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「ギャラリー器さんで、おはなしの会」

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昨日の夜、
ギャラリー器さんで
「おはなしの会」がありました。

前半は、私が「落語」をはなして
後半は、ベテランの語り部さんが
「日本昔」やすこし怖い「グリム童話」を。

ベテランの語り部さんは、
部屋を暗くして、
ロウソクをつけて語りはじめ

あれよあれよと、物語の世界へと
いざなってくれました。

そういえば物語を読むことはあっても
「語り」を聞くことって
子どもの頃はあったけど
大人になってなかなか無いよなあ。

「次はどうなるんだろう、
次はどうなるんだろう」と
心踊る、なんともここち良い夜でした。

そうそう昨日は、はじめて
琵琶法師ぽく、琵琶の代わりに三味線で
「諸行無常の響きあり〜」を
やってみました。笑

落語も三味線も
一回一回やっていくうちに
すこしずつすこしずつ表現できることが
広がってきてて。

こうした経験をさせてもらう機会を
与えていただけたギャラリー器さんに
本当に感謝です。

参加していただいた方々も
ありがとうございます。

そしてちょうど昨日は、
おばあちゃんの四年目の命日でした。

この素敵な時間を
そっと、
おばあちゃんに捧げながら。

「二代目うんこのおじさんに、襲名いたしました。」

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わたしの町、鞆の浦の小学校。
新1年生は、「うんこ」の絵本を
読み聞かせしてもらえる。

「うんこ」の洗礼を
浴びせられるのである。

これは、
町の電気屋さんのおじさんが
はじめた素晴らしい活動である。

電気屋さんのおじさんが
図書ボランティアを
卒業されたので

次はわたしが「うんこ」の絵本を
読むことにした。

晴れて「二代目うんこのおじさん」に
襲名したのだ。
これは、とても名誉のあること。

「うんこ」の伝統を
語りつないでいく。
町のじゅうようなお役目だ。

さあ、責任重大である。
ウンとフンばらねば。

初代うんこのおじさんに
多大なる感謝をこめて。

二代目うんこのおじさんより。

「福山市春日町にて、お坊さん落語。」

春日町にあるデイサービスに
呼んでいただきました。

紙芝居と
落語と
ひとこと法話。

ラストは、私が三味線で
「上を向いて歩こう」を
みんなで歌いました。

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写真は、「法宣寺堤亭」の字を
書いてくださった
「96歳」のおじいさん!

オシャレだし
落語聞いて笑うし
字もしっかりと書かれる。

とても96歳に見えない。
「ええことされようるけぇ。
どんどん、やって下さい」と。

元気をもらって
背中を押してもらうのは
やっぱりいつも私のほう。

たがいに合掌をして
「またお会いましょう」。

皆さんから
与えていただいてる
私の仏道であります。