坊主・落語 OFFICIAL BLOG -7ページ目
夕方、海辺を歩いてたら
どなたかの家から
三味線の音が聞こえてきました。
耳をすますと
それは町で昔から
歌われていた曲でした。
夕方、お寺の後ろにある小学校から
子どもたちが下校してくる。
子どもたちのワイワイ話す声は
昔からちっとも変わらない。
三味線の音も
子どもたちの声
お寺の鐘の音も
ずっとそこにある
「暮らしの音」。
耳をすませば
その町ならではの「音」が
きっと、あるんでしょうね。
町を歩いてたら、聞こえてくる
三味線の「音」。
これは、これからも大切に
この町にのこしていきたい。
個人的に好きな「音」でした。
つまり言いたいことは、
最近の私の趣味は、三味線です!
アイアム 三味線坊主 デス。
人を許す。
漢字では、「許す」「赦す」と
なんだかお堅いイメージですが。
日本語の「ゆるす」の「ゆる」は
ぎゅっーと固まった心を
「ゆるめる」が
語源だと知りました。
相手がやったことを
許す許さない
ではなく、
自分の固くなってしまった心を
本来の、やわらかな心に
ゆるめて戻そう。
そんな想いで、日本人のご先祖さんは
「ゆる・す」と
されたのでしょうか。
ゆるく、柔らかくなった心で
相手を世界を
見れたなら
また違ったように
見聞きできるのかもしれません。
そして私が、落語でスベった時も
どうか、ゆるやかなのお心で
みなさんに見てほしいのです。
と、ゆるされるなら
声を大にしてお願いしたく候。です。
「仏様の絵に、元気をもらいました。」
しばらく会ってなかった方から
メッセージがきました。
見てくれてたんだ、と驚きながらも
とても嬉しくおもいました。
心の中で想っておくだけでも良いのに
わざわざメッセージしてくださった
その心が
なおのこと嬉しかったのです。
単純な人間ですから
すぐにまた、
筆を動かしました。
自分ひとりでは
あまり描くモチベーションは
上がらないんですが。
こうやって
人との繋がりの中で
生まれてくる仏様。
「仏様の絵に、元気をもらいました。」
それはやっぱり私からも、
あなたへ贈る言葉です。
ありがとうございます。

