心療内科非常勤心理カウンセラーだけど20代ひきこもりの双子がいます
二男は中2の終わりから不登校に
長男は専門学校中退後そのままひきこもり生活。
心療内科に非常勤で勤務する心理カウンセラーなのに、ひきこもりの双子の息子がいます。
ひきこもりになるまでのこと、今のこと、思い出したり、気づいたことを書いてます。
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とにかく私は、小さい頃から人間関係が
苦手でした。
今思うと、なぜか祖父に可愛がられている兄
なぜかわからないけど、祖父から無視されて
いる私・・・。
その違いが何なのかわからないことが、私に
とっては、不安だったのだと思います。
だから、幼稚園に入園した時も、自分から
誰かに話しかけることができず、いつも
一人でいました。
いつも、自分がどうしたらいいのか不安で
緊張していました。
ある日の休憩時間、下駄箱の上に乗って
みました。
そうしたら、そこから、園庭で遊んでいる
友だちや、下駄箱の横を通って行く友だちの
ことが、よく観察できることに気づきました。
その日から、休憩時間になると、下駄箱の
上に乗って、みんながどうやって友だちと
遊んだり、話をしたりするのかを観察する
のが私の日課となりました。
自分がどうしたらいいのかわからないのなら
みんなの真似をすればいいんだ、ということ
を学習したのです。
そして、その日課は成長してもずっと続く
のです。
この場で私がどんな発言をして、どんな
ふうに振る舞えば良いのか、そんなこと
ばかりを考えていました。
上手く行った時は、ホッとするし、上手く
行かなかった時の落ち込みはものすごかった
です。
他の人からは、そうは思われていなかった
ようですが、私はいつもいつも不安で、
いつもいつも緊張していたのです。