坊主・落語 OFFICIAL BLOG -5ページ目

「マザーテレサが、支援者にお願いしていたこと。」

福島県の友達が
「何か支援できることない?」
と連絡をくれた。

自分の住んでる場所は大丈夫と答えて、
ちがう場所への支援を伝えたけど。

「力になりたい」と
想ってくれること
祈ってくれること

心をむけてくれるだけでも
すごく力を頂けました。
その力を持って、短時間ですがボランティアに行かせていただきました。

マザーテレサも、遠く離れた支援者に
しきりに伝えてたそうです。

「どうか、一緒に祈っていて」と。

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「災害、断水から、日常こそ奇跡であるということ。」

落語をさせてもらった
因島のデイサービスへ

断水で、水不足とのことで
水タンクを3つ持っていってきました。

途中、追加で水タンクを買おうとしましたが
どこも売り切れでした。

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飲料水は、お茶やスポーツドリンクで
まかなっているけど

生活用水、特にトイレの水に
困っていました。
デイサービスでは、みんなトイレの利用が多く、すぐ水がなくなるそうです。

貯めている水の量を
気にしながら使っていました。

こういった事態にあうと

ふだん当たり前にある水が
どれだけ有難いかが身にしみます。

なにげない平穏な日常が
どれだけ恵まれていた時間なのかを。

水タンクは、いざという時に備えて
必需品ですね。
各家庭に、必ず持っていてほしい。

衣食住が、そろって
大切な人たちが生きている。
それは奇跡のごとく幸いなことだと
教えていただきました。

一刻も早く、平穏な日常を
むかえられることを祈りながら。

【福山市は、新涯町にて、お坊さん落語でした。】

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今日は、新涯町にある
地域サロンに行ってきました。

去年からはじめた落語ですが
ここは今日でもう4回目。
よく声をかけてくださいます。

みなさん大雨の中でしたが
「楽しみにしとったから」と
おいで下さいました。

笑った顔というのは
みなさん、ほんとに素敵で

特にムスッとしたおじさんの
笑った顔を見れたときは
この上ない喜びです。

私ができることで
周りの人たちと
ささやかながら
喜びを分かち合えること。

それは、お坊さんとして
何をしたら良いか迷い模索していた
私にとっては

まるで宝物のような時間だなあと
あらためて想う今日でした。