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「ブッダの卒論。」


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2年前、静かな場所にいる時間が多くありました。

座禅道場や寝袋1つで旅をしたりと。


山奥や、お寺だと、わりかし静かな心を保つのは、

難しくないなと思いました。

いや、それでも雑念はモヤモヤ出てくるんですけど。


だけど、社会の中に暮らしてる時より

よっぽど内側は、静かでした。


「おっ、成長したじゃないか」と気分よく

社会に戻ると、なんてことはありません。

やっぱり、イライラもするし落ち込んだりもします。


結局、何も変わってないじゃないかと。


イライラするし

落ち込むし

嫉妬もする


でも、前と違うなと思うのは

色んな感情が生まれる。それは、


人と、関わっている証なんだ。

そう思えるようになったこと。


もっと大げさに言うと、

悩むって、生きてるんだ。

死んだら、悩むことも出来なくなるわけですし。


生きてる証なんだ、そう思うと

ネガティブな感情が生まれても、楽になりました。


悩みをなくすというより、

悩みとどう付き合っていくかですね。


「悩んでもいいだって、受け入れてしまう」方法は

ブッダが6年間かけて出した卒業論文です。


「自分だったら、このお寺に行くかな?」


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「どうしたら、人が来てくれるかな?」

お店を経営してる人から聞く悩みNO.1です。

かくゆうお寺も、人が来なくなっているのですが。


去年から、お寺の世界に入って思うのが

見てる視点が1つということ。


人を集めるための方法が、お寺側の視点に

偏りすぎてるなあと感じました。

それは、色んなお寺のチラシ・HPを見ると顕著です。


その中でも、人が集まってるお寺を見ると

そのお寺のお坊さんは、色んな人と交流しています。

そこで色んな「視点」を持たれたんだなあと思います。



視点というのは、才能ではなく

トレーニングで力がついていくので

街の中にいくと意識するようにしています。


例えば、ランチに行けば「自分がここの店長だったら?」

「このお店のキャッチコピーは・・・?」など

勝手に妄想して楽しんでいます。


自分側だけの視点でなく、相手側の視点

「自分だったら、このお寺に行くかな?」と

考えるだけで、色んな気づきが生まれてきます。



より相手に届くアイディアには、色んな視点が

必要なんだと思います。



自分も日々、トレーニングです。修行です。

さて、今日も異業種交流会へ。


新しい出会いにわくわくです。

出会いの数=自分の視点。



メモ今日の問答は、こちら。

相手側に立つと、どうでしょうか?


「どっちが、先にふみだすか?」


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こうして欲しいなって相手に思うことを

相手も同じように思ってるかもしれない。


あなたが声をかけてもらうのを待ってるように

相手もあなたの一声を待っている。


どっちが、先にふみだすか?


自分から先に一歩でる。

これが、正しいかどうかは置いといても

自分から出るのは、気持ちがいい。


どうせなら、すがすがしく生きたいものです。


メモ今日の問答は、こちら。

相手は、待っていますよ?