奈良春日野国際フォーラムにて、こくみん共済 coop 奈良推進本部主催の『体感型 防災アトラクション® – 地震対策編 – 』に参加しました。

『体感型 防災アトラクション®』とは?

 


今日参加したのはこちらです。

 

申込者のほとんどが、「何をするのか分からないけど面白そうだと思ったから」という理由だそうで、「それがいいんです!」と防災アトラクションの隊長が言われました。

隊長は阪神淡路大震災を体験し、防災や減災に対して大切なのは「どれほど現実的に想像できているか」だと仰っていました。


震度6以上の地震というのを体験したことがない人にとって、それを自分こととして現実的に想像することが難しく、防災や減災のための準備、行動ができないでいる現状があります。

しかし地球は活動期に入っていて、地震や洪水などが発生してしまうことは避けられません。防災訓練をしても、参加者はかつて年輩の方々が多く、どのようにして若い世代に伝えていけるのか調査をし、「体験体感型」が必要だと導きだされました。若い世代も意欲的に参加したいと思える「体験体感型」。今日も沢山の子どもたちが参加していました。

今日の体感型訓練で印象に残った言葉は、「公助はないと思え」です。実際に大きな災害が起きると「自助」「共助」でやっていくしかないという現実がそこにはあります。「公助」を待ってはいられないからです。

「自助」「共助」「公助」について


体感型防災訓練で、ここが大切だなぁと感じたことは、焦らされる状況を作ってくれているところとチームメンバーで助け合う仕組みになっているところです。

Koichi Tomoko の2名で参加しましたが、この訓練は3、4名のチームでするため、3名のチームになってアトラクションに参加しました。なんとかギリギリ制限時間で脱出しましたが、ミッションをクリアしていくのに本当に私たち2人では無理だったなと実感しています。

「焦ってパニック!」という状況を体験し、その時自分がどんな様子かを見ることが大切だと隊長が仰っていました。参加して体験してみると、正解できるかやクリアできるかどうかより、こういった「状況が分かりづらい!落ち着かない!焦る!」といった感覚を体験し、その様子を自分なりに覚えておくことの方がいざという時に助けになるように私たちも思いました。
 


アトラクションの後は、答え合わせとこの地域に合わせた地震被害想定の学習でした。
 

隊長が阪神淡路大震災の体験から「冷蔵庫が突き上げられて1.5メートル飛びましたよ」と、家具固定の重要さを伝えられました。現実的にそのように想像できたら、これはしておかなくてはいけないと思えますが、体験していないと自宅のその家具たちがどのように倒れたり、壊れて物が飛散したりするのか、現実的に想像ができないというのが課題です。

2023年は、日本列島において震度5以上が6回だったようですが、2024年に入って現在までで既に震度5以上が23回起きています(テレ朝newsより→)。誰にとっても他人ごとのはずがないというこの状況です。とにかくできる備えからしていきましょう。




前回リモートで参加した時のことです。その時のクイズ式ミッションで、私たちの発想がいかに「・・・ガーン」なのかを実感しましたあせる

 

 

 

 まずは自宅の備えを電球

 

 

家具転倒防止対策は、転倒を防ぐためだけにあるのではありません。家屋の状態によっては理想的な防止対策をすることは難しいかもしれませんが、転倒するまでの時間稼ぎができたりと無駄にはなりません。何かできることをすることで被災の状態は決して同じではないと思います。できることをしていきましょう。

 

 

 

 


その他、備えとして必須の「水」や「簡易トイレ」についてもこちらに載せています。

 



ダイヤオレンジ「令和6年能登半島地震」寄付先について検討されている方に参考になればと思います。

 

 

ダイヤオレンジ災害時に使える支援制度の情報を集めた「被災者支援チェックリスト」、被災された方が相談の際に適正なアドバイスを継続して受けられるようにするために作成された「被災者生活再建ノート」についての記事です。

 

 

 

 

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