災害への備えというのは、厳密にいつどれくらいの災害が来るか分からないため、「よし、備えよう!」と気持ちが定まりにくいものだと思います。
ですので、こういう心持ちでいるのはどうだろうかという提案をしてみたいと思います。
災害に備える心持ち
①急ぐけど焦らない。
これは実際に避難する時もそうだと思いますが、準備も同じです。いつ来るか分からないとなると、のんびりしすぎてしまう人もいるので、急ぐということは大事だと思いますが焦らないこともまたとても大切です。
そのことばかりを考えて焦ってしまうと、災害の備えで大切な毎日が心貧しくなってしまいます。備えていくということが、「少しずつでも準備していっている」という自信になり、むしろ元気な気持ちになっていくと健全なアンテナを育てることになるのではと思います。
②完璧を求めず少しずつ充実させていく。
急ぐけど自分のペースで進めていくことで、その”健全なアンテナ”が育ちます。日常の生活が忙しく防災に関する備えについてゆったり時間を取ることができなくても、健全なアンテナが育つことで日常のリズムの中で備えていくことができます。「私にはあれが必要かも」「この家(自宅)ではここを気を付けた方がいいかも。こうした方がいいかも」など気付けるようになり、出先のお店でパパっと必要なものを手に入れることも大変ではなくなるでしょう。そのように能動性が上がり、より楽しんで準備ができると充実していきます。
③断捨離のような大きな掃除を兼ねてスッキリさせていく。
今まで考えていなくても真剣に考えだすと、突然不安なって「備えなきゃ、備えなきゃ!」と、足りない気持ちで物を集めだすかもしれません。防災の食べ物や水などは無駄になることはありません。この先自然災害でなくても、備蓄が役に立つ可能性が十分にあるので、前向きに備えておくのは賢い選択です。その時、一緒に自宅でもう不要なものを整理して手放したりとスッキリ大掃除も進めていくと、この備えていくという取り組みが、お家を新しい気持ちの良い”気”に入れ替えていくキッカケになります。
そして何より防災で大事なのは家が片付いていることです(笑)散らかりすぎて足の踏み場がないのは、そもそも危険ですし、これを機会にスッキリハウスにしていくのは心身の健康に繋がりそうです
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