昨日来院されたお医者さんの腰痛を紹介します。

普段腰痛はないが、ここ1週間調子が悪いので奥様の紹介で来院されました。

本人は、手術で前屈みでいる時間が長いのと学会で飛行機の移動が多いので腰が痛くたったのではないかと来院。

パルペーションメーター・インクリノメーターで検査
肩・骨盤とも右下がり・6方向検査では、後屈・左側屈・右側屈で腰の関節(腰仙関節)あたりに痛みが出ていました。




romは右股関節の動きがかなり制限あって触診すると腰・腹にトリガーポイント確認

特に左の腰お腹に痛い場所がありこれが主に骨盤を上に引き上げていたと確認。


腹の事を説明すると、あっ一週間前急に腹筋をはじめた!!!と気づきこれが今回の腰痛になった原因と本人も納得されました。

なぜ急に腹筋したのか?と聞くと最近太ってきてお腹が気になってはじめたからとのこと。

やはり夏前はみんな気にするものですが、間違った腹筋はやめましょうね!!!

施術後 再度確認すると後屈はかなり身体がそれるようになって痛みなし。左右側屈は少しだけ引っ張られるがあるが痛みはないとのこと。

アドバイスとしては、普段の姿勢・正しい腹筋のレクチャー・身体のセルフケアをお伝えして終了しました。

トレーニングは間違ったやり方によって身体の痛みが出るケースが多いです。勿体ないですね。



現代の日本人は、肩こり・腰痛・膝痛に悩んでるいる方が多くいます。
平成22年厚生労働省による『国民生活基礎調査』によると

男性の場合  第一位は腰痛  第二位は肩こり 第三位 鼻づまり

女性の場合  第一位は肩こり 第二位は腰痛  第三位 手足の関節が痛む



男性は腰痛 女性は肩こりを訴えている割合が最も多いとわかります。

ちなみに女性の3位の手足の関節が痛むの中で多くの割合を占めるのが、膝の痛みです。

日本人の3人に1人が腰痛で、約5人に1人が膝痛に悩まされているようです。
女性に多い肩こりでは、7割が自覚症状があるようです。

当院でも、肩こり・腰痛・膝痛を訴える方が圧倒的に多いです。
本人の自覚がない方でも肩や腰を診させていただくと、筋肉が本来のやらかさ(つきたてのお餅のようなやらかさ)である方はほとんどいないのです。知らず知らずのうちに身体には多くの負担がかかっているのです。

先日、5日連続で来院された患者さんのケースです。40代 男性

何件も治療院に行ったが、腰痛が改善しないということで当院で施術を受ける事になりました。

前に屈む事もできなく、後ろにも反れない状態でした。

シンプルにお腹のトリガーポイント(痛みの引き金のこり)が原因でした。

場所は、



×のところがトリガーポイントです。

腸腰筋に痛みの引き金のこりがあって軽い圧をかけたらすごい腰に響くと言うのです。

ここを何分かやったら押されている痛みはだんだんなくなってきて前に屈むのが出来るようになり
ました。

5日連続期待という事で全身のトリガーポイント除去と可動域アップのストレッチで終了になりました。

自分でやる時は、椅子に座ってお腹を緩めた状態で硬い場所を探してみてください。

他の場所と比べて感じ方が違うところがあれば30秒×3回圧迫してみましょう。

毎日やるとお腹の筋肉がほぐれ身体を動かすのがスムーズになります。




わたしが、なぜこの整体の道にすすんだのか?


その前に今までのわたしの短い歴史について書いていきます。
生まれは神奈川の厚木で、その後すぐに親の仕事の関係で、アメリカのロサンゼルスに5年間住んでいました。

小学校に入学する前に、親父の生まれ故郷の静岡に帰ってきました。
ですから英語はすっかり忘れてしまい今でもしゃべれません。(笑)
ただ、中学・高校では 発音はいいね と先生からは、ほめられましたが・・・・

小学校に入学して両親から、わたしは肉体的にも精神的にも軟弱でしたから
『強くなれ』
という事で、空手(松涛館流)に通うことになりました。
空手では、板割り・型・組み手・礼儀作法・言葉遣い・気を集める練習など
今考えたら整体師になる為の基礎を学べました。
わたしの親父は少林寺拳法をやっていたので、悪い事をしたらしょっちゅう関節技をかけられていました。笑
あれは痛いのなんの・・・
あるとき、すごく頭が痛くて頭痛がしばらく続いていました。痛そうにしてたら親父にちょっと頭貸してと言われ


こめかみのところを親父のとてもごつく温かい手でツボ押しもらいました。
数秒後あら不思議痛みが全くなくなっていたのです。ふと最近この体験のことを数十年ぶりに思い
出したのです。

まさに医療の原点である『手当て』をしてもらった体験でした。

それから中学・高校を卒業して、ファッションや髪に興味を持っていたので
なんとなく東京の山野美容専門学校に通う事に決心しました。

2年間通い、美容師免許を取得した後、原宿の美容室で就職。
アシスタントの時はシャンプーの毎日です。あるとき、常連さんからシャンプーすごい上手になったねと褒めていただ
きました。さらにオーナーからも開業して以来で岩井が一番シャンプーがうまいと太鼓判を押してくれました。
さらにシャンプー後の肩のマッサージも評判がよくなりヘッドマッサージも導入することになりました。
そこまではよかったのですがカラー、パーマ、カットは全然だめだめでした。
全然うまく行かない。数年後原宿の美容室を辞め、渋谷にある美容室に就職しました。
それから1年がむしゃらに働きました。
あるときオーナーから岩井は、『美容師はむいてない。他の職業を探したらどうか?』
と言われました。


わたしの心にグサリときたあの日のことは今でも忘れないです。

冷静になってやっぱり無理か。何か探してみよう。
すぐ思いついたのは、シャンプー・マッサージは大好きで評判が良かったから

整体の専門学校の1日体験に行きました。
当日、整体の授業体験で

びびびときたのです!!これだ!!!!

身体の内から電気が走ったのです。

すぐにオーナに話をして整体をしたいと伝えたら

『うん。整体師むいてるんじゃないか?』と言われ
美容師に終止符を打ちました。

それから恵比寿のマッサージ院で3年働いて

『一生の仕事にしたい』



と考え医療の専門学校に入り国家資格である
柔道整復師(接骨院の先生の資格)を取得しました。
整形外科・接骨院・整体院で経験を積み
ボディストラクチャーを開院しました。
天職を見つけられたと日々感謝しております。

あの時の親父の手は、魔法ではなく 子供を心から良くしたいという
母心があるように父心があったからあの時の頭痛は治ったじゃないかと考えています。
岩井もあの時の あたたかいこころ を忘れないよう日々施術させていただきます。
トリガーポイントは、痛みのある場所か少し離れたところに見つかります。

まずは、痛みのある場所・凝っているなと思うところに圧をかけていきます。

別の場所にズーン響くところや「ああここだ!」、「そこそこ」、「痛いけど効く」っという感覚を感じる場所がトリガーポイントです。

そこで、テニスボールを使ってほぐしていきます。100円均などに売っている安いものはやらかめで、メーカーのものはしっかりしていて固めです。お好みに合わせて買いましょう。



楽天でも手軽な値段でありました。



早速試しにやってみましょう。まずは仰向けに寝た状態から、肩や肩甲骨や腰・お尻の付近にテニスボールを入れてみて痛気持ちいい場所を探し出し、体重をかけたまま、ころころと筋肉をテニスボールでほぐすように動かします。
その時、特に効くなー。気持ちいなー、離れたところに響くなーって思うところがあったら、一カ所30秒ほどその姿勢をキープして持続圧をかけていきましょう。2、3回やると、感覚が変わってきて、身体がポカポカしてくると思います。







※注意点 
1強くしすぎないで、長い時間やりすぎないように。
きもちいいからと思って同じところやりすぎないようにしましょう。一カ所30秒程度で3回までにしましょう。2呼吸を止めないで行いましょう。呼吸を止めてしまうと身体にうまく酸素が取り込めなく、身体がリラックスできません。ゆったりとした深い呼吸を心がけましょう。必ず鼻から吸って口から吐くようにして、吐く時は、少し先のろうそくの火をゆらすような細長い呼吸をしていきましょう。

肩からお尻まで終わったら今度はストレッチをしていきます。

当院はストレッチ専門の整体院ですが、なんでもかんでもストレッチをすすめている訳ではありません。
ストレッチは筋肉を広い範囲でをとらえ、短く縮んでしまった筋肉の長さを戻すという大きな長所があります。
しかし、米粒のように硬くなったこり(トリガーポイント)はストレッチでは伸ばすことが出来ないのです。トリガーポイントがある部位を無理矢理伸ばしてしまうとかえって痛みが出てしまいます。

こりになっている筋肉は、イヤホンのコードが絡んでしまっているような状態で、それを引っ張ってもほどけないですよね。ですからストレッチでは、残念ながら対応出来ないのです。

痛いけど無理にストレッチするのは、身体の防衛反応が働き余計筋肉を硬くしてしまいます。過去にストレッチを自宅でやりすぎてしまったり、ヨガの教室で腰痛が発症してしまったというのはよく耳にしてました。

やり方はこりをしっかりほぐしてからストレッチ、またこりをほぐして、ストレッチ。

これを繰り返すことによって長年の身体の悩みが解消されていきます。ストレッチの一本橋では痛みを取る事はできません。

痛みの原因が筋肉なので筋トレをしてしまうとさらに筋肉に負荷がかかり硬くなってしまいます。

強い負荷、持続的な身体の負担、同じ姿勢の継続などによって腰痛を発症しているのですから、その障害が回復する以前に筋肉に更に過度の負荷をかけて良い訳がありません。

筋肉強化は,腰痛の予防や健康維持には大変いいですが、筋肉を鍛えれば腰痛が治るという常識もまた間違っているのです。
 
筋肉が硬くなると関節の動きが悪くなるので今ある筋力を発揮できなり筋力が低下します。
 

地球には重力があるので寝たきりでない限り、普段から重力に逆らって生活してる為、最低限の筋肉はあると考えております。まずは今の素材を最大限に生かす為に、硬くなった筋肉をゆるめることが大事です。

また、身体の可動範囲を無理なく動かす運動でしたらおすすめします。





腰痛のない健常者に見られるヘルニア及び椎間板変性の比率を表しています。 腰痛のない健常者の76%にヘルニアが見つかり、85%に椎間板変性が発見されますし発見されたヘルニアや椎間板変性のタイプは、腰痛患者と腰痛のない健常者の間で差は認めらません。

健常者でもヘルニアや椎間板変性でない人の方が希なのですから、腰痛患者にヘルニアや椎間板変性が見つかったとしても当たり前のことなのです。
やはり、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症が腰痛の原因だとされてきた常識も間違っているのです。




Vlovo賞受賞論文(Boos N et al, Eur Spine J, 1995)
石川県加茂整形外科の加茂敦院長も腰痛の原因については背中の筋肉とお尻の筋肉に多くの原因があるとしています。

著書では「椎間板が神経を圧迫しても痛みは生じないというのは、もはや医学的事実です」と記しています。

膝の痛みについても、「ひざの痛みは変形性膝関節症や半月板損傷と診断される場合が多いですが、そもそも骨や関節の軟骨、半月板には神経が通っていない」と記しています。

ひざの痛みは、ももの前にある内側筋肉の硬結が多くの原因があると言い、ふくらはぎにも硬結ができたり、ももの裏の筋肉に硬結があったりして、その関連痛によってひざ痛は引き起こされていると言います。

全てトリガーポイントの悪さだとおわかりいただけたかと思います。
よく病院に行くと老化現象ですね。と片付けられることが多いです。

本当にそうでしょうか?次の表によると緑の棒グラフは「椎間狭小」、オレンジの棒グラフは「骨棘形成」の保有者を年代別に表しており、年齢と共に骨の変性が増加することを示しています。

赤の折れ線グラフは「腰痛の初発年齢」、青の折れ線グラフは「腰痛の保有率」を年代別に表しており、ともに30代をピークとして年齢とともに減少しています。
骨の変性は年齢とともに増加していきますが、腰痛は骨の変成とも老化とも無関係とわかります。

腰痛は老化現象の一つとされてきた常識が間違っているのです。これは腰痛だけでなく全ての痛みについても説明出来ます。