自然災害は予測しきれないものなので、いつどこで被災するかは分かりません。中でも地震は特にそうです。それぞれの場所において考えておくと咄嗟の判断を助けます。その中でまず考えておくべきところは自宅でしょう。
自宅にいる時に地震が来たら?
*屋内で待機
*建物の外に避難する
のどちらかになります。
(ただし激しく揺れている時など動くこと自体難しく危険ですので、最初の揺れが収まるまで、できるだけ安全な場所で身を守ってください)
屋外への非難は、建物倒壊の恐れがあるなど建物の築年数なども参考に、その場合どうすべきか今から考えておいてください。
1981年(昭和56年6月1日)以降に建てられら建物は新しい耐震基準で建てられています。
さらに、木造住宅の場合は2000年にも追加された基準があります。
しかし、連続で大きな揺れを体験した2016年の熊本地震では耐震基準を満たしていた建物でも2回目の揺れで倒壊するということがありました。その建物が以前に大きな揺れを経験していたり、住んでいて老朽化を実感し不安があれば、耐震診断についても検討してください。
家の中はどこが安全?
*落下物、倒れてくる家具や物が少ない場所
*窓の傍やガラスが飛散しない場所
*閉じ込められない場所
になります。
トイレは家具がなく囲まれているので、水の入ったタンクなどが落ちてこなければ比較的安全と言えますが、扉を必ず開けてください。建物が歪んで扉が開けられなくなる可能性があります。
窓ガラスなどが割れて飛び散る危険性があるので、窓の傍やガラスの扉などからも離れることです。
「ガラス飛散防止フィルム」を貼って対策を取っておくこともできます。ネットやホームセンターなどで入手できます。(記事一番下に「ガラス飛散防止フィルムについて」のリンク記事を貼っています)
その他の比較的安全な場所として
家の中で構造上安全性が高いところとして上げられるのが、「玄関」です。
すぐ外に逃げれることと、通常は玄関に大きな家具を置くことがないからです。
ただし戸棚に置いているものや照明器具などの落下に注意が必要です。外に出る必要があれば玄関を通る可能性は高いですし、家の中の避難場所になることもあるので、玄関付近はできるだけスッキリさせておきましょう。
ドアを開けて避難口を確保したら、玄関付近の安全なところで、頭を保護し身を守る姿勢をとりましょう。
外に避難する必要があるのは他どんな時?
*津波
*火災
これらの危険性が高い時は、揺れがおさまり次第、すぐに外に避難する必要があります。津波では一刻もはやくできるだけ高いところに避難しましょう。
地震で電気による火災の発生で震災が拡大します。地震(台風でも同じです)による停電や屋外避難の際はブレーカーを落としましょう。通電火災を防ぐためです。
家の立地条件や構造、室内の状態によってそれぞれ異なります。
安全の基準を参考にして、「私の家ではどうだろう?どこだろう?どのような安全確保になるだろう?」と具体的に考えてみてください
参考記事:
・地震の時に安全な家、今すぐできる地震対策とは?(AiLUCKHOME)
・生活110番・地震発生!家の中で安全な場所とは?閉じ込められた場合の対処方法も
・地震は外と屋内どちらが安全?外にいる場合にすべき行動とは(横浜市民共済生活協同組合)
・地震の時に家の中で【安全な場所】はどこ? 身を守るための安全対策とは?(ウチコト)
他
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