1月14日、15日にセンター試験が行われ、予想平均点(河合塾発表)が2011年度に比べて

5教科7科目(理系)型の平均点が13~15点上昇しています。


この現象が直接が国公立医学部受験に影響するかどうか今の状況では何とも言えませんが、

私自身の予想ですが、ボーダーは若干変動すると思います。


特に地方医学部のボーダーは若干影響していくと思います。


<要注意大学>

・三重大学医学部

三重医学部の周辺には名古屋大学医学部や名古屋市立大学医学部、岐阜大学医学部など

強豪校が多く存在しています。特に名古屋市立大学医学部の受験者がセンターボーダーを超えることができなければ三重大学医学部に下げてくることは多いに考えられます。また三重大学医学部後期は二次試験は面接・小論のみなので、センター試験で大きく差がつくことが考えられます。そのため、前期を京都医学部や阪大医学部受験者がわんさか来ることは予想されます。


・琉球大学医学部

センターボーダー86%(2011年度)なので、若干狙いやすいく、センターでやられた受験生が多く受験することも多いに考えられます。しかし、もともと対策した生徒に比べると二次試験で大きく差をつけられることも考えられます。琉球大学医学部の生物の問題は熱帯生物をテーマとした

生態系の問題が多く出題されています。そのため対策した生徒と対策していない生徒と比べて

大きく差がつくことが予想されます。


・高知大学医学部

今年から問題解決能力試験が廃止され、新たに学科試験が追加されました。(数学ⅢCと理科2科目) 英語が存在しない分、理系型の受験生が多く挑戦して高得点争いが予想されます。

過去問が存在しない中迎えるのはかなりの勇気が必要となってきます。その時に有効な手段が高知大学のほかの学部の問題を解くことです。山形大学医学部が生物受験を認めた際も

理学部の問題(昔)と類似したものが出題されました。


センター後の国立医学部の出願は分析と戦略が必要となってきますので、頑張ってください。