【落語とお坊さんと、青空と。】
上方(関西)の落語家の祖は、
江戸時代の京都のお坊さんだったそうです。
江戸時代にも
寺離れがあったそうで
なかなか人がお寺にお説法を聞きにこない。
お坊さんの話て
確かに小難しいですもんね。笑
そこで、お話上手なお坊さんが
「お寺に来ないなら、自分が出てく」と
お寺を飛び出して
道ばたで台座をこしらえて
道ゆく人々に
面白おかしい話をして
耳をかたむけてもらい
ところどころに
仏教の話も混ぜながら
話していったのが
落語家の成り立ちだそうです。
だから、
「落語とお坊さん」てのは
つながっているんですね。
ちょうど昨日、外で落語したような感じで
江戸時代にやっていたのでしょうか。
江戸時代でも
現代でも
青空と
人の笑い声
ってのは変わらず
私たちパワーをくれます。
まさか自分が、落語するなんて
思ってもみなかったですが
いざやってみて
落語の歴史を調べたら
お坊さんにぶつかりました。
仏さまの
落語の神さまの
導きに感謝です。
【初めての、青空説法。】
多治米町に、空き家を活用して
地域の高齢者がつどえる場所があるらしく
発足してちょうど1周年のイベントするので
「お話をしてくれませんか」とご依頼を頂き
行ってまいりました。
行ってみたら、なんと外にステージが
用意されていました。
なんだか瀬戸内寂聴さんの青空説法みたい。笑
外で、落語やお話をするなんて初めてでしたが、
天気もよくて、
ピクニックにきた気分でした。
落語やお釈迦さまの話を
分かち合って、喜んでもらえるのは
純粋に嬉しいです。
心から分かち合えば、
喜びはより深く
広がっていくようで。
今日、参加されてた方に
「うちの老人会にも来て欲しい」と
二つの会からお誘いがありました。
どうやら、おばあちゃん限定で、
モテ期です。
また分かち合える機会を、
頂けたことはとてもありがたいです。
今日行った空き家も、持ち主さんが
「地域のためになら」と無料で
提供されてるとのことでした。
それぞれの分かち合えるものを
分かち合う心地良さを
教えていただきました。
通りでピクニック気分で
青空の下、話せたわけです。