全統記述模試の判定はA判定・・・マーク模試もといきたいところだが・・・・

マーク模試はA判定ではなかった。なぜなら社会であった。マーク模試で70%程度であった為

全体で90%を超えることができなかった。


高3の夏以降、暗記を徹底することになった。生物と現代社会の暗記分野はすべてコピーして

テキストにはり、トイレにも貼っていたと(笑)


のちに彼はセンターで800点を超えて三重大学医学部地域枠で合格した。



のちの彼のインタビューで言ったことは、

「計算問題はできるやつはできる。けれど、暗記はわからなかったら手も足も出ない。」

その言葉を聞いた私はあることが頭をよぎっていた。


それは私が尊敬してやまない東進の田部眞哉大先生の授業中での言葉であった。

いつも授業で「暗記の大切さ」を説明されている。生物の学習において、暗記など当たり前だと思われる方も多いかもしれない。実際当然であって、ただ暗記するだけでなく、論述できて初めて暗記したことになります。


この取材を通して感じたことが、「暗記を徹底した生徒は勝つ」ということです。

英単語、古文単語、社会の暗記、生物用語の定義説明、無機化学の色、反応機構など

理系科目中でも暗記分野は割と多いことがわかります。


読んでいただきありがとうございます。

前回からひき続き医学部合格者がほぼ行っていることを書いていきたいと思います。

前回は「高2までに英語は完成している!?」というタイトルで書きました。英語は医学部受験に限らずほぼ全大学で必要となってくる科目です。東大や京大の英語は難しいですが、早稲田や慶應などの英語もかなりハイレベルになってきています。しかし、医学合格者は圧倒的に英語が苦手だという人が少ないのも事実です。理系なのに、英語ができるようにしなければならない部分は医学部と他学部の大きな違いの1つでしょう。


(2)今回のテーマは「数学演習を欠かさない」です。国公立・私立医学部合格者に取材してみると圧倒的に数学演習量が違うことです。勉強量が違うのもそうですが、特に他学部と差があるのは、「数学演習量」です。文系からみると理系はみんな数学ができると思っている人が多いですが、実際のところ個人差が最も出やすい科目だと思います。


「医学部入試は英語・理では差がつかず、最後は数学で決まる」というスローガンが昔から掲げられているのもやはり医学部受験において「数学」という科目は特別な存在であることを示唆しています。


理系にとって数学ⅢCは国立二次や私大入試のメイン分野になってきます。特に、「微積分」です。微積分は数学Ⅱでも学習しますが、数学Ⅲの微積分は格別に難しいです。

なぜならば、数学ⅠAⅡBに比べて、

①計算量が圧倒的に多い。

②立体的に考えないと導出できない。

③立式が難しい。

そのため数学ⅢCを苦手とする受験生は多く、入試でも点差がつきやすい分野となっています。


人間の心理として難しい分野は問題を見てやる気を失いやらなくなる。という悪循環が成り立ち

ますます向上が見られなくなります。


そのため大手予備校や医学部専門塾ではこの数学ⅢCに力を入れているところが多いです。

具体的にいえば、数学Ⅲの微積分計算テストを毎日実施している。or演習プリント用意して

問題文と絡めて微積分計算させるなど多くの工夫がなされています。


そのような工夫が行われている予備校に通っている生徒と食わず嫌いで逃げている生徒とでは

大きな差が生まれてしまいます。


また、物理選択者と生物選択者とでは、日々の学習科目が異なるという事実もあります。

①物理選択者

物理選択者の多くに取材していると毎日欠かさずやる科目は「数学」と「物理」だそうです。

具体的な理由を聞いてみると数学や物理は演習を重ねて初めてできるようになるという意識が彼らの中にあるようで演習を重点に置いて学習していくため、必然的に数学と物理に時間を割くそうです。


②生物選択者

生物選択者の多くに取材してみると毎日欠かさずやる科目「数学」と「英語」です。

具体的な理由を聞いてみると数学に関しては苦手意識を持っている為少しでも苦手意識を克服しようとやっていると。英語は長文や英文解釈に多く触れることにより速読が自然と身に付き

初めて見るような英語長文にも対応できると。


それぞれの取材からわかることは、どちらの選択者も「数学」に重点を置いていることです。

数学は受験生全員が演習をきちんと積んでいることがこの取材からわかりました。


また、数学は高等学校の多くでも高校1年生からしっかり演習を積んで週に5回以上行われる学校も多く、毎日数学演習をしているという高校も比較的多いのも事実です。特に中高一貫校では高校2年生までに数学ⅢCを終わらせて、高校3年生の間にしっかり入試演習をしているという高校も数多く存在します。


数学はパターンが多く存在することも事実です。模試や入試問題を見てみると知っている解法の組み合わせにすぎない問題も数多く存在します。全統記述模試の数学ⅢC選択者の得点分布率を調べてみると偏差値70以上を獲得しようと思うと160点(200点満点)以上を必要とします。全統記述模試の結果から見てわかるようにできる生徒は模試の問題がただの組み合わせにすぎないと認識して、自分が知っている解法を組み合わせて解いているそうです。



以上のようにできる生徒ほど「数学演習を欠かさない」という意味が私自身も痛感しました。

私自身も数学は苦手科目で克服するのに苦労した経験があるので、ぜひ参考にしたいと思ったぐらいです。



「医学部入試は数学で決まる」というスローガンは必ずしも間違っていないですし、特に難関受験である医学部受験には当てはまるのではないかと思います。

医学受験者は英語と理科の完成度が他学部の生徒に比べて高いことがあるからだと思います。


次回以降もこのような記事を書いていくので、ぜひ読んでください。

何か意見あればメッセージーください。ご返答できる限り尽力いたします。


杏林医学部の1次試験合格発表でした。合格者の方は本当におめでとうございます。

2次試験は小論文と面接なので、決して侮ることなく1次試験の勢いで2次試験突破してください。


24日(火)は自治医科大学(各地方受験)と愛知医科大学1次試験です。

自治医科大学は近頃人気上昇大学なので、さらなる難化が予想されます。しかし各都道府県ごとなので、難易度は異なりますが、難関であることは変わりありません。90%を切るとかなり危険なので満点目指していく勢いで攻めていってください。


愛知医科大学の生物は慶應医学部並の難しさをほこっています。

専門的な知識はほとんどの受験生が解答できない可能性が高いので、標準問題で満点を目指していく勢いで攻めていってください。

今回は前回に引き続き「現役生が浪人生に負けないように効率よく学習するには・・・」というテーマで書き始めていきたいと思います。


現役生は高校に通いながらの受験勉強が中心となります。それに対して浪人生の多くは学校に通わずに1日中予備校や塾に通いながら受験勉強できます。それでは浪人生に勝つことはほぼ不可能であると思われるかもしれませんが、現実的には現役受験生が一般試験に合格して進学しています。


合格した現役受験生がしていたことを書いていきたいと思います。私自身の取材と各予備校が発表している合格体験記をもとに書いていきたいと思います。


①英語は高2までに完成していた!?


実際に取材してみるとこのような回答は多くありました。東大合格者の多くも高2までに英語が完成していた人が多いです。ここでいう英語が完成していた状態というのは、マーク模試で185点以上で全統記述模試で偏差値70以上を指すと考えてください。


高3になると数学ⅢCや生物Ⅱ・物理Ⅱ・化学Ⅱの演習に追われてしまい、英語を一定時間学習するのは難しくなります。

そのことを理解していた受験生の多くは高2のうちに英単語・英文法・英文解釈をほぼ終わらせて、高3の時は長文演習・過去問演習を4月の段階で始めています。


英語という教科は、無学年性なのでどんどん進めていくことができます。中高一貫校では高校英文法を中学3年生から学習して高1~高2夏までに完成しています。同時並行で単語の学習を進めておけば、たいていの英文や長文を読めるようになり、記述対策や英作文対策が十二分にできるため、本番得点率を比較してみるとセンターは95%以上、二次試験でも85%以上をたたき出すような得点率が可能となります。


英語は、いったん習得すれば偏差値がかなり安定する教科なので、受験科目の中では

おいしい科目だといえます。習得するのに時間を要してしまうため、開始時期は早いほど

伸びるのは当然です。


リスニングは演習量と英単語力に比例しますので、時間をかければセンターリスニングはほぼ大丈夫だと思います。1年はかかりますので、高2の時にしっかり聞いて書いて音読するようにしてください。


英語が苦手であるという人の多くが、

(1)演習量不足

(2)単語量が低い

(3)音読をしていない

この3つに収束します。長文が苦手の多くは(1)の演習不足であることが多いです。

模試や入試で出題される英文テーマはある程度決まっており、読んだ量と解いた量に比例します。私大医学部で頻出している医学テーマ英文も演習量に比例しています。

過去問を見れば一目瞭然なので、過去問研究を欠かさないでください。


英作文対策について

国立二次試験ではよく出題されています。また自由英作文が出題される大学も多くあります。

自由英作文は対策の有無で大きく影響されます。そのため、高3の秋以降、書いていく練習が必要となります。医系模試の英語の問題でも自由英作文が出題されることもありますので、

必ず対策してください。



次回以降同じようなテーマで書いていきたいと思います。英語は早めに開始して、数学と理科の演習を多くできるようにすることが一つのカギかもしれません。

1月19日(土)には、東邦大学医学部と川崎医科大学の一般入試がスタートします。

この記事では、東邦大学と川崎医科大学に注目して書いていきたいと思います。


私立医学部の多くは試験日が重なってしまい、受験できる学校の数が少なくなってしまうことがあります。1月19日もそんな日の1つではないでしょうか。今年度は2月4日、5日に東京慈恵会医科と順天堂医学部と東京医科の一般試験が実施され、北里医学部と兵庫医科の一般二次試験が実施されます。これほど集中することも珍しいです。さすがの順天堂と慈恵会は同一日実施にすることで、受験生に選択をさせているのかなと思わせるところです。


<東邦大学医学部>

この大学は東京にあることから都内や関東地方の生徒に人気が高く、偏差値的に見ても昨年度に比べて、飛躍した大学であります。河合塾偏差値でも1ランク上昇しています。

同レベル大学としては、近畿大学医学部や大阪医科大学や昭和大学医学部などが挙がってきます。東邦大学自体新設校なので、これほどの飛躍ぶりには驚く人も多いと思います。


入試問題の特徴

英語;人体に関する英単語に全く注釈なしで英作文を書かせることが多いので、医学系単語の熟知が求められる入試問題です。私大医学部の中でも随一の難しさを誇っています。英文量も多く、文法問題も比較的複雑な問題が多く、正誤問題では英語の教師でも正解が難しい問題も数多く出題。すべて選択形式なので分量は多いです。


対策;文法正誤問題が20問程度あるので、そこでなるべく失点を減らしたいが、かなりの難関レベルがあるのでそこで時間を取られてしまうと全体を解き残す形になり、高得点はかなり難しい。


数学:小問と結果記入のみの記述形式と記述形式の問題スタイル

年度によって変動あるので参考程度にしてください。

基礎~標準レベルの問題が多く出題されています。しかし問題量が多いので、迅速かつ正確に仕上げることが求められます。


対策;私立医学部の数学の入試問題は小問が出題される大学が多く、その問題自体のレベルはさほど高くなくミスが許されない。時間制限意識した過去問演習を繰り返し、過去問10年分解き終わったら、東京医科や杏林の過去問を解いて迅速性と正確性を磨いてください。



化学: 理論45%、有機35%、無機20%(例年)

問題量が非常に多く、全部解ききるのは相当難しい。一門一問自体はそれほどレベルが高くない。基礎~標準といった感じ・・・


対策;有機や無機の問題群の中で、知識で解ける問題で極力間違いをしないようにして、かつ

短時間で仕上げるようにすれば計算問題に多く時間を割くことができます。

化学の知識問題は教科書を中心に予備校のテキストなどを使って細かいところまで詰めてください。生物ほど細かくないですが、生物と比べて知らないと直感では答えることはほぼ不可能なので、注意してください。


生物; 計算問題が多く出題されており、医学レベルの内容の主題も一部あり。

遺伝計算(連鎖・組換え)も数多く出題


対策:新規性の問題は比較的少なく、出題分野に比較的偏りがあるので、過去問演習してコツをつかんでください。神経・恒常性・代謝は頻出分野なのでこの範囲に関しては特に注意して取り組んでください。


<川崎医科大学>

マーク形式

基礎~標準問題が多い。合格点最低点や合格最高点などがはっきり発表されていないので、

詳細に関しては不明点が多い。川崎医科大学付属高校からの指定校受験があるのが特徴。

一般試験の募集人数がきわめて少ないので、偏差値の割には難しい。

現役生の割合が少ないので、過去問対策をしっかり・・・・

マーク形式かつ基礎~標準かつ問題分量は少ないので、高得点争いが予想されます。

ちょっとしたミスが許されない状況であることは事実です。


医学部を目指している人にはぜひ見ていただきたい記事です。医学部が難関であることは医学部受験者の多くの人が認識している事実だと思います。

しかし、受験生の多くの人が誤解していることがあります。それは医学部受験=浪人当たり前

この認識です。確かに浪人生や社会人の割合が多いのは事実ですが、現役生は医学部に合格できないと思いこむことは間違っています。


※なぜ、現役受験生は浪人生に比べて合格しにくいのか?


このテーマは1回の記事で書ける内容ではありませんが、受験生の多くが最も知りたい事実の1つではないかと思います。国立・私立ともに合格者の現役生の割合は10%~55%程度であるといわれています。


理由① 浪人生に比べて圧倒的に演習量が足りない。


しかしこれは工夫次第で差を埋めることは決して難しくないことだと思います。確かに現役生は高校に通いながらの受験勉強になってしまうので、朝から勉強できる浪人生に比べて演習量に差がつくのは当然です。

ところが、多くの現役生は実力をつけることばかりに集中してしまい志望校対策がおろそかになりがちなことも事実です。とある予備校の宣伝で「本質論から・・・・」というフレーズが多く飛び交っています。確かに、暗記ばかりに頼る学習法がよくないことは誰もが認識していることです。現役受験生の多くは圧倒的に時間が足りないので効率よく学習することが求められます。


では、効率よく学習するにはどうすればよいでしょうか。

次回以降このテーマについて掘り下げていきたいと思います。ご精読ありがとうございます。

前回に引き続き2012年度の私立医学部センター利用の状況について書いていきたいと思います。ここ最近私立医学部の人気は上昇しています。理由はいくつか考えられますが、最大の原因が、センター利用ができることではないかと私自身推測しています。


私立医学部センター利用入試は比較的最近始まった制度なので、国立受験生でもあまり知らない方も多いと思います。

私立医学部センター利用入試のおいしいところ

(1)受験科目が少ない

→英語(リス含)、数学①②、理科二科目、現代文(80分)というところが多いので、センター試験が得意であれば90%を超えることも夢でもないので、合格しやすいです。


(2)センターをクリアすれば、二次試験は小論文と面接のみ・・・・

→国立受験生にとって2次試験は受験全体のかなりの要素を占めています。しかし、私立医学部センター利用の場合、センターさえクリアすれば二次試験は小論文と面接のみとなりますので、対策に特化しやすいです。

また、私立一般試験も受ければ、受験校の幅はさらに広がります。


2012年度私立医学部センター利用の概要

<全体>5-7理系型の平均点上昇に伴い、私立医学部ボーダーラインも上昇しました。

特に上昇幅が大きいのが、兵庫医科大学です。この大学は40周年に伴い値下げを行いました。第3回全統マーク分析によると志願者数は昨年比164%なので、志願者が集中しました。


<ランキング>河合塾データをもとに作成しました。英語・数学①②、理科二科目含こと前提

1位 帝京大学医学部センター利用 95%

2位 順天堂医学部センター利用  92%(現代文・古典・漢文と地歴B・倫理政経含)

2位 大阪医科大学センター利用  92%(現代文・古文・漢文と地歴B・倫理政経含)

2位 近畿大学医学部センター利用 92%(国語・社会含まず)

5位 東京医科大学センター利用   90%(現代文含)

5位 杏林大学センター利用      90%(現代文含)

7位 兵庫医科大学センター利用   89%(現代文含)

8位 藤田保健衛生大学センター利用 87%(現代文含)

8位 愛知医科大学センター利用    87%(現代文含)


東進や駿台や代ゼミデータが届き次第新たに作成します。

注意:センター利用入試は科目間で配点割合が異なります!!


1月18日(水)に河合塾のセンターリサーチバンザイシステムにより各国公立医学部医学科センターボーダー得点率と第一段階選抜予想点数(あしきりライン)が発表された。


1月19日には東進からボーダー予想と二次段階選抜ラインが発表される。東進は現役中心の予備校なので現役の点数から推測するものだと思われる。


2012年センター試験の大きな特徴は5-7理系型の平均点が前年比+16点(河合塾)となったため、国立医学部の出願が目立った。昨年の資料をもとに作成されているボーダーラインから大きく変わった大学も数多く存在している。数学ⅡBの難化傾向であったが、国立医学部受験生にとって数学ⅡBの難化はさほど影響されなかった。むしろ、現代社会の難化がかなりの影響を受けている。しかしながら現代社会を受験できる国立医学部は少なくさほど影響はでなかった。医学部人気は今年も続きそうである。


2012年不利な受験科目組み合わせ

1位 生物-現代社会型

→センター生物の若干の難化傾向と急激な現代社会の難化がかなりの影響を受けている。

センター生物はもともと科目的性質上、満点が非常に狙いにくい。また今年のセンター試験の大きな特徴の1つである事前出願が現代社会の平均点を大幅に下げる結果になった。

現代社会は科目的性質上理系が多く、かつ保険的教科として受験している受験生も数多くいる。そのため、以前は現代社会の難易度が他の科目に比べて、問題自体が易しく作られていた。


2012年有利な受験科目組み合わせ

1位 物理-地理型

→今年のセンター物理は昨年と比べて問題傾向や出題分野が大きく変更されることはなかったため、勉強した生徒が点数をとる構造が見られた。

また地理はかつて最も満点が取りにくい教科の1つであったが、現代社会の難化の影響で若干有利に働いたと思われる。


2012年度センターリサーチ ボーダーライン変更&要注意大学一覧

・大阪市立大学医学部医学科

・名古屋市立大学医学部医学科

・奈良県立医科大学医学部医学科

・三重大学医学部医学科

・鳥取大学医学部医学科

・島根大学医学部医学科

上記の大学は昨年のボーダー予想から点数UPした大学一覧です。特に鳥取や島根は低く評価されていたため、受験生が殺到した可能性は高いと思います。三重大学医学部は周辺に名古屋大学医学部医学科など脅威的な大学も数多く存在しているため、その避暑地的存在として受験生が多く集中したと思われます。


逆に北大医学部は88%に減少し、2011年二次試験では全体的に易化してしまい、高得点争いが予想されます。原因として考えられるのが、北大入試で新しい試みとして始まった総合入試形式がかなり影響していると思います。各教科重点群が設定されているため、得意教科が配転高く評価される仕組みですが、医学部の場合その教科の選択が明暗を分けるといっても過言ではありません。そのため、安定して得点できる数学や物理に集中するでしょう。



私自身の分析に基づくものですが、入試形式が一般大学と変わっている大学はセンターボーダーが下がる傾向にあると感じています。


国立医学部入試はセンターノックアウト形式なので、センターの点数にかなり影響されます。

名古屋大学医学部ではセンター試験760点でも合格したと噂も聞きますが、誰もが可能とは限りません。


私大医学部入試も幕開けを迎え、本日1月18日は岩手医科大学医学部の入試が行われました。岩手医科大大学は東北唯一の私立医学部なので、地元志向の東北受験生にとって人気が集中することも予想されます。


また今年は福島県立医科のボーダーが84%であることです。放射線の影響により受験生が減ったかもしれませんが、国立医学部の場合むしろこのようなことが起きると出願が集中する恐れもありますが、今のところ読めない状況となっています。福島県立医科は15名ほど増員している影響も考えられます。



国立医学部受験生は二次満点を目指してやらないと90%はきついと思います。

名古屋以下の医学部はかなりの高得点が求められます。工学部・農学部・理学部が解けなくても医学部生は解けなければならない問題は数多く存在します。


論述や記述解答は第三者に添削してもらうことをお勧めします。

長くなりましたが、頑張ってください。

私大医学部入試は近年難化傾向にあります。かつては名古屋大学医学部を合格する能力があれば、藤田保健衛生大学医学部や愛知医科大学医学部などは余裕といわれていた時代がありました。また、国立医学部のセンターボーダーを切っても、記述力があれば私大など余裕と言っていた時代・・・・・


しかしながら、こんなことを言っている時代はすでに終わりを迎えています。国立と私立は学費面で大きな差を持っていても学力差はさほど変わらないという現象が起きています。


さっそく今回のテーマは「なぜ、私大医学部がこれほど難化したのか?」


この現象には様々な要因が考えられます。


(1)不景気の影響により、浪人して国立に行くよりは合格した私立医学部に入学するという考え方が普及したこと。


(2)私立医学部が軒並み値下げをしたこと。


(3)私立専願の受験者が2000万円代の医学部を浪人せずに、3000万円代の医学部に入ることが増えたこと。


これ以外にもさまざまな原因が考えられますが、私大医学部の大きな特徴は分析して、傾向を知らないと浪人生に太刀打ちできないことです。


浪人生は演習量が確保できますので、安定した学力が期待できます。


逆にいえば、私大医学部は傾向を知れば勝ちとなります。偏差値75あっても不合格になりますし、偏差値55でも綿密な対策があれば合格する可能性はあります。!!


私自身も多くの医学部受験生に接してきましたが、合格する人と不合格する人の大きな違いはやはり対策したかどうかの違いにつきます。


藤田保健衛生や愛知医科や東邦医学部の試験が一週間を切ろうとしています。

これらの大学は受験する人が多いと考えられますので、よく粘って対策してください。



センター試験が終わると私大医学部受験が始まります。今回特集したい大学は岩手医科大学です。岩手医科大学は岩手県内の唯一の大学病院です。厚生労働省には各都道府県に医学部を設置する計画がありました。その時岩手県には岩手医科大学があったため、国立大学に医学部は設置されませんでした。


岩手医科大学は旧設医学部なので、歴史も深いです。また東北唯一の私大医学部なので

人気もあります。


<岩手医科大学入試情報>

(1)英語

偏差値と問題に最も差がある大学と呼ばれています。理由としては、問題の難易度がさほど

高くないことです。しかし、このことは受験生に必ずしも有利だとは限りません。

なぜならば、高得点争いが予想されるからです。特に英作文問題は一見すると誰でもできそうな問題に見えますが、採点基準が厳しいため減点を多くくらい、完答するのは難しいです。

長文や文法問題も些細なミスが許されません。私大受験生の多くは英作文を国立受験生ほど対策していないことも多いため、やってきた生徒とやらなかった生徒で大きく差がつく部分でもあります。


(2)数学

全問比較的難度が高くなく、満点が出ることも予想されます。しかし入学試験で満点はあまりでることはないので、85%を目指して進んでください。私大医学部は時間と勝負なので解ける問題はきっちり取らないと全部が中途半端な状態になってしまい、総崩れも予想されます。



併願大学 藤田保健衛生、愛知医科


記述形式なので、多くの人が藤田と愛知医科を併願すると予想されます。

1月14日、15日にセンター試験が行われ、予想平均点(河合塾発表)が2011年度に比べて

5教科7科目(理系)型の平均点が13~15点上昇しています。


この現象が直接が国公立医学部受験に影響するかどうか今の状況では何とも言えませんが、

私自身の予想ですが、ボーダーは若干変動すると思います。


特に地方医学部のボーダーは若干影響していくと思います。


<要注意大学>

・三重大学医学部

三重医学部の周辺には名古屋大学医学部や名古屋市立大学医学部、岐阜大学医学部など

強豪校が多く存在しています。特に名古屋市立大学医学部の受験者がセンターボーダーを超えることができなければ三重大学医学部に下げてくることは多いに考えられます。また三重大学医学部後期は二次試験は面接・小論のみなので、センター試験で大きく差がつくことが考えられます。そのため、前期を京都医学部や阪大医学部受験者がわんさか来ることは予想されます。


・琉球大学医学部

センターボーダー86%(2011年度)なので、若干狙いやすいく、センターでやられた受験生が多く受験することも多いに考えられます。しかし、もともと対策した生徒に比べると二次試験で大きく差をつけられることも考えられます。琉球大学医学部の生物の問題は熱帯生物をテーマとした

生態系の問題が多く出題されています。そのため対策した生徒と対策していない生徒と比べて

大きく差がつくことが予想されます。


・高知大学医学部

今年から問題解決能力試験が廃止され、新たに学科試験が追加されました。(数学ⅢCと理科2科目) 英語が存在しない分、理系型の受験生が多く挑戦して高得点争いが予想されます。

過去問が存在しない中迎えるのはかなりの勇気が必要となってきます。その時に有効な手段が高知大学のほかの学部の問題を解くことです。山形大学医学部が生物受験を認めた際も

理学部の問題(昔)と類似したものが出題されました。


センター後の国立医学部の出願は分析と戦略が必要となってきますので、頑張ってください。